JDG映画・ドラマ(16)

2008年2月18日 (月)

「イヴのすべて完全版」を映画館に見に行く

200802171_2 ひとつのドラマや映画に熱烈なマニアが付き、そのあいだでアツく語り次がれるようになるというのは、作った側からしたらやはり嬉しいことにちがいない。冬ソナには「ソナチアン」(な、なつかしいから・・・汗)「イヴのすべて」には「イヴラー」・・・
私はJDGの出演作の中で一番好きな作品を挙げよ、と言われたら相当迷うと思う。思い入れなら、コレ。綺麗なJDGなら、コレ・・・等々。ようするに、ヤッパリひとつには決められないのだ。
深く嵌ったきっかけは、写真集「J」だったから、あのころから今に続く、細くなって洗練されたJDGが大好物だけれども、この人の本質の、素の隙隙加減と、演技世界の絶妙ブレンドが、どの作品にもやっぱりきっちり反映されていて、それゆえか「どこか周囲の登場人物とは違った存在感と、その意外に多様なお楽しみ世界」これがヤメラレナイ。

200802172 先月末から15日まで有楽町のシネカノン有楽町2丁目で、そんなJDGの今のところ最後のテレビドラマ出演作「イヴのすべて」完全版20話が10のプログラムに分けて上映されていた。2話で1プログラム。行くとそれぞれの話の場面の写真を使ったバッチを1プログラムにつきひとつ受付でくれる。ぜんぶ見ると10個揃うわけね。(うむ・・・細かい配慮な企画デス。)

まがりなりにもJDGファンだと日頃言っているからには、一度くらいは出かけねばならぬかと思い、やっと最終日の2プログラム、17話から20話までをスクリーンで鑑賞してきた。
最終日とあって、イヴラーの皆様(多分)も集い、こじんまりしたロビーは賑やか。私のように一人で来ている人も結構いらして。62席、半分以上は埋まっていたかと思う。

200602174ポスター、購入してみました。上手く撮れなくてごめんなさい。
韓ドラというものは、一気に見ることで、より嵌るように出来ている。本国の週2日間連続放送&間にCM無しというのは、「集中して盛り上がる」ために他ならない。(韓国人のせっかちな気質に添った方式だ、とも。)こじんまりしたスクリーンとはいえ、わざわざ映画館に足を運んで集中して見る・・・これはこれで確かに意義のあることかもしれない。予告の時間に「海神(へシン)」「ソドンヨ」「商道(サンド)」「魔王」などのDVD-BOXのCMが流れたが、韓国の時代劇は面白いし、スクリーンでの上映に適うと思う。(太王四神記の映画館上映も、ちょっと見に行きたかったかも・・・)たしか、「チュモン」も映画館でやるとニュースで読んだ記憶があるのだが、20話どころか、あれは長すぎて一体全部走破出来る猛者がいるのだろうか、と思ったり。

それと、映画館はなんといっても音響が良いので、「イヴ」に於いても、「チィっ・・・」とか「ふは~~っ・・・(鼻息?)」とか、理事様から出る些細な音(笑)までいちいち細かく良く聞こえるし、スクリーンに満ちるアップのお月様のようなお顔は、今の表情を思うとたしかに若い。押したらちゃんと水も滴るかという風情す。
理事様以降、「あんまり死んでばっかり」いるものだから、なんといっても「ああ、この理事様は、死なない。」「死なないで幸せになるのだわ。」という安心感がある。当時のJDGがやったなら自然とこのように出来上がるのだ、と言うこれ以上ないくらいよく出来たキャラだったのね。

200602176当日頂いたバッチ。なんとなくシンさんと並べてみたりして。バックの毛並みは天然モノ。うちのにこちゃん(猫)のわき腹だす。
そんな理事様も、ソンミとうまく行かない局面では車運転しながら涙ぐんでみたり、素直に動揺したり、プロポーズの練習しながら一人照れてみたり。オープニングのロンドンのデートシーンなどは素っぽい風情だし、オールバックでスーツキメキメでも、テレビ局の廊下にぼ~~っと立つ膝頭の隙はあのころから出現していたし。
しかし、満月理事様以上に満ちていたのが「ソンダル先輩」だった。(爆)先輩も一緒に大きく映ってるんだもの、アタリマエだけど。

ソンダル先輩ことパク・チョルさんは、JDGより4歳ほど年長で、「ファイナル・ジャンプ」の時は高校の同級生などやって細かったけれど、イヴのときにはもう結婚されてお父さんだったようで、あの貫禄も必然?

200602173有楽町中央口すぐのイトシアの中にある「シネカノン有楽町2丁目」は出来たばかり。このへんも随分変わったなあ。遠い目。
最近では「パク・チョルショー」という番組を持っておられるらしく、デザイナーのアンドレ・キム先生がゲストだった回で語られたことには、デビューしたばかりのころ、JDGと一緒に仲良くアンドレ先生の服を誂えに行ったことがあったとか。どんな服作ったんだろう・・・当然、ソンダル先輩の頃にはサイズ違っちゃってもう着れなかったでしょうなあ。

ついでといってはなんだけれども、アンドレ先生、若い頃は俳優志望だったこともあったと、同番組で。一度ドラマに出る機会があったが、画面に映る自分の姿が「ちっともフォトジェニックじゃなかったので、あっさり断念した。」と先生談。デザイナー・アンドレ先生の美意識だもの。自分がその美意識に適わなかった、って良くわかる気がする。

日本やアジアの韓流が絡む以前の韓ドラのオーソドックスさはやはり好ましい。たしかにパターンに嵌った部分や極端さはあるけれど、前向きに生きるキャラをちゃんと中心に据えて、見るものを励ますように出来ている。
・・・・とまあ、久しぶりに基本に返った気分になった一日であった。

また、出演者メッセージもあり、ソンミ父、ヨンミ、チョジェとジンス、アン・ジョンフンさん(このかたは、チュモンではマリ役だったのね。)が今のお仕事の現場から思い出のエピソードなど語ってくれた。お元気そうで何より。

200802175

※サムスンカードのサイトのイベントページより。去年ロスで撮られたカットですが、足元注目~~。あの植木等なJDGと同じ靴だし^^ 植木等ポーズも同じ時に撮ったんでしょうかね。(笑)

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2007年6月10日 (日)

ドラマ考察⑧・・・「青春」

【Written by miyuki】

1999年MBC制作・全10話、演出はJDGデビュー作「われらの天国」のチェ・ユソク。
日本のドラマ「ラブ・ジェネレーション」の盗作では、との世論に制作サイドは「参考にした」ことを認め、当初の予定から短縮されて終わることとなった。そういう経緯もあってか、日本で唯一DVD化されていないJDGのドラマとなった。(一部抜粋のみアリ。)

Seisyun1最もよく見る「青春」のショット。線路に耳をつけているのはドラマ「未成年」のエンドロールのほうをちょっと思い出す。
木村拓哉と松たか子の「ラブジェネ」たしかに97年放送当時私も見ていたはずなのだが、詳細は思い出せない。松たか子扮する理子が、哲平の髪の毛をいきなりばっさり切った!というシーンだけは思い出せるのだが・・・・。

考えてみたら90年代は日本のドラマ界も元気な作品がいっぱいあった。真面目に鑑賞して今も印象深く思い出す作品がいくつもある。「青春」が「ラブジェネ」に似ていると話題になる以前にも、日本のドラマや映画に似た作品はあったようだが、表向きには日本語の歌などは禁止と言われながらも水面下では予想を超えるSMAPファンが韓国にも存在し、ラブジェネ本編を見ていたことや、ネットが普及し盛り上がり始めた時期や、政治文化的背景方向等々の要因も手伝って、第一回目の放送から厳しい抗議が寄せられ、結構な騒ぎとなったのだという。

Seisyun2 左、むりやり高校生。学ランでないので高校生に見えず、どっかの役場の地味な制服?とか思ったり。チェヒとチャリでデート、前輪よろよろ。(笑)
10年近くたった今、こうやって台湾版DVDで「青春」を見ている日本のJDGファンは、そんな話を聞いても「そうなのか・・・」と一応思いはするものの、木村拓哉とJDGはそもそもぜんぜん違うタイプだし、今ではありえないJDGが電車通勤などしているシーンの見られるドラマとしてありがたく、さらっと鑑賞出来てしまうだろう。
しかしそんなバッシングや騒動のさなか、検証してみれば現実に相当の一致点もあったという演出。当時スタッフも俳優たちもさぞ辛い思いをしたことだろう。制作側のモラルの問題であり、過ぎた昔のことであるとはいえ残念なことだ。

「ラブジェネ」と「青春」の大きく違うところは、ラストの主人公たちの運命。それから、男の主人公の初恋の相手が婚約したのはラブジェネが「男の実の兄」、青春が「高校の先輩」ということだろうか。

失業していたヒョヌは、街で酔いつぶれていたのを助けた彼女が、新しく就職した会社の同僚だったことに驚く。彼女、ウォンヨンはヒョヌに惹かれていくが、ヒョヌのほうは高校時代の初恋をまだ引きずっていた。アメリカに移民してしまったと思っていたその人とある日再会して・・・・

Seisyun3ドンホくんと宴会でご接待のシーン。ぶはっ。どうやったらこんなほっかむりできるんだい?ヒョヌや。
共演は、初恋の人チェヒにファン・スジョン(ちょっと萬田久子似)、チェヒの恋人サンミン先輩にファン・インソン、OLをしながらアナウンサーを目指すウォンヨンにキム・ヒョンジュ、ヒョヌの同僚ドンホにファイナルジャンプで共演したパク・ヒョンジュン(ウォンヨンに片思いする。)
忘れられない初恋の人は、現恋人との隙間に悩み、ヒョヌに対しても気がありそうな微妙な態度。ヒョヌとウォンヨンは喧嘩したり言い合いしたり、しかし主に焼きもち妬いたり悲しんでいるのはウォンヨンで、そのへん、キム・ヒョンジュちゃんがとても可愛い。ヒョヌがまたふつうに鈍感くんでなあ。
Seisyun4_1ヒョヌは涙しながらもウォンヨンを懸命に支え、愛する。病気メイクのウォンヨン、「秋の童話」のウンソ似?
ウォンヨンがアナウンサー目指して頑張る過程に出てくるのが、「タイフーン」で国情院のキム次長だったキム・ガプスさん。アナウンサー養成所みたいなところのガンガン皮肉指導のキザ先生で、しゅてき。(はは)試験に何度落ちても、ヒョヌがフラフラしても頑張ったウォンヨンなのに、神様ひどい(泣)
せっかく夢が叶いかけたというのに病魔が。ああ、韓国ドラマ。
(ラブジェネでは理子ちゃんはそんなことにはならなかったですから~~)

というわけで、終盤、ウォンヨンとの残り少ない時間を愛に生きるヒョヌ。素直に甘え、「一人にしないで」と不安がるウォンヨン。納得いかない悲しいラストだけれど、涙するヒョヌが痛ましくて貰い泣き。

とにかく巷のカップルの他愛無いモロモロを演じる課程でいろんな姿が見られる。
ハンバーガー屋で「俺はコーラ」と彼女に買ってこさせる、2人でプリクラを撮る、ゲーセンのUFOキャッチャーで縫いぐるみ取って喜ぶ、電車通勤のホームで彼女に後ろから膝カックンされる、チャーハンつくる、苺洗う・・・・等々。
硬派な男子でも、屈折した美貌の外科医でも理事さんでもない、ぽよよんとした一介のサラリーマン。今サラリーマン演じるとしてもこういう抜け作20代の可愛らしさにはならないから今となっては貴重な姿だ。

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Seisyun5_1  JDG公式サイトがリニューアルされた。気だるそうにこちらに目線を投げるお洒落なスタイリングのJDGを見ていると、ぽよよん系サラリーマンよ今何処。
MVやCFのコーナーには過去のドラマや映画の映像なども含まれ、相当数アップされているのが嬉しい。しかし、入り口フラッシュ、「ちゃれんじ」と文字が出てくるところの縞々タンクトップのわきの下の隙に、昭和な子供の夏休みみたいな幻影(チングの冒頭のがきんちょたちでもいいけど)を見てしまうのは私だけだろか・・・??^^;

遊びに来てくださるJDG以外のひとのファンの方も、ちょっと見てみてね。(こちらから・・・)

さて、ドラマ考察に書いていない「サラン」「ドクターズ」「レディー・ゴー第3話」コレらについては、通しで見たのが相当前であることと、思い入れ度が他のドラマに比べ「より、濃ゆい」ために目下どうしたもんかと考え中~~・・・・です。^^;

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2007年6月 6日 (水)

ドラマ考察⑦・・・「英雄神話」という題名って?そのⅡ

【Written by miyuki】

長男と次男の恋愛観、人生観の違いが描かれるのが、親たちの事件の衝撃の経緯がとうとう子供たちに明らかになる15話のこと。兄弟の母親は猟銃の暴発で亡くなるのだが、それは自分の夫(チェ会長)とテウたち兄弟の母が不倫しているのではと邪推したハヨン、ハリムの母親の逆上がきっかけだった。兄弟の父親は、止めようとしてイキオイあまって銃の引き金を引いてしまう。

Eiyu21_2 お勤め人ファッションにはみえないっすよ、テウ。おお、いつの間にか豪華システム手帳も完備!
それを知ったとき、インウはハヨンをどうしてもまっすぐ見られなくなり、事実上破綻する。テウは親は親、自分たちは自分たちだとハリムに言う。なるほどなあ・・・・だけど、そう言いながらも服役終えて出所してきたお父さんに対し、インウがちゃんと長男として敬うのに対して、テウはあからさまに避ける。やっぱり屈折してるんだね。

テウが伯父さんの家を出ていたときのシーンに、「コーヒーショップ」にコーラを配達しているというのがあって、「出前のお姉さん」に「おっぱぁ~~」と親しげに声を掛けられている。コーヒーショップのお姉さんとは、“そういうサービス”を提供しているわけだが、「いちどデートした」って何?(笑)なんだかお姉さん無料サービスかも、とか思えたりして。テウ、ちゃんと男の子だねえ。

Eiyu22_3使用前・使用後。急に大人。
テウ、じっさいモテモテですわ。
ナイトクラブでウエイターをしているテウに目をかける、キム・ミニがちょっと老けたみたいなオ会長の入れ込み方も、ちとコワイ。(キモチはワカランでもないが。笑。)彼女の肝いりによってテウは底辺からの脱出の道の足がかりを得、オ会長の会社の広報室で働き出すのだが、オ会長がプレゼントしてくれた服で初出勤の姿が「ちょっとやくざなスヒョン」・・いや、失礼(笑)これってアヒルの子が羽化した瞬間ってところで、まさに「花美男」的見せ場なんだけども。
みるみる若い男子に入れ込んでいくオ会長。これで能無しだったら周囲の人間思い切り白けるところだけれど、テウはいきなりトップスピード。みるみる頭角を現し、実績も上げて正社員になる。(ナイトクラブのウエイターもサービス業っちゃサービス業だったけど、一体いつホテル業のことなんて勉強したのさ?^^)レストランのメニューの新作が「チキン胸肉テリヤキ・ソース」てのがツボだった。思わず「テリヤキ・チキン・バーガー」差し入れしたくなったす。

「英雄神話」とは当然この話の中心にテウという青年がいてこそ、のはずだったろう。深そうな闇の世界や、それこそ日なたからは見えない裏に蠢いている枝葉たちの絡みようが生きる、骨の太い作品観が、羽化したテウの歩く道の上にきちんと集約して、ランディングするラストが見たかった。惜しい。
ハリムの存在に嫉妬したオ会長が与えた「中国進出プロジェクトを全面貴方に任せたいの。」(ハリムと引き離す。)によって、結婚を夢見るハリムを一緒に連れて行けないテウがこんなことを言ったのは少し残念であった。
「たとえ女を傷つけたとしても、もういちど底辺に戻ることはしたくないんだ。」

Eiyu23_2オ会長(上)とハン検事。(硬派な宮迫風味?)
そのⅠにも書いた揉め事やらJDG途中降板による急展開で、結局ストーリーは「英雄それぞれの生き方」みたいな方へ向かい、客は突然の天候の変化で別空港に降ろされました、みたいになっちゃうわけだが、テウが18話で中国へ発ったあとで頑張るのが、一時ハヨンと婚約するのかと思ったソウル地検のハン検事(ホン・イルグォン)。けっこうドラマのはじめのほうから思わせぶりに出ていて、「自分は、恋に慣れている。貴女ほどいい香のする女性はいない。」みたいなことをしれっというキャラだったのに、もっとアヤシイ動きをするのかと思ったら、「硬派ないい男、大奮闘」という位置に。ハヨンとの別れを決意するシーンの涙顔はちょっと素敵。(へへ)
残りの5話、やくざと政界、建設業界の癒着のどろどろに巻き込まれてまたぞろ苦労するインウ。もと恋人ハヨン(泣き虫お嬢様だったのに、パパの会社の危機に立ち上がりいきなり会長。おいおい・・・)とはマンション入札を巡って対立・・・・てな世界は、辻褄は合ってはいたけれど見続けるのは正直大変だった。

オ会長は残り5話の中で結局失脚して中国のプロジェクトも中止。
「テウが帰ってくるわ。」と呟いていたが(結局帰ってこないと言ったらしい。)テウの行く末が大変気になるいち視聴者。あのテウのことだから、きっとちゃんとのし上がったのよね、と・・・思っているわけだが。

Eiyu24_1 お姉ちゃんにもモテモテのテウ。
傑作ドラマとは、強い求心力のもとにさまざまの思惑みたいなものが上手く結集できた時に生まれるものなんだろうな。役者の嵌り具合や脚本のイキオイさえあれば、多少の綻びも飛び越せるというもの。力を持った人々が集まっても、ボタンがうまくかからないことは山ほどある。

※ドラマ主題曲集「恋人(ヨンイン)・2」にチェ・ジェフン氏歌うところの英雄神話主題曲「離れていく人のために」が収録されている。ずっと前に買ってあったのを思い出し、聴いてみた。やっぱり口尖らせてバイク転がすテウがグルグルであった。テウや・・・今頃仕事では成功しても、やっぱり順当にアジョシになっているのかな。

Eiyu25_1ムリに隠さなくていいからね^^
※オマケ写真~。「生意気」とされてやくざにリンチにあったのを心あるト部長に助けてもらい、傷を癒すテウ・・・・。ト部長もほんとうはもっと出番が多かったのではないかなあ。最初「ふおお、ちくびがまるっと出ておる、こりゃあ、えろうご馳走様~~」と思っていたら、ハリムがやって来て隠れた。ちょろちょろ落ち着かんから出しっぱなしにしときなさい。(いやあ、すんません。ついこういうところには反応するカラダ・マニアのmiyukiダカラ~~~。^^;)

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2007年6月 3日 (日)

ドラマ考察⑦・・・「英雄神話」という題名って?そのⅠ

【Written by miyuki】

ちょっと浮気に出かけたりした先週だったが(エ?^^;;)毎日少しずつ、やっと見終わった「英雄神話」。いったい何からとっついたら良いものやら、これは私にとってはいささか難物のドラマであった。

Eiyu1 次男だけがちょっと違う系統の顔?キム3兄弟。
しつこいようだが、JDGが死ぬほど忙しかったと思しき1997年。ドクターズ、モデルに続いて出演したMBC制作の全23話のドラマ。ドクターズでJDGの新たなる魅力を開花させたと言われるシン・ホギュン氏の演出で、キム・テウというJDGが演じてこそのキャラを3人兄弟の次男に据え、逆境の中で次第に光を放ち出す若き「英雄」の日々を描くはずだったと思われる。
ところがテウがやくざさん絡みの世界に墜ちたがために、どうしてもキナ臭い台詞やら暴力シーンが繰り広げられた・・・せいかどうか、今となってはよく分からないのだが、途中でPDの交替があったり、路線の軌道修正だのなんだのおそらく裏では相当揉めたのだろう。本来の予定より最終回も先に伸ばされたりしたためか、JDGは次の作品の予定(サラン?)を理由に18話で中国へ旅立ってしまう展開で途中降板している。
ご好評につき延長とかなんとか、こういう話は日本ではほとんど聞かない。(続編とか、第2シリーズで行くよね。)そもそも韓ドラ、放映中から視聴者の意見に左右されすぎだから。
放送期間が伸びたくらいだから、視聴率は悪くなかったのかもしれないが、ぶっちゃけたハナシどうなのだ?(汗)そしてあんなに責任感の強いJDGが、最後まで参加せずに現場を去るとき一体どんな思いをしていたのだろう。

Eiyu2ハヨン(チェ・シラ)とハリム(イ・ミニョン)姉妹。ハリムははっきり物言うタイプ。
キム・インウ、テウ、ミョンウの3兄弟はある事件によって幼い頃に母親を亡くし、父親はそのことで服役中。幼馴染のハヨン、ハリム姉妹とはそれぞれ互いに年相応の感情を抱くようになっていくが、親同士の過去にはなにやら暗い穴のような秘密があり、とくに直後の現場を目撃しているテウはハヨンとハリムの母親に非常に疎まれている。
このハヨンのオンマのやることが、ドラマのストーリーの鍵を握っているといってもいいのだが、そもそもオンマをはじめとする「女」の気持ちや行動を、けっこうないがしろにしている、言い換えればちゃんと一貫した描き方をしていないところがこのドラマにはあって、それが惜しい。ストーリーラインが変更になるに従って、別人かと思うようなキャラに変身させられちゃう。女性キャラの言動が非現実的であまり共感できないのだ。役者さん個々は奮闘していたと思うが。

長男インウ(イ・チャンフン)は「長男の人生は、弟たちのもの」「つらいことをつらいといえないのが長男」と言うとおり、弟たちを抱えて必死に生きてきた真面目を絵に描いたような男。建築士として友といっしょに事務所を構え仕事を始めるが、ここにも危ない罠はいっぱいで、ドラマの間中苦労が絶えない。
次男テウ(JDG)は正義感の強さから踏まなくてもいい地雷まで踏んでしまうようなキャラ。良い意味でも悪い意味でも、人を惹きつける魅力を持った青年。それが彼自身をも振り回し、まっすぐな人生を歩めない。

Eiyu3 JDGって前髪が上がってるのと下がってるので相当印象が変わる。
三男ミョンウ(アン・グァンソン)、年齢不詳のほんわりキャラ(笑)絵を描いたり陶芸とか、芸術方面に興味を抱いたのは浮世が辛かったからなのか。
兄弟が揃うとなんでか歌を歌うのだが、これが「兄尊」の「マジンガ-Z」もう一つは、韓国人が大好きなトロット(演歌)の一つと言われている「葦の純情」。肩組んで「あしのォ~~じゅんじょう~~~ちゃんかちゃんちゃん・・・」(もちろん、ハングル)なかなかホホエマシイ。(韓国人て、純情て言葉が好きみたいね。)

ドラマの脇を固めるおなじみのMBCオールスターズの面々。
ハヨン姉妹の父、チェ会長にナム・サンフン。この人は「ドクターズ」では内科のイ・ムノ先生、「レディ・ゴー」3話ではJDGとウォンビンくん兄弟のアボジ。この英雄神話では無茶をするオンマを庇うなかなかいいアボジだった。いつも鉄仮面みたいなんだけど。オンマはキム・ヒョンジャ。「ドクターズ」ではスヒョンの育ての母。「イヴのすべて」ソンミの叔母さん。(ロンドンの韓国レストランの)「真実」のジャヨンのオンマなどはけっこうハジけていい味出していたっけ。

Eiyu4上、キム3兄弟の育ての親、伯父さん夫婦。 下、ハヨン、ハリムの両親。珍しく鉄仮面父さん笑ってます。
テウが途中で目をかけてもらうやくざのト・セウン部長にイ・ゲイン、このかたは「ドクターズ」では麻酔医だったが、やっている役はホテルマンから、長屋の人のよさそうな旦那さんまで幅広い。
3兄弟が居候させてもらっている伯父さんの家の、毎日鍋料理ばかり作っている奥さんがキム・ウルドン。このかたも「ドクターズ」ではシスター役。(チュモンのソン・イルグク氏のオンマだと初めて知った。へええ~~~。)

テウの友達で、一緒にト部長に世話になるヨンスはキム・ジョンハク、「恋風恋歌」のお巡りさんである。

ハヨン(チェ・シラ)はテウの言動がきっかけで暴行未遂事件に巻き込まれる。長男インウと辛い恋をするのだが、最初はテウのほうを好きだったのではないかと思った。お嬢様だから仕方ない設定なのかもしれないが、とにかく泣いたり取り乱したり、はっきりモノを言わないイライラ・キャラ。そこで何か言わんか!と突っこみたくなったこと数回。「(テウさんが前科者にされて苦労しているのは)みんな私のせいなの」とか言うだけでなくオマエ、ナントカしろ~~~!!とかね。(怒)
テウはやがて妹ハリム(イ・ミニョン。ドクターズではインターンをやっていた。)のほうとそういう仲になるのだが・・・。

Eiyu5左、チンピラの「ジョン」くん。 右、心あるやくざのト部長。
テウにプライドを傷つけられて、その腹いせにハヨンを暴行しようとするチンピラを演じた、ちょっと印象的な脇役がいるのだが、彼はユン・ヨンヒョンといって、「ホテリアー」ではへギョちゃん演じるお嬢様の監視を頼まれる「ジョンくん」を演じていた。妙な薀蓄哲学を垂れる特殊部隊出の男という設定で、かなり印象が強かった。なので、今回JDGと絡んだ時思わず「あ、ジョンくん・・・」と呟いたりして。こいつのしたことのせいで、テウは転落の道への角を曲ってしまうのだった。(泣)ジョンくん、出番もっとあるかと思ったらあのエピソードだけだったのね。

テウにはやくざも、ホテルの女会長も思わず目をつけちゃう、泥の中に混ざりきれない突出した魅力がある、というJDGならではの役のコンセプトである。ナイトクラブのウエイターをしていても、お客からいちゃもん付けられるのはなぜかいつもテウ。何してても目立つってことなのね。
苦労して入った大学は、奨学金の推薦が得られず(前科のせい)結局中退するハメに。
さすがに凹むテウの心に沁みた、ト部長のことば。
「日なたに場所が無いのなら、日陰に入り、自分で日なたをつくれ。」
・・・・これって、チングでドンスがきらっと目つきを変えたサンゴンの屁理屈とおなじ話かも・・・・(テウも納得していたし・・・^^;)

大学生テウは、しっかり両肩リュックに、コンバースやへリー・ハンセンのカジュアルスタイル。坂本ちゃんの前髪が伸びたような感じ。それまでメットも被らず大型バイクを転がしていた。テウくんの八方破れなところを象徴しているたのか、でっかいバイク。兄ちゃんも、弟も、彼女だって後ろに乗せる。夕空を背景にバイクを転がすJDGの絵が美しかった。でも、メット被れや~~~。大学生の時は、チャリなんだけど。(笑。以下、Ⅱに続く。)

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Eiyu6ヤンくんは、ウエスタンブーツは履かないのね・・・。
先週本国のネットに一斉に流れた洗濯戦士ヤンくんの衣装デザイン画。脱力した。へんなところが妙に似てる絵描かなくてもいいから。(笑)今回もぴしっとカッコイイ衣装ではなさそうですな。コレで決定かどうかわからないけど。なんだか桂林あたりの船頭さん?とか思わんでもない。傘のせいかな。で、傘被っていないほうが洗濯屋さん作業着なのだろうか。わざわざアメリカまで渡ったんだからもっと目立たない格好しなきゃ。どうなのさ???

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2007年5月26日 (土)

ドラマ考察⑥・・・「ファイナル・ジャンプ」そのⅡ

【Written by miyuki】

まだチョルチュンとドンミンが仲良く行動を共にしていた高校生のころ出会った女子高生タスル(シム・ウナ)とミジュ(イ・サンア)。女子高生時代のタスルはJDGの上をいくと言って良いくらいの初々しさだった。当時の韓国ドラマの女優さんたちの黒っぽい口紅くっきりの中にあって、ほとんどノーメイクに見えるタスルの天然の美しさに、皆さんが夢中になったのは非常に頷ける。

Final21_2ドラマ後半はこんな短髪に。
首都ソウル市内で一戸建ての家に住めるタスルの一家。片や坂だの階段だのの多い狭苦しい道に面した長屋住まいのチョルチュンの家。何か問題が起こるたびにこの「生きる場所の違い」というやつが、若いもんたちに悲しい思いをさせ、苦しめるというのがだいたいの韓国ドラマの恋の御約束。これが、ほんとに切ないのだ。タスルの家に初めて招きいれられたものの、詮索好きのオンマにいろいろ聞かれてモゴモゴしているうちにドンミンの名前を出されて、途端にむっつり機嫌が悪くなり、タスルの家を後にするチョルチュン。タスルの部屋を「お前みたいに可愛いな」といちおう褒めるが、チョルチュンにはタスルは生きる世界が違うのではないか、ドンミンのほうが彼女には相応しいのではないか、と思われてならない。

とにかくバスケで身を立てようと思った矢先に、ミョンソン大とハニョン大の間に試合中乱闘騒ぎが起き、ハニョン大バスケ部は廃部になってしまう。
またしても自分には何もなくなってしまった、いつも幸せは逃げていってしまう、生きているのがつらい、いっそ死んでしまいたい、とアボジに泣きすがるチョルチュン・・・このシーンは非常に胸を打つものがあった。「ある場面を演じる」と言うこと以上の、痛いような感情の磁力線が放出されていた。

Final22_2 このシーンは一押し(涙)

その時目の前のアボジ役のハンソンさんをほんとうの父親として感じ、アボジのほうもがっつりそれに応える涙。あれは上手い下手では括れない、演技の神様がほんのたまにくれるありがたい瞬間だったのではなかろうか。そういうのって、多分芸事一般に共通していることなんだわよね。多少の表現の違いはあるけれど、「滅多にはやってこないそういう瞬間」のことを語っているインタビューはいろいろ読んだ気がする。

紆余曲折の末に、部の再結成が叶い、リーグ戦に向けての合宿は、桟橋も無く漁船で浜に上陸するという、さながら「シルミド」みたいなロケーション。このころはまだ健在だったのね・・・のうさぎ跳び、浜のマラソン、タイヤ引き・・・12話のエンドロールでメイキング・シーンのショットがちょっと流されていたが、ものすごく寒かったらしく、足がどうにかなった俳優さん続出??JDGもスタッフに運ばれていたし。韓国ドラマの撮影、ほんとにハードなんだねえ。

さて、恋も三角で切なかったけれど、もう一つ、重要なテーマがドラマの終盤浮上してくる。「勝負には終わりがない」というやつである。人はどこまで勝負にとらわれて生きるものなのか・・・挑んでも挑んでもミョンソン大に勝てないチョルチュンたち。失望しながらもそのたび立ち上がり、チョルチュンはミョンソン大の、今はOBとなったプロ選手マンジェも褒めるまでに。その時マンジェ先輩は名言を吐く。
「意地でバスケが出来るかよ。」
けして意地だけで上手くなったわけではないのだ。
もうやめた、やめてやる、と思いながら続けてきたのはなぜか。
終わりの無い勝負に、這い蹲りながらもみんなで挑んでいるその理由は何なのか・・・・。

Final23_2彼女が相手よりよっぽどアツいぞ、野郎同士の抱擁。たはっ。
リーグ戦でもバスケの祭典でもどうしてもミョンソン大に勝てなかったハニョン大がやっとミョンソン大に勝った試合。その試合で、ソンジェは膝に二度とバスケが出来なくなるほどの怪我を負ってしまう。ソンジェの代わりに出場したのはアメリカの高校を出て、アメリカ式のバスケとダンクシュートが上手い新入生のウク。(もしかしてソ・ジソプ?と思うくらい似ていたので笑った。)悪いやつではなさそうだけれど、コーチは「育つか、五分五分だな。」と呟く。コイツはなんで思わせぶりに出てきたのかな、と考えてみたが、たぶん「一人だけが上手くても勝てない。チームワークがなくては勝利もない。」ということだったのかな。
ソンジェは自暴自棄になってもっと荒れるのかな、と思ったら、育った孤児院を救うためにやくざの金を持ち逃げし、精神的に極限の生活をしたことで人として肝が据わったのか、妙に穏やかに、見舞いに来たチョルチュンに「もし韓国代表選手になれたら、俺の番号をつけて欲しい」と託す。チョルチュン、初めて自分で花なんて買った、とか言ってるし。(彼女にやるより、男友達に花かよ、おい。^^)

Final24_2ハニョン大シルミドもどきの地獄の特訓。スタッフに運ばれているのはエンドロールのメイキングショット。
一方すべては母親の喜ぶ顔のため、と頑張ってきたドンミンは、とうとう母親が亡くなるに及んで、バスケを続け勝負に挑む意味を見失ってしまう。ママボイ丸出しのヘロへロずぶずぶの落ち込みようだったが、「だれもが代表選手になれるわけではない。お前を目指すものたちのためにも頑張れ」というミョンソン大の監督の励ましや、すべて母親の治療費のためだったことをタスルに聞かされて訪ねてきたチョルチュンとの和解に、ドンミンの心もやっと救われるのだった。
そうして2人は韓国代表選手となった。

数年後、もうすぐ引退しようかというドンミンが、小学校の教師になったタスルを訪ねてくる。チョルチュンは、ソンジェと同じように子供たちにバスケを教えている。(ちゃんと結婚したのね。)
ファイナル・ジャンプの原題は「最後の勝負」。
子供たちに、先生とドンミンどっちがバスケ上手いの?と聞かれ、勝負することにしたこのラストシーンに繋がる題名なのかもしれない。たしかに人生にはいつも勝負はつきものだけれど、答えが出ない勝負もあり、人生は続いていくものだ。そんなことを自然に思わされるいいラストだったと思う。ドンミンは小学生の頃の先生の言葉を思い出す。
「負け方が大事なんだよ。」

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Final25_3お菓子の広告写真で4人仲良く。バナナ味かな?

※驚愕の、飲酒運転シーンを見た!・・・・・プロになったマンジェ先輩(ホ・ジュノ)が後輩ドンミンとヨンホをつれて屋台で気持ちよく酔っ払い、「送ってやる!」と一言。えええ~~~???あんなに飲んだのに、と思うまもなく、あっというまに運転して去る、ドンミン「気をつけて」っていいのかよっ!!と驚いたこのシーン。

全国放送でこんな場面が許されていたのね。今はさすがに韓国も飲酒運転厳しいようだけど、これじゃドラマに交通事故のシーンも多いはずだと妙に納得。もうやめましょう~~。ぜひ。

※若かりしヨンさまが、直訴するほどやりたかった役を「若者のひなた」(1995年KBS制作)と言うドラマで演じたのはソンジェ役のイ・ジョンウォンだった。ヨン様はそのときはまだ陰のある役が出来るとは評価されておらず、ぼんぼんの役。

Final26_3 1998年の「裸足の青春」(KBS)では晴れて主演のヨソク=ヨン様、イ・ジョンウォンは異母兄弟の兄で、やくざの2代目を演じた。このサンヨプ兄さんはウェービーでワンレンのロングヘアで、ファッションはバブルなベルサーチ系という超弩級な濃ゆさ。その印象が強かった私には、青春ドラマの彼の可愛さは意外で、すっかりヤラレタ。

左上、マンジェ先輩(ホ・ジュノ。このTシャツ姿がツボ。大学生ですからね。^^)右上、イヴすべでは貫禄たっぷりのアナウンサー・ソンダル先輩だったホソン(パク・チョル)下、左のチームメイトはアイシングではコーチをやってた。右はソ・ジソプ似(だけど別人)の一年生ウク。案外素直でいいやつだった。

※ドンミンのチームメイト、ヨンホ役の俳優さんの名前判明~~。パク・ヒョンジュンさん。「青春」でJDGの同僚役やってたのね。^^

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2007年5月24日 (木)

ドラマ考察⑥・・・「ファイナル・ジャンプ」そのⅠ

【Written by miyuki】

1994年MBC制作・全16話、当時社会現象にまでなり、ドラマ出演3作目にしてJDGが一躍スターとして成長を遂げたドラマ。アイシングと同じチャン・ドゥイク演出で、共演はソン・ジチャン、イ・ジョンウォン、シム・ウナ、イ・サンア。

ドンミン(ソン・ジチャン)とチョルチュン(JDG)は子供の時からともにバスケではチームメイトでライバル。高校ですでに注目されていたドンミンは名門シルラ大からの誘いを受け進学する予定で、チョルチュンやホソン(パク・チョル)もオマケとして推薦入学出来ることがほぼ決まっていた。しかし、直前でドンミンがミョンソン大に進路を変えてしまい、チョルチュンとホソンは大学進学が出来なくなってしまう。大学進学がバスケはもとより人生を変える大きな意味を持っていたチョルチュンとホソンは、裏切ったドンミンを憎み、失望する。

Final2_1

※ファイナルジャンプのころとは多少ズレているかもしれないが、ジャニなJDGのポーズ集。(ぷぷっ)ポケットに両手突っこむのはどうやら癖みたいだ。ドラマの中でも気になってつい注目。ジーンズぴちぴちだったし。

つい最近プロ野球裏金問題などなど、選手獲得に関するお金の不透明な問題が日本でも表面化していたけれども、成績が優秀だったり、スポーツの実力を提供する代わりにさまざまな援助を受けるというような特待生の制度は特に珍しくは無い。特待生がいなかったら、各大会での成績が期待できないなどと言う話もあり、選手獲得には目の色を変える水面下の世界がどこにでもある。
韓国もまた事情は同じだろう。もっと熾烈かも。日本よりも学歴優先社会だから。
「アイシング」でもチャンは兄さんとセットで大学への道が開けたという設定だったが、「ファイナル・ジャンプ」のチョルチュンたちの場合、家庭の事情はもっと大変そうだ。

チョルチュンの家は母親を亡くし、妹が家事をこなして兄の学費も支えていたりして健気だ。酔っ払うとちょっと酒乱の父ちゃん(チャン・ハンソン。ゴーストのあの課長さん)も、なんだかんだ言いながら、もう一度受験勉強をして大学に合格した息子のために、八百屋の商売に使っていたトラックを売って援助する。「大学へ行かなければ、道は開けない」という厳然たる社会の御約束なので、そうすることには「お前だけは頑張って、一旗揚げてくれ。」と言う親の切ない願い期待が込められているのだ。
これは私のなかで傑作韓ドラ5本の指に入る「愛の群像」でとっても詳しく描かれていた世界でもある。(これもヨン様のだけど「初恋」などもそうかな。)貧しさから抜け出すために、昼は大学生だが、蟹の仲買人として市場で働くジェホの野心と苦労。ジェホが住んでいるのと同じような長屋にチョルチュンも大きな体を丸めるようにして暮らしている。韓国ドラマの偉いところは、キャラクターをこういう部分からきっちり描いていることだろうか。どんなテーマのドラマでも。

Final1_1

※なんとまあ、可愛らしいこと。右からJDG、イ・ジョンウォン、ソン・ジチャン、一番左はドンミンと仲のいいヨンホというキャラなのだが、役者さんの名前が不明。

チョルチュンが進学したハニョン大で出会ったソンジェ(イ・ジョンウォン)もまた、何も持たずに懸命に生きる若者だった。ソンジェは孤児院出身で、そのためにのちのち、バスケだけをしていられないハードな道を歩まなければならなくなる。初めはなかなかうちとけないチョルチュンとソンジェだったが、やがてともにハニョン大バスケ部を支えて行くかけがえの無い仲間に。
チョルチュンが再受験を決心した理由は、一緒に挫折したホソンが「お前は大学に行け」と言った直後に目の前で事故にあい、亡くなったからだった。ホソン・・・誰かと思ったらイヴすべのソンダル先輩(パク・チョル)。高校生ってアナタ。^^;亡くなったあと、チョルチュンとドンミンそれぞれの夢に笑いながら出てきてちょっと怖かったぞ。

キャラとして、アイシングのユン・チャンではJDGは、最初からすでに他の俳優より頭一つ出た存在感を発揮しているが、ファイナル・ジャンプのころは他の登場人物といい具合で交ざっていて、けして突出していない。そのチョルチュンが頑張って頑張って、ドラマの最後のほうではすっかり大学バスケのスターになるのである。見ていて、チャンのようにアヤシクて美味しいオカズが特に無く健全なため、(オイオイ)うっかり居眠りなど出ちゃったりしながらののんびり鑑賞。JDGマニアとしては、「ちょっと地味だけど若いJDGの初々しい姿を見る」という楽しみなのだろうが、じつはなかなか深いテーマをちゃんと含んでいるドラマのように思えた。

当時バスケブームでもあったとはいえ、視聴率が爆発するほど世の中にこのドラマが受け入れられた理由もだから、なるほど見ていたらよく分かる。
壊れた友情の再生の物語、努力する姿に共感でき、恋愛はとてもストイックで清らか。これは共演のシム・ウナのキャラクターにも拠るところ大だろうか。控えめで、上品だけれども芯は強い。かつてちょっとまんざらでもなさそうな発言もあったらしいから、なんとなく当時のJDGの好みが分かろうと言うものである。(でもウナさん、B女だぞい。笑。)

余談だが、MBC制作のドラマを見ていると、脇を固める面々で毎回かなり同じ面子に出会えるのが楽しい。今回も、チョルチュンの通うハニョン大コーチ役のチョン・インテク(チャングムの医局長)、ドンミンの病弱なお母さんのオム・ユジン(チャングムの皇太后さま)、ミョンソン大の先輩マンジェのホ・ジュノ(どう見ても30過ぎてる大学生。バスケ、上手い。吃驚。)ハニョン大総長にチョン・ウク(アイシングのチャン・父。)などなど。
チャングムの医局長って、どこで見たのか記憶が定かでなくて大変申しわけないのだが、たしかMBC所属の俳優さんの組合長?という情報を読んだことがある。(う~~思い出せん。ぐるぐる)

・・・・とうわけで、古いドラマのネタだけれどもうちょっと語らせてくだされ。(Ⅱに続く)

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2007年5月19日 (土)

ドラマ考察⑤「アイシング」

Written by miyuki】

大ヒットドラマ「ファイナルジャンプ」のあと休学して韓国芸術総合学校演劇院で演技の勉強していたJDGが2年ぶりに出演したのが「アイシング」前作と同様のスポーツ青春ドラマである。(MBC制作1996年・全17話)

Icing1シュートしたのか、パス送ったのか。なかなかそれらしい姿。お口は例によって開いてますが。
ユン・チャンは、真面目で実力も人望もある兄ユン・ヒョクとともにキョンウン大学アイスホッケー部に所属しているが、いまひとつ、いや三つも四つも不真面目なので、当然いつも補欠。プライドだけは天より高く、兄さんとは違う自分だけの才能を認めてほしくて、いつもじりじりしている甘えん坊丸出しの弟である。反抗ばかり突っ張ってばかりだが、心の底では兄さんが大好き。なのに、その兄さんとセットで大学に入れた、自分のために兄が友との約束を破ってまで今の大学に・・・なんだってええ~~~??!!と知るやもう、荒れる荒れる。眉毛も下がる。(その演技が時々かなりオーバーなので笑える。つか、和む。)荒れると部屋にあるドラムセット叩くんだけれども、これがまだ武道館ミニライブの時より何倍も下手で・・・・(涙)それなのに、「俺のやりたいのは音楽なんだ!父さん、留学させてけろ!」とまあハナから目標見誤っちゃって。そんなへタレ弟なのに、なんだか存在感だけはたっぷり。この弟、何か持ってそう、やらかしそうみたいな、ある種の落ち着き無さがよく出ている。これって当時のJDGの計算なのか?
このあと順番は逆なんだが2年先に作られた「ファイナルジャンプ」を見たので、その差はとてもよく分かった。2年の休学・勉強、伊達じゃなかったのね。
もっとも、私に言わせると「学んだのは、なんかヘンなお~らの操り方だね。」になっちゃうっすよ。ごめんね、JDG。

Icing2眉毛下がりまくりのユン・チャン。いつもこんなかんじ。お腹は、無防備すぎですから。(シンさんが海賊ボートに乗ってるときもこんな腹だった・・・・ずっと無防備なのか。)
というわけで、ブラザーフッドで永遠の弟ジンソクの存在によって大韓民国「理想のヒョン(兄さん)」代表が決定した(え?)JDGだけれども、このころは自分のほうが何不自由なく弟キャラにずっぽり嵌り込んでいた。これがまた、ジンソクを心配する余り眉毛が下がっているのとぜんぜん違いますから。(笑)ふふふ。

ライバルのヨンシン大学アイスホッケー部には、ヒョクの高校時代からの親友チャンウとテホがいた。(ヨンシン=ヨンセ大、キョンウン=キョンヒ大かな?)3人は同じ大学に行こうと約束していた。しかし今は2つの大学に分かれて、リーグ戦で対決する関係。
じつはこのドラマを見始めたとき、区別が明確に出来たのは、チャン(JDG)とテホ(イ・ジョンウォン)の2人で、チャンウとヒョク兄ちゃんそのほかの部員たちが両校入り混じりいまひとつ判別出来ず。2話途中くらいまで。(とほほ)
ヨンシン大監督はゴーストのぺク班長(オ・ウクチョル)だわ、とか、ヒョクとチャンのアボジは我天と同じでドクターズの爺様院長(チョン・ウク、最近だとソドンヨの百済王、チェオクの剣の悪い人等・・)とか、チャンのもとカノがユン・ソナちゃんだわ、おお、フィギュアスケートの選手なのね、コーチは・・・ををを~~!!誰かと思えば「愛の群像」長屋のインスクさん(ヤン・ヒギョン)じゃないの・・・なんてことでグルグルしちゃういつものマニアごころ。食堂の親父さんは、イヴすべのソンミのパパ(ヒョン・ソク)だし。

Icing3ヒョク兄さん(上)とチャンウ、テホ。ヒョク兄さん、チャンウは特に今見たらすっかり別人。
フィギュアスケートといえば最近でこそ韓国代表にキム・ヨナちゃんという美しい選手がいるけれど、選手層そのものは日本に比べると極端に少ないらしい。チャンもとカノのジヨン(ユン・ソナ)の友だちが劇中アイスダンスの練習をしているが、この女優さんもその貴重な選手層の中にいたのかも・・・
アイスホッケー自体も当時は前作「ファイナルジャンプ」のバスケほどには知られた世界ではなかったようだ。

「モデル」の中でも、キム・ナムジュ、ハン・ジェソクと3人スケート場で遊ぶシーンがあって、たしかにJDGはホッケー習った滑り方なのがよく分かった。
アイシングの中のホッケーのシーンはちゃんとリアリティがある。ゴールを攻めるシーンの攻防の後姿などは、本物の選手がスタントしているようだが、練習のシーンなどは引きで撮っていてもかなり本人率が高く、えらいなあ~~と感心。みんな相当頑張ったよね、スケート。

俳優の中で一番スケートが上手かったのは、テホ役イ・ジョンウォンかも。最近ではかな~~りいい貫禄になってしまったが、この頃の彼はとっても可愛い。手出すと吠えて噛み付く闘犬みたいで、怒り出すと手が付けられない乱暴モノの役なんだが、よくハマってて。彼は今や幻のJDGのMV「My Lady」に、とっても思わせぶりに顔を見せていたのだが・・・ああ、もう一回見たい、アレ。今でも仲良しなのかな。

とかく気を廻し過ぎる優等生の兄のヒョク(キム・ミョンス)にはソヨンという彼女が出来る。イ・スンヨン、我らの天国でもJDGを振り回す先輩で共演している。このソヨン、なぜか仕事の都合を理由になかなかカレシの試合を見に来ない。ホッケーに興味がないらしいんだが。それでもやっと見に来たと思ったら、その日が運命の事故の日。ヘルメットが運悪く外れたまま転倒したヒョクは、氷の表面に頭を強打し結局還らぬ人となってしまう。死の前に一度意識が戻った兄ちゃんは、チャンに自分が愛していたホッケーを続けて欲しいと言い残す。これが5話目。

Icing4チャン・・・このドラマでは途中で髪、短くならなかったね。(笑)
ここからチャンはやおら心を入れ替えて、目標も定まりホッケーに打ち込むようになる。しかし、ヒョクの死はチャンだけでなくチャンウ(ユ・テウン)にも、テホにも、ソヨンにも大きな傷を残していた。特にヒョクと試合中にぶつかり、転倒の直接の原因となったチャンウと、それを許せないチャンは、ソヨンを巡っても切ない3角を描いてしまうのだった。
テホも、そもそも最初に仕掛けたのは自分だということや、家庭の問題からイライラが爆発、暴力事件を起こし、家からは勘当、協会も除名になってしまい、実母のいるオーストラリアにやってくる。そこで成長したテホは、実業団に入ってからも苦しむチャンウを助け支えるまで大人に。(涙)

兄と恋仲だった女性とはなかなか許してもらえないのも仕方ないのか。チャンも困難のたびすぐやる気を無くしたりして分かりやすい。ホテルでバスローブ姿のソヨンと上半身裸のチャンというシーンがあるのだが、あれって、ちゃんとコトに及んだのだろうか、それともまさかの未遂?「そんなつもりじゃない」とかソヨンに向かって言ってるしなあ。もうココロの汚れ切った身にはどっちとも不明だわ~~。韓ドラ、これでやらないのって、かえってヘンですからっ!!てシーンいくらもあるもんね。隣に寝てたって、致さなかった「ごめん愛してる」とか。(アノ年頃の男子、出たモンは引っ込まないと思うがのう・・・。^^;;)

紆余曲折・蛇行しながら、ヒョクの遺言どおりにがんばったチャンは韓国代表選手となり、兄が目標としていた「日本チームに勝つ」ということを友と一緒に成し遂げる。かくて恋と友情の青春ドラマ大団円。

例によって、10年以上前の韓ドラ、女子のお化粧や男子では髪型なんぞにどうしても古さを感じてしまうが、アイスホッケーの格好をしている限り余り関係ないかも。だからといって、防具とセットのユニフォームのまま、車運転するチャンにはさすがに吃驚だったす。よく運転席に座れたなあ。
ユン家息子の車の白のいぼいぼ仕様ハンドル・・・もともとは兄ちゃんの車だったから、兄ちゃんの意外にヤンキーな趣味なんだろうか。チャンの「小学生男子用スクール海水パンツ着用姿」と、シャワーシーンのケロちゃん腹もちょっといいオカズ。しかし、大きな声では呼ばわれないが、ほんとに小さい水着(ぱんつ)には自信が無いんだねい、JDGよ。(爆)それからチャンの片耳ピアスの穴は本物だったのでしょうかね、ダミーですかね。ちなみに、弟ジンソクことビニは親から貰ったカラダなので、自分で穴あけるなんてとんでもねえっす、とたしかピアス穴は開いていなかったと記憶。

ユン・チャン。その可愛さ美しさ、危なっかしさ五月蝿さに於いて、目下私の中のキャラ・ランキング、とっても上昇中である。

※日本チームは、まあしょうがないんだが、かなりいいかげんでナサケナイ描き方されてしまって。あの「あったっけ~」と妙なカマ言葉になってしまう日本チーム監督(イ・ジェポ)、ドクターズのヨ会計課長さんだったし(柔道の達人らしい)・・・・韓国人から見た日本人ってやっぱりいつもよくわからない顔で、へらへら笑っているってことだったのね、当時。む~~・・・・(-_-#)約一名、柳沢慎吾似。

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2007年5月10日 (木)

ドラマ考察④今更ですが、「イヴのすべて」・・・そのⅡ

【Written by miyuki】

Eve21同じ人ですから。(笑)よく見てると、理事さんもこういう上目遣いの可愛い顔することも・・・
さて、すべての女性の理想、すてきな理事様にも突っ込みどころは満載である。始めのころ、女性関係で生母を悲しませた父に対する憎しみを口にはするけれど、そうは言いつつあまり自ら苦労しているとも思えない。留学生活を送るモラトリアムっぽいお坊ちゃん。留学していられるのも多分お金持ちの家のおかげだし。そしてTV局会長であるお父ちゃんが病気で倒れるに及んで、義理の伯父(後妻さんの兄)の存在にも煽られMBSに企画理事として入社する。誰もこの七光りを突っ込まないのかよう・・・と思っていたところ、途中で目の上の瘤である伯父さんに一応ちゃんと突っ込まれていた。(お前だから、企画にこれだけ金を使えるんだ、云々。)さすが、抜け目ない脚本デアル。あ、そうそう、まだ小学生と思しきヒョンチョルの腹違いの弟といっしょに映ってた後妻さんは、チャングムのチェ尚宮さまことキョン・ミリさんでしたな。ヒョンチョルの生母は、イ・ギョンジンさん。綺麗なお母さんといえば、この人。

Eve223月に除隊してきた後のウジンおっぱのスチール。痩せた?大丈夫?
2004年の秋、はじめて出掛けたソウルは「ブラザーフッド」がきっかけで転んだウォンビンくん絡みのイベントでだった。その年の暮れ、ファンシーなMに変身して現れたジンテ兄さん、いや、シンさんというべきか、の姿にも急速によろめいて行ったわけだが、その時は私の中ではまだビ二の存在のほうがなんぼか大きかった。泊まったホテルでテレビを点けると「イヴのすべて」を放送していた。しかもロンドンでいきなりソンミを車で撥ねちゃうという強烈な場面。字幕がなかったので台詞は「おっぱ~~」(こればっか)しか聞き取れなかったが、ソンミ役のチェリムの個性的な顔を覚えていたのでそれが「イヴのすべて」だとわかった。私の中のJDGの知識がそんなレベルだった頃の話である。
Eve23チェリムは歌手イ・スンファンと結婚3年で破局、キム・ソヨンは東国大学を6年がかりで卒業、ともに去年の話。
大好きな初恋のウジンおっぱをヨンミに強奪された女子大生ソンミが、短期語学留学をしたロンドンで出会ったヒョンチョルは自称「プー太郎」だったが、次にMBS新米アナのソンミの前に現れたヒョンチョルは、オールバックとスーツ姿も大人な理事様としてだった。あ、まだ理事とは言ってない時にデートしてたけどね。ちなみにあの池はプンダンてとこの近くのユルドン公園らしい。後ろに映ってたのはバンジージャンプ台。プンダンはソウル郊外の高級住宅地。(ユルドン、て・・・すんません、自らウケていい?ぶははは!!!)
泣きたい時にはおしげもなく、ふかふかの胸(多分)を貸して黙って慰めてくれ、陰に日向に見守る王子。萌えポイントがっつり上昇。しかし、そこは韓ドラ。口さがない周囲の「贔屓じゃないの?実力も無いのに」のやっかみ突っ込み攻撃に晒され、ギクシャクする2人。意地を張るソンミの八つ当たり的態度にも、じっと我慢、長い目で見る大人の対応。足長おじさんか、マイフェアレディかってなもんである。
Eve24病院で徹夜でソンミの看病居眠り、と横断歩道キスシーン。ともに萌えポイント高し。横断歩道、撮影隊はその場にいなかったので恥ずかしかったらしい。
結論から言うに、理事様もやっぱりりっぱなM。ウジンおっぱ、言うに及ばす。理事さんは一体いくつの設定なのだろうか。当時の年齢とおなじ28歳?貫禄満点だったけど。
つか、大きなぬいぐるみのクマさん的癒しってほうでないかのう・・・?ひゃ~~~・・・(逃げる逃げる)
一応、父親のことがトラウマで、恋愛には慎重になっている・・・ということらしいが、ふつうあれだけ若い子に振り回されたらとっとと醒めちゃいそうだけど。(・・じゃ、ドラマにならんて。)

何をやってもちょっと抜けてるが、真面目で、正直で、皆に愛されて結局はフォローしてもらえるソンミに対し、歪んだ野心にとりつかれたようなヨンミの呆れるばかりのあの手この手。キモチは、まあ、理解は出来る。そうなった理由もわかりやすく描かれているし、ソンミへの嫉妬など、同じ女だったらちょっとは同情も出来ようというもの。そこらへん、ジュヒ先輩が絶妙に体現していたっすな。昔からジュヒがあれだけモーションかけてたのに鈍感なのか、なびかないあたり、やっぱ理事は女性恐怖症・・・・(ま、ソンミが運命の相手だったのよ・・・と言いたいのか。く・・・苦しい・・・^^;;)
ちょっと興味深かった、ヨンミに猛烈な接近を仕掛けられている理事様の場面。理事の曖昧顔は百戦錬磨が見通して、というよりも、ほんのちょっとだけ素がほの透けていたような・・・と言ったらファンの穿ちすぎだろうか。(ほんとうにああいうふうに若い女子にがんがん来られたら、たぶんとっても困惑するクチだろうなあ。)

Eve25ホジュン、ことチョン・グァンニョルさん。ちゃんと最終回のエンドロールにも出ていた。またの名をデザイナー、ユ・ジャンヒョク(笑)
ジュヒとソンダル先輩コンビなどは、土曜ワイドな2時間ドラマ一本軽くやれそうである。ソンダル先輩、船越テイストだし。(じゃ、ジュヒは片平なぎさ・・・?)
「ちょっと、どういうの?あの女、綺麗な顔してえげつないっ!!」とドラマなのに思わず真剣に隣の人と語っちゃう・・・・これはまさに橋田壽賀子な脚本手腕。放送当時はそんな風に視聴者が巻き込まれていたのではと推察できる。ああ高視聴率の極意。しかしそういう作品てだいたい型にはまったことを要求されるから、役者さんは時には自分のイマジネーションの持って行き方なんかも制限されて大変なんだろうなあ。(たとえば、男性陣はなんでかみんなころっと簡単にヨンミにだまされたりほだされたりしちゃう。ウジンオンマだけがよくないものに気づいて嫌う、じつにわかりやすい!てなところね。)
JDGの、「今までのドラマと違って最大限心安らかに演じた」とは、王子様のおおらかさを指しているのだろうか。
そうそう、理事様までがプロポーズの予習に映画見てる場面ありましたな。韓国では男子にとってプロポーズがそこまでプレッシャーのかかる一大イベントなのか。彼女の成長を黙って見守ろうと思ってたけど、この時ばかりは自分の心に従い、冷静さをかなぐり捨てて理事様プロポーズに駆けつけるっ!そうなの、ソンミはずっとそれをまっていたの~~~っ!!!てわけで目出度く萌えの頂点到達の横断歩道。

Eve26スターMエンタテインメントのサイトのギャラリーから。最近とみにこんなぽよん顔が増えた気がするんだけど。可愛い・・・^^
心置きなく悪女に没頭、役になりきるという快感に至れたのはひょっとするとヨンミ役のキム・ソヨンだけかもしれない。いやあ、正統派の美人だけにほんと、怖かった。

余談なんだが、ソンミたちがMBSに入社した時会社で「ホジュン」を見つけ、チョジェがサインを貰いに行くシーン、ちゃんと本物のホジュンだったんで笑った。チョジェの脈をとって「生理痛
ですな。」なんて洒落も言う。「ホジュン」は当時のMBCの人気番組で、「モデル」ではエキセントリックなデザイナー、ユ・ジャンヒョクを演じていたチョン・グァンニョル氏なんだが、時代劇の扮装とキザなデザイナー先生、ぜんぜん違うんでワカランかったっす。

・・・・というわけで、やっぱり黄金王子礼賛にはならなかったけれど、ヒョンチョルが「素敵過ぎる」と言われ続ける理由はよくわかった。ドラマの流行が一回りしたころ、いつかまた巷にこんな王子様が出現することもあるのかもしれない。
そういやあ、ヒョンジン婆やが「JDGは王子病」と言っていたが、これはまたちょっと違う意味のようだ。(爆)

※「王女病・王子病」参照はこちらへ・・・・

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※ 洗濯戦士・ヤンくんの情報・・・ちょっと心配(こちらへ)

※翻訳された記事はこちらから・・・・

STARNEWSによると、アクションシーンの練習中に背中に怪我をして今月はじめに帰国した模様。幸いたいしたことはないらしい。韓国で休養をとるとのこと。制作発表はタイミングを待っているのかな。ニュースには、発表後本格的撮影に入るように書いてあった。ロケには季節お天気の関係もあるし、上手く進むといいね、ヤンくん。頑張れ!

(追加・どうやらほんとうにたいしたことはなさそうなので、まずは一安心。「CM撮影と母の日のために・・・」って。もう~~^^;もう若いとは言えないンだから、ほんとうに気をつけるように!!)

※ ジソプくん発言・・・デビューの頃一番人気があったJDGみたいに二重に整形しようと真剣に悩んだ、って話。そのままでいて、よかったね。あの目は彼ならではだもの。(こちらへ)

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2007年5月 8日 (火)

ドラマ考察④今更ですが、「イヴのすべて」・・・そのⅠ

【Written by miyuki】

2000年放送、韓国トレンディドラマ史上最高の視聴率45.2%を取ったというMBC制作の伝説のドラマ、である。テレビ局を舞台に花形アナウンサーを目指す2人の女性の葛藤確執と、それを見守る男性2人の愛情のありかたを軸に展開する20話完結のドラマ。
特にユン・ヒョンチョル理事をJDGファンの目線で語ることは難しい、というより恐ろしい。それほど愛されている満月理事様って一体・・・・

Eve11イヴ、といえばこの写真よね。
日本においては、地上波で放送されたのも、発売されているDVDも全10話の短縮バージョンである。ファンだと言う割には「JDGあっとM」萌えのmiyuki、つい最近やっとこの「正しい20話バージョン」を見終わったので、かねてより課題の理事様ワールドに足を踏み入れるべく・・・・うう~~ん・・・・・・(・・とか、さっそくつまづいているし。笑。^^;;)
以前のレビューでtartan姐さんが、「萌え話の必須条件はハッピーエンドであること」と言っていた。そして、萌えポイント・ストライクの人は、主人公に自分を投影しながら見るため、ポイントをずらすことが出来ない、とも。もともと私の場合、映画やドラマを見るときに、誰かに思い入れることはたまにあるものの、自分を投影しながら見るということがない。よって、ヒョンチョル理事に愛されるソンミな気分になってうっとりすることはなかった。きっぱり。つらつら思い起こしてみるに、私がそういう見方でドラマの世界にどっぷり出来たのって、10代以前の話かも。(可愛げないかしら?へへっ^^;)
Eve12留学時代、ソンミとヒョンチョルのお買い物。
「う~~~ん、丸い・・・」とか「理事様、いまひとつ、会議と見回り以外のお仕事内容がよく把握できません。」とか、「あ、パン焼いて食べるのね。」「部屋に置いてあるギターは理事の趣味?」とかそんなところには反応しちゃったんだが。(すみません)
ドラマのあとに見たメイキングではソンミ役のチェリムが「こんな純粋な性格の女性がいまどきいるでしょうか。」と発言し、ドラマ公式HP(日本)に於いては他でもないヒョンチョル理事のJDGが「ヒョンチョルのような人物が実際に存在するのかどうかは疑問ですが・・・」と言っている。なるほど、登場人物を演じた俳優自身がそう思うほど「夢の世界のキャラクター」たちだったのか・・・・?

「イヴのすべて」とはつまり「女性の生きる道」みたいなことを表したタイトルなんだな、というのはまじめにドラマを見ていると解かってくる。
「こんな時、貴女はどうしますか」を説いているのだと言ってもいいくらいである。それでこのドラマは成功したのだと思うのだ。

Eve13_2これも理事さんのころでしょうか。前髪降りてるほうが好きなもんで・・・
向こうの女性コラムニストだかは、このドラマが成功した理由はJDGにある、と言い切ったそうだけども。それからどこで読んだか忘れたのだが、例の「タチュルコヤ」をカラオケで歌う姿は夢のように美しかった・・・という証言も読んだ記憶がある。(スタッフ?脚本家?女性であることは確か。)JDGってばほんとに女子にはたっぷり幻想を抱かせるヤツなんですな。
・・・・まあ、たしかに素敵なんだろうけども、我思うにヒョンチョル理事は、あくまで正しい道を全うしたあとに、暖く優しい手を差し伸べて待っていてくれる存在なのであって。やはり成功は、あの「最後まで真剣に鑑賞した後に訪れる怒涛のカタルシス」「絶妙のツボ押し」あってこそではなかろうか。
「勧善懲悪の水戸黄門」「渡る世間は鬼ばかり」ここらへんと並べてもいいかもしれない「正しい婦女子の生きる道」。(腐女子じゃないよ。爆。)あまりに現実的すぎてもつまらないが、非現実の彼方でもない。どれだけ視聴者を掴んで離さない計算がちゃんと出来ているか・・・・韓国ドラマを見るたびに、このサービス精神のあり方の、日韓の違いというのもちょっと思わされるのである。

Eve14_1ヤマンバ・ヘアは髪、痛んだでしょうねえ。小ぶりの数珠も理事様の大事な小道具。
最終回まで行って、私め、あの女の子2人のそれぞれの行き着いた先には自分でも意外なほど素直に泣けましたとも。意地悪ヨンミはどこへ行くのだ?とすっかり手の内に嵌り、ノリノリになってたわけで。それから、ウジンおっぱのオンマの姿は一番胸に堪えるものがあった。(これはやっぱ、年のせいと王子萌えじゃないからだよな。)ウジナ~・・・気持ちはわかるがこの親不孝モノ。

多様な世を生きる若いお子たちの虚無をドラッグ系なアブナイフェロモンを放つ男優が演じるまでにはまだちょっと間があった2000年。
2007年現在の韓国ドラマ事情は、もはや視聴率40%超えというどころでなく、さまざまな悩みを抱えて過渡期なのか?とも思えるのだが。(というわけで、Ⅱに続く)

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2007年5月 6日 (日)

ドラマ考察③「モデル」・・・そのⅡ

【Written by miyuki】

Model21隣の女子は誰かと言うと、ジョンのもとカノのユジン。バックはサイパンの海。(ほんと)
ジョンくんがじつはこんな野望をモロ出しにするやつだったのかい、と驚くのがドラマ中盤からである。せっかくジョンを支えて頑張るキョンリンの愛もついには利用するのかよ、おいおい、って強烈な展開。キョンリンはデザイナーとしても才能が開きかけ、ジョンは実業家として良くも悪くも手腕を発揮し出す。欲得づくで当然邪魔なんかも入りまくり。2人ともちゃんと自分の道があるんじゃないのか?と思うのだけど、なんでかモデル道にはこだわるものだから、当然モデル仲間ともいらぬ摩擦が。
この「摩擦」とか「失敗」とかのゴタゴタ、よく見ていると、これも韓ドラのお約束なんだろうけども、往々にして主人公の強引な行動が引き起こしているんだな。ジョンくんは特に。(やれやれ)

Model22キョンリンとラブラブだったころ。
モデル仲間も会社の人々も、ジョンを取り巻く悪い人々も、人物描写はとっても巧み。ジョンの叔父ビンがジョンをあそこまで嫌う理由も、なるほどとってもわかりやすい。(早い話が、コンプレックス。)
審美眼社長がガソリンスタンドで一発スカウトしたアジアンビューティー・ピルスンや、ジョンを慕っているちょっと頭が軽い(え?)けど純情なヒジュ、のちにジョンの婚約者になる叶恭子姐さん似のチェヨン等は、女優さんでなく当時の韓国のトップクラスのモデルさんたちらしい。
とにかく女子たちは「おっぱぁ~~」「おっぱ~~」の鼻にかかった連呼大会。当ドラマに於いては「先輩」と「大好きな年上の男子」の両方の意味の「おっぱ」なのね。

Model23上、チャン・ヒョクくん。右上はジソプくん。左下、いわっしことヨム・ジョンア、右下、スアの旦那を演じたイ・ヨンボム。
そんな中唯一子持ち主婦のスア。(弱々しかったあのいわっしお嬢様は何処・・・)ライバルのキョンリンとは、互いに仲が良いとは思えないくらい、足ひっぱりあったり鼻明かしあったりプライドの挫きあい。日本人だったらここまで行ったらもう絶対口もきかないよなあ、と思うんだが・・・互いにピンチになるとなんでか庇い合うのよ。ああ言えばこう言う。とりあえず、言い返すのが韓国流。(やっぱ、友情なんだろうなあ、妙だけど。)しかし、スアは自分の人生を必死に歩いているのだ。泣いて喚いて旦那に八つ当たりしまくっても、私は彼女のキャラ、けっこう好きだった。
皆の人望も厚く、頼れる先輩の(頼れるのか?)ウォンジュンは、キョンリンがジョンとくっついてからも彼女のことが好き。曲がったことが大嫌いで、愚直なくらいに頑固者。女子に負けずに男子たちもまあ、大変。ジョンの意地っ張りは屈折してるので、ぜんぜん素直じゃないんだが、ウォンジュンはどん底に転げたジョンのこともちゃんと気にかけてくれるいいヤツなのだ。

Model24左上、ナ社長(チョン・ドンファン)右上、ジョンの叔父ビン(イ・ソク)左下、デザイナー、ユ・ジャンヒョク(チョン・グァンニョル)右下、やくざのチョ会長(チョン・ホジン)
お約束の海外ロケをしたかっただけなのか、女子たちを水着にしてサービスだったのか、途中で舞台がちょっとだけ「モデル大会」を口実にサイパンに。(笑)
そこにアメリカ地区代表で参加してきた「ユジン」というちょっとミシェル・ウィーに似た彼女が登場。実はジョンのアメリカ時代の暗い過去を知るモトカノだった。(えええっ???)ジョンはそれこそ彼女に毛虫を払うような態度で思い切り冷たく当たり、結局自殺に追い込んでしまう。身もフタもない、救われもしない不幸キャラってのも韓ドラならではの存在。まあとにかく都合良過ぎっす。ここではジョンくん、どうも彼女を力ずくで「いいように」しちゃったと思しきシーンも。(男の子だったんだね。)ひどいぞ、ジョン!
彼女の死がきっかけでジョンの過去はともかく隠れて為した悪行や、自分のことまで利用していたという事実を知ったキョンリン狂乱(ほんと怖かった)、ラストに向かってはジョンと彼女は憎みあいながら話が進んでいく。ウォンジュンが「お前たちは、似たもの同士」という台詞を言っていたと思うが、そこらへんが二人の仲の肝だったかも。
それにしても、皆どうしてこんなに「強い」のやらねえ。

Model25これが問題の「悪魔くん」死ぬほど笑いました。ごめんねJDG。隣で笑ってるのはなすび・・・じゃなくジソプくん。下はいわっしといっしょのウォーキング。ひ~~(泣)
「モデル」は身体ひとつで勝負。ジョンがモデルにずっとこだわったのも、このへんだったんだろうな。ウォンジュン・・・・いいやつだった・・・・o(ToT)o (気になる方は、レンタルもあるので、ちょっと見てみてね。)
直前の「ドクターズ」のスヒョンも「悪」テイストが最初は強かったけれど、JDGという人、本人はあれだけ底の抜けた人にも関わらず、この頃から演技に於いて、曖昧なおとなしい普通の男の役をさせるのは、どうも「面白くない」とか思われていたのかも。
「ワルなのに、可愛い!」
「ワルだけど、キモチはワカル!」
・・・という、視聴者を錯覚に追い込む罠はナンなんだ?やっぱ、あのウルウルの目?
微妙な要素のブレンド具合がここまで効く俳優、JDG。(大きな声では言えないんだが、コト20代のものに於いては、演技が上手いとか、計算とかでそうなったのではなさそうなあたり・・・んがが。。。)
今ではそれこそ韓国の国民的俳優なので、セレブなCMやらかっこええ画像ばかりだが、貧乏長屋のシーンだの、屋台で仲間と飲んでる姿などはこういう昔のドラマならではで、微笑ましい。

Model26何困った顔して・・??と思ったらくるんの前髪だった。
余談だが、なんでこうも頻繁に、都合よく行く先々で会いたくない人物に会っちゃうシーンが多いのかな、とか思わんでもないが、ソウルという街は東京よりエリア分けみたいなのがはっきりしている。「芸能人有名人御用達」といえばご存知の通り狎鴎亭(アックジョン)だ、清潭洞(チョンダムドン)だと限られたエリアになるので、この「モデル」に関しても、登場人物たちが出入りするデザイナーの店などが同じで、偶然出会う確率がムチャ高いって設定はちょっと頷けるかも・・・
miyukiがはじめてソウルに行った時泊まったホテルは、今思うとチョンダムドンに近かった。怒涛のイベント絡みツアーだったので自由時間など無いに等しかったが、それでもうろうろしたのがよくドラマがロケされているアックジョンの大通り。知らないって、怖いものなしってことなのね。自分がどこにいるのかも把握できずによく行動出来たもんだよね。(笑)

※最後の写真は、MISSHA男性用ラインの日焼け止めリキッドのページにあったもの。これはいつ撮ったのかな^^(こちらから探してね・・・)

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