マイウェイ (60)

2012年8月 7日 (火)

『マイウェイ』残っている呟き・徒然に・・・

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改めて言うまでも無いけれど、チャン・ドンゴンという俳優は役の上で死ぬことが多い人だった。

刃物のような人生を短く激烈に送った釜山のやくざ、ドンスさん(チング)は土砂降りの雨の中、街角の電信柱に凭れ絶命。弟を家に返すことだけに一途に燃えたジンテ兄さん(ブラザーフッド)は、人知れずお骨となって、発掘されるまでひっそりと弟が迎えに来るのを待った。もと脱北者の海賊シンさん(タイフーン)は、国の事情を背負った海軍出身のセジョンさんが、互いに関わるうちに心の底では深く同情するも如何ともならず「生きて話せ」と説得する声を振り切るように自ら命を絶ってしまった。

そんな壮絶な死を背負った役が続き、とうとう「次は、もう死ぬ役は(見るのが辛いから)やめてほしい」とご家族に言われたこともあったやに聞いている。

どの主人公も一人で死んで行った。「タイフーン」ではセジョンさんが傍らにいたけれど、シンさんの選んだ最期のやりきれなさは色んな背景を背負って辛く重く、思い出せば胸がシクシク痛むのである。

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※写真はアメリカ公開時の公式サイトより

そしてジュンシク。

彼も長い道のりを苦労に苦労を重ねた挙句、アスリートとしての夢を叶えることは出来ず、故郷の家族にも二度と会えず、異郷の戦場で命を落とす。一人ひとりの生きた証など残すすべもない非情の戦場・・・それでもその最期がやっとわかり合えた友辰雄の腕にしかと抱かれていたことが、ほかの主人公たちと違っていて、死は切ないことだが何故かほの温かい思いと安堵が残るのだ。それは私だけだろうか・・・・

せっかくわかり合えたのにそこでなんで片方が死ぬかな、ってところは非常に韓国的な展開だよな、とも思わないでもない。

「マイウェイ」も「タイフーン」の時と同じで、撮るのに莫大な予算が掛ったから当然のこと「損益分岐点」というものが非常に高いところにあったということもあるのだが、最初から当たり前のように結果を求められるそのプレッシャーたるや。いや大変な世界だなあ。(ほかにもあったかも知れないのだが、)本国より日本でのほうがDVD発売が早かった作品というのも殆ど無いのではなかろうか。観客側には計り知れないいろんな事情もありやナシや・・・。

折しもロンドンで開催される三度目のオリンピックは中盤戦。ノルマンディから生還した辰雄がキム・ジュンシクとして走ったシーンは思えば夢なのか幻なのか・・・それは大韓民国として初めての参加であった第二次大戦後初のオリンピック1948年ロンドン大会。女子マラソンの皆さんが今回走っていた街の中の難コース、建物の間の広くない石畳の道に、つい「マイウェイ」冒頭の良く似た街並みを走るジュンシク=辰雄の後ろ姿をカメラが追う場面を思い出した。

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DVDでの鑑賞で新たな「涙のツボ」だったのが、(ベタでちょっと恥ずかしいのだが)大ラスの競技場で、走るジュンシクの幻と、ジュンシクのモノローグが辰雄の姿と立ち替わり重なる場面。世間の評価など私にとっては結局いつも殆ど関係ない話で、つくづくその人にとってのツボをちゃんと押してもらえることがイチバンなんだよな、と思う次第である。

ジュンシク臨終場面での辰雄の慟哭・号泣を映画館で鑑賞していた時は毎回「待って、待って~~」みたいな何とも言えない気分に陥ったものだった。あれはどう説明するのが正しいのやら。自分、辰雄の号泣をもっと見ていたかったってことなのかすら。(大汗。)そう、強いて言うなら極限状態の辰雄の動揺というか、気持ちの振幅の大きさにシンクロしちゃってたのかも。

まったく、オダギリさんはほんとうに罪な顔、罪な演技をなさる。ご自分でも「微妙な表情は得意」と仰ってるんだそうだが。監督も、ジュンシクと再会した海辺のシーンを撮りながら「私は冷静なほうだが、今日は妙な気分になりました。」と言っていたし。(笑)

ラトビアのリガの旧市街で撮影された「日本大使館(フランスの?)にジュンシクの行方を尋ねに訪れるドイツ軍人姿の辰雄」というのがオダギリさんのクランクアップだったようだが、残念ながらそのシーンは本編ではカットされてしまった。

世界遺産でもあるリガの旧市街の街角に淋しげに佇む辰雄・・・これってすごく色んな妄想を喚起するんだが、まあそういう意味ではカットになってしまったのも仕方なしか。(勿体無い。)
辰雄、帝国軍人姿よりドイツ軍人の軍服のほうがなんぼか似合ってたなあ。(クランクアップの時ソン・インギュPDに抱擁されるわ抱きあげられて振り回されるわ、ちっすされるわ、オダギリさんの細さが際立つ現場のアイドルぶりでした。笑。)

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◆この人・・・其の①

「マイウェイ」に於けるノモンハンの関東軍のシーンはどこがどうとはうまく説明出来ないのだが、昭和の戦争映画を見て育った世代にはなんとなく違和感があった。オダギリくんがスタイル良すぎとか顔が小さすぎとかそういうことでは括れない時代の色みたいな・・・??
実際衣装の考証上の間違いなどもけっこうあったようで、オダギリさんが「これはどうやっても違うから着用出来ない。」と申し出たこともあったらしい。(長谷川大佐の軍帽)

ノルマンディーの東方部隊集結シーンで唾飛ばしてアツく演説していた、クラウス・キンスキーみたいなナチスの将校も非常にそれらしい感じだったけれど、然る年代のヨーロッパの人が見たらやはりどこかちょっとヘン(軍服の着こなしとか髪型とか)、ということはあっただろうか。何しろ当のドイツではナチスは禁忌、昔の名作映画で見たドイツの軍人さんなどもじっさいイタリア人やアメリカ人、色んな国の人が演じていたわけで。
そういう国籍を超えた配役ですごいなあ、と思う代表がエジプト人のオマー・シャリフ氏が演じた「ドクトル・ジバゴ」。医師ユーリー・ジバゴ、ロシア人だし。(ちなみに、デビッド・リーン監督の「ドクトル・ジバゴ」は若かりしカン・ジェギュ監督に多大なる影響を与えた作品とのこと。)

「マイウェイ」でもたくさんの韓国の俳優さんが日本軍の軍服を着ていた。中でも「ああ、この人いかにも昔の日本映画に出てきた薄情な日本兵っぽい感じで良いなあ・・・。(失礼)」と思って見ていたこの人・・・(↑の写真参照)

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切腹した高倉大佐の隣にいたり、新任の長谷川大佐に襟元掴まれたり、シュエライを拷問していたり。(そして、トラックで戦車に突っ込んで壮絶に戦死。)実はこの「日本兵・山田」キム・イヌさんといって、マイウェイではドンゴンさんの日本語コーチでもあったのだが、ずっと見逃していて最近C様(ありがとうございました。)のおかげで見られたM-net放送のドキュメンタリーでドンゴンさんの隣にお姿を発見するまで「グッドモーニング・プレジデント」のあの在韓日本大使と同じ俳優さんだったとは不覚にも気がつかなかった次第。(大使の時より痩せて若返ってたような。この方の年齢は今のところ不明なんですが、実はもしや業界では有名なお方なのでは。汗。)

キム・イヌさんは高橋伴明監督の「道~白磁の人」でも朝鮮総督府の加藤氏を演じておられ非常に印象的だった。

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◆この人・・・其の②

彼は辰雄の少年時代を演じた俳優さんで、「小林ユウキチ」さんとおっしゃるそうな。ト・ジハンくんとともに出演は短いけれどとっても熱演だった。1988年東京生まれ、スクリーンデビューは「アルゼンチン・ババア」フィルモグラフィを見ると「軽蔑」「ヒミズ」などなかなかにシブい作品が並んでいる。

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ちなみに、子役の辰雄のほうはソン・ユビンくんというそうで、2000年生まれ。映画「ワンドゥギ」ではユ・アインくんの子供時代も演じている。

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2012年3月30日 (金)

『マイウェイ』リピーター・キャンペーン、当たった

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記録的寒波だった今年も、もう4月なんですよね。

1月に公開、2月半ばには廃人宣言(汗)、今年に入ってからは忙しくて更新もままならないのにマイウェイ・カテゴリでしか呟いていなかったワタクシでした。

↑はアメリカで公開に当たっての印象的なポスター(?)このスチール、大好きなんですよね。

“戦争の世界の中で、私の敵は、私の救い”・・・いいコピーです。

さて、日本の『マイウェイ』公式サイトで、「リピーター・キャンペーン」なるものが開催されたので、私も真面目に映画の半券を貼りつけ、感想など一言添えて「2回鑑賞コース」に応募いたしました。本当はドンゴンさんの生写真・サイン付きプレスが当たる5回鑑賞コースにも余裕で応募できるくらい見たんですがね、2回コースの賞品「認識票レプリカ」コレが欲しくてですね・・・(照)

で、ドンゴンさんのファンミに先立つ2月の末、CJエンターテインメントのマークの封筒が届き、ほんとうに当たったことに狂喜した廃人でした。嬉しかったなあ。

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ぽちっと大きくして見てみてくださいね。ジュンシクや辰雄のIDナンバーや、血液型があります。ジュンシクはAB、辰雄はAという設定の様です。

ドッグタグというとファッションに取り入れられたりするのはもっぱらアメリカ軍などの縦型のものが多いのですが、これが持ち主が戦死した時どういう風に使用されるかを聞くとシリアスなキモチになります。

縦型ドッグタグは戦死者の歯に挟んでおく・・・このドイツ軍のは真ん中の切れ目から折って半分を記録として持ち帰り半分は戦死者に残す、そういうふうに使うのだそう。ちなみに旧日本軍にも認識票はありました。

ネットで検索してみると、このドイツ軍の認識票もオリジナルで自分の名前を入れて作ってくれるお店などがあるようです。

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けして大きくはない台紙には、ドンゴンさんとオダギリさんの直筆サイン。(台紙はベージュの部分のみです。)コレの上に認識票がふたつ並んで袋に収まってるところに萌えましたわ~。(馬鹿。)これ、実際グッズとして出そうという計画はあったんでしょうかね。

miyukiはちょっぴりミリタリー装備オタクな傾向はたしかにありますが(まったく詳しくはごじゃいません。ただテイストに惹かれる程度です。)この認識票に関しては、自分の名前じゃつまらんのであります。あくまで「キム・ジュンシク」と「長谷川辰雄」でないとあかんのです。(はいはい^^;)

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ドイツ陣営から抜け出して、故郷へ帰る船に乗るべくノルマンディーの野原を支えあって走る二人。近くに落ちた爆弾のために、映画の画面は一瞬にして茶色の砂塵に満たされ、その中を友を心配したジュンシクが必死に這いずってきます。辰雄の身ばかり心配して大きな目をウルウルとさせているジュンシクでしたが、なんと自分のカラダのほうに穴が・・(泣)

ジュンシクは辰雄の認識票をむしるようにして外すと、自分の認識票を辰雄に握らせて「今日からお前はキム・ジュンシクだ。日本人だと聞いたらお前は殺されるかもしれない・・・」と苦しい息の下、最期の力を振り絞って辰雄に語りかけます。それはここで斃れることになった自分の代わりに生きて帰って、再び走って欲しいという切なる願い。

消えていく友の命を前に、あらん限りの声で泣き叫ぶしかなかった辰雄。

幸せだった子供時代を共にしたライバル、あれから長い時が過ぎていろんなことがあったけど、自分が生きて来た意味や、ココロの底の大事なものたちとの惜別を余儀なくされた男の哀しみ・・・とまあ、言葉にしようと思うと甚だ陳腐なんですが、オダギリさんの、感情を一気に噴出させるようなあの演技、あの声は忘れられませんです。ええ。

廃人のサビシイ春も、6月になったらDVDが出ますので、それまで頑張って生き延びたいものです。(予約しましたよ~^^)

さてさて、以下は子供時代のジュンシク、辰雄を演じた二人。ジュンシクのほうはシン・サンヨプくんというようですが、辰雄のほうはちょっとわかりませんで・・・。

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おお、風呂敷包みを背負ったジュンシク。こんなに顔色が辰雄坊ちゃんと違ったのね。(笑)辰雄のほうは七三分け制作途中?ピンで留められてます。

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まあまあ、可愛いこと^^

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ジンテ兄さんの子供時代っぽくも見えるかも・・・

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去年末、本国での公開の時の二人。ジュンシクや、すっかり美少年になってるではないの!(爆)

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真ん中の女の子はウンスちゃんですね。

辰雄@子供時代、韓国のお子のようですが日本語がある意味いちばん自然だったかも。

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はい、「大人のジュンシク」と。

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監督さんも一緒に。

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2012年2月29日 (水)

戦友抄・・・マイウェイ

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ネタを暖め過ぎて、タイミングを外してしまった感アリですが(大汗)せっかく集めたのでいろいろ貼っておきます。『偲ぶ会』ね。(大泣きcrying

まずはノモンハンで戦死してしまった若い戦友ミヌくん。彼はジュンシクのご近所の学生で、制服とレトロな学帽と、満面の笑顔が印象的です。

日本人と朝鮮人の代理戦争よろしく暴動になってしまったオリンピックのマラソン選手選考レース、陸連の横暴に「優勝したのはキム・ジュンシクだ」とマイクを奪い取って声を上げるのが彼です。結果戦場に送り込まれることになった汽車の中で、子供のように涙を堪えているミヌを見ながら、ジュンシクは自分が出ていたレースを応援に来たためにこんなことになったのがやりきれないというような表情を浮かべます。

弟のように思っていたのでしょう。戦場でも何くれとなく面倒を見たり助けに行ったり、何とかオンマのもとへ帰してやりたかったのでしょう。

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それにつけてもリアルな戦場シーン、粉塵と泥と血まみれ、収容所では髪もヒゲもボウボウの垢まみれ(ひゃ~~^^;)になってしまいには誰が誰だか区別も難しくなってしまって。

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手にはスマホ、Vサインのミヌくん。隣はグァンチュン(シベリアの収容所で凍傷になってしまう彼です)ことオ・テギョンさんですね。撮影の合間、後ろにはブルースクリーンが見えています。アップのほうはアントン(キム・イングォンさん)と。こんな写真を見るとなんだかホッとします。

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クァク・ジョンウクくん、1990年生まれ。子役出身で古くは「ホジュン」「明成皇后」などからたくさんの有名ドラマに出演しているようです。

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上は「復活」オム・テウンさんが演じたハウンの少年時代。たしかにミヌくんですね。下は「ベートーベン・ウイルス」キム・ミョンミンさんのカン・マエの少年時代だったんですね、吃驚。自分はライバルのミョンファンのような天才ではないと悟る微妙な表情。このシーンは良く覚えていますがミヌくんだったとは。

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アントンに折檻されていた部下のツカモトくんを庇おうとして向井少佐があっけなく死んでしまったことで伐採場はあわや暴動と化し、辰雄もジュンシクも銃殺一歩手前まで行きます。先に銃殺されてしまったツカモトくん(手前から二人目)は韓国の俳優さんですが、日本人役。収容所へ向かう汽車の中で辰雄に「我々は何処へ行くのでしょうか。国へは帰れますよね?」と。

キム・シフさん、1988年生まれ。次回作はグンちゃんと一緒の、ユン・ソクホ監督の新しいドラマだそうで。

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辰雄の副官向井少佐の浜田学さん。ノモンハンではバリバリのシビアな軍人さんでしたが、収容所では人間的な向井少佐でした。コケシを彫刻刀でこつこつ「彫って」いる時の朴訥とした表情が好きでした。

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いつもお腹を空かせていたアン・チュンボク(キム・ヒウォンさん)。「ジュンシク、グァンチュン、お前たちは生きて帰れ」と泣き泣き訴えるこのシーンは辛かった・・・彼が皆の前で処刑になった時、辰雄や向井も「戦友」として頭を垂れ目を閉じ、奥歯を噛みしめるジュンシクはどうにもならず、抗うことも出来ない現実がどれだけ情けなかっただろうと思いやられるような顔をしていました。

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ジュコーフスキーの戦闘に赴く野田(山本太郎くん)、もうこのへんの表情は殆どイっちゃってて凄かったです。怖い。

一番上の東方部隊の戦友の面々もそうですが、何の忠誠も持たざる身ながら行きがかり上その国の軍服を着て軍隊に所属している・・・戦えと言われてもどうなんだ?と思うところですが、実際ノルマンディーで大量に投降したドイツ側の兵士は大半がドイツではない国の出身であったという記録もあるそうな。そうでしょうねえ・・・

生きるためには与えられた仕事をしなければならない・・・戦争もこうした人力の確保無しには出来ないということですよね。嗚呼捕虜はつらいよ。

(個人的にはソ連の収容所の所長さんなど、結構好きでした、私。)

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戦友という括りとは違いますが、こちらト・ジハンくん。ジュンシクの少年時代の印象的な彼です。坊主頭が良く似合っていましたが、こうして見るとイマドキの青年ですね。

戦友の皆様のますますのご活躍を期待しています。^^

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2012年2月18日 (土)

TO FIND MY WAY

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まっこと久しぶりの更新であります。ブログ主、どうにかなっちゃったんでないかと思われたことでしょう。この二週間の間に『マイウェイ』上映館が一気に減ってしまうことが判明したため、なけなしの休みには疲れたカラダと老体に鞭打って(??)駆け込みリピート鑑賞に励んでおりました。

見るたび色んな言葉の断片が浮かんでは消え、自分で打ち消し、また思い直し。この映画に監督が込めたメッセージを、結果非常にシンプルに受け取れたと自分で思っております。

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人生に良いライバルの居てくれることがどれだけ幸いなことであるか・・・それが戦争や民族同士の葛藤に巻き込まれ、例え憎しみ合い分かりあえない日々があったとしても、いつかまた隣り合って一緒に走ることがきっと出来るだろう・・・監督にとってもノルマンディーの塹壕を抜け出して二人支え合って走るそのシーンを撮るために、あの数多のすさまじい戦場シーンや、「捕虜はつらいよ」のシーンがあったのではないかとすら思うわけです。

・・・というわけで、MY WAYとは、一人の男が「君」と再び走るため、今は心の内にだけ居る「君」の存在に導かれて辿る道のことなんである、とエンドロールのアンドレア・ボチェッリ氏のお歌の歌詞にもそうキッパリ込められております。(ほんとです。笑。)いやあ、あれはすでに「純愛」??(すみませんすみません)

ええ、すっかり『廃人』再び。もう淋しくてなりません。戦争シーンを山ほど乗り越えながらなぜか終いには癒されるのだと言うと、友が不思議がっておりましたが、毎日の仕事に忙殺されて卑屈になりそうなオバサン、この映画を見ながら考えることで支えられておりました。明日から何を支えにMY WAYを探したらよいものやら・・・(さめざめ・・・)

斯様にツボにハマった人間にはシンプルに見えてくるこの映画のメッセージも、違う見方、意見はさまざまで、そこには現状の限界や現実が確かに厳然と横たわっておるのだとも感じる次第です。

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◆ジュンシクと辰雄

子供時代、風呂敷包みを斜めに背負って車より早く走る小太りの元気なジュンシク(笑)は、野生児のようです。もっと大きくなった少年時代のジュンシクを演じたト・ジハンくんは坊主頭が似合っていてかなり印象的。(うっかりするとドンゴンさん本人よりシッカリ者に見えるかも??)
日本から京城にやってきた辰雄は白い靴下を穿いたちょっとひ弱そうな坊ちゃん。引っ越してきて初めて出会った同じ年頃の相手に見くびられてはならんと多少虚勢を張っているように見えますが、ほんとうは優しい心根の賢い少年なのでしょう。大好きなおじいさまが京城の憲兵隊司令官とあっては軍国少年にならざるを得ないんですね。医者であり命を大切に思い、戦争を愚かしいものと言う父親と、優しい母親に愛されて育った、おそらく一人っ子。

辰雄が初めてジュンシクと出会った時、最初からジュンシクの中にある「真っすぐな信念」(こいつのこういうところには、敵わないかも感?)に気付いたかどうかは定かではありませんが、ジュンシクのそういうところを見るたびに大人になっても辰雄は過剰に反応し、おじいさまの一件があってからはそれがいっそう極まって行ったようです。

少年時代、大会で交互に優勝しながら自他ともに認めるライバルとして成長していく二人。ジュンシクが優勝した時、辰雄のおじい様が実の孫にするのと同じように表彰台のジュンシクの頬を両手で包んで労ってくれるのを、「ボクのおじいさまだぞっ!」的に見ている辰雄。ここらへん、あっという間に過ぎてしまうのですがけっこう細かいところです。

ジュンシクの「どんな境遇にあっても変わらない」ところがお前に似ている、と監督に言われても、当のドンゴンさんには色んな思いや疑問や迷いがあったようです。いざ演じるためにはいかにも掴みどころのない一人の男の「信念」だったのやもしれません。

厳寒の山越えで「あの時なぜ俺を殺さなかったんだ?」と収容所時代の一件を問う辰雄。ジュンシクは何も答えませんし、あの状況でハッキリこうだと考えていたかどうか定かではないですが、あえて心の声を当てはめてみるならば「もう一度、お前と走りたかったから」ではなかろうか・・・・それはノルマンディーの海岸でジュンシクが「はじめてお前と走った時のことを思い出す」と辰雄に言っていることからも察せられます。

良いライバルと競っている時の高揚感・・・それを知ることはもう一度言いますが人生の幸いだと思います。絶望的な状況に切れそうになった細い糸が、最後に再び結ばれたことに、ワタクシ大いに癒されたというわけです。

「殺さなかった」あのシーンについては、撮影はオダギリさんによると三日くらい延々とやっていてそうで、喧嘩の実際の振り付けもあってないようなもので、ふたりしてどうやってあのシーンを撮れたか思い出せないくらいだとおっしゃっていました。以下はそのシーンについて印象深かったインタビューからです。

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――映画の中でオダギリさん演じる辰雄がロシアの収容所でドンゴンさん演じるジュンシクとケンカをして、そのあとに一筋の涙を流すシーンがありますが、あのシーンではどのような心情を込められたのでしょうか。

オダギリ・・・ 映画の前半と後半ではふり幅は大きいほうがいいのでしょうけど、実は辰雄の変化をあまりにもはっきりと表現したくはなかったんですね。だから、あのシーンでも、なんとなくここで変化したのかなと思わせる程度にとどめたいと思いました。台本にも涙を流すとは書いてなかったんですが、印象に残るシーンというのは、ああいう表現なのかなと。でも、僕はあのシーンで辰雄が変化するポイントになっているとも思っていないし、悔し涙なのか、怒って出た涙なのか、それとも生き残ったことがうれしくて流れた涙なのか、明確には伝わらないようにしたかったんです。

ドンゴン・・・ 実際に演技をしているときは、血がついたメイクもしているし、ジュンシクも気持ちが高ぶっているしで、僕からは辰雄の涙は見えなかったんですよ。撮影後のモニタリングのときに初めて涙に気づきましたが、涙の意味については、オダギリさんがさっき言ったのと同じようなことを感じましたね。

あの収容所での人間ドラマは、辛いけれど好きでした。朝鮮人と日本人対立しあいながらも、ノモンハンからの苦楽を共にした戦友でもある面々。どうにもならないやるせない成り行きの中でジュンシクだけが友達(アントンね)の非道に憤り、諫めているのをじっと見つめる辰雄と向井、なんてシーンは思い出すとウルウル来ます。
皆が生き抜くためにソビエトの軍服を着ることになった時の、野田が辰雄に言う「大佐殿、ソ連の軍服が良くお似合いですなあ・・・」というセリフは恐ろしく、山本太郎くんの悪役極まったみたいな演技は白眉だったと思います。

積極的に共産党員アントンになって日本人に仕返しするようなこともあったジョンデも、銃殺になるはずのジュンシクと辰雄を「あいつらにも機会を与えてやってください」と収容所長に頼んでくれたり、いまわのきわに「ジュンシク、すまない・・・」と呟いて「ここを動くな」と自分の体の下にジュンシクを庇ったところがもう愛おしい、許す!と言いたくなりました。

キム・イングォンさん、『アナーキスト』でドンゴンさん演じるセルゲイの可愛い弟分を演じた時からするとすっかり貫禄でしたよね。

先日ご一行様で出かけたベルリン国際映画祭でのことについて、もうちょっと報道してくれるかと思ったら肩すかしでちょっとガックリでした。(韓国メディア、これから公開の映画については怒涛のように報道してくれるのにねえ・・・)以下、数少ない現地でのショットです。オダギリさんはまた不思議なお衣装を纏っていますね。(笑)

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二週間前に放送になった「ボクらの時代」はほんとうに楽しかったです。本国のヘタなトーク番組に出るよりももしかして自然体だったかものドンゴンさん、オダギリさんへの信頼と親しみが笑顔に現れていたように思います。お互いのパパ談義も面白かったですし。ずっと仲良くしていただきたいものです。

さてさて、禁欲的なジュンシクのあとは、これって「解放された」役なのですかね?『危険な関係』の「浮気者の好色漢」・・・ううむ、このポスターの横顔だけでもジュンシクとは別人。なんか結構ヤッてくれるような気がしてまいりました。(笑)もう撮影は終わったのかと思われますが、日本でも見られるといいなあ。

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TO FIND MY WAY

Remember when
Under the sun
Where we were in abounding love
Sheltered from the storm
Safe as I recall
When we had it all

Part of us died the day we lost paradise
Through certain pain , we found our way
Through every single night and day spent apart
However far・・・

To find my way
I’ll search my memory
To hear your voice, to know your pain
And see your face
So I can find my way

You broke the earth with every step
You fought for life with every faithful breath
As fate required your innocence
You laid down your life
As a guiding light

I’ll carry your name until my dying day
Through certain pain,we found our way
Through every single night and day set apart
However far・・・

To find my way
I’ll search my memory
To hear your voice, to know your pain
And see your face

Over mountains, across the oceans
Any distance,where it takes me
I can reach you if I know your heart
And meet you once again

To find my way
I’ll search my memory
To hear your voice, to know your pain
And see your face
So I can find my way
I can find my way・・・to you

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2012年2月 4日 (土)

『マイウェイ』感想を呟く・・・②

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※「Happy Together」は全てのレビューにおいてネタバレに配慮しておりません。作品を未見の方で、内容を知りたくない方は充分にご注意下さいますようお願い申し上げます。(管理人)

ワタクシが日々の労働に忙殺されている間に、一度は断ったはずのSBSの「紳士の品格」に出演の話が決まったようである。3月放送開始のドラマでは映画の撮影のスケジュールがあって間に合わないから、というドンゴン・サイドに、「それなら5月スタートにするから」と編成を変えてまでのお願いだったそうだが、40代中年のラブ・コメディ、あの「シークレット・ガーデン」の脚本家の作品・・・時々混ざるだろう妄想シーン(?)などで弄られるその部分が楽しみなことである。

・・・というか、ちょっと前にどこかで本国の記者さんが書いていたのだけれど、人々が見たいと思っているチャン・ドンゴンの姿は、フェラーリを颯爽と駆って、素敵なスーツ姿で、明るく笑い、セレブな部屋に住んで・・・それは皆の夢みたいなものだからだ、みたいな。(つまり戦場で泥と血に塗れた姿でなく。)
『マイウエイ』のあとで結局このドラマを受けたことは、なんとなくこの「一般韓国人皆の理想の男」のイメージをいまいちどここでやっておく戦略上の必要性からなのかな?と思わなくもない。日本のファンの一部にもそういう声があったのは確か。

私自身はドンゴンさんの作品選びに関しては、いつもなぜか不満を持ったり不安だったりしたことはない。お釈迦になってもがっかりしたことも特になかった。受けたら受けたで、きっと面白かろうとその瞬間から勝手に妄想したものだった。これからもそういうスタンスは変わらないとは思う。

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◆理想を背負うひと

それにしてもチャン・ドンゴンという俳優がスターである所以って、こんなに皆の理想を背負っているってことなのか、とつくづく感じた「マイウェイ」週間であった。韓国の国民性からすると驚異のおっとりさん、そして慎重さと、性格の良さ。オダギリくんではないけれど、誰に対しても優しくて、誠実で、謙虚。

そんな彼が選んできた映画は、プレジデントを除くと、シビアで孤独な闘いを繰り広げるハードな男の人生ばかり。『マイウェイ』の舞台も戦場だったわけだが、ジュンシクという一見地味なこの男も実はカン・ジェギュ監督の大いなる理想という高いミッションを背負った役なのだった。

相手を憎んで当然のシチュエーションにあって、死ぬかもしれないのに逃げずに危機を知らせに陣営に駆け戻る、自分をとことん苦しめた相手を殺せたのに殺さない、それどころか死にかけた彼を必死に守る・・・等々、憎しみや国境を越えた友情と人間愛を模索する(でもジュンシクとて、怒るときにはちゃんと怒ってたし)姿がよりによって本国の皆さんに「もどかしい限り」と受け取られることが多かったのならば、なんだかやりきれない話である。

一度は帝国軍人としてのアイデンティティーが崩壊し揺れる辰雄の姿のほうが分かりやすいといえば分かりやすいのは確かだけれど、たぶん監督の理想と一緒に、受け取った時には非常に曖昧な姿であったろうジュンシクと言う役の輪郭を肉付けしていくのはさぞやストレスの溜まる作業だったろうとドンゴンさんの苦労がしのばれるばかりである。

ジュンシクは「幸福の王子」みたいな役だった。そしてドンゴンさんはどういうわけだか、ご本人様のキャラと相俟って、いくら悪役を演じても、そんなふうに「惜しみなく何かを与え、残していく」的なものを感じさせることが多い。

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◆もう何度だって見てもイイワと思うのが、ノルマンディーで辰雄が海岸を走るジュンシクを見つけるあのシーンである。12000キロの果て、いろんなものを捨て去ってきた辰雄がやっと生き別れた飼い主を見つけた素直なわんこの如く、一目散にジュンシクに向かって駆け寄って行く。

ネットの旅に出かけ『マイウェイ』のいろんな感想・評価を読んできたのだが、大きく分けて“戦争のシーンの完成度とスケールは素晴らしいが話に入り込めなかった”というのと“二人の友情ドラマのなりゆきに感動した”という二通り。それはもう仕方ないことであるが、私にとってはあのシーンに行きつくまでの「マイウェイ」なんだからして、腐っていようがアマアマだろうがどうか放置してくださいまし。(大汗)

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あれだけの確執があって、憎しみ合っていたはずなのに、そんなモン同士が一体そんなふうになれるものなのか?という向きもあろうが、なにしろ互いにあの戦場の極限の地獄を生き抜いてきたのだから。文字通りの死地にあって、望むと望まざるとに関わらず互いだけが頼りの状況に置かれたとしたら。少なくとも悪夢から抜けたような表情になっているノルマンディーの辰雄には、ジュンシクを探して二人で帰るということだけが生きる支えだったのではないか。

再会したジュンシクはしかし、ジュコーフスキーでの激戦で負った傷がもとで耳が悪くなっている。それを知った瞬間、辰雄の顔にはもう「彼を守ってやらなくちゃ」とキッチリ書いてあった。(笑)いよいよノルマンディーでの連合軍との戦いが始まって、再び戦火に放り込まれた時、辰雄が言う。「ジュンシク、そこに居ろ、俺がそっちへ行くから!」(はいはい)

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ジュンシクの最期の声を聞きながらはらはらと零れおちる辰雄の少年のような涙、しかしそれは巨大な戦場の中の幾つもの悲劇のひとつに過ぎないとでも言うように、ジュンシクの身体を抱き締める辰雄の慟哭を鳥瞰しながら、ノルマンディーの海上の大艦隊へと視点が移っていく。

一緒に見に行った妹が言った。「あれだけ死なずに生き残ったのがなんで最後にあっさり死ぬかなあっ。」

何よりも大切だった友の夢を託され、それを叶えるために平和なオリンピックの晴れ舞台で走る辰雄。辰雄はキム・ジュンシクとしてメダルを取れたのだろうか。

それはあえて重要なことではないだろう。辰雄自身の人生はどうするんだろう?と気にならないでもないけれど、最後のシーンの辰雄の顔に、「幸福の王子」の溶鉱炉でも融けなかった鉛の心臓と、その友達の燕の魂が救われたかのようななんとも切なく温かい思いがした。

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この映画の宣伝に極めて積極的に参加したオダギリさん、なんと韓国から数えて73回も舞台挨拶に立ち、移動距離は17000キロ超に達したそうな。このクールな俳優さんをそこまでさせたものは何?と興味が尽きないところなれど、とにかくお疲れ様でした。舞台挨拶ゴールの時の衣装は童話の中の謎の魔法使いみたいな???でもって、なんとも暖かそうなもふもふのブーツ。(笑)

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※いやもう、なんでこんなにらぶらぶなのさ?(爆)ほんとに仲良くなったんですのね

ところで、「決闘の大地で」という題名で4月14日に公開になるヤンくんのポスターが公開されました。うむ、解りやすい。(笑)公式サイトもある意味解りやすいのでぜひ行ってみてくださいね。配給は日活。コレは都内まで行かないと見れなさそうですが、字幕付きで見るのが楽しみです。もうこんなハードに美しいヴィジュアルのドンゴンさんはこれからたぶん拝めないですもんね。

「決闘の大地で」公式サイト

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※プロのお仕事には基本文句は言わない主義のmiyukiですが、「決闘の大地で」って邦題はちょっとイマイチかなあ。ウォリアス・ウェイのまんまでいいんじゃないかと個人的には・・・。

★すっかり過ぎてしまいましたが、先月末で当ブログ、丸6年を迎えさせていただきました。いつもご訪問いただきありがとうございます。何かと至らない場所ではありますが、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

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2012年1月21日 (土)

『マイウェイ』感想を呟く・・・①

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※「Happy Together」は全てのレビューにおいてネタバレに配慮しておりません。作品を未見の方で、内容を知りたくない方は充分にご注意下さいますようお願い申し上げます。(管理人)

「徹子の部屋」で、徹子さんが「マイウェイ」を紹介する時にノルマンディの海岸のジュンシクと辰雄のシーンで少しの間絶句して涙を堪えていらっしゃったように見えた。徹子さんの世代ならば、戦争について重い実感を伴ってもおられることだろうし、録画したのを見ながら私もちょっとじ~んと来てしまった。

カン・ジェギュ監督はこういうふうに言っている。

「この映画で描きたかったのは、日本と韓国の若者の物語を軸にした人と人との疎通、人間愛です。どうすれば、韓国と日本ということを超えて、全世界の人々がお互いに疎通し合い、お互いのことを考え理解し、感じ合うことができるんだろうかと。そうした本質的な問題が克服されれば、人間はより美しく生きることができ、戦争も無くなり、平和な世の中になるのではないかという、日頃の私の考えを込めて表現したいという思いで作った映画なんです。」

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私自身はチャン・ドンゴンという俳優のファンであるから、彼の出ている場面を見るということにかけては漏れのないように努力する。そういう意味で、最初からちょっと贔屓目(そうならないようにもしているつもりなのだが)が入っていて冷静ではないかもしれないが、もしこれからという人がいらしたら、個人的にはとにかく「辰雄とジュンシク」中心にご覧なさいませ、とおススメしたい。ジェギュ監督の言う人と人との疎通、人間愛をあの凄まじい戦闘シーンに負けずに受け取るためには。

「個人的に以前からオダギリジョーさんという俳優がすごく好きで、日本を代表する最高の俳優だと思っていました。同時に、チャン・ドンゴンは韓国最高の俳優です。お二人が、ジュンシクと辰雄をいう役をほんとに見事に消化して演じきってくれたので、200%の仕上がりになったと思っています」

「ほんとに様々な美しいショットをこの映画で描くことができたと思っています。なので、監督として映画を撮りながらゾクゾクするような興奮にみまわれました。それはこれまで映画を撮りながら感じたことがないとても特別な感情でしたし、このように素敵な日本と韓国を代表する二人の俳優さんが全力を投じて渾身の演技を見せてくれたことを心から嬉しく思っていますし、ほんとに監督として感動しました。」

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この監督さんの言葉も興味深い。年末年始「マイウェイ」の日本でのプロモのドンゴンさんとオダギリさんの様子を見ながら私が感じたあえかな気配のようなモノは以下のようなカンジ。

CJジャパンの頑張りもあってか、日本での舞台挨拶やテレビ、媒体などのインタビューも結構な数に上り、韓国でのプロモから引き続き至極真面目にプロモに参加するオダギリさんの姿勢もあってか、監督とドンゴンさんからは更に一歩踏み込んだ信頼感とも安心感ともとれる気配が漂っていた。(私は行けなかったが佐野史郎さん、鶴見辰吾さん、夏八木勲さんも参加されたという初日舞台挨拶、うらやましい・・・)

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安心しきってオダギリさんに「連れられ」、本国ではありえないバラエティに出ているドンゴンさんの超自然体(笑)、インタビューでは妙にらぶらぶ(笑)。韓国の同僚俳優たちといる時とは明らかに違うが、遠慮しているとかそんな風でもない。オダギリさんは実際にはドンゴンさんより4つ年下だが、なんというかいつもの「ヒョン」な感じではないのだ。どういうこっちゃ。

だが、通訳のいないときには互いに英語で会話していたらしい二人の間には、「互いの心を感じる」ことは出来るが言葉の壁は厳然としてある「じりじり」愛(すみません、miyukiの独断と偏見ですから。汗。)それが今般のあの雰囲気だったような気がしてならない。それは「対等に咲き誇る」ような幾つもの美しいショットとして有り難く披露されたのだった。(ごちそうさまです。)

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「オダギリ節」が通じないこともたまにはあるようだが、明確な自分のビジョンと思いを独特の間と知性を以て言葉にするオダギリさんがプロモのみならずこの映画に果たしたことは多いと思われる。最後にこんなネタがまだあったか(爆)と思ったのが、「ソ連の収容所で二人で吊るされる場面、監督がふんどし一丁でお願いしたいと無茶振ってきた。」というもの。バルト9での初日挨拶で披露され、「これをやったら日本人皆に笑われますから。それにドンゴン氏的にもまずいだろうと思い、僕が強くお断りしました。」ええ、それは正解でした、オダギリさん。(笑)

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もしあの酷寒の中でほんとにそんなシーンを撮ったら命に関わると思うし、映画の中にあったように達磨ストーブのそばに寝かせてさするどころじゃないかも??だし、ふんどし姿の二人を見た時点で観客の集中力は思い切り削がれたに違いない。よかったねえ、ドンゴンさん。(しかし、その話をしたらなんと、いっしょに映画を見たうちの妹は、オダギリくんは案外イケてたかも・・・と言うのであった。うむ、私も実はちょっとそう思った。ごめんね、ドンゴンさん。^^;)

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この映画には、日本と韓国がいつも敏感にならざるを得ない時代のことが描かれており、それは公開後予想通りの反応も呼んだ。韓国映画やドラマが好きで興味を持っていろいろ見て来た人ならば、ある時点で感じざるを得なかった韓国側の日本への微妙な気持ちと、どうすることもできない壁のようなもの・・・。オダギリさんも触れていたが、それは未だ日本人にとって想像以上の厳しさである。その敏感さは日本人にとっても、(よくわかってはいても)時に苛立ちを生む。好きだから、知れば知るほど、やるせない。あからさまにそれとわかることに出くわすと、なんというか背中がすうっと冷えていくような気持ちがする。

私自身としてはそういうのをなるべく取り払って、その作品が言いたいことは何処にあるのかを見たいと思っているわけだが、人によってはそういう態度は「お人良し」にしか見えないかもしれない。

そんな考えが、最初に見たとあと不覚にも小賢しくもぐるぐる廻ってしまったのが、辰雄がジュンシクの名を背負ってオリンピックで走るというあのラストだった。それで辰雄の人生はええのんか?監督、他に何かメッセージ込めてます?

・・・見る人の立場によって感じることが違うだろう、とドンゴンさんが会見で言っていたが、あのシーンを見たとき、つい穿っていろいろ考えてしまった自分がいたことを告白する。

・・・で、私は二回目からそれを振り払って没入することにした。
バルト9の初日挨拶で、辰雄の平和主義者のお父さんを演じた佐野史郎さんがこう言ったそうだ。
「この映画は、ファンタジーだと思った。実際に起こったことを描く戦争映画だけれど、相手の立場に立って物を見る、国を超えて大事なことを教えてくれるファンタジーのように思いました。」と。

私もまったくの同感である。

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※ある試写会でカメオ・会場スタッフになりチラシ配りをしてくれた可愛い二コルちゃんと監督。ニコルちゃんがつけてるドイツ軍の認識票のレプリカ、私も欲しいぞう~~^^

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2012年1月14日 (土)

『マイウェイ』本日初日

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今日は『マイウェイ』日本での初日です。おめでとうございます。私も観に行ってまいります。

映画の紹介で一番使われているかもしれないこのスチール。一緒に12000kmを生き抜いてきた友辰雄に向かって、ある切なる願いを告げるジュンシクの手が、辰雄の右手をシッカリと握っています。この手が私を泣かせます。キム・ジュンシクという青年の心根が、この手に現れているからです。

この映画は、いまだ厳然と残る歴史上の敏感な部分に触れていることから、本国では公開からネチズンのさまざまな意見にさらされもし、日本から翻訳機でニュースなどを読みながら、私なりに思うこともたくさんありました。

同じ日本人故に、ドンゴンさんと二人、この映画を背負ったオダギリさんがあちこちのインタビューで語っていたことにはシンパシーを感じました。今日もオダギリさんは初日の挨拶、そして中部、関東、九州でも挨拶をなさるそうです。本当にお疲れ様です。

映画を観る時には基本、真っ白な気持ちで観るのが良いと思うわけです。それから、自分なりの想像力の翼を出来る限りたくさん広げて大事なメッセージを落とさずに拾いたい、これが私のモットーです。普通に生きていたら知ることない世界を見せてくれるのが映画というものだと思うからです。
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↑ここでも手、握ってますのよねジュンシク。(泣)

週刊「SPA!」1月17日号のインタビューで、どんな思いで『マイウェイ』に挑んでいたのかオダギリさんがこんなふうに語っていました。

◆撮影中は「楽しかった」でしょうか?現場にはどんなモチベーションで臨んでいたんですか?

「関わったからには、少しでもいいものにしたいっていう気持ちだけでした。使命感に近いんです。自分が関わる作品をダメなものにしたくない。そうでなければ自分も観客から信用を失うじゃないですか。今回はある意味、無謀な挑戦をした作品だったから、現場で楽しいなんて感じたことは一秒もないかもしれません。

◆一秒も!(笑)

「特に今回は、韓国映画ですからね。日本人の描き方には注意をしなければと思うじゃないですか。やっぱり外国の人たちって、いまだに日本人を勘違いしている部分は多いですからね。僕が何も言わずに放っておいたら、勘違いや誤解がそのまま映画に残ってしまう。そういう使命感というか責任感も感じていました。」

「役者をどれだけ続けていられるかわからないですし、天職だなんて思えないですからね。ただ、僕にとって俳優っていうのはすごく大切な、ただただ大切にするべき、人生の・・・宝物のようなものなので、汚すようなことはしたくないんです。そう考えたとき、こういう映画も一回くらいやっておこうかなあ、と。今やることで今後やらなくてもいいように。(笑)」


現場では大変な思いをしたとオダギリさんは、あちこちでさんざ笑いながら言っていましたが、「オダギリさんが頼りでした。」とドンゴンさんも言っていた通り、オダギリさんと二人の間には何やら深い絆が紡がれたのが感じられて、心がほのぼの致します。そして嬉しくもあります。

出来るだけ多くの人が見に行って、辰雄とジュンシクの姿から、たくさんのことを感じてくれたらいいな、と思っています。

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オダギリさんって、髪がたわわ、ですよね。(笑)半分刈り上げてるのに残った部分おろしてもこの分量・・・
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※大阪での完成披露試写の際の会見でのひとコマ。手、手が・・・「待て」をしてるわんこのような~~~ dogdogdog

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2012年1月13日 (金)

男子による“オダジョー”認識(『マイウェイ』小ネタ。笑^^。)

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(こんなイッパツ呟きを『マイウェイ』カテゴリに入れておいて良いのか?というココロの声も横のほうから聞きつつ・・・。smile

最近ではドンゴンさんとのツーショットがやたら落ち着いて自然に見えておりますが、どんな人の隣に並んでも案外すんなり収まるオダギリさんですよね。

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「悲夢」共演者、イ・ナヨンちゃんと。

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韓国では「オダギリジョ」なのね。ソン・ヘギョちゃんとジーンズの広告で。このころヘギョちゃんはヒョンビンくんの彼女デシタ。

さて、職場の、ちょっと生田斗真似色白チャラ男@18歳くんに聞いてみた、オダギリジョーというひとへの同じ男子の認識。

18から見る36はやっぱりおじさんなのかとあらかじめ予想し「オダギリくんってやっぱりキミから見るとオジサンになるの?」と話を振った私に

『オジサンです。』coldsweats01

・・・・ま、そもそも彼のお父さんが43だそうなんで。(どんごんさんも無条件でおじさんだあね。)ちなみにそんなカレがオシャレだと思って見ている芸能人は「成宮くんとか・・・」だそうです。ふうん。(成宮くんももう29なんだけどな。)

もと営業マン、職場の癒しアイドル新入社員一児の父@26歳くん は

『カッコいいおにいさん・・・・すね。』とちょっと遠い目になって答えました。そして注意深げに「あのう・・・あの人って幾つなんすか?」と私に問うのでした。(36、という私に、やっぱ、お兄さんっすね、と安心したようにナットクするのでした。)

だからどうなのよ?と言われたら、ただそれだけなんです、すみませんすみません。coldsweats01coldsweats01

「日韓の青年の・・・」って『マイウェイ』の宣伝にはあるんだけどなあ、一応。でも、オジサン同士のブロマンス、なんですかいのう。

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オマケです。

♪こんな時代もああ~~ったねと・・・誰かと思った、若かりしオダギリさんのアイドル笑顔。「セーターブック」いろんな人のが出てましたっけ。懐かしい~~happy02

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2012年1月11日 (水)

『マイウェイ』応援動画の人々

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いよいよ今週末公開です、『マイウェイ』

あちこちで見かけるインタビューはそれぞれにとても興味深い部分があり、こんどそのへんちょっと抜き出してご紹介したいと思っています。

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※いかにも楽しそうですね。先月の完成披露試写の日に撮られたもののようで。

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今回はこちら。

ドンゴンさんが5日に来日する前日にお友達の皆さんを集めて上映会をしたときの応援動画です。ビョンホンさん、チャン・ジン監督、ジンモくん、語るソヨン奥様・・・どうぞ御覧下さいませ。^^

※短いほう(涙のツボシーンがちらりと・・・)

※長いほう(トゥ・ファインド・マイ・ウェイがバックに流れちょります。)

本編とは直接関係ないのですが、ウォッカの広告絡みのインタビューのページから拾ってきた、ちょっとセクシーでアンニュイなオダギリさんです。

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2012年1月 8日 (日)

『マイウェイ』廃人・中間報告

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まだ初日前というのに、順調に『マイウェイ』廃人の症状を呈しておるmiyukiです。『タイフーン』の時はある意味もうちっと元気な行動する廃人(?)となり、相当回映画館へ足を運んで余計病が深まっていましたが、今回この廃人の行く末やいかに??

しょうもない自虐症状のひとつとしてネットサーフィン依存の深刻化というのがございますが、ゆうべ一読してウケて笑った記事をご紹介しましょう。

◆イケメン同士鳥肌友情に女心もワクワク?

助手、ジョン・ワトソンの婚約者メアリーを嫉妬し、"それは私に?メアリー?"をときどき叫ぶ名探偵シャーロック・ホームズ。パーティ会場で他の女性にダンスを申し込むホームズを見て不快な様子を明らかにするワトソン("シャーロックホームズ:シャドウゲーム")

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"お前は必ず生きて故郷に帰るんだろ"と叫んで日本人の友達長谷川辰雄を背に負って険しい雪山を超える朝鮮人キム・ジュンシク。そんな彼を、母性愛を刺激するおぼろげな目つきで見つめる辰雄("マイウェイ")

最近公開された映画"シャーロックホームズ:シャドウゲーム"と"マイウェイ"の一場面だ。ロバート・ダウニーJr &ジュード・ロウ、チャン・ドンゴン&オダギリジョーなど、イケメン俳優たちをフィーチャーしたチームワークを見て"あら!この人たちどういう関係なのよ?!"と叫びたくなるが、線を越えるセクシャルな場面は出てこない。

まさに男たちの間で鳥肌友情、 "ブロマンス(Bromance)"を標榜した作品であること。"ブラザー(Brother)"と"ロマンス(Romance)"の合成語であるブロマンスは、友情を超えた男たちの間の粘着性がある愛情関係を意味する。2010年、英国オックスフォード英語辞典に掲載された新造語だ。  (東亜日報・文化)

※Brother+Romance=Bromance
ホモ・エロティックというよりは、ホモ・ソーシャルな、バディ的な関係にある男子二人の絆を表すのに使う。
しかし友情というのは常にエロティックな面を持つ。

この記事、もっと長くてこのあとに韓国ドラマのブロマンスカップルの名前がいっぱい挙がっておりましたが、とりあえず今日は最初の部分が重要かな、と・・・(笑)

韓国では男子同士のコミュニケーションがアツく「ブロマンス」な状況など、日本よりよっぽど日常的に見られるもんなんだろうと勝手に思っておりましたが、女子(記事は女性記者が書いたようです。)としてはやっぱり「あらこの人たち、どういう関係なのよ!!」になるんですね。

★そんな彼を、母性愛を刺激するおぼろげな目つきで見つめる辰雄

以下、スチール写真で構成してみました。

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収容所内で殴り合いになり、結局二人一緒に吊るされる。(辰雄、二度目。)その後捕虜を徴用して独・ソ戦に投入せよとのスターリンのお達しにより、まずソ連軍の軍服を着ることになる二人。

ジュコーフスキーでの激戦の末、日本の同盟国ドイツに亡命しようと決めるジュンシク。戦闘のさなかのソ連将校の非人間的な姿にかつての自分を見、生きる意味を己に問いながら揺れる辰雄は、山を越えるというジュンシクにふらふらと付いていくのだった。

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(この景色は本編に出てきたかな?)

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「(じゅ、ジュンシク~~・・・)」(無言、すがる「おぼろげな目つき」。辰雄は戦闘で脇腹に深手を負っています。)

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気づくと後から来ない辰雄を懸命に探すジュンシク。ジュンシクはどんな経緯があっても友を見捨てることなど絶対にできない男。

「(・・・もうダメや・・・)」

「(だああっ!!しっかりせいッ!!こんなとこで死ぬわけにいかないだろ、おれたち!)」

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「(うがあああ~~~~ッ!!!!)」

オダギリさんは細いですが176センチ、50㎏代後半から60㎏くらい?と仮定しても銃とか雑嚢とか分厚い姿で人を背負って、ドンゴンさんほんとに、すごはしょっすむにだなシーンです。しかもちょっと走ってたし。

オダギリさんのファンのブログなどいくつか読ませていただいたのですが、プレミアの日の彼はほんとうによく喋ってくれたらしいです。「オダギリ節」という呼び方は定着しているし、昔見たバラエティーのトークなどから、喋るときには喋る人という印象でいたのですが、特にこの『マイウェイ』にたいしては苦労が大きかった分、そして作品の内容からもオダギリさんも責任感と思い入れを以て臨んでくださってるのかな、と感じます。

やんちゃ・トークをするオダギリさんの隣でにこにこ見守るアニキで紳士なドンゴンさん、という図式はオダギリ・ファンにもホホエマシイようでした。^^

書き初めイベントの会見の動画がありましたので、見に行ってみてくださいね。

こちら。

以下、オダギリさんが表紙になった雑誌の話題です。韓国の女性記者の美意識によるオダギリさん評が興味深いです。知人の韓国女性が言っていましたが、妻夫木くんやオダギリさんのどういうところに惹かれるかといえば、韓国の男性に無い「柔らかさ」「「優しげな存在感」のようです。「俺が、俺が」と押してこないトコロ、と言っていました。なるほど。

先般のCINE21動画インタビューではオダギリさん曰く、ドンゴンさんと一緒にした演技に付いて「互いに相手の芝居を受け入れてそれに合わせた芝居を返せるタイプだと思うから、やりたいことをやりながら尊重し合える、特別話し合いをする必要もなく、呼吸も合わせやすくて良いキャッチボールが出来た。」みたいに言っていました。なるほどなるほど・・・・。

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通常人の安らかな姿を描いた、日本の俳優オダギリジョーの写真集のカットが公開された。

オダギリジョーは最近のエンターテイメント&ライフスタイルマガジン"ファースト・ルック(1st Look)"の単独表紙写真集で、"An Ordinary Man"というコンセプトの撮影を進行した。"普通の男"というコンセプトだが、オダギリジョーの写真は、一言で言えば、平凡ではなく非凡だった。

写真集の中のオダギリジョーは刈り上げスタイルとワンレングス・パーマネントをミックスしたユニークなダブルヘアスタイルを誇り、オールバックに結いあげたりワンレングスに下ろしたりもするなど、彼だけの様々なスタイルを消化し た。

併せて個性あふれるファッションの代表走者にはスチールの装飾が引き立つ黒のコートにスカートを破格マッチして、反抗期いっぱいの男性の姿を表現した。特にブラックは、Fedoraでポイントを与えた写真の中で彼はうつろな目つきと一緒にふっくらとした唇を現わしてセクシーさと魔性の魅力を誇った。

オダギリジョーは写真集と一緒に行われたインタビューで、"演技生活は一つの些細なミスから始まった。本来は演出を学ぶために米国へ行ったのだが間違って選択した学科が演技を勉強する学科だった。そう、偶然に演技者としての人生を生きていますが、暇が出来れば演出を勉強して短編映画を作りながら演出家の夢を続けている"とし、自分の演技人生について話をした。

格別なファッション感覚を自慢してきた彼は"本当にファッションについて何も知らない。ただ一目見た時、"ああ、カッコいい"と思われるものを着るだけです。一度は東大門でおばちゃんが着るパジャマのようなパンツも買って着たのだけれど、私の韓国人の友達がそれを見て"本当にひどい。どうやったらそんなズボンを選んで買う?"とからかわれたんです"と、率直な告白をした。

最後に、彼は"俳優に自分だけの基準と完全性を守るために、絶えず自らを監視するので、そういう意味で私は自分自身のファンだ"と、俳優の所信と愛着を表わした。オダギリジョーは、日中韓の代表俳優が会って話題になった映画"マイウェイ"でチャン・ドンゴン、ファン・ビンビンと一緒に主演を引き受けた。(写真提供:ファーストルック)bntニュース記事・ユン・へヨン記者

※ドンゴンさんやイングォンさんの演技が素晴らしく、自分の部分は見れば見るほど残念なところがある、んだそうで。

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※もう一回↑これ、貼っておこうっと・・・^^

※ノルマンディーの激戦シーンの動画です。(ちょっと場面が前後しているような気がしますが。)

ブラザーフッドでは「ジンソガ~~っ!!」「ヒョ~~ン!!」でしたが今回は「たつお~~!!」「ジュンシク~~!!!!」連呼です。(笑)

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