グッドモーニング・プレジデント (28)

2011年5月29日 (日)

映画を観るということ

201105294

私の釜山映画祭の素敵な思い出、「グッドモーニング・プレジデント」。

ドンゴンさんが大好きなチャン・ジン監督の作品に出演すると聞いた時、とても嬉しく、楽しみにしていました。当ブログでもどんだけネタにして語らせて貰ったやら。(遠い目)

ハードな映画が多く修行の様に役に取り組んできたドンゴンさんが、「現場に行くのがもう楽しくて楽しくて」と言っていたこの映画を、日本のドンゴン・ファンとしては殆どのかたが「若くて素敵で、チョッと可愛い大統領」として鑑賞し、ほんわかと微笑ましい気持ちになって家に帰って来たことと思います。

日本の自衛隊がわざわざ「刺激的な海域」で訓練をやらかして、それがネタになっていたことが少し残念だったり、チャン・ジン監督作品としてはちょっと「毒気」が足らんという意見もあったりしましたが。

同じ映画を鑑賞しても、観る人の立場や年齢、考え方、性別等々、いろんなフィルターを経て、それぞれのツボやそれぞれの思いが生まれるものです。日本のファンが純粋にドンゴンさんが演じた大統領像として観た姿も、本国の皆さんにとってはそれこそ過去のいろんな大統領を思い出す姿だったのね、と改めて感じた記事がありました。(以下に挙げておきます。)

ノ・ムヒョン前大統領が朝の散歩の際に自宅の裏山の岩場から投身自殺を図り亡くなったのはこの映画の撮影が始まったころのことでした。

(そういえば日本の歴代内閣総理大臣の誰かを思い出して切なくなるような映画って、何かありましたっけ?ううむ・・・)

グッド・プレジデント ノ・ムヒョン、安らかに、良く過ごされたでしょうか?

盧大統領逝去2周忌に・・・

ご記憶でしょうか? 以前公開された"建国以来思ってもみなかった大統領に会う"という広報文句を掲げたオムニバス映画を。大統領はもちろん参謀らと国会議員までみなコメディ ジャンルに溶かして戯画化させながらも現実政治を絶妙に捕らえて描き出した映画を。大統領の身近な行動が笑いの素材になってそれで愉快に笑って幸福になった映画を。 一つの童話のようなストーリーで9時のニュースを待ち遠しくする大統領を描いた映画、 <グッドモーニング プレジデント>。

映画は三人の大統領のエピソードを描いていますが始終一貫ひとりの肖像を追憶させます。それは故ノ・ムヒョン前大統領です。 彼とともに映画はキム・デジュンと一緒にチョン・ドゥファン、ノ・テウを交差させます。 そしてムン・ジェイン前秘書室長、カン・グムシル前法務部長官、ノ・ゴンピョン氏なども画面に重なりながらイ・ミョンバク大統領で帰結されます。 映画が'国民が夢見る大統領'という現在進行形メッセージを入れただけに、イ大統領と比較評価されるのは当然です。

映画でノ・ムヒョンは多様な姿の大統領でスクリーンに再現されます。 直接的な描写や間接的な暗示が可能になり得たことは映画が童話のような話を経由して、民主共和国大韓民国の現実を話すためです。

ノ・ムヒョンは人が生きる世の中を夢見た村夫でした。

201105291

▲エンディング クレジットでチャ・ジウク大統領が大統領府台所で素足にノータイ姿で調理士らと隔意なしで破顔大笑する場面はノ・ムヒョンに対する深く染みいるような懐かしさに差し迫る。

まずハンナラ党の前身の新韓国党を遠回しに言った新韓国党大統領チャ・ジウク(チャン・ドンゴン)です。 彼が新韓国党大統領の理由をチャン・ジン監督は後に解いています。 ジウクが大統領府台所でキムチ一つにラーメンを食べた後、美味しくタバコを吸った姿やエンディング クレジットが上がってノータイ姿に裸足で台所の上に腰掛けて料理人らと話を交わして破顔大笑した姿は間違いなくノ・ムヒョンでした。

大統領府在任時執務室を訪ねた記者たちにライターを差し出して煙草を薦めるほど気さくで隔意なかった彼でした。 そのためでしょうか。 その日、みみずく岩でついに永らく多くの心のうちとともに火を点けたタバコを灰皿の上にのせて、切ったタバコを選んで薦めて沈黙したようです。

退任後ポンハ村でゴム長靴を履いて麦わら帽子を被っては畑で仕事をして、真っ赤な車のついた自転車に孫娘を乗せて野原を走って、村を訪ねた子供たちと目の高さを合わせるために膝を垂れて、農民らとどぶろくを飲んで豪快な笑いを作った彼は人が生きる世の中を夢見たただ平凡な村夫でした。

映画で特に印象的な場面があります。 既存の市場で民心調査をしたジウクと"大統領様、うちのお父さんを生かして下さい。腎臓が必要だ"と叫んで駆け寄る青年 (パク・ヘイル)との出会いです。 友人のムン・ヨンチョル秘書室長は、腎臓移植を悩むふりの姿を見せながら人間的な大統領の姿を浮上させようと提案します。(実際ムン・ジェイン前秘書室長は故人ノ・ムヒョンの友人ムン・ジェインでなく、ムン・ジェインの友人ノ・ムヒョンという程魂がきれいな人です)。

しかしジウクは"私の力でただ一人の命を救うことができない大統領ならば数万数千の国民の生命も守ることができないではないか、というのが私の信念"としながら、腎臓移植を決心して病院へ向かいます。 この話(言葉)は選挙戦当時妻の父に対する色合い論争が極に達する時"愛する妻を捨ててこそ大統領資格ができるのですか? そのような大統領候補ならば止める"としたノ・ムヒョンに対するチャン・ジン監督のオマージュではないかと読まれます。

そしてジウクが手術直前青年のお父さんに残した話はあたかもノ・ムヒョンが私たちに残そうとした話のように切切と胸に迫ります。

"これから私と人生を分けあうのです。私の不足した部分を一生懸命に生きて下さい。"

ノ・ムヒョンとキム・デジュン前大統領はひとつとしながら二つでした。

ノ・ムヒョンの二番目再現は最初の女性大統領ハン・ギョンジャ(コ・ドゥシム)です。夫(イム・ハリョン)を連れて大統領府に入城しますが突出行動で国政遂行の障害物となります。 そして彼が老後に田園生活をするとしながら買い入れた不動産が憲政史上初めて持った弾劾事態を触発する大きな課題はノ・ムヒョンの影を濃厚に垂らします。

201105292

▲キム・ジョンホ大統領とチャ・ジウクが火気子害するように与野党党首会談を持つ場面は生前のキム・デジュンとノ・ムヒョン二人の大統領の格別な関係を浮かび上がらせるようだ。

また、ギョンジャがTVで不動産特別法談話を発表して"今回通過させようとするこの法は大韓民国の首都移転および多機能行政自治…"と話した大きな課題は当時失敗に終わったノ・ムヒョンの新行政首都移転を示します。そしてこの大きい課題は最近アン・ヒジョン忠南知事が憲法裁判所の行政首都違憲決定に対する再審を請求してノ・ムヒョンがみな成し遂げられない約束を貫徹させるという意志を明らかにしたのだとしたこととと触れ合います。 

そして映画はノ・ムヒョン弾劾当時喧々諤々に暴れた朝中東(新聞社)を代表して東亜日報を登場させます。 'ハン・ギョンジャ ゲート不動産特別法は煙幕だった、大統領が夫の贈り物に不動産特別法を用意した'という場面などはノ・ムヒョン当時新行政首都移転を絶対反対した朝中東を示します。 朝中東に権力分け合って食べることをあきらめてつまらない国民と人が生きる世の中を夢見ることぐらい不穏な大統領はなかったですから。

映画で最初の大統領に出てくるキム・ジョンホ(イ・スンジェ)はノ・ムヒョンとキム・デジュンを同時に抱きます。 "民主化運動のため捕えられて獄中生活を送ったジョンホは民主化運動の象徴キム・デジュンを示します。 彼がワールドカップ ロトを購入しながら"もしこれが当たったらばお金がなくて出来なかった寄付を残すことなくしてみるだろう"と話した大きな課題は財産よりさらに多い借金を残して離れたノ・ムヒョンを示します。

201105295

特にジョンホとジウクがビールを飲んでお父さんと息子のように微笑ましく与野党党首会談をする場面は自身の娘イヨンとジウクをペアを組んでくれようとしていたジョンホが、イヨンに民主化運動をする時自身は数えきれない程捕えられてもジウクの父親はよく逃げたものだ話す場面と連結されながら映画はノ・ムヒョンとキム・デジュンをひとつとしながら二つに光を当てます。

そしてその格別なことはノ・ムヒョン前大統領告別式で嗚咽したキム・デジュン大統領につながります。肉筆追悼辞で金前大統領は"人権と民主主義を守った勇士"であり"苦痛を受ける人のため惜しまない奉仕と社会定義実現"のために努力して"民族の和解と協力のために献身"ある"国民的英雄"だったが(イ・ミョンバク政府)検察の捜査で"一生にかけた献身が無位"に帰ったとノ・ムヒョンを賛えました。

ノ・ムヒョンを追憶することだけでも国民は幸せです。

ノ・ムヒョンの三回目の再現はイ・ミョンバク大統領です。 先立ってジウクが既存の市場民心調査に出て行く前に躊躇するとすぐにムン秘書室長は"これが一番手軽です。 見せれば信じるでしょう"といいます。 ドンゴンは"市場でトッポッキ食べて何が変わるのか"として補佐陣らをとがめます。 だが、ムン室長は一段もっと上げます。

"トッポッキ? それは良い。 オデンやスンデもちょっと入れて。 そうとも食べる姿があってこそ説得力がある。"

201105293

▲市長でトッポッキを食べるジウクはイ・ミョンバク大統領の民生歩みを捻って政治ショーを風刺する。イ大統領はトッポッキを食べながらどれくらい幸せだったのだろうか?

かつてスンデ店TV広告に出演して'イ・ミョンバクはまだ腹がへります'として一見識を見せた彼は庶民歩みをするとしながらトッポッキにオデンまで味がよく食べて金持ち政権イメージを払いのけるために限りなく努めました。 だが、クッパ店のおばあさんは物価暴騰と不況で家賃をこの上なく上げられて追い出されるところで、民心調査の結果実践したことはトッポッキ買って食べたこと他にはないという皮肉だけ残りました。 あえてトッポッキを口で噛まなくてもいつどこででも庶民だったノ・ムヒョンとイ・ミョンバクはこのように違うといったことです。

映画は三人の大統領のエピソードをつなぐ調理士(イ・ムンス)を通じて国民の声を代弁します。 三人の大統領が危機に処した時ごとに彼を探す理由です。 すべての解決法は結局国民の声にあって、調理士は日常的な話法で国民の声を聞かせることができる人物です。 たとえ三人の大統領が焼酎一杯を飲みに行き、ラーメンを食べに行き、煮干しの頭を取りながら食べに行くが彼らは聞く耳を持って他の異議話を受け入れる準備ができている大統領らだったのです。

201105297

ハン・ギョンジャが夫との離婚問題で悩んで調理士とやりとりする大きな課題はそのような意味で多くのことを内包します。 "幸せでない大統領でも国民を幸せにするのに不足しはしないでしょう?"という問いに調理士は"大統領がすべての国民が幸せになるのを望むのと同じようにすべての国民は幸せな大統領を望む"と話します。ノ・ムヒョンの最後は不幸だったが国民は私たちに彼のような大統領がいたことだけでも幸せな反面、イ大統領が幸せだと国民も幸せというわけではではないとの残酷な現実はこれに対する解答であるわけです。

その残酷な現実を突き抜けて寛容な希望を抱けば抱くほど歴代大統領らの面々すなわち、イ・スンマン、ユン・ボソン、パク・チョンヒ、チェ・ギュハ、チョン・ドゥファン、ノ・テウ、キム・ヨンサム、キム・デジュン、ノ・ムヒョン、イ・ミョンバクに至るまでノ・ムヒョンとキム・デジュンを除いた<その時その人々>(イム・サンス監督2005年作)と<グッドモーニング プレジデント>の間の間隙はあまりにも大きくて簡単に希望を抱くことさえ恐ろしくさせます。

201105298

ご記憶でしょうか? 映画のエンディング クレジットが上がって調理士が出版した'とても特別な台所'という本を通じてささやいた映画のプロローグを。 そのプロローグには2年前5月23日私たちのそばを離れたノ・ムヒョンとそして87日後のその年8月18日また私たちのそばを離れたキム・デジュン前大統領に渡したい私たちの心がそっくり含まれています。

"いつか年を取った大統領が訪ねてきて焼酎一杯を薦める時、
タバコをやめた大統領がタバコを求めて来た時、
早朝私たちに挨拶をする大統領に会う時、
私たちは笑いながらこのように言います。
はい、大統領、良い朝ですね。"

映画の題名<グッドモーニング プレジデント>でモーニングを抜けば<グッド プレジデント>になります。ムン・ジェインの指摘のように参加政府の功績と過ちを省察して復碁する今、残らず全部をみな投げたノ・ムヒョンを追憶することはまた、国民には幸福です。それで私たちは笑顔でこのように挨拶します。

"グッドモーニング ノ・ムヒョン グッドモーニング キム・デジュン、グッド プレジデント・・・安らかによくお過ごしでしたか?"

(Ohmy News  パク・ホヨル記者)

201105296

| | コメント (2)
|

2010年4月 5日 (月)

予備新郎と大統領

201004051

ドンゴンさんは無事ラオスから1日に帰国されて、WFP広報大使の活動についてのインタビュー(朝鮮日報)をひとつこなした後、5日、6日は韓国タイヤのCMロケでニューヨークだそうです。

ラオスに行くに当たってはA型肝炎とか破傷風などへの心配から、キッチリ予防接種を受けて行かれたとのこと。ドキュメンタリーではラオスの学校を訪れてWFPのプログラムをサポートするドンゴンさんの姿などが収められたいうことです。制作陣も「予備新郎」ゆえに式の直前に大丈夫かと思ったけれど、御本人の意思固く、ソヨンさんの応援もあったとのこと。

暑くて撮影も大変だったのではと思いますが、きっと良いお仕事をなさったことでしょう。(ドキュメンタリーの演出をなさったのは、今年のPD賞を受賞したカン・ギョンランプロデューサー。)改めてモンゴルかアフリカでの撮影も予定されているようです。

あちらの記事を翻訳機にかけると「予備夫婦」とか「予備新郎・新婦」という言葉がよう出てまいります。なるほどなあ。

前回載せきれなかった大統領のキャプをもう少しご紹介しましょう。

201004052

201004053

「ムン室長・・・ムン・ヨンチョル!」小鼻広がってる顔はちょっとジンテさん入ってます?

201004054

ムンサン市場で、ぷう・・・・

手前の警護室長の、いつもの顔。(笑)いつもこの顔で頑張ってるんだけど、ジウク大統領がへイル青年に襲われたあと、無念のあまり厨房でキレまくる室長がカワイイです。(私の警護なしに閣下をこんな危険なところにお送りするのは初めてです、という手術室前の台詞もイケてます。)

201004055

執務室の「小」ぷう・・・・

201004056

大統領の高い鼻がまずイヨンさんのほっぺに・・・・(何をそんなにウケまくっているやら、楽しそうですね。)

201004057 映画のメイキングを見るのは、楽しいです。

たくさんのスタッフがさまざまなアイデアや苦労を持ち寄って働いている現場・・・とくに商業映画は主演俳優さんや監督さんだけでは成り立っていかないのよね、と改めて思います。

「青瓦台」の中を実際に取材したわけではなく、スタッフたちの資料集めと想像の賜物だと監督はおっしゃっていましたが、ひとつひとつ映像にしてリアリティを持たせるための裏付け作業はある意味マニアックな世界かも。(例えば戦争映画の武器、銃器の監修とか、歴史ものの時代考証とか。)

何が食卓に載っているのか、仕事のときのスーツでないふだんはどんな服を着ているのか、ジウク大統領はシングル・ファーザーだから、息子の服の趣味は大統領の趣味?とか。

ハン・ギョンジャ大統領の映像を見ながら「皮膚管理」の話をしている引退大統領ずの会話も面白かったです。

昔小さな舞台の衣装の仕事を一度だけ手伝ったことがありましたが、衣装はほんとに大変です。デザインとかコーディネイトはまだ華やかな作業のほうで、お洗濯、アイロン掛け、補修管理などなど、要忍耐と辛抱。(しかし、オペラハウスにオペラの衣装を借りに行ったとき、膨大な衣装部屋の中から選ぶのだけは、楽しかったですわ。)

201004059

ところで、役名では「参謀1」となっている右の彼なんですが、たまにドラマなどでもお顔を見かけます。

2010040511 このかた、ホ・ジョンギュさんといって、ドンゴンさんよりひとつ年上なんですが、あのキム・テイさんの御主人なんだそうで。(④さまのイベントの司会をよくなさる女優さんです。)

ソウル芸術大学で同期生、2年くらいの恋愛期間を経て2007年ご結婚、息子さんがいらっしゃるそうな。

ついでに、このかたも今年になってから膝の靭帯の古傷の手術をなさったそうです。俳優さんはカラダが資本、どうしても怪我も多いですよね。

日本でのお仕事の多いキム・テイさんと一緒によく日本にもいらっしゃるようです。(カワイイ息子さんのお名前はソクビンくん、ビニ~~と呼んでいるんだとか。)

ちょいネタでした。

| | コメント (2)
|

2010年4月 3日 (土)

大統領、お元気ですか?

201004033

「グッドモーニング・プレジデント」 韓国版DVDを見ました。

ジウク大統領、さらに成熟のスーツ姿も美しく・・・。(女子と子供にはからきしダメダメなんだけど。笑。)

本編オーディオコメンタリーは監督さんとイ・スンジェ先生とイム・ハリョンさん、そしてドンゴンさんで、例によって何を言っているのか単語がたまに聞き取れる程度のmiyukiには解りませんが、とにかくうれしそうによく笑っています。

笑っているのはメイキングの時も同じで、そういう意味では今までのどの映画のメイキングとも違う姿が見られます。

「楽しかった。」「こんな現場は初めてだった。」と繰り返しインタビューで答えておられた通り、ドンゴンさんの新鮮で楽しい経験、嬉しさが伝わってくる感じです。

201004032_2

メイキングでは、あの方やあの彼も何度か映り込んでいます。(笑)

夏の暑い盛り、スーツ姿の本番中では季節感は出ていませんが、合間にはすぐに上着を脱いだり、扇子やうちわで煽がれていたり、もちろんスタッフの皆さんはみんな半袖です。

暑そうだ~~と思ったのが、チャ・ジウク大統領の宣誓のシーン。大学か何かの建物の前庭のようでしたが、蝉の声がしていて、カンカン照りなのに、後ろに並んだ皆さん、中には厚手のコート姿も。(冬の設定なのね。)

市場のシーンのパク・へイルくんはウインドブレーカー姿。さすがに髪が汗に濡れておりました。

201004035

直訴のへイル青年を阻止しているSP役のヒトはラグビーとかなにかの格闘技とかやってたのでしょうか、へイルくんとてけっこう大きそうなのに何度も軽々抱えあげておりました。吃驚。

201004031

201004034

笑いの神様が降りてきました、監督う~~ははははっ・・・・あはあ・・・・

201004036

元気に「食べる」大統領。市場のトッポッキ、厨房で作ってもらったラーメン、料理長たちの賄い用の“買ってきた”キムチ・・・・

201004037

市場の子役エキストラに話しかけてみる大統領、一人息子と大統領、そして官邸の夜、スリッパ姿でぼ~~っと厨房にやってくる大統領。(ぷっ。可愛いです。)ムスコはイヨンさんからお電話の掛かってくるシーンでもしましまのシャツを着せられております。大統領もしましま好き・・・?

201004038

    (・・・んぬぬ・・・・笑いの神様が再び・・・)

201004039

ぱさぱさ瞬き、くるくる目玉のキスシーンは本編では遠くからの姿だけでした。

2010040311 チャン・ジン監督は舞台俳優の経験があり、演技指導のときの台詞がうんまいです。(キョンテク監督も熱血演技指導ですが。)

コメンタリーの中で細かいニュアンスはわかりませんが、「ウォンビンさんとチャン・ドンゴンさんはほんとにイイ顔で、撮って絵になるんですよ」みたいな会話がありました。(そういうことは聞き逃さない私。んふふ。)

んなのに監督ったら「ガン・アンド・トークス」の時に、まだ二度しか直に会ったことのなかったビンくんが、よっぽど地味な格好でもしてたのでしょうか、中華の出前持ちと間違えて「いくら?」ってビンくんに聞いたんだそうな。(シン・ヒョンジュンさんの証言。)

そうそう、釜山映画祭のときにおめでただった監督の奥様、先月25日に無事ご次男がお生まれになったそうで、おめでとうございます。監督はブログで「二番目と呼んでは申し訳なく、末っ子と呼ぶことにします。僕が着くまで出てくるのを待っててくれてありがとう。」と・・・

大統領に抱っこされて寝ていたあのコがお兄ちゃんになったんですねえ。

ところで、釜山映画祭での会見や、開幕式の様子も少しありましたが、大統領ったら、本編と比べてやっぱりちょこっと「みちみち」してましたね。(笑)

上手にキャプ取れなくて申し訳ありません。

2010040310

中国版「イヴのすべて」の制作発表が上海であったようです。チャン・ヒョクさん演じる理事さんは「チャン・イブ」という役名だそうな。ソンミ、ヨンミはどことなくイメージの似た女優さんたちのようですね。ほかの俳優さんたちもなんとなくどの役かわかるような気がします。

チャン・ヒョクさんは、「ドンゴン先輩は素晴らしい俳優、僕は頑張って先輩とは違うキャラクター作りをしないといけません。」とおっしゃったそうです。

| | コメント (8)
|

2009年11月26日 (木)

ファンタスティック大統領と『孤独』のありかについて

    200911261

※「Happy Together」は全てのレビューにおいてネタバレに配慮しておりません。作品を未見の方で、内容を知りたくない方は充分にご注意下さいますようお願い申し上げます。(管理人)

釜山映画祭の開幕式上映で観たことがもう随分昔のようでもあり、ついこの間のようでもあり・・・。こんなに早く日本語字幕つきで見られると思わなかったので、大変うれしい。
もしかして「オールド・ボーイ」以来かもしれない有楽町スバル座へ、「グッドモーニング・プレジデント」(@韓国映画ショーケース)を観に行って来た。

200911268 夕方のニュースで、木村太郎さんが今アツく交わされている事業仕分けの話題の時に、大使館の予算というもののありかたについてこんなことをおっしゃった。それはこんな趣旨だった。ある程度の立場に応じた暮らしかたは良いと思うが、たとえば在外大使は料理人を連れて行きますよね、あれは、昔大使が暗殺されてはいけないから、という意味があったけれど、今はそんな時代ではないでしょう。(もっとほんとうに要るもの要らないものを見極めることが必要では?)
・・・料理人。そういえば、○○大使館の料理人であったシェフのレストラン、という肩書は昔バブルのころにずいぶん見かけたっけなあ・・・

200911265 「グッドモーニング・プレジデント」のチャン料理長は、大統領たちの身も心も癒す存在。それも、とくに一大お説教を垂れているキャラではなく、何か悩みを呟きに来た大統領の言葉への答えに控え目に自分のことを語っているだけという、文字通りの仕事人。(職人?)
家になかなか帰れません、とか言っているけど、ちゃんと「末っ子がこんど大学生になります」なんてこともチャッカリ答えたり。
大統領のお食事に添えるキムチは料理長自ら漬けたものだけど、厨房の賄いは「買ってきたキムチ」。ラーメンも、インスタント。(だけど退任しても好物を時々つくって送ってくれたりする心配り。)

監督は、別に料理人で無くとも良かった、と言ったけれど、やっぱり庭をうろうろして庭師のおじさんと哲学的な会話をするよりなんとなく大統領も「三度のご飯を食べる人間」であり、料理人は大統領の健康と生活を陰から支えておるのだという関係がすんなりわかってヨイ。

    200911262

就任前のどんごん・ジウク大統領、法案のミーティング中にはらぼじ大統領に、「いま、オマエ呼ばわりしましたね。」と逆らおうとしたら「頑固なところは父親そっくりだな。わしはお前のオシメを・・・」(なんでも知っているぞ。笑。)と突っ込まれる。とどめのコトバは「お前は実力はないが、体力はある。」(爆)

腎臓くれろ青年には「(大統領のデータは)回顧録で読みました。オシリのホクロや、つむじがふたつあることも・・・」と絶妙なところで言われ、うっかりふなふなに・・・(ぷぷぷ・・・)。dog

ところで、就任前に「赤ちゃん用品の何か」を買い物しながら電話しているシーンがあったけれど、あのハコにプリントしてある母子の写真は、監督の奥さんと、あのコだそうな。(監督のインタビューより。)

    200911264

※ムン・ヨンチョル秘書室長。(左端)大統領とはじつはタメで互いに名前で呼びあえる仲。(大学の同期かなんか?)それにしても、大統領に際どいことを進言しちゃって。おいっ。(笑)

ジウク大統領が怖いと言ったもの、みっつ。
① 注射されること
② 息子の質問
③ ろうそくデモ

200911266 ジウク大統領は感情的になると、声がチョッと高くなる。早口もなかなかのもの。困ると目玉の後ろから、涙が自動的に湧き出す。(嘘です。笑。)

これも、監督がおっしゃったことなのだが、特定の俳優に向けて役を「あて書き」することは、外見的特徴からくるイメージであることがほとんどで、内面的なことを素材にすることは、今後もありまへん、とのこと。
しかし、当のどんごん・ジウク大統領はこんなことを言っている。

自分の素をよく知っている友人が出来上がった映画を見たら、ああ、あいつあんなこと(しぐさや癖、ものの言い方。)普段もしてるよな、と思うことでしょう、自然に演技出来た、楽しかった・・・と。

内面的なこと、と監督が言ったのはプライバシーに通じる事や個人の思想や考えの部分を指しているのかな、と解釈した。癖やモノの言い方や表情など、やはり、その人の性格抜きには語れないのではないかと思う次第。

大学の特別講義に出かけた、退任後のジウク大統領の演説シーンの台詞など、もしかしてドンゴンさんてばミーティング重ねながら密かに監督に「聞き書き」(取材)でもされたのかしらと穿ってしまいたくなるような内容で、教室に登場するところや喋る様子など、俳優チャン・ドンゴンの営業フィルターはかかっているものの、ファンミーティングなどでファンに語りかけるときと同じようなナチュラルさが。

    200911269

特別聞き書きあて書きでないにせよ、きっとあのシーンの台詞には、今のドンゴンさんも思いを込めやすかったことだろう。

(奥様を亡くされてから大統領になり、在任中愛した人はいなかったのですか、という学生の質問に答えて)
“私にも、男としてときめくこともあった、寂しいこともあったけれど、大統領はひとりの人だけを愛するには酷な職業なのです。いろいろなことをあきらめなければならなかった。ひとりの人のためだけの愛も。だけど、今(離婚その他の)窮地に立っているハン大統領にはこう申し上げた。たまにはひとりの人を愛してください、と。(ひとりの人間を愛することが、結局はたくさんの人々を愛することに通じるのではないでしょうか。)”

こんな内容だったと思う。

    2009112610

思わず、去年暮れのパク・チュンフンショーのインタビューを思い出した。

「俳優として生きていくためには、普通のありきたりの幸せとの両立は出来ないとあきらめたんです。」

(しかし、「大統領」はその後、公私共に一歩を踏み出したのだった。幸福な前途を祈るぞっ^^。)

    2009112611

    ※写真は昨年末のパク・チュンフンショーより。

「チャン・ジン式コメディ」としてはファンタジー色に偏って優しすぎる、という評などもあり、大統領府が舞台なだけに監督はインタビューのたびに、政治的意図は何にもない、と発言していた。
事実、はらぼじ大統領のモチーフは、ロトに当たった大金をどうしよう?ということだったし。そして、三番目の韓国初の女性大統領のメインの悩みは、「歩く時限爆弾」と参謀に心配された夫との家庭の存続について。

200911263 ←素敵な脇役ず、左はイム・スンリョンさん(北朝鮮特使役。)これ、特に勘三郎さんに似てますな。(笑)右は大統領府の警護室長役チュ・ジンモ(ん?)さん。何気にイイ味出してました。

二番目のジウク大統領はまだ政治の世界では若く、シングルファーザーであり、恋愛には少年の如くダメダメと・・・しかしここの背景に「外交の緊張状態」が設定してあるものだから、アメリカ、日本、北朝鮮・・・に対する韓国の立場的台詞が出て来ざるを得ない。

日本での上映に当たって、在韓日本大使を呼んだジウク大統領が、早口で文句を立て板に水!!というシーンがまるっとカットになってしまった。しかし、例え目に見えるシーンがカットになったところで、ストーリーや設定が変わっておるわけではないから、日本がネタになった皮肉な台詞はほかにも芋蔓式に散りばめてあるわけで・・・。

200911267 最初にカットされているという話を聞いた時は、ちょっと寂しく複雑な思いだったし、早口文句の中身を知りたかった。しかし現実、日本が日本である限り、韓国が韓国である限りその微妙な距離感はどうにもならないのではないだろうか。(マーケティング的にも心情的にも。残念ながら。)

※ちなみに、資料によればオリジナルは131分、今回の上映バージョンは129分ということだから、あのシーン、ほんの2分間だったの・・・?もっと長かったような気が・・・。

字幕がついたことで、今回いろいろ分かった台詞の中にあった、北朝鮮特使の言う「滅びかかった島国」という台詞のほうが私は胸に刺さったし。(その通りだもんでなあ、事実。)

いかんせん、政治的なところはつい気になってしまうけれど、チョッとした毒なら監督はいちおう韓国的なところにも触れてはいる。
例えば、「愛し合う者同士の片方が、不治の病で死にそうな時に実は血が繋がっていることを知る、が~~~ん!!!!」みたいなドラマを、分かってて真剣に見るのがじつはストレス発散・・・という韓国人のドラマ好き、とか、テレビの討論会で、人の話を聞かずどんどん白熱する罵りあい、とか、支持率一喜一憂→パフォーマンス→露骨な足の引っ張り合い=ろうそくデモ・・・などなど。

あと、これはぜんぜん皮肉部分ではないのだが、コ・ドゥシム大統領の時に、旦那さんが主婦の集いで皆と手を繋いで歌っているのはあれはオリジナルだろうか。「・・・花よりも美しく~~♪」(ドゥシムさんの代表作ドラマ)わざわざ作った歌なら、細かい技です、監督。(よくある表現っちゃそうだけど。笑。)

とにかく、台詞ひとつひとつに現地のお客さんたちは受けまくって楽しそうに笑っていた。ドンゴン・ジウク大統領のヘン顔や、酔っ払い会見シーンや、おなら涙目も。(蛇足のようだが、酔っ払い会見があのかたをモチーフにしたのなら、まさかあのようにいきなり亡くなってしまうとは監督も思いもしなかった・・・んだろうなあ。亡くなったのは釜山映画祭プレミア直前だったし。ううむ。)

    2009112613

私なりにいろいろ考えてみたのだが、「夢の大統領」だからもう深く難しく考えずに気楽に、スーツ姿も堂々と美しく且つお茶目なドンゴン・ジウク大統領の姿を楽しむことにした。

いやあ、もう、画面いっぱいにあの薄い瞼の窪みや、開いて行く瞳のふちに並んで行儀よく植わった長い睫毛のアップを見ているだけで思い切り萌え癒されましたとも。

個人的に一番の癒され顔は、移植手術から目覚めたあと、憧れのイヨンちゃんがお見舞いの言葉をテレビで言うのを幸せそうにぽよ~~んと、微笑みながら見ている病院の寝巻姿のジウク大統領。と、エンド・クレジットの、シャツの裾出して裸足の足首見せながら、厨房で楽しそうに笑っている姿デス。catface

“隣の子が苦しんでいたら(お腹を空かせていたら)その子を助けることにまず一生懸命になりなさいと言われた時に、父に私が答えたことを手術中に思い出しましたよ。”
“(チャン料理長)・・・・?”
“でも、隣に家は無いよ、お父さん、と・・・”
“・・・(ま、)お食事なさいませ・・・”(これまた絶妙の、間。)

つむじが二つと、オシリのホクロがほんとうだったら、すごく楽しいのになあ・・・大統領。smile

    2009112616

    2009112617

2009112612 ←チョッと暗いですが、こんなトコロでまぢめにお仕事中の、大統領@スバル座。^^

スクリーン・クオーター基金準備展、コスモポリタンのチョ・ソンヒ先生撮影のお写真が展示されています。展示とオープニングの様子は こちら。

ソンギ先生や冬ソナのキム次長の姿も。^^

| | コメント (16)
|

2009年11月14日 (土)

楽しい現場

    200911136

来年のノミネートかなと思った大統領が、今年の青龍映画賞にノミネートになって、ファンとしては喜ばしい限りです。(作品賞、監督賞、男優主演賞)

ドンゴンさん含め、俳優の皆さんが会見などで、「楽しかった」としきりに言っていた撮影現場・・・「こんなに楽しく映画が撮れることがあるんだな・・・と思った。」とドンゴンさんがインタビューで言っていたのが印象的でした。

“Mの魂”が生んだキャラクターたちは、ファンにとって得も言われぬ恍惚をもたらしたものでありますが(Sゴコロね。catface)、 「こんな生み方もあったのね。」と中の人が言っただけあって(ちょっと、違うか^^;)、大統領はきっと俳優としての新しい道筋を見せてくれたのでしょう。

そんな「どんだけ楽しかったの?」な現場の様子をすこしご紹介致しましょう。

    200911132

     ※メジャー使って顔の側面、何を測っているのでしょう。現場ってワンダーランドですネ。

    200911133

     ※下の写真にはなにげに見慣れたアノ人も・・・(笑。)大統領、楽しくモニターチェック。

    200911134

    200911139

昨日朝には一斉に各ワイドショーに、例のドームイベントのポスター撮りの風景が。

ほんとに四人揃って撮ってるのには吃驚でした。ドンゴンさんは12日にはいちどキャンセルになった雑誌のチャリティー関係の撮影もあったようですし。ポスター撮りは深夜に行われたとのこと。

韓国映画ショーケースの大統領上映、ファンクラブのフィルム・イベントに東京ドーム・・・

なんだかいろいろ怒涛のように押し流されて行きそうな。

    200911131

    200911137

    200911138

※青龍映画賞、男女各主演賞にノミネートの皆様。(個人的にはなんとなく、でっかい扱いのお二人ずつの一騎打ち、みたいな予感が致しますが、はてさて・・・。)

          200911135

          ※おまけです~。doghappy01

| | コメント (8)
|

2009年11月 6日 (金)

チャン・ジン監督が愛した「プレジデント」・・・②

    2009110614_2

皆様こんにちは。昨日は吃驚しましたね。

遅くになって、ドンゴンさんからのコメントが各アドニスに出ましたが、その素直な道筋の取り方に、この人は無為自然に強い人なんだろな、と思ったら無性に感動して、心から幸せな未来を願ったのでありました。

恋をしていたんだね、よかったね、皆に言えない間、たいへんだったね、と。

2009110613 折しも深夜に、ドンゴンさんが一番感動した映画に挙げていた「ニューシネマパラダイス」を放送しておりました。改めて私も自分の事含めいろんな思いがぐるぐる巡り、何時にも増して泣けましたとも、あのラスト。(年寄りはほんとに、涙脆いのよネ。笑。)

37歳の秋・・・一編の小説のようでもあるけれど、けっして「ハーレクイン」では無いような気がします。その時々、切なく苦しく大変な思いもして、鎮まったりやりすごしたり、自分を不誠実だと思ったこともあるやもしれません。現実的な対応の問題もあれば、うかうかもしていられないで、気になることもありましょう。

このところたくさんのインタビューを読んでいたこともあり、朧ながらも彼の語ったことがひとつの思いに集約していることを実感します。

「惚れる」という気持ちを向けるならば、「恋」の身勝手さで視野を狭めるよりも、これからもっと面白い仕事が見られるかも、という彼の俳優人生に向かってこそ惚れたいものだと思いを新たにします。そうすれば、いちファンとしてさらに長い楽しみが待っているものと思いますし、変な依存もせずに堂々としていられるような気がします。

今まで孤高の人たるべきことにどこか安心していたところもあるファンだから、頭の中の「私のドンゴンさん」の姿、それを巡るイメージを再構築することはどなたもきっとあることと思います。

生意気申しましたネ。デモ改めて、大変励まされました。(ボケた脳の活性化・含。笑。)

そんなわけで、本題、監督のインタビューの続きにまいりましょう。(長いけど、インタビューは興味深いのでどうぞ、読んでくださいましね。)happy01

    200911064

「グッドモーニング・プレジデント」は大統領を主人公にしたコメディで、当然政界をパロディにした内容が含まれている。

パロディには条件がつく。パロディにした素材を観客らが知っていなければならないということだ。

任期終わりに近いキム・ジョンホ大統領(イ・スンジェ)と、野党総裁で次期大統領になるチャ・ジウク(チャン・ドンゴン)の関係がその一例だ。

200911063 キム・ジョンホと、チャ・ジウクの父親は独裁政権時、民主化運動を一緒にして、ともすると追われた“同僚”であった。しかし、チャ・ジウクの父親は早くに亡くなり、キム・ジョンホは大統領になった。そして、チャ・ジウクは政権交代の主人公になる。この関係は実際元大統領の二人のことからきているのが明らかに見える。

しかしチャン・ジン監督は政権の誤りを指摘したり、自身の政治的路線を入れて映画を作ったのではない。

“我が国で政治と言えば、進歩と保守という両極端的定規で戦おうとするでしょう。だがこの映画では、彼らはご存知のように全知全能ではないし、自分の政治的路線と違うように行くとしても助けよう、という理解と和合の話をしているのです。”

“大統領の人間的悩みを通じて、彼らも平凡で他の人々とおなじことで悩むのだということを見せる。もちろん政党の支持率上昇のために大統領が見せる姿や、野党の食い下がる内容などで政界を風刺するが、これを通じて国民が願う大統領とはこういう姿ではないか?という提示をするだけでどんな強要もしない。”

200911068 ※ところで、出演料が国内1、2位を争うチャン・ドンゴンが主演の一人として出ていますが。

“彼が既存の役と違う、リラックスした柔軟な映画に出演したい時期だったので、タイミングがよく合った。出演料も常識的に理解される線で決めて、残りは映画の配当でお願いした。
チャン・ドンゴンクラスの俳優が出演料をぜんぶ現金で受け取るとしたら、製作費が高くなるほかない。幸い彼は映画興行に関係なく自分が儲かる事だけ受ければ良いと考えるような俳優ではなかった。有難い。”

※この映画ではまた、大統領を素材にしたコメディに、国会議員歴があり敏感になりそうなイ・スンジェも主役の一つの軸を受けました。

“私とは考えが違う部分がありそうで心配したが、話してみるとイ・スンジェ氏はとても健全な保守だった。そして、大統領はこんな時はここまでしない、というような助言をたくさんしてくれた。”

※撮影中、故ノ・ムヒョン大統領の焼香所に出向いたことも話題を呼びました。

“二回目の撮影の時だった。チャン・ドンゴンが退任後に大学で講義をする場面を撮る時だった。思うように大統領も幸せにならなければならないという話が出来ていないのではないか・・・ポンハ村(金海市ポンハ村、ノ前大統領が退任後住んでいた。)に行ってくれば話が出てくるような気がして、夜明けに行ってきた。結局記事が出てしまったが。”
“各エピソードの起承転結があり、テンポも合わせなければならなかった。見る観客のオクターブを高めたかったし、父の世代から息子の世代まで皆が理解できるドラマで行きたかった。それで簡単(解りやすく)に行ったのだ。”

※エピソードごとに起承転結があって全体を貫くハイライト(ヤマ)がないようです。三つめのエピソードが全体の話の最高点にならなければならないと思うのだが、評価が分かれていませんか。

2009110612 “三つ目のエピソードがヤマにならなければというのには同感だ。最後のエピソードは週末ドラマだと思えば好き嫌いが分かれるだろう。だが、相当数の観客はむしろそんな部分をよく取ってくれているようだ。
この映画はスラップスティック・コメディに始まって、言語的なウィットで進行される「私の人生の黄金期」のような週末ドラマ風に終わる。そんな部分を共感してくださるようだ。最も心配したのは、三つのエピソードをひとつの話のように受け入れてくれればということだったが、それも大きな問題ではないようだ。”

※大統領を素材にしたぶん、この話を受け入れてくれればという特定観客層と適正な水準があっただろうと思いもしますが。

“この頃の観客の水準が高いんだけど。(笑)そうであるためにも特定大統領や時代を合わせなかった。全体閲覧可(閲覧年齢コードに関し)だけれども、大統領を選んだり、選ぶ時期に到達した人たちがさらに楽しめれば、という思惑もある。少なくとも一回は大統領にたいして考えてみた人たちだろうから。”

200911069 ※一つ通ったコメディで流れることなく、むしろチャン・ジンコメディ総合ギフトセットのように他のコメディ形式でなさったが、それだとチャン・ジン式コメディのマニアには見馴れないことですね。(miyuki注・一つの大きなヤマに向かって、怒涛のようにいろんな人物の独特のヘリクツ・小理屈が集約して行くスタイル、かな?)

“この映画は私の映画の中で最も「広い」。振幅は減らし評幅は広げたということだろうか。それで私のコードに熱狂してくれた人々には退屈かもしれない。半面他の人たちにはもう少し共感してもらうこともできるだろうし。”

※映画が肯定的なファンタジーでいっぱいですね。

“「SPYリー・チョルジュン 北朝鮮から来た男」が幻想を現実的に作ったとすれば、「グッド・・・」は現実を幻想で作った。こういう表現はいつもはあまりしないが、「夢の大統領」に会いたかった。”

※チャン・ドンゴンが印鑑を押す前からチャン・ジン映画に出演すると言ったという噂を、監督本人が出したことが映画界に広まりました。噂であるのにもかかわらず・・・

“(にっこり笑って)チャン・ドンゴンと言う人は勉強する(順応する?)という特殊性を持っているんだよ。美男で、ある程度の年齢が行って、良い時期なのではないだろうか。彼は今まで限られた役をしてきた。それで、少しだけ変えたとしても波紋が大きそうだった。どうせするなら最高に。そうしたらさらに新鮮になったし、笑いも大きくなった。三人の大統領の話だから、一人が重心を取ってくれれば良い。チャン・ドンゴンの分量は多くないがそんな効果が出た。”

※大統領府の台所ですべての葛藤が解消される・・・。図式的で、料理長がキーパーソン(解決者)のように現れたりしますね。

“台所で無くともよかった。ただし、大統領府内で、政治的でなく私的な場所だったらという望みがあった。各大統領が食べるものにこだわりは無かった。だれが聞いても、小難しいことではない賢答を出すことが出来るように願った。結局、国民の声を聞け、という装置(仕掛け)であり・・・。幸い押しつけがましくならなかったのは全体的に俳優の力だ。”

    200911062

※大統領映画を撮るならば、大統領府に協力を受けたり示唆を整えることも出来たと思いますが。

“映画を作るということは、一種の自尊心を売ることだが、そこまで自尊心を売りたくはなかった。そのまま作り物で行こうと言った。大統領示唆は、そのまま前売り見てもらったらいい。(わかるだろう。)芸能で撮ったのをドキュメンタリーだと取られなければね。(笑)”

※それでは、この映画を必ず見たらいい、という大統領がいるとしたら?

“それは、つぎの大統領。”

200911065_2 ※ずっとコメディを撮るつもりなのでしょうか。

“コメディは、撮れば撮るほど難しい。さらに極めたい。いつかは、上品なコメディを作りたい。コメディこそ、すべてのジャンルの上位にあり得ると思う。アクション・コメディ、メロウ・コメディ、エロ・コメディ・・・韓国にはコメディに先入観がある。コメディで模範的なバリエーション(変奏)をしたい。今回の釜山のオープニングに招請されて、コメディ監督として有難かった。”

※厳粛主義に対する反発心理でコメディをやっていらっしゃるように思えるのですが。

“そんなところはある。ひとまず、私自ら、厳粛なのをこらえきれない。こんなときであるほど、笑わなければという考えがある。権威主義うあ厳粛主義に反発心理があってそうする時は唾でも針でも飛ばしたかったりね。(笑)”

2009110616 ※俳優たちがキャスティングの承諾をした過程も気になりますが。

“チャン・ドンゴンをはじめとして、すべての俳優らが序盤にOKしてくれた。決まったら決まったで、負担も大きかった。余りにも立派な三人の俳優が揃って、結果を出すほかに演出家の逃げ場はないではないか。
特にチャン・ドンゴンの場合は以前のイメージを良く守りながらも新しい領域で挑戦させなければならなかった。境界と節度を守って新しいものを見せなくてはという負担があった。実際2~3回の撮影後安堵したし、そのペースの通り行った。”

“必ずしもそのかたたちではということは無かったけれど、経歴と年代で最高のイメージを持った俳優が必要だった。チャン・ドンゴンの場合ハンサムな容貌とカリスマ、標準語を正しく駆使する俳優が必要だった。イ・スンジェ氏、コ・ドゥシム氏も同じだ。誰が見てもその年代で最高だと認める俳優たちではないか。”

2009110611 ※完全無欠に見えるチャン・ドンゴンが、おならや酔っ払った記者会見などを飄々と演技して観客らの爆笑を誘いますね。

“監督として俳優に些細な欲があるとしたら、その俳優が大衆に対して持たれているイメージと違ったイメージを見せることだ。ガン・アンド・トークスのシン・ヒョンジュンもそうだった。それ以前は「将軍の息子」の役と同じようなものばかりだったが、リラックスした姿を見せる事が出来て良かった。
チャン・ドンゴンも同じだ。
彼はすべてのものを見せられる俳優なのに、その間のキャラクター自体に余白が無かった。キャラクターでぎゅっと満たされていて、上手な息抜きを生かす余地が無かった。幸い彼がコミカルに出る場面を多くの方が喜んでくれてよかった。チャン・ドンゴンに対する称賛が聞こえてくるほど嬉しくて良い気分だ。”
(監督、ありがとうごじゃいました。笑いました。可愛かったです。笑。)

“俳優らと共同作業をしていると、私が想像したこと以上の場面を見せる瞬間があります。そのとき、自分の中の想像力の幅が絶対ではないのだということを実感することになります。ハン・ギョンジャ大統領が大統領府の台所でイワシをむしる時もどれだけ優雅なことだろう。”

200911067_2 “個人的な希望を言うならば、「この映画以後、これ以上の大統領映画は無いと思う」と考えてくださったら良いのだが、(笑)もちろん、冗談ですよ。”

“この映画が商業的成功と共に、文化的評価を得られたら良い。”

さて、脇役ずふぇちには嬉しいのもこの映画であります。おなじみ婆やヒョンジンさん、存在感タップリ、贅沢なゲスト、パク・ヘイルくん。ドラマではホントによく見るイ・ハンウィさん。

北朝鮮の秘密特使(でいいのかな?)リュ・スンリョンさん(写真左下)は、映画ファン・ジニのときにどこかで「中村勘三郎さんに似てる。」と書かれているのを見て笑いましたがな。ナットク~~~happy02

ワタクシ的にちょっと注目は、チャ・ジウク大統領の頼れるブレーン、ムン秘書室長。このヒトはイ・へヨンさんといって、ケーブルテレビで、「几帳面過ぎるチャン・ドンゴン課長」という役をやっていたのだそうな。はじゅかしいのでドンゴンさんにしばらく黙っていたのですと。(下の写真の、真ん中へんがテレビの「チャン・ドンゴン」課長ね。)

    200911061_2

    200911066

番外(笑)・↑の写真手前は笛木優子さん、今話題の「アイリス」のスチールですが、注目は後ろでピントあってないヒト。このヒトは「グッド・・・」でジウク大統領にガンガン畳みかけられるあのヒトです。

そして、この映画の影のキーパーソン、MAXあぼじことチャン料理長、イ・ムンスさん。とっても素敵でした。「国民の声を聞け・装置」(爆)ね。そのツボな演技と洒落た登場の仕方、どうぞお楽しみに。

    2009110615

| | コメント (20)
|

2009年11月 5日 (木)

チャン・ジン監督が愛した「プレジデント」・・・①

    200911051

※一番下にきょうのニュース追加しました。

ふつうに風邪をなんどもぶりかえしているうちに、もともとの体調不良のツボに嵌ってしまいました。今日から薬を増やされております。イキナリ病人自慢でスミマセン。まるでヤク中デス。汗。不本意だなあ。

1200911058 そんなことで何時にもましてグズグズしていたので、降ってわいたような12月のドーム・イベントに纏わることもちょっと呟く元気が出ないであります。(お金を出す側のファンの預かり知らぬ水面下ではどんなことが起きていたのか、いいかげんわかるような気は致しますが・・・。)

東京ドーム・・・チケットを買ったならまた水道橋の駅へ着く前にトイレの心配から始めるのか(笑)・・・とか、席まで遠いなあ・・・とか思うのに、けして近くはないのに、この微妙な距離感。いっそずっと遠くにいてください、とか思ったりもして。 (ココロの叫び。)

・・・・というわけで、(文句言ってると)キリがなくなるので気を取り直し。

半端なシーズンの公開ながら、170万人の声を聞いた「大統領」です。ドンゴンさんのインタビューと並行するようにチャン・ジン監督のインタビュー他、レビューもいろいろ出ましたので遅まきながらちょっと抜粋してみます。多分来年には大統領の日本公開アリ、と思われますのでご参考までに。
(例によって、miyuki個人の独断と偏見によるリライトでございます。いろんな記事媒体が混ざっていますことご了承くださいませ。)

    200911054

忠武路(チュンムロ)映画辞典には「チャン・ジン式コメディ」という普通名詞がある。チャン・ジン監督だけが作ることのできる独特のコメディ様式を指す。ホン・サンス映画が誰にも真似できない特徴を持つように、チャン・ジン映画には特化された笑いのメカニズムがある。「グッドモーニング・プレジデント」はその新しいバリエーションを見せる作品だ。

初期作品が多少悪戯っ子のようなコメディだとすれば、「グッド・・・」は、疾風怒涛を突き抜けて、大人になった、機知に富んだ話屋のコメディである。二回続いた(元大統領の)訃報に涙し俯いた弔問客たちの希望を乗せたファンタジーだ。

200911056_2 「グッド・・・」はチャン・ジン監督の映画中、最も優しい映画ということが出来る。

元大統領らに対する愛憎が、三種の悩みを通じて希望という名前で生まれ変わる。退任直前の大統領(イ・スンジェ)はロトに当選して悩み、歴代最年少美男大統領(チャン・ドンゴン)は、臓器移植という難題に悩み、最初の女性大統領(コ・ドゥシム)は夫のせいで悩む。

チャン・ジン監督は、この映画製作中に亡くなった二人の前大統領が、この映画で笑う姿を見たかったと話した。

※釜山映画祭開幕上映の後、外国からの反応が良いようだが予想しましたか?

“意外だった。韓流俳優が参加してはいるが完全に内需向け映画だと思っていた。”

※全般的に観客の反応も良いですね。

“秀作だからというより、非難されそうなところを上手く避けられたようだ。意図したわけではない。以前の作品より観客らが反応する落差が大きくはないようだ。”

200911055 ※政治的にとても安全に行ったのでは?

“映画を作って特定の大統領を非難したいという心は全く無かった。私たちが選んだ大統領に希望を抱いて、失望もしたが、どのみち大統領も全知全能の人というわけではないのではないか。大統領も当選する前にはただの平凡な人だった。商業映画の中で政治を置いて戦いたくはなかった。”

※特定の場面はこの間亡くなった元大統領を連想させたりもして胸が痛かったという観客も多かったようです。

“胸が痛くなる感じを観客らがよく捉えてくれているようだ。娯楽映画の軌道上、若干の変奏で分かってくれるようで幸せだ。特定大統領を考えにおいてシナリオを書いたわけではないが、元大統領らが任期中にあまりにも劇的な状況をたくさん体験したので、どんな話を持ってきても関連にならないものはないだろう。直接的ではなくとも、自然に溶け込むだろう。多くの人たちが共通して誰かを思い出したとすれば、多分その人で合っているだろう。”

200911052 ※映画の中でチャン・ドンゴンがトッポッキを食べる場面が印象的です。

“イ・ミョンバク大統領を批判しようとする意図は全くない。むしろ、理解したい心を込めた。それはいったいイ大統領の考えだろうか?全部参謀陣の考え、戦略家らの考えだろう。歴代大統領で、市場に行かない人があったろうか。あえて斜めに見る必要はない。”
(注・今年の初めにイ大統領が厳寒の中、市場に出向いたことを指す。)

※この映画は非常に優しい印象を与えます。家庭が出来たあと、映画を作る情緒が変わった部分はあるのでしょうか。

“そう見ることもできるがそれだけではない。単に大きい資本が投入されている商業映画の中で政治色を強く出すのは正しくないと思う。”

    200911059

※「グッド・・・」構想段階で最初に出てきたネタは?

“特に大統領の話ではなかった。最初と二番目の話は以前から別々に考えていたアイテムだった。一つは、ロトに当選したがそれを探すことが出来ない人の話であり、もう一つは、腎臓の組織が特異で、ドナーを探せないで、ついに探し当てたら大統領だったという内容の話だった。二番目はパク・ヘイルを主人公に考えていた。二つの話を一つに溶かして、三番目は新しく追加した。”

※大統領や大統領府に対する取材を殆どしなかったと聞きましたが。

“9時のニュースにたくさん出てくる様子を見て皆が共感出来る限度内で、想像力を発揮すれば大丈夫そうだった。ただし、警護員数、美術や衣装、小物などは各チームで調査して準備したことだろう。”

    200911057

※一人の大統領に絞って作ることも出来たと思うのですが・・・

“そうするには限界が多い。1時間40分内に全て見せることは出来ない。私は大統領就任前、在任期間、退任後を入れたかった。そのうちに三人必要になったが、オムニバスに感じられないようにすれば大丈夫そうだった。チャン・ドンゴンの話が前後に繋がればオムニバスに見える限界を克服できると思った。”

200911053 ※前作「息子」の失敗が「グッド・・・」を作るのに影響を及ぼした部分はあるのでしょうか。

“「息子」は最初から小規模で準備したので、傷が深くもならなかった。駆け出しのころからあんまりいろいろあったものだから、すっかり強くもなって一喜一憂しない。「グッド・・・」が4~500万人を超えるとしても、作業路線が変わりはしないだろう。

もちろんいくら上手くいった商業映画の監督でも、商業的視線が信頼を得る事が出来なかったり、発展できないという判定が下されれば次の作品が難しくなる。しかし「息子」は大衆的に偏った作品では無かったので、次の作品の投資を受けるのに影響を及ぼしてはいない。ただし、映画界が危機に瀕して準備するのにずいぶん時間がかかってしまった。”

(注・興行的にはどうかわかりませんが、「息子」はmiyuki個人はでんでん失敗作とは思いまへんです。キッパリ。)

※釜山国際映画祭の開幕上映の提案が入ってきたときはどうでしたか?商業映画としては映画祭ジンクス(釜山の開幕作は、スベるというもの。)も無視できなかったと思うのですが。

“国内コメディ映画に対する映画祭の先入観を克服できたようで有難かった。”

※最近はジャンル的に多様な試みがあるようですが。新しくやってみたいジャンルは?

“恐怖映画やドキュメンタリーを撮ってみたい。映画監督としてさらに経験してみたいものが多い。”

2009110511_2 ※チャン・ジン監督が作ったシナリオで他の監督が演出すると大きく成功する、というのを聞いたらどうなのでしょう?(注・「トンマッコルへようこそ」「正しく生きよう」のこと?)

“私が(監督として)演出した作品たちはほかの人がしたとしてもそれ以上は上手くいかなかったような気がする。私が作ったシナリオを他の監督が演出して上手くいったのは、その方たちが上手にしたからだろう。(どうも)私が演出しない方が上手く出来るようだ。”

※次の作品の予定は・・?

“ひとまずこの冬には反映画的で独特な(実験的な?)低予算劇映画を作りたい。商業映画としては来年夏にSFフュージョン史劇が一つ入る予定だ。昔の時代にUFOがちょっと来て帰る・・・というような・・・”

(注・監督は新しいシナリオを書き始められたようですね。10枚進む日もあれば何も書けない日もあるよ・・・ということらしいです。)

ポン・ジュノ監督の演出が映像を含めた観念世界の衝撃だとすれば、チャン・ジン監督は舞台俳優をされた経験もあり、「人は喋るものだ。」というところに特化したまさに「話屋」、台詞が巻き起こす勢いに人の表情がくっついてくる面白さといいますか。

本国の記者さんは「大統領」をいつもより優しい作品、政治ファンタジーであると言い、監督は「内需向け」と言います。しかしかの国の政治のことを朧にしかわからないいち日本人が見ても、ちゃんと楽しめ、理解できます。「大統領も一人の人間として悩むのだ。」ということを。

「内需」ゆえに、日本人が見るとちょっとばかり引っかからぬでもない部分が出てきますが、それも現実にあることで、どんな考えを巡らすかは、その人の感性、立ち位置にあるだろう、としておきます。

もうちょっと興味深いお話がありますので、インタビューは②に続きます^^

2009110510_2 先日お友達とご飯を食べた時に、思いもかけずこんなおされな可愛いケーキで祝っていただきました。わんこ(でいいのよね?smileぱんだかと思いましたが)と熊さん、ローソク立ててふう、なんて何年やってなかったかなあ、と思いしみじみきました。

皆様、お心遣いありがとうございました。

私個人の感覚として、これからの20年などやっぱりあっと言う間でしょう。うっかりすると途中で終わるかもしれません。

そんな若い時と違う20年だと思いますが、好奇心を無くさずに、人さまにご迷惑をなるべくかけぬように、ぼちぼち行きたいものだと思います。

また、プレゼントも送っていただきました。忘れずにいてもらえること、ありがたいです。

    2009110512

さて!!!今日になって吃驚ニュースが飛び込んでまいりましたね。ドンゴンさんがあの「恋風恋歌」で共演したコ・ソヨンさんと、 「古いお友達から恋人関係に発展」したらしいと。

最近家庭が欲しいとか、可妊期(笑)のうちに、とか恋人は友達のようなひとがいいとかいう発言が相次いでいましたが、「側近の証言」もあるので、まあ、確かなことなんでしょう。

まだ慎重に準備中というかんじのようです。

よかったねえ。なんたって、相手が誰でもいいとはいかない人です。いろいろ悩んだこともあるでしょう。同い年のソヨンさんはきっと互いの立場も良く理解してくれて、大人の男女の付き合いが出来るようになったのかもしれません。

ガッカリ気が抜けるかたもおられると思いますが、これからも変わらず俳優チャン・ドンゴンを応援していこうという気持ちの皆さんご一緒に、暖かく見守ってまいりましょうね。happy01

| | コメント (32)
|

2009年10月29日 (木)

大統領ア・ラ・カルト②

    200910291

皆様こんにちは。秋も深まってまいりましたが、先日miyukiは4年ぶりに殆ど劣化のない驚異のウォンビンくんと、衝撃の映画をいっぺんに見て季節外れの大汗をかきました。(ま、妙に暖かい日ではあったんすがね。)

さて、大統領100万人突破のニュースが出て目出度い限りです。ドンゴンさんも監督も一安心でしょう。週末の舞台挨拶強行軍はだいぶ疲れた、と監督がブログで呟いていました。(でも、観客の顔を見ると幸せだと・・・。^^)

今日はインタビュー丸ごとではありませんが、大統領が呟いた話題を少し選んでご紹介します。catface

    200910295

煙草は2ヵ月の間止めていたが、最近復活した。(以前よりは少ないらしい。どうやら、公開前のストレス、心配があった模様。)

俳優としての不安は(自分が未完成だから)ずっとあって、未来がとても恐ろしい時期があった。しかしこの不安が(俳優でいる限り)生涯消えることはないだろうな、と受け入れた瞬間から(気が)楽になった。

「グッドモーニング・プレジデント」を選択し、撮ったことが人間チャン・ドンゴンとしていい影響を得るきっかけだった。自分で「現場をこうして楽しみながら撮影することもあるんだな。」と感心しながら撮った。

前作は人知れず心的負担があったけれど、今回は楽しみながら撮ったせいか、考え方もはるかに危なくなった。(・・・って何が?大統領。)

    200910293

演出に好奇心と興味はあるが、まだ演技もまともに出来てないのに。(笑)いつかやってみたい気持ちに負ける時が来るかもしれないけれど。

演技を続け、歳月が流れて、私の演るキャラクターが無くなったり、あるいはほかの理由で演出がしたいということになったらその前に、懸命に準備と勉強をする。チョン・ウソンさんのように。

最近では現場でこっそり(監督の肩の上から)見たりしている。(そうなの?)

もともと野球はサムスンのファンだったけど、最近は応援するチームがなくて・・・。(笑)

    200910294

(映画の中のキスシーンが、まるで「男の子」みたいでしたね、と男の記者に突っ込まれ)ポケットに手を入れているキスシーン?それまで(ろくに)経験もない事実がわかるようなところが出てる(笑)「グッドモーニング・プレジデント」の示すメローラインだ。(きっぱり?)

デビューしたころはMBCの専属で給料を貰う身だったので、芸能番組にも出たけれど、芸能番組を盛り上げる才能は無いと思う。実際に、(出て、しゃべるのは)負担だ。

    200910292_2

今後は、興行の成功のみを視野にしてはいけない作品にも出て、結果を謙虚に受け止めて、間違いなく今よりももっとたくさんの作品に出会うだろう。

グッドモーニング・プレジデント第二弾があればいいな、と思う。その鍵は観客が握っているんだけど。(笑)

※追伸・先日の始球式について、野球解説者に「きっちりストライク投げてて、上手いヨ!」とほめられている記事もありました。よかったね、大統領^^

    200910296

| | コメント (4)
|

2009年10月 3日 (土)

大統領ア・ラ・カルト

    200910031

おおお、チャ・ジウク大統領、こっち見てますねえ。catfacedog

とくに最新ではありませんが、ちょこっと集めてみましたので、和んでくださいまし。

    200910032

撮影現場の動画よりのキャプチャです。このチェックのシャツ、パジャマみたい?と思っていましたが、衣装だったんですね。coldsweats01

    200910033

抱いてます、アヤシています、このくってりなってるのはもしかして、先般話題になった監督の息子さん?

下の場面では大きくなってますね。う~~ん、悩めるシングル・ファーザー大統領@ベッドには女子ではなく、息子。(笑)

    200910034

こちらは、予告編のキャプチャです。左上のシーン、アゴの表情が目に残ってちょっとぐるぐるします。(このヒトの顔ってば、丸いのだか長いんだか。顎関節の不思議。爆。)

    200910035

    200910036

    200910037

新型ソナタ、乗ってみました。carhappy01shine(ほっぺにたこ焼きついてますがな、大統領~、こそこそ・・・・coldsweats01

韓国って左ハンドルの国なんですよね。

進行方向に向かって右の車線を走る・・・日本と全然違う景色であれば、かえって不思議には感じないところなんですが、良く似た景色なのに走る車線は逆・・・・ちょっとした異世界に迷い込んだ気分が頭を掠めることがあります。

| | コメント (2)
|

2009年9月24日 (木)

大統領のソナタ

    200909238

はい、今日のお題に“深い意味”はございません。(笑)読んで、見てのとおりcarhappy01

現代(ヒュンダイ)ソナタ最新バージョン第一号車を贈呈された大統領、22日はお忙しく活動でしたね。

字幕つき大統領報告会動画はこちらから。 (お持ち帰りできます。)

動画その②、こちらから。

動画その③、こちらから。

フォトセッション。まぶしいよう・・・はこちらから。^^

「免許を取ったとき、最初に乗ったのが父のお下がりソナタⅡでした。」と大統領。ソナタは韓国に於けるマークⅡとかそんな位置でしょうか。(ちなみに、某「冬のソナタ」では大学教授んちの坊ちゃんで放送局にオツトメのサンヒョクがソナタに乗ってましたっけ。日本ではあの④様がソナタCMにご出演でした。)

        2009092391

大統領、ドコへ行っても大人気ですね。うしろのギャラリーは現代自動車の社員の皆さんでしょうか。

そんな大統領は、女子には強気に出れないが「シングル・パパ」。

どうもニュースの翻訳文ではいまひとつわからないのですが、チャン・ジン監督の実のお子さん、本編にも出ているのでしょうかね。それとも現場に遊びに来ていたのをドンゴンさんがこうしてあやしているのを撮ったということなのかもしれませんが。最近始められたというブログに、メロメロ大統領の貴重なお写真をアップしてくださいました。本編もお子さんに注意して見てみたいと思います。

    200909233_2

泣いていたのかな?可愛いですねえ、もう大統領、目尻が皺皺・・・・(爆)

    200909235

    200909234

「眠ってしまった息子を抱くのに大わらわ・・・」ってもう、どうにでもして~~って顔ですよネ、大統領。大人の女子はかえって こんな濃厚な(笑)接近は出来んのですよ、ぼうや。(しかし、鼻でコドモの顎を支えるの図。爆。happy02

ツルツルで、ぷにぷにで、チョッと湿っててあったかくて柔らかくて、ちっちゃいのにずっしり重くもあり。

チャン・ジン監督は、いまは亡きお父上の生前の姿を映画「息子」の冒頭シーンに収めています。監督も30代後半の結婚で、目出度くこんな玉のような男の子のパパに。きっとどんごん大統領にもいいアドバイスをしてくれたことでしょう。(ええ、疑ったりしませんよ、大統領があんまり嬉しそうだからついつい頭を掠めた“しょたこん”疑惑なんて。あっ、すみませんすみません・・・・coldsweats01こそこそ・・・・)

        200909231

おおっ、監督まで、接近しすぎですからっ。ププ・・・。bomb

あいかわらず、ヤッパリどこかに抜け穴の開いてる・・・けどしゅてきな大統領の本国での「本格執務公開」は10月22日です。movie

        2009092312

まだちょっと前髪の長さが残る大統領、グッド・ダウンローダーキャンペーンでのお仕事。またこんなイノセントな目をしてまあ・・・。dogdog

おまけ・その1・・・昨日のお仕事でのひとコマ。手前の唄子チェヨンちゃんの綺麗なお膝の横になんと大きな青タンが???shockいてて・・・あっしもよく作りますが、青タン。思わず後ろにいる大統領よりさきに目が行ってシマイマシタ。

        2009092311

        ・・・・・・大統領の靴は、革底・・・・と。

おまけ・その2・・・これは何かの番組のキャプチャでしょうか。若かりしビンくん、兄さん、「レディ・ゴー」で共演したころくらいでしょうかね。シウォン王子もいらっしゃいますね。しかし、吃驚しました、いちばん手前のキム・スンウ兄さんのお若くて綺麗なことに。ほお~~~・・・。good

(そういえば、ここのところニュースで頻繁にお顔を見る前原国土交通大臣て、ちょっとスンウ兄さん系じゃありません?)

    200909237

    (あのコロの、君は丸顔・・・・・)

        Girdano09_2

夕べコメントの中で話題が出ました、このシーン。

「ジェソクさん、チャン・ドンゴンにぽっぽ、良かったでしょ???」って???coldsweats01

コレはたぶん、お店に行くとくれるチラシ・ポスターでは?と思われるのですが、向こうは「ネットニュース」でもファンが載せたみたいな写真、出すんですのネ。(ニュースの中身は、ユ・ジェソクさんのファンの間で話題になっているぽっぽシーン、だそうです。ぷぷぷ。)bomb

| | コメント (6)
|