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2012年1月

2012年1月21日 (土)

『マイウェイ』感想を呟く・・・①

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※「Happy Together」は全てのレビューにおいてネタバレに配慮しておりません。作品を未見の方で、内容を知りたくない方は充分にご注意下さいますようお願い申し上げます。(管理人)

「徹子の部屋」で、徹子さんが「マイウェイ」を紹介する時にノルマンディの海岸のジュンシクと辰雄のシーンで少しの間絶句して涙を堪えていらっしゃったように見えた。徹子さんの世代ならば、戦争について重い実感を伴ってもおられることだろうし、録画したのを見ながら私もちょっとじ~んと来てしまった。

カン・ジェギュ監督はこういうふうに言っている。

「この映画で描きたかったのは、日本と韓国の若者の物語を軸にした人と人との疎通、人間愛です。どうすれば、韓国と日本ということを超えて、全世界の人々がお互いに疎通し合い、お互いのことを考え理解し、感じ合うことができるんだろうかと。そうした本質的な問題が克服されれば、人間はより美しく生きることができ、戦争も無くなり、平和な世の中になるのではないかという、日頃の私の考えを込めて表現したいという思いで作った映画なんです。」

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私自身はチャン・ドンゴンという俳優のファンであるから、彼の出ている場面を見るということにかけては漏れのないように努力する。そういう意味で、最初からちょっと贔屓目(そうならないようにもしているつもりなのだが)が入っていて冷静ではないかもしれないが、もしこれからという人がいらしたら、個人的にはとにかく「辰雄とジュンシク」中心にご覧なさいませ、とおススメしたい。ジェギュ監督の言う人と人との疎通、人間愛をあの凄まじい戦闘シーンに負けずに受け取るためには。

「個人的に以前からオダギリジョーさんという俳優がすごく好きで、日本を代表する最高の俳優だと思っていました。同時に、チャン・ドンゴンは韓国最高の俳優です。お二人が、ジュンシクと辰雄をいう役をほんとに見事に消化して演じきってくれたので、200%の仕上がりになったと思っています」

「ほんとに様々な美しいショットをこの映画で描くことができたと思っています。なので、監督として映画を撮りながらゾクゾクするような興奮にみまわれました。それはこれまで映画を撮りながら感じたことがないとても特別な感情でしたし、このように素敵な日本と韓国を代表する二人の俳優さんが全力を投じて渾身の演技を見せてくれたことを心から嬉しく思っていますし、ほんとに監督として感動しました。」

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この監督さんの言葉も興味深い。年末年始「マイウェイ」の日本でのプロモのドンゴンさんとオダギリさんの様子を見ながら私が感じたあえかな気配のようなモノは以下のようなカンジ。

CJジャパンの頑張りもあってか、日本での舞台挨拶やテレビ、媒体などのインタビューも結構な数に上り、韓国でのプロモから引き続き至極真面目にプロモに参加するオダギリさんの姿勢もあってか、監督とドンゴンさんからは更に一歩踏み込んだ信頼感とも安心感ともとれる気配が漂っていた。(私は行けなかったが佐野史郎さん、鶴見辰吾さん、夏八木勲さんも参加されたという初日舞台挨拶、うらやましい・・・)

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安心しきってオダギリさんに「連れられ」、本国ではありえないバラエティに出ているドンゴンさんの超自然体(笑)、インタビューでは妙にらぶらぶ(笑)。韓国の同僚俳優たちといる時とは明らかに違うが、遠慮しているとかそんな風でもない。オダギリさんは実際にはドンゴンさんより4つ年下だが、なんというかいつもの「ヒョン」な感じではないのだ。どういうこっちゃ。

だが、通訳のいないときには互いに英語で会話していたらしい二人の間には、「互いの心を感じる」ことは出来るが言葉の壁は厳然としてある「じりじり」愛(すみません、miyukiの独断と偏見ですから。汗。)それが今般のあの雰囲気だったような気がしてならない。それは「対等に咲き誇る」ような幾つもの美しいショットとして有り難く披露されたのだった。(ごちそうさまです。)

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「オダギリ節」が通じないこともたまにはあるようだが、明確な自分のビジョンと思いを独特の間と知性を以て言葉にするオダギリさんがプロモのみならずこの映画に果たしたことは多いと思われる。最後にこんなネタがまだあったか(爆)と思ったのが、「ソ連の収容所で二人で吊るされる場面、監督がふんどし一丁でお願いしたいと無茶振ってきた。」というもの。バルト9での初日挨拶で披露され、「これをやったら日本人皆に笑われますから。それにドンゴン氏的にもまずいだろうと思い、僕が強くお断りしました。」ええ、それは正解でした、オダギリさん。(笑)

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もしあの酷寒の中でほんとにそんなシーンを撮ったら命に関わると思うし、映画の中にあったように達磨ストーブのそばに寝かせてさするどころじゃないかも??だし、ふんどし姿の二人を見た時点で観客の集中力は思い切り削がれたに違いない。よかったねえ、ドンゴンさん。(しかし、その話をしたらなんと、いっしょに映画を見たうちの妹は、オダギリくんは案外イケてたかも・・・と言うのであった。うむ、私も実はちょっとそう思った。ごめんね、ドンゴンさん。^^;)

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この映画には、日本と韓国がいつも敏感にならざるを得ない時代のことが描かれており、それは公開後予想通りの反応も呼んだ。韓国映画やドラマが好きで興味を持っていろいろ見て来た人ならば、ある時点で感じざるを得なかった韓国側の日本への微妙な気持ちと、どうすることもできない壁のようなもの・・・。オダギリさんも触れていたが、それは未だ日本人にとって想像以上の厳しさである。その敏感さは日本人にとっても、(よくわかってはいても)時に苛立ちを生む。好きだから、知れば知るほど、やるせない。あからさまにそれとわかることに出くわすと、なんというか背中がすうっと冷えていくような気持ちがする。

私自身としてはそういうのをなるべく取り払って、その作品が言いたいことは何処にあるのかを見たいと思っているわけだが、人によってはそういう態度は「お人良し」にしか見えないかもしれない。

そんな考えが、最初に見たとあと不覚にも小賢しくもぐるぐる廻ってしまったのが、辰雄がジュンシクの名を背負ってオリンピックで走るというあのラストだった。それで辰雄の人生はええのんか?監督、他に何かメッセージ込めてます?

・・・見る人の立場によって感じることが違うだろう、とドンゴンさんが会見で言っていたが、あのシーンを見たとき、つい穿っていろいろ考えてしまった自分がいたことを告白する。

・・・で、私は二回目からそれを振り払って没入することにした。
バルト9の初日挨拶で、辰雄の平和主義者のお父さんを演じた佐野史郎さんがこう言ったそうだ。
「この映画は、ファンタジーだと思った。実際に起こったことを描く戦争映画だけれど、相手の立場に立って物を見る、国を超えて大事なことを教えてくれるファンタジーのように思いました。」と。

私もまったくの同感である。

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※ある試写会でカメオ・会場スタッフになりチラシ配りをしてくれた可愛い二コルちゃんと監督。ニコルちゃんがつけてるドイツ軍の認識票のレプリカ、私も欲しいぞう~~^^

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2012年1月14日 (土)

『マイウェイ』本日初日

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今日は『マイウェイ』日本での初日です。おめでとうございます。私も観に行ってまいります。

映画の紹介で一番使われているかもしれないこのスチール。一緒に12000kmを生き抜いてきた友辰雄に向かって、ある切なる願いを告げるジュンシクの手が、辰雄の右手をシッカリと握っています。この手が私を泣かせます。キム・ジュンシクという青年の心根が、この手に現れているからです。

この映画は、いまだ厳然と残る歴史上の敏感な部分に触れていることから、本国では公開からネチズンのさまざまな意見にさらされもし、日本から翻訳機でニュースなどを読みながら、私なりに思うこともたくさんありました。

同じ日本人故に、ドンゴンさんと二人、この映画を背負ったオダギリさんがあちこちのインタビューで語っていたことにはシンパシーを感じました。今日もオダギリさんは初日の挨拶、そして中部、関東、九州でも挨拶をなさるそうです。本当にお疲れ様です。

映画を観る時には基本、真っ白な気持ちで観るのが良いと思うわけです。それから、自分なりの想像力の翼を出来る限りたくさん広げて大事なメッセージを落とさずに拾いたい、これが私のモットーです。普通に生きていたら知ることない世界を見せてくれるのが映画というものだと思うからです。
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↑ここでも手、握ってますのよねジュンシク。(泣)

週刊「SPA!」1月17日号のインタビューで、どんな思いで『マイウェイ』に挑んでいたのかオダギリさんがこんなふうに語っていました。

◆撮影中は「楽しかった」でしょうか?現場にはどんなモチベーションで臨んでいたんですか?

「関わったからには、少しでもいいものにしたいっていう気持ちだけでした。使命感に近いんです。自分が関わる作品をダメなものにしたくない。そうでなければ自分も観客から信用を失うじゃないですか。今回はある意味、無謀な挑戦をした作品だったから、現場で楽しいなんて感じたことは一秒もないかもしれません。

◆一秒も!(笑)

「特に今回は、韓国映画ですからね。日本人の描き方には注意をしなければと思うじゃないですか。やっぱり外国の人たちって、いまだに日本人を勘違いしている部分は多いですからね。僕が何も言わずに放っておいたら、勘違いや誤解がそのまま映画に残ってしまう。そういう使命感というか責任感も感じていました。」

「役者をどれだけ続けていられるかわからないですし、天職だなんて思えないですからね。ただ、僕にとって俳優っていうのはすごく大切な、ただただ大切にするべき、人生の・・・宝物のようなものなので、汚すようなことはしたくないんです。そう考えたとき、こういう映画も一回くらいやっておこうかなあ、と。今やることで今後やらなくてもいいように。(笑)」


現場では大変な思いをしたとオダギリさんは、あちこちでさんざ笑いながら言っていましたが、「オダギリさんが頼りでした。」とドンゴンさんも言っていた通り、オダギリさんと二人の間には何やら深い絆が紡がれたのが感じられて、心がほのぼの致します。そして嬉しくもあります。

出来るだけ多くの人が見に行って、辰雄とジュンシクの姿から、たくさんのことを感じてくれたらいいな、と思っています。

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オダギリさんって、髪がたわわ、ですよね。(笑)半分刈り上げてるのに残った部分おろしてもこの分量・・・
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※大阪での完成披露試写の際の会見でのひとコマ。手、手が・・・「待て」をしてるわんこのような~~~ dogdogdog

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2012年1月13日 (金)

男子による“オダジョー”認識(『マイウェイ』小ネタ。笑^^。)

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(こんなイッパツ呟きを『マイウェイ』カテゴリに入れておいて良いのか?というココロの声も横のほうから聞きつつ・・・。smile

最近ではドンゴンさんとのツーショットがやたら落ち着いて自然に見えておりますが、どんな人の隣に並んでも案外すんなり収まるオダギリさんですよね。

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「悲夢」共演者、イ・ナヨンちゃんと。

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韓国では「オダギリジョ」なのね。ソン・ヘギョちゃんとジーンズの広告で。このころヘギョちゃんはヒョンビンくんの彼女デシタ。

さて、職場の、ちょっと生田斗真似色白チャラ男@18歳くんに聞いてみた、オダギリジョーというひとへの同じ男子の認識。

18から見る36はやっぱりおじさんなのかとあらかじめ予想し「オダギリくんってやっぱりキミから見るとオジサンになるの?」と話を振った私に

『オジサンです。』coldsweats01

・・・・ま、そもそも彼のお父さんが43だそうなんで。(どんごんさんも無条件でおじさんだあね。)ちなみにそんなカレがオシャレだと思って見ている芸能人は「成宮くんとか・・・」だそうです。ふうん。(成宮くんももう29なんだけどな。)

もと営業マン、職場の癒しアイドル新入社員一児の父@26歳くん は

『カッコいいおにいさん・・・・すね。』とちょっと遠い目になって答えました。そして注意深げに「あのう・・・あの人って幾つなんすか?」と私に問うのでした。(36、という私に、やっぱ、お兄さんっすね、と安心したようにナットクするのでした。)

だからどうなのよ?と言われたら、ただそれだけなんです、すみませんすみません。coldsweats01coldsweats01

「日韓の青年の・・・」って『マイウェイ』の宣伝にはあるんだけどなあ、一応。でも、オジサン同士のブロマンス、なんですかいのう。

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オマケです。

♪こんな時代もああ~~ったねと・・・誰かと思った、若かりしオダギリさんのアイドル笑顔。「セーターブック」いろんな人のが出てましたっけ。懐かしい~~happy02

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2012年1月11日 (水)

『マイウェイ』応援動画の人々

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いよいよ今週末公開です、『マイウェイ』

あちこちで見かけるインタビューはそれぞれにとても興味深い部分があり、こんどそのへんちょっと抜き出してご紹介したいと思っています。

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※いかにも楽しそうですね。先月の完成披露試写の日に撮られたもののようで。

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今回はこちら。

ドンゴンさんが5日に来日する前日にお友達の皆さんを集めて上映会をしたときの応援動画です。ビョンホンさん、チャン・ジン監督、ジンモくん、語るソヨン奥様・・・どうぞ御覧下さいませ。^^

※短いほう(涙のツボシーンがちらりと・・・)

※長いほう(トゥ・ファインド・マイ・ウェイがバックに流れちょります。)

本編とは直接関係ないのですが、ウォッカの広告絡みのインタビューのページから拾ってきた、ちょっとセクシーでアンニュイなオダギリさんです。

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2012年1月 8日 (日)

『マイウェイ』廃人・中間報告

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まだ初日前というのに、順調に『マイウェイ』廃人の症状を呈しておるmiyukiです。『タイフーン』の時はある意味もうちっと元気な行動する廃人(?)となり、相当回映画館へ足を運んで余計病が深まっていましたが、今回この廃人の行く末やいかに??

しょうもない自虐症状のひとつとしてネットサーフィン依存の深刻化というのがございますが、ゆうべ一読してウケて笑った記事をご紹介しましょう。

◆イケメン同士鳥肌友情に女心もワクワク?

助手、ジョン・ワトソンの婚約者メアリーを嫉妬し、"それは私に?メアリー?"をときどき叫ぶ名探偵シャーロック・ホームズ。パーティ会場で他の女性にダンスを申し込むホームズを見て不快な様子を明らかにするワトソン("シャーロックホームズ:シャドウゲーム")

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"お前は必ず生きて故郷に帰るんだろ"と叫んで日本人の友達長谷川辰雄を背に負って険しい雪山を超える朝鮮人キム・ジュンシク。そんな彼を、母性愛を刺激するおぼろげな目つきで見つめる辰雄("マイウェイ")

最近公開された映画"シャーロックホームズ:シャドウゲーム"と"マイウェイ"の一場面だ。ロバート・ダウニーJr &ジュード・ロウ、チャン・ドンゴン&オダギリジョーなど、イケメン俳優たちをフィーチャーしたチームワークを見て"あら!この人たちどういう関係なのよ?!"と叫びたくなるが、線を越えるセクシャルな場面は出てこない。

まさに男たちの間で鳥肌友情、 "ブロマンス(Bromance)"を標榜した作品であること。"ブラザー(Brother)"と"ロマンス(Romance)"の合成語であるブロマンスは、友情を超えた男たちの間の粘着性がある愛情関係を意味する。2010年、英国オックスフォード英語辞典に掲載された新造語だ。  (東亜日報・文化)

※Brother+Romance=Bromance
ホモ・エロティックというよりは、ホモ・ソーシャルな、バディ的な関係にある男子二人の絆を表すのに使う。
しかし友情というのは常にエロティックな面を持つ。

この記事、もっと長くてこのあとに韓国ドラマのブロマンスカップルの名前がいっぱい挙がっておりましたが、とりあえず今日は最初の部分が重要かな、と・・・(笑)

韓国では男子同士のコミュニケーションがアツく「ブロマンス」な状況など、日本よりよっぽど日常的に見られるもんなんだろうと勝手に思っておりましたが、女子(記事は女性記者が書いたようです。)としてはやっぱり「あらこの人たち、どういう関係なのよ!!」になるんですね。

★そんな彼を、母性愛を刺激するおぼろげな目つきで見つめる辰雄

以下、スチール写真で構成してみました。

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収容所内で殴り合いになり、結局二人一緒に吊るされる。(辰雄、二度目。)その後捕虜を徴用して独・ソ戦に投入せよとのスターリンのお達しにより、まずソ連軍の軍服を着ることになる二人。

ジュコーフスキーでの激戦の末、日本の同盟国ドイツに亡命しようと決めるジュンシク。戦闘のさなかのソ連将校の非人間的な姿にかつての自分を見、生きる意味を己に問いながら揺れる辰雄は、山を越えるというジュンシクにふらふらと付いていくのだった。

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(この景色は本編に出てきたかな?)

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「(じゅ、ジュンシク~~・・・)」(無言、すがる「おぼろげな目つき」。辰雄は戦闘で脇腹に深手を負っています。)

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気づくと後から来ない辰雄を懸命に探すジュンシク。ジュンシクはどんな経緯があっても友を見捨てることなど絶対にできない男。

「(・・・もうダメや・・・)」

「(だああっ!!しっかりせいッ!!こんなとこで死ぬわけにいかないだろ、おれたち!)」

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「(うがあああ~~~~ッ!!!!)」

オダギリさんは細いですが176センチ、50㎏代後半から60㎏くらい?と仮定しても銃とか雑嚢とか分厚い姿で人を背負って、ドンゴンさんほんとに、すごはしょっすむにだなシーンです。しかもちょっと走ってたし。

オダギリさんのファンのブログなどいくつか読ませていただいたのですが、プレミアの日の彼はほんとうによく喋ってくれたらしいです。「オダギリ節」という呼び方は定着しているし、昔見たバラエティーのトークなどから、喋るときには喋る人という印象でいたのですが、特にこの『マイウェイ』にたいしては苦労が大きかった分、そして作品の内容からもオダギリさんも責任感と思い入れを以て臨んでくださってるのかな、と感じます。

やんちゃ・トークをするオダギリさんの隣でにこにこ見守るアニキで紳士なドンゴンさん、という図式はオダギリ・ファンにもホホエマシイようでした。^^

書き初めイベントの会見の動画がありましたので、見に行ってみてくださいね。

こちら。

以下、オダギリさんが表紙になった雑誌の話題です。韓国の女性記者の美意識によるオダギリさん評が興味深いです。知人の韓国女性が言っていましたが、妻夫木くんやオダギリさんのどういうところに惹かれるかといえば、韓国の男性に無い「柔らかさ」「「優しげな存在感」のようです。「俺が、俺が」と押してこないトコロ、と言っていました。なるほど。

先般のCINE21動画インタビューではオダギリさん曰く、ドンゴンさんと一緒にした演技に付いて「互いに相手の芝居を受け入れてそれに合わせた芝居を返せるタイプだと思うから、やりたいことをやりながら尊重し合える、特別話し合いをする必要もなく、呼吸も合わせやすくて良いキャッチボールが出来た。」みたいに言っていました。なるほどなるほど・・・・。

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通常人の安らかな姿を描いた、日本の俳優オダギリジョーの写真集のカットが公開された。

オダギリジョーは最近のエンターテイメント&ライフスタイルマガジン"ファースト・ルック(1st Look)"の単独表紙写真集で、"An Ordinary Man"というコンセプトの撮影を進行した。"普通の男"というコンセプトだが、オダギリジョーの写真は、一言で言えば、平凡ではなく非凡だった。

写真集の中のオダギリジョーは刈り上げスタイルとワンレングス・パーマネントをミックスしたユニークなダブルヘアスタイルを誇り、オールバックに結いあげたりワンレングスに下ろしたりもするなど、彼だけの様々なスタイルを消化し た。

併せて個性あふれるファッションの代表走者にはスチールの装飾が引き立つ黒のコートにスカートを破格マッチして、反抗期いっぱいの男性の姿を表現した。特にブラックは、Fedoraでポイントを与えた写真の中で彼はうつろな目つきと一緒にふっくらとした唇を現わしてセクシーさと魔性の魅力を誇った。

オダギリジョーは写真集と一緒に行われたインタビューで、"演技生活は一つの些細なミスから始まった。本来は演出を学ぶために米国へ行ったのだが間違って選択した学科が演技を勉強する学科だった。そう、偶然に演技者としての人生を生きていますが、暇が出来れば演出を勉強して短編映画を作りながら演出家の夢を続けている"とし、自分の演技人生について話をした。

格別なファッション感覚を自慢してきた彼は"本当にファッションについて何も知らない。ただ一目見た時、"ああ、カッコいい"と思われるものを着るだけです。一度は東大門でおばちゃんが着るパジャマのようなパンツも買って着たのだけれど、私の韓国人の友達がそれを見て"本当にひどい。どうやったらそんなズボンを選んで買う?"とからかわれたんです"と、率直な告白をした。

最後に、彼は"俳優に自分だけの基準と完全性を守るために、絶えず自らを監視するので、そういう意味で私は自分自身のファンだ"と、俳優の所信と愛着を表わした。オダギリジョーは、日中韓の代表俳優が会って話題になった映画"マイウェイ"でチャン・ドンゴン、ファン・ビンビンと一緒に主演を引き受けた。(写真提供:ファーストルック)bntニュース記事・ユン・へヨン記者

※ドンゴンさんやイングォンさんの演技が素晴らしく、自分の部分は見れば見るほど残念なところがある、んだそうで。

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※もう一回↑これ、貼っておこうっと・・・^^

※ノルマンディーの激戦シーンの動画です。(ちょっと場面が前後しているような気がしますが。)

ブラザーフッドでは「ジンソガ~~っ!!」「ヒョ~~ン!!」でしたが今回は「たつお~~!!」「ジュンシク~~!!!!」連呼です。(笑)

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2012年1月 7日 (土)

2012・1月5日・・・『マイウェイ』ヒット祈願書き初めイベントから

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気がつけば『マイウェイ』カテゴリで50レビューも呟いてしまいました。

今現在とてネット・PCのスキルが高いとはとても言えませんが、ブログ初心者だったころはネタの幅も狭くて、拾い方もよくわからなくて、映画やドンゴンさんのことをもっといろんな方向から呟くことが出来ませんでした。今からでは如何ともしがたいですが、返す返すも「台風」そしてブログを始めてもいなかった「ブラザーフッド」などなど、無念残念感がアタマを過ります。

(・・・偉そうに言ってても、所詮ネットでニュースを見て納得してるだけなんですがね。汗)

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さて、昨日は朝のワイドショーでも、完成披露試写の時と同じように5日のドンゴンさんとオダギリさんの様子が少しですが取り上げられておりました。「立派な発言ですよね、もう僕の言ったことはすべて無しにしてください。」とオダギリさんが言って、となりで「はははっ」と笑って肩に手を置くドンゴンさん、「(ベルリン映画祭のほうに)監督がたくさんお金を渡したんじゃないかと・・・」という発言には監督も「むふふ」みたいに思わず忍び笑い。

オダギリさん、ドンゴンさん、そして監督・・・それぞれがこの映画を通してどんな思いを抱いているのかは、会見の席ではオフィシャルな言葉になってはいますが、心の中のもう少しぶっちゃけた思いもそう変わらないんだろうなと感じます。

まだまだ無くなりはしない見えない壁。それを感じながら挑んだ作品であることは、オダギリさんも正直に会見で触れておられましたね。

個人同士は同じアツい目標に向かったり、向き合って愛や友情を育むべく互いの目を見られる距離にあっても、「日本人」であり「韓国人」であり・・・。

しかし同じ日本人同士でも「どうしても話が通じなかった」って場面はいくらでもありますよね。残念でも、人間みんながみんな、同じ考えなわけがありませんし。

昔、スイスにずっと住んで仕事もして、御主人はスイス人で、子どもさんも大きくなったというある女性がふと私に孤独感を語ったことがありました。

「それって、日本人と外国人の間には夫婦でもやっぱり埋められない深くて暗い河があった、ってことですか?」と生意気な私は訊きました。彼女はちょっと暗くてクールな顔をして「そうなのよ。気がつけば子供にも日本語は通じないしね。」

それでも家族の絆はまた別にたしかに存在していたとは思うわけです。が、今も時々折に触れ、彼女のあの時の言葉を思い出すことがあります。

人と人はどんな時に互いの存在がより深くなるのだろうか・・・。つい真面目におばちゃんも思いを致す年の初めです。『マイウェイ』もそんなモロモロのことを考えるきっかけになる作品だと思います。

昨日司会のお姉さんが、「どうぞブログやツイッターでいっぱい呟いてくださいね。」と言ってました。私もせいぜい、せめてもの草の根宣伝に励んでみようと思います。^^

オダギリさんはまだいくつかの試写会と、初日に挨拶に立つ予定があるようです。お疲れ様です。

以下、書き初めイベントの記事です。

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◆エンタメ~テレ 最新映画ニュース

映画『マイウェイ 12,000キロの真実』オダギリジョー&チャン・ドンゴンが登壇 1月5日(木)“大ヒット祈願の書き初めイベント”日時:1月5日(木)
場所:ザ・ペニンシュラ東京 24F スカイルーム
登壇者:オダギリジョー、チャン・ドンゴン、カン・ジェギュ監督

2012年1月14日(土)より公開される『マイウェイ 12,000キロの真実』。公開直前の1月5日(木)に、オダギリジョーとチャン・ドンゴンが登壇し<ヒット祈願イベント>が行われた。お正月明けということで新年の挨拶からスタート。公開直前ということで今までのイベント以上に映画の内容に踏み込んだ質疑応答が行われた。ベルリン国際映画祭に参加することになった意気込みも語られた。会見のあとは書道家の木下真理子さんによるパフォーマンスが行われ映画をイメージして“絆”という文字を書いた。小柄な木下さんの大胆なパフォーマンスを3人は食い入るように見つめていた。その後木下さんが書いた干支の“辰(龍)”に3人で目入れを行った。

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<登壇者コメント>

オダギリ:何度も会見をやっているので何の発表?という感じですがあえて言うなら“新年の挨拶”と“ベルリン国際映画祭参加の発表会です”

ドンゴン:昨年この映画の紹介のために来日したのですが、新しい年を迎え新年の挨拶にこうして来られてうれしく思います。日本での公開直前ですのでみなさんにこの会見を通して映画の内容を知っていただきたいです。今日日本に来ましたが日本は韓国に比べて暖かいですね。私達はかなり強行軍でプロモーション活動を行っていて少し疲れていたのですが、日本に降りたったら日差しがきれいで元気になりました。

監督:皆さんと『マイウェイ』を通して新年にお会いできてうれしいです。みなさんにとって今年が健康でいい年でありますように。この映画は日本と韓国の青年が戦争を通して友情を取り戻していく様子が描かれています。日本と韓国の若者に見てほしいです。お互いがお互いをどう思っているのかを描いているので。

Q新年はどうやって過ごしましたか?

監督:年末年始は隣の二人といっしょでした。釜山で舞台挨拶をしたんです。歴史とは何か?日韓両国の関係は?映画『マイウェイ』とは?といったことを考えていました。『マイウェイ』を通して今両国が抱えている問題や両国の新しい関係を考えられたことはとても意味のあることだったと思います。

ドンゴン:新年は『マイウェイ』チームのみんなと過ごしました!カウントダウンのとき「ファイトー」と叫んだり(笑)

オダギリ:1人で年末年始を韓国で過ごすということで行く前はどんよりしていました…(笑)でも行ってここにいるお二人やスタッフの皆さんとカウントダウンしながらカンパイしたりして楽しかったです。その後も飲み続けていたら初日の出を見ることができました。海外で初日の出というのは36年生きていて初めてで特別な1年にしなければと思いました。

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※目の下がちょっとクマクマですね、ドンゴンさん。ときどきこんな覚束ない目になってるとつい気の毒に。昨日も忙しく取材などこなしたのでしょうかね。今日はもう帰国です。せめて旧正月にはどうぞゆっくりご家族と静かな休暇を楽しんでくださいね^^

◆朝鮮日報

5日、映画『マイウェイ 12,000キロの真実』の日本公開の大ヒットを祈願しカン・ジェギュ監督、チャン・ドンゴン、オダギリジョーが「書き初めイベント」をザ・ペニンシュラ東京にて行った。

昨年末に同映画が韓国で公開され、昨年の大みそかは釜山で舞台あいさつを行うなど年末年始もプロモーションを精力的に行った3人は、この日から舞台あいさつなど日本でのプロモーションもスタートさせた。

2月に開催される第62回ベルリン国際映画祭<パノラマ部門>への招待出品にも決定し、カン・ジェギュ監督は「これから世界の人たちに紹介することになる。人と人、人間と人間の関係において正直に素直になって心を開きひとつにするということが大切、というメッセージを持っている映画」と語った。

「商業的な大作が三大映画祭に選ばれるということはあまりあることではないと思う。アート性や監督の技量を評価いただいたと思っている。自分が参加できて光栄だった」とオダギリジョー。

チャン・ドンゴンは「ヨーロッパの観点から第二次世界大戦を見て、ヨーロッパの人の視線から戦争映画が作られてきたが、東洋人の視線から見た第二次世界大戦の映画は新鮮に映るのではないかと思う。ベルリンはこの映画に密接な関係がある場所だと思うので非常にうれしいと同時に、ヨーロッパの観客にどのように映るのか気になる」と話した。

また、「『夢と希望、厳しさに耐えて、立ち向かい克服する』映画。今、国際的に見ても非常に厳しい時代に生きている。この映画の中で描かれている戦争というのは厳しさの1つの象徴。厳しい戦争を克服する2人の主人公を通し、日本で自然災害に見舞われた多くの人たちにこの映画が少しでも希望を与えられれば」とメッセージを伝えた。

さらにオダギリジョーは「日本と韓国は微妙な関係が続いてきて、お互いが踏み入れない、越えられないでいる。監督が戦争当時の日本と韓国の友情を描くということは、どれだけ挑戦的で、誰も触れようとしなかったことを映画化したかということに意味があると思う。映画を作った監督はたいした人」と監督に敬意を払った。

そして、「この時代に監督が勇気を持ってこの作品を作ったことを素晴らしいと思う。映画は自分が立っているポジションによって見方が変わってくると思うし、歴史的な背景を持っている映画なので見る人の見方によっては違う受け止め方をされると思う。日本の観客がどのように見てくれるのかが気になります」とチャン・ドンゴンも率直に心情を話した。

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※監督さん、i-phoneにてすかさず「絆」の字を撮影。オダギリさんのあるインタビューによれば、皆さんでお酒を飲むことが多かったんですが、監督さんは美味しいお酒に出会うと瓶とラベルを必ず撮影していらしたそうな。

なお、この日は「書き初めイベント」ということで、書道家の山口真理子氏が登壇し映画を見て「監督が描きたかったのは、人と人の絆だと思う」と言うと、「絆」の文字を力強く書いた。3人は甲骨文字で書かれた「辰」の文字に目を書き足し、14日に全国公開となる『マイウェイ 12,000キロの真実』のヒットを祈願した。

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※面白い「龍」だなあと思ったら、甲骨文字というのですね、『辰』「これで、おっけ?」みたいな顔のドンゴンさん。(笑)

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※ところで、オダギリさんはドンゴンさんと一緒の時は写真に写る時のバランスを取るためでしょうか、だいたい底の厚い靴を履いておられます。(ドンゴンさんといっしょでなくても履くこともあるようですが)↑の赤いバックは完成披露試写の日の革スカートにレギンス。右はフッテージ試写の時。こちらはちょっとフォーマルなかんじのブーツですね。このコーディネイト、私は好きであります。(後ろに置いてあるのは辰雄の衣装、帝国陸軍大佐の軍服。)

ちょっとお知らせ・・・じつは我が家にはYahooのほうに分家がございます。わけあって設置してみたくなり、結構いい加減に作ってしばらく放置していたもので、カテゴリ分けもきちんとしておらず、過去ログは見にくいと思います。がWindowsのバージョンの相性のせいなのか何なのか、本家が開きづらいお客様がいらっしゃるようで、もしかしたら分家のほうが開きやすいかもしれません。

『満月日和』こちらから

記事はこちらのをコピペしているだけですが、画像の表示はこちらよりでっかいです。見比べてみてくださいね^^

Happy姉妹店にもリンクを貼りました。

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2012年1月 6日 (金)

2012・1月5日・・・『マイウェイ』ジャパン・プレミア②

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この日のオダギリさんのトークもそれは楽しいものでした。思いだせる限り、以下順不同です。

「この映画は殆ど1年をかけて撮りまして・・・2時間20分(じっさいには2時間25分)、あの1年の苦労と比べると2時間20分というのは少し残念なものが・・・(監督、笑)」

「公開の週の週末、そして先週末は大晦日と元旦になりますが、韓国での舞台挨拶に参加してきまして・・・もう年末、海外に一人という意味がわからない(会場、笑)」

「釜山とテグに行ったんですが、ちょっと地方の街になるのでなんというか、情熱的で、声の大きい方とかもいらして・・・(爆笑)」

「日本では一回出てこう30分くらいははなしていられるじゃないですか。韓国では一日に15回くらい、1回5分くらいで出たり入ったり、もう振り回されまして(爆笑)」

「31日は終わった後、海岸(海雲台ビーチ?)で6人くらいのスタッフと飲みまして、監督は疲れたから帰って寝る、とホテルに帰っちゃいまして。で、3時頃ホテルに戻って寝たんですが、太鼓の音で起こされまして。ホテルの窓から見るとさっきまで自分たちが飲んでいた海岸に人がいっぱい集まって、もう太鼓叩いて踊っちゃってるわけですよ。そしたら日の出が。36年生きてきて、僕、年男なんですが、はじめて初日の出を見たという経験を・・・」

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「正月は近くの神社にいつも行くんですが、いや、何の変哲もない有名でもない神社なんですが、行くといつも鳥居の下で5円玉を投げるんです。今年は4回目で上に乗りまして・・・。そういうことで今年も前向きな良い年になればなと・・・」

「いや今回僕ずいぶん喋りましたよね?(笑)マスコミが入ってないと楽なんですよ。何書かれるかわかりませんのでね。もう、真っ白な方々に見ていただくと言うことで(笑)良い締めくくりにもなっていけば(この映画の一連のプロモも含めてのことでしょうかね?)と思います。」

いやあ、怒涛の年末舞台挨拶ツアーの楽しかった様子が伺い知れて私も嬉しかったです。^^

ドンゴンさんは、そんなオダギリさんをずっと嬉しそうににこにこと横で眺めていらっしゃいました。

「いまソウルはとても寒くて、今日も家を出る時マイナス10度くらいだったので、撮影した時の寒さを思い出しました。一番寒かったのがマイナス17度、そんな中で苦労して撮ったことを空港までの道すがら思い出していました。日本に着いたら暖かくて、またみなさんとお目にかかれて、この二日ほど私はちょっと忙しいスケジュールで疲れていましたので、ほっと暖かい気持ちになれました。」

「(印象に残る場面はと問われて)どうしてそうなったかを説明すると内容を話すことになるので控えますが、オダギリさんが寒い中宙づりにされるシーンがありまして、映画の中では短い間ですが、実際はオダギリさんは殆ど1日中高いところにぶら下げられていたんです。ああいう風にされると体の1か所に体重がかかって大変なんです。どんな場面か皆様良く見てくださいね。それから、ラストシーンが印象に残っています。」

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最初には日本語で「またお会いできてうれしいです」と優しい声で。

「これまで私はずっと前ばかりを見て歩いてきましたが、今年はちょっと後ろを振り返ることもしてみたいと思います。」

ベルリン国際映画祭への招請の話題に監督さんは「とても有難い。日本でもいい結果が出て欲しいと願っています。」

「映画を見てくだされば、この二人のキャスティングが成功だったとわかって頂けるでしょう。今日は80%が女性のお客さんなのがちょっと心配です。どうぞまた、男性のお客さんを連れて見に行っていただきたいです。」

監督さんのお声は低くてとても素敵なのでした。

以下は、5日のプロモの「オダギリ節」について、ちょっと興味深い内容の記事。こういう微妙なところにも正直なオダギリさんの発言が、ツボを絶妙に突いてくれててキモチ良いです。

2012010618 ◆オダギリジョー、ベルリン国際映画祭招待にうれしさにじませつつも、オダギリ節炸裂![シネマトゥデイ映画ニュース] 

1月5日、千代田区有楽町にあるザ・ペニンシュラ東京にて、映画『マイウェイ 12,000キロの真実』大ヒット祈願の書き初めイベントが行われ、主演のオダギリジョーがチャン・ドンゴン、カン・ジェギュ監督らと共に登壇、オダギリ節連発のトークで会場を沸かせた。

昨年末から、本作のPRのため幾度もマスコミの前に立ったオダギリ。この日は、集まった報道陣を前に「こう何度も会見すると、今度は何の会見なんだと思われるかもしれませんが、完成披露も終わったし、初日はまだだし、今日は本当、特に何もないんですよ」とぶっきらぼうな一言。報道席からも、拍子抜けのような笑いが起こった。 

韓国のファンに別人の名前のサインをわたした問題など、個性ともいえるそのノリに関して議論が上がったばかりのオダギリ。しかし、本人は全く動じず、この日もオダギリらしい発言を連発した。

まずオダギリは、作品がベルリン国際映画祭に招待されることになったニュースについて、「こういうエンターテインメント作品で3大映画祭に招待されることは珍しい。監督の器量でしょう」と発言した上で、「監督がかなりのお金をベルリン映画祭に渡したのではないかなと思いました」と発言。また、日本から送られてきた映画の感想メールに関しても「ぼろ泣きでしたという感想が多かったんですけど、いったいどこで泣けるんだろうと思った」とコメントし、会場を笑いの渦に包む。これには同席したカン・ジェギュ監督とチャン・ドンゴンも苦笑いしつつ、温かく見守っていた。

また、会見で終始紳士的な発言に徹したチャン・ドンゴンについてオダギリは「発言が素晴らしい。僕の発言はナシにしてください。終始無言だったと書いてください」と語る一幕も。カン・ジェギュ監督に対しても「日本と韓国は仲がいいようで仲良くなれない。これまで微妙な関係があった」とコメント。

その上で「監督が戦時中を題材にして、しかも日本人と韓国人の友情を描くというのは、すごいチャレンジだと思った。これを機に両国の関係が少しでも温かいほうへ進んでいければと思った」と話し韓国側への敬意を見せた。本作はオダギリにとっても国際舞台へのチャンスとなる作品。数々のオダギリ節で会場を沸かせながらも会見に挑むその目は真剣そのものだった。

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2回目の鑑賞になりましたが、今回ワタクシ辰雄とジュンシクのラブライン・・・じゃなくて(笑)はは・・・二人の関係をどっぷり中心にじっくり見ることに決めていました。初めて鑑賞した時は同行した友人と「オダギリくんの映画か?」という話までしたくらいでしたが、なかなかどうしてドンゴンさんのジュンシクは巷で言われるほど平板ではないと思いました。

収容所での捕虜生活、荒む人間関係にもジュンシクの言動の方向性が揺らがないことを辰雄はちゃんと見ているのです。周囲の人物たちは常に二人の鏡のように置かれていて、そんな中でも山本太郎さんの野田、ジュンシクの幼馴染のジョンテ(キム・イングォンさん)の顛末がジュンシクたちの生きる闘い、生きる道を際立たせていくように描かれているのだなと確信いたしました。

戦場のシーンのほうに気を取られてストーリーが物足りないし感情移入できないという声が多々あるようで、それに対し本国の某監督さんが「想像力が足りなすぎ。あのノルマンディーのシーンのすごさをナンと見るのだ?キミたちはチャン・ドンゴンとオダギリジョーが異母兄弟だったなんてえストーリーなら満足なのか?」と発言、これまた物議を醸し、それに対しマスコミが「映画は出来上がったら観客のものである。どういう感想もあってしかるべし」という意見を挙げ・・・という経緯も読みました。

同じ映画に携わる方のみならず、あのノルマンディーのシーン、よくここまで、というのは私にもよォくわかります。

戦争の中の家族愛を描いたのが「ブラザーフッド」なら、『マイウェイ』は苦しみの満ちる戦場で、人として生きる姿とは、を描いているのだろうと思うのです。

誰かの存在が自分を支え、それを頼り、いとおしく思う・・・それが家族であれば無条件だけれど、友情となると濃ゆく育つ過程がまた大事なわけです。今回の鑑賞で、オダギリさんの辰雄の演技の「そこらへん」が沁みてきました。

そしてどんな環境にあっても自分の信念を忘れないこと、それを演じたドンゴンさんのジュンシクの姿、それは今の私に何よりの強い励ましと癒しになりました。

またおいおい、順次呟いてまいります。よろしくお付き合いくださいませ。

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2012・1月5日・・・『マイウェイ』ジャパン・プレミア①

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語るオダギリさんを何やらじっと見つめるドンゴンさん・・・という画像ですが、こちらはジャパン・プレミアでなく、その前に行われた映画PRの書き初めイベントの会見でのお写真。

オダギリさんの衣装はプレミアの時も同じだったともいますが、ドンゴンさんはへちま襟が黒のベルベットの、ツイードのジャケットにお着替えでした。

ドンゴンさんは午前中の便で金浦を発って文字通り今年の初来日。そう、まだ新年5日目ですよね。

マイウェイの宣伝の後押しもあると思うのですが、あちらでもナンやかんやとつぎつぎニュースが出ます。4日には芸能人の皆さんを招いた上映会が催されたとのことで、その席上では結婚後珍しい夫婦揃って同じところに座っているというお写真なども。

ジャパン・プレミアはドコであったかと言うと「丸の内東映」という古式ゆかしい昔ながらの「映画館」スタイルの劇場です。いまどきのシネコンと違って、ちょっと舞台が高くなっているので、私はけっこう前のほうの席だったんですが、二人&監督さんのお姿が良く見えたのは嬉しかったけれど、映画はスクリーンを見上げる格好になりちっと肩コリコリで。戦場のシーンなどは、かえってこのくらいの音響でいいや、と思ったりも^^;って勿体無いですかね。いやあ。先月のバルト9の試写会の時は音響が良すぎて爆音が後ろからも聴こえてきたりして、臨場感ありすぎで恐ろしかったす。

この劇場はそれこそワタクシが産まれる前から銀座にあった・・・といいますか、東映の本社ビルで、路面の劇場は直営館です。ワタクシの父親と母親は職場恋愛で結婚したのですが、二人ともそのとき東映に勤めておりました。(父はそののち私が小学生の時に転職しましたが)昔の華やかなりし時代の映画スターの嘘みたいなほんとのハナシ?を子供時代はよく聞いておりました。

「タイフーン」の試写を見に本社試写室に行った事がありました。その時ちらと見えたオフィスの室内の感じが、若かりし父の職場での写真で見たのとあまり変わっていない気がしてちょっと驚いたものでした。

そういういまどきのシネコンとは違う劇場のそんなに広くない間口いっぱいに入り待ちのファンの皆さんがたくさんいらして、よく見かけるSPさんも待機していたのでびっくりでした。その前を御一行、お入りになったわけです。(たぶんそこからしか入れなかった??)

こういう僅かな時間でも身近に触れ合う機会を作ってくれるのは有難いしいつも頭が下がります。ファンも、ご本人も互いが心の純粋なところでの支えであると感じられるからなのだと思います。

私はと言えば・・・たまに舞台の上に立っている元気そうな笑顔が見られるだけでもうオンの字です。『韓流』という実体が良く分からないまま嵐みたいに盛り上がってたバブリーな時期を過ぎて、今はある意味穏やかに、そして深く落ち着いて(なんていうと大袈裟ですが)見ることが出来るようになりました。

ゴシップや、映画の当たり外れの評判、ましてや数字のことなんてどうでもエエのでございます。私にとっては、作品の中に生きる「彼」のことにじっくり思いをいたすのが一番なのでありますから。

以下、ニュースと、来日するドンゴンさんの金浦での様子を貼っておきます。

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◆『マイウェイ』主演のオダギリ、日韓の関係性を真摯に語る

韓国では3日間で動員100万人を記録するヒットを飛ばしている映画『マイウェイ 12,000キロの真実』の日本公開を前に、主演のオダギリジョー、チャン・ドンゴンとカン・ジェギュ監督が、ヒット祈願として、書道家の木下真理子と共に書き初めイベントを行なった。

日本、ソ連、ドイツの軍服を着てアジアからノルマンディーを戦い抜いた実在の東洋人の姿を壮大なスケールで描いた本作。カンヌ、ベネチアと並ぶ世界3大映画祭の一つである、第62回ベルリン国際映画祭(2月9日から19日まで開催)のパノラマ部門へ特別招待されることも合わせて発表され、報告会見ともなった。

オダギリは「商業的な大作でありながら、三大映画祭に選ばれることはあまりないこと。ただのエンターテインメント作品で終わらなかったことにすごく安心している。アート性やジェギュ監督の技量を評価していただいた」と喜び、さらに「監督はベルリン映画祭にお金を渡したのかな」とジョークを飛ばし場を和ませていた。ドンゴンは「東洋人の視点から描いた第2次世界大戦は、ヨーロッパの方々には新鮮に映るのではないか。この時代に問題を投げかけたジェギュ監督は素晴らしい」と話した。

ジェギュ監督は「韓国と日本の若者が戦争を通して友情を取り戻していく話でもあるので、歴史とは何か、韓国と日本の関係などを、若い人たちに考えてもらうきっかけにしてほしい」とアピール。オダギリは「日本と韓国は仲が良いようで微妙な関係が続いてきた。友情を描くということは挑戦的で、意味のあることだと思う。この作品を通して、根本はどこにあったのか、お互いの関係性があたたかいほうに向かって行けば」と語った。(ぴあ映画生活)

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◆"マイウェイ"韓流スターの試写会にチャン・ドンゴンの妻、コ・ソヨンの出席<世界日報芸能>

超特急戦争ブロックバスター映画"マイウェイ"(監督カン・ジェギュ)の試写会にイ・ビョンホン、コ・ス、チュ・ジンモ、ヨン・ジョンフン、キム・ソンス、キム・ミンジョン、チョン・ソクウォンなど我が国を代表する韓流スターらが総出動した。特に主演俳優チャン・ドンゴンの妻コ・ソヨンも参加して人目を引いた。

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※グレイのコートはジンモくんですね。上の写真ちょうどジェギュ監督の肘あたりに見える横顔はチャン・ジン監督のようです。御夫婦で見つめあってる図は所帯くさくなくてお二人とも綺麗で、ほんとに素敵です。^^

去る4日、特別試写会に参加した韓流スターたちは、"マイウェイ"への称賛と応援を惜しまなかったという裏話。キム・ソンスは、"スタッフたちと俳優たちの心がそのまま伝わる映画"と所感を明らかにし、チャン・ジン監督は"韓国映画であのビジュアルとスペクタクルを作り出したというのがありがたかった。映画人たちが描き出すことができる最も濃く、理想的な和解"と評価した。

キム・ミンジョンは"公開された翌日に見て感動的だった。我が国の映画の発展を一目で見ることができた"、チュ・ジンモは"果たしてこれが韓国映画なのか気がするほどのハリウッド映画に匹敵する大変な映画が出てきた。二人の相反するキャラクターが、映画とよく調和した、アジアを代表する大作"と絶賛した。

去年、"高地戦"で戦争映画を撮影したコ・スは"俳優たちの苦労が他人事ではなかった。みんな苦労したようだ。"マイウェイ"は、我が国の映画ということに誇りを感じる"と話した。

ハリウッド映画'GIジョー2"に出演したイ・ビョンホンは"今、ハリウッドのどの映画も比較対象になるようではない。真の韓流の始まりだと思う"と感心した。

'スーパースターKシーズン3"優勝者のウルラルラセッションは、"極限の状況にもかかわらず、最後まで自分の夢を置かないように感銘深かった。みなさんも絶対に夢をあきらめないでいてほしい"と話した。

ヨン・ジョンフンは、"感銘深く見た。家族全員が一緒に見ればもっと良いようだ"と推薦のメッセージを残した。

韓流スターたちが大挙推薦に感動した"マイウェイ"は、最近"第62回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門に公式招請されて話題を集めた。

カン・ジェギュ監督が7年ぶりにメガホンを取った"マイウェイ"は、第二次世界大戦の渦の中に国境を越えて、真の友情を分けた日韓の青年たちの話を感動的に描き出した。現在上映中。

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※金浦空港から出国のドンゴンさん。前日の上映会の時にもお召だった、スカルのエンブレムが印象的なミリタリーコートは細身だからこその若々しさですよね^^。

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2012年1月 5日 (木)

ベルリンへ・マイウェイ

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ワタクシ、昨日が仕事始めでした。短い休みなのにその間にやっぱりたるんでしまったのか、いやあ、しんどかったっす。今日は丸の内東映で『マイウェイ』ジャパンプレミア、ドンゴンさんも来日なさいます。(間に合うのか?私^^;)

その『マイウェイ』ですが、ベルリン国際映画祭に招待されたそうで、ベルリンへは『プロミス』の時にドンゴンさんもお出かけでしたが、今回はどうなのでしょうか。何はともあれ、大いに注目していただきたいですよね。

※上は海外向けのポスターです。不安げなドイツ軍服の2人。バックのノルマンディーの連合軍上陸風景は本物の写真と比べてもものすごくリアルです。

[時事ソウル]チャン・ドンゴンが主演した映画"マイウェイ"が第62回ベルリン国際映画祭パノラマスペシャル部門に招請された。

パノラマセクションでは、ベルリン国際映画祭公式部門のいずれかに芸術的なスタイルと商業的な可能性を兼ね備えた作品を紹介する番組。パノラマスペシャルは、毎年、映画的に意味深い作品を招待し、上映する。2007年にはホン・サンス監督の"浜辺の恋人"、昨年はリュ・スンワン監督の"不当な取引"が招請を受けたことがある。

"マイウェイ"のカン・ジェギュ監督は"光栄だ。マイウェイは、戦争の悲劇を描いた映画ではなく、その中で人間愛の希望を探している映画だ。アジアだけでなく世界の人々に作品に含まれているメッセージが配信されたら良いだろう"と明らかにした。

"マイウェイ"はチャン・ドンゴン、オダギリジョー、ファン・ビンビンなど、日中韓の代表俳優のキム・イングォンまで加勢して2次世界大戦という歴史の渦に巻きこまれた人の話を感動的に描き出した。ベルリン国際映画祭は2月9日から19日まで開かれる。

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ドンゴンさんが俳優という仕事のことと、今回のキャラクター「ジュンシク」について語っている部分をもういちど挙げておきましょう。(皆様には余計なお世話だと思いますが、どうかジュンシクと言うキャラクターをシッカリ見て感じとってくださいませ。)

普段から正しい生活男のイメージに符合するようにチャン・ドンゴンは今回の映画で固い信念で周囲の人々を変化させるキャラクターを披露した。

平面的な人物だが、"ブラザーフッド"で演技したジンテとの差別点は、キャラクターの設定に重要な要素として作用した。"初めてシナリオには、ジュンシクの性格が"ブラザーフッド"のジンテと似ていた。立体的なキャラクターはそれだけで魅力的だが、"ブラザーフッド"との差別点も考えなければならないし、今のジュンシクにキャラクターが変わるようになったんです。"

チャン・ドンゴン自身が"象徴的な人物"と明らかにしたジュンシクは、非人間的な戦場の真ん中で人間的な価値を守り、周辺の人物たちを感化させるキャラクター。その分、チャン・ドンゴンには愛情も大きな役割だった。

"地味なキャラクターですか??もしも最初のシナリオ通りだったなら"ブラザーフッド"のジンテと何が違うのかという話が出たんですよ(笑)。ジュンシクへのキャラクターの物足りなさはないです。映画的にそのような人物が必要だったし、それが今回の映画で演技する目的だったからです。シュリを見たときに、最初はチェ・ミンシクさんが目立つが、後に浮かぶの全体的なイメージはハン・ソッキュさんというのと同じではないでしょうか?"

"マイウェイ"の製作費は、韓国映画の最高値に達する280億ウォン。巨大な規模の戦争のシーケンスが登場するほど体力的にも難しい作業だった。"ブラザーフッド"は、左膝を、"ウォリアーズウェイ"では、右ひざを負傷したチャン・ドンゴンは今回の映画の撮影前に膝の手術とリハビリを経て撮影に入った。

特にノモンハンの戦闘で繰り広げられる戦闘機の追撃シーンはマラソンの死点と同じだった。"映画では分量が長くないが、実際の撮影では、3日ほど朝から夜になるまで休まずに走りました。全力疾走で何度も走って後には話もできないくらいの状況でした。

だからだろうか。これ以上の戦争映画に未練はないとチャン・ドンゴンを率直に打ち明けた。""ブラザーフッド"を終えて、韓国でこれ以上の戦争映画を撮ることはないと思いました。第二次世界大戦の素材の映画が出てくる方法は考えもできなかったんです(笑)。もう一つの世界大戦が起こらない限り、心を動かすほどの素材の戦争映画が出てくるだろうかと思います。今では残すことなく一度に注いで未練が残っていません。"

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デビュー20年目、黙々と歩んできた演技の道

チャン・ドンゴンはスター以前にいつのまにかデビュー20年目を前にしている。他の俳優たちが芸能番組で人間的な魅力を披露する中、チャンドンゴンは、黙々と演技に邁進して俳優としての道を絶え間なく歩いて来た。

"どのような俳優たちも自分の意志で演技の道を歩いているけれど、私は好奇心と気がかりなことの間で道を歩きながら、ここまでくることになったようです。"

そのように20年を歩んできたチャン・ドンゴンは、まだ俳優という職業にどっぷり浸かっている。"一生演技をしたいです。俳優という職業が好きです。自分が希望することととすることが同じ時の人々が一番幸せを感じる瞬間ですよね。私は、演技よりも良い仕事を見つけることができなかったです。"

"ある作品をすると、何がしかの不足感が生じ、自然に次期作を選ぶようになる"チャン・ドンゴンは、"マイウェイ"次の作品で、ホ・ジノ監督の新作"危険な関係"を選んだ。中国上海で撮影中の"危険な関係"は、"ヴァルモン""愛より美しい誘惑""スキャンダル-朝鮮男女相悦之詞"など、何度も映画化されていた小説を、1930年代の上海を背景に、新たに脚色した作品。中国の女優チャン・ツィイー、セシリア・チャンのキャスティングの便りで公開前から注目を集めている。

"作品にも縁というものがあると思う"

チャン・ドンゴンが、"危険な関係"を次期作で選択したのは、小さな規模の映画でしか見られない演技のもう一つの楽しみだった。

"危険な関係は、限られたスペースでの人物たちの微妙な感情を大事にする映画です。感情の幅が大きい映画ですよ。今までした役割とはだいぶ違って演技する楽しさがあります。""マイウェイ"を撮りながら解消することができなかった心を引き出して映画を撮っているが、チャン・ドンゴンはまた他の演技変身に対する期待感を精一杯現わした。

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※負傷した辰雄のために薬を探しに出てドイツ兵に怪しまれて、結局辰雄とはぐれてしまうジュンシク。戦死したドイツ兵のコートにソ連の?防寒帽、そしてこの「襟巻きの巻き方」・・・たしかにかなりアヤシイぞ^^;

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※ドンゴンさんが中に着ているグレイのニットはトム・ブラウンかな?(前立てのトリコロールのテープが。)一番左のイトイシゲサトさんみたいなかたは、最初のほうにカメオ出演しているヤン・ジンソクさん。レトロな紳士の扮装がお似合いでした。建築家で、歌手という多才な方だそうです。

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2012年1月 3日 (火)

年末年始の『マイウェイ』

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ノルマンディーの海辺を走る束の間幸せそうな辰雄とジュンシク・・・なんかもう「らぶらぶ」に見えてしまって困った腐れmiyukiです。(おいっ^^;)

さて、その題材から如何ともしがたく導き出だされたさまざまな反応に翻弄されつつ頑張る『マイウェイ』、まもなく迎える日本での公開で、日本人はあの映画をどう見るだろうかとどうしても気になるいちファンの今日この頃です。

大晦日・元旦と敢行された、大邱、釜山の舞台挨拶ツアーでのアツい様子がネットで話題になっています。

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こちらは釜山の街でしょうか、移動のバスを大勢の人が注目して取り囲んでいますね。ファンたちの差し入れのお餅やお菓子の入った大きなボックスを持っている監督さんや俳優さんたち。「アントン」と書かれたボードを持って記念撮影しているのはイングォンさんのファンでしょうか。

日本での舞台挨拶とは違って、俳優さんたちが身近に感じるのが韓国スタイルの舞台挨拶ではありますが、これを見ると間にファンが交じって記念写真を撮らせてくれる機会などもあったようですね。それにしても大変そうでありながら、なんとも楽しそうな様子が伝わってきます。こんなふうに皆で宣伝して廻る、そりゃ絆も愛(作品愛ね)も深くなるでしょう。

ドンゴンさんは「今まで一番苦労して撮った映画なので、良く見てほしいです。」と言い、オダギリさんは「マラソンで大邱陸上大会に出ようと思ったのだがお腹が痛くなって・・・」とオダギリ節で笑いを取り。

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業務用のエレベーターを使う御一行様、主演二人にスタッフ、通訳、マネージャー・・・オダギリさんのアカルイ笑顔が印象的です。

下はクリスマスの時のソウル・京畿道ツアーでのドンゴンさん、監督さん。

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オダギリさんが年末の釜山ツアーまで参加する、と聞いた時向こうの関係者もちょっと驚いたそうですが、私はそんなオダギリさんを見てますます好きになりました。

で、例のサイン事件の決着をちゃんとご自分でつけに行ったのだそうで、もう気になってタマランかったのでしょうね。そんな兄さんことを誇りに思う、という文をイングォンさんがツイッターにあげたのだそうです。(ちなみに、海雲台のクッパ屋さんとのことでした。)

オダギリさんは『マイウェイ』に出ることについてギドク監督に相談もしたようですが、ギドク監督は「彼(ジェギュ監督)の作品なら大丈夫」と背中を押してくださったそうな。

以下にオダギリさんの記事と、監督さんが各俳優さんに付いて語っている記事を貼っておきます。201201024

オダギリジョーの韓国愛がきちんと証明された。

オダギリジョーは12月31日と1月1日、年末と新年の休日を返上して、映 画"マイウェイ" の広報のためチャン・ドンゴン、キム・イングォンなどの"マイウェイ"のチームと一緒に釜山と大邱地域の舞台あいさつを行った。1日、ある映画関係者によると、釜山(プサン)を訪問したオダギリジョーはこの過程で、関係者たちが話題にする前に、まず自ら要望、最近サイン論議がふくらんだ食堂を再訪問し、意図しない不快感をくれたことに直接謝罪し、本人のサインを再構築してくれた。

関係者は1日、ニュースエンに"実はオダギリジョーも悪い記憶と考えるようでサインに関しては、誰も話を出したりしていないが、本人が心の中の負荷に考えていたようだ"とし、"釜山(プサン)舞台挨拶まで積極的に出るというのも驚いたが、レストランへ行って謝罪して、サインまでしてくれる姿にオダギリジョーの真心を感じることができた"と伝えた。

"31日夜に続いて1日の昼、両日とも食堂を訪問した。舞台挨拶の時もセンスのある発言で構成観客を大いに笑わせるよ""オダギリジョーはこのことが再び浮上することを望んではありませんが、誤解を解いたということだけは伝えたい"と説明した。

オダギリジョーは、10月第16回釜山国際映画祭期間釜山(プサン)を訪問し、一レストランで、サインを願った主人に自分の名前ではなく、日本の女性歌手の倖田來未の名前を書いて議論の火種を提供している。このサインは、オンラインでどんどん広まっていてサインを公開した著者は、"チャン・ドンゴンがイヒョリとサインしたようなもの、最近のオダギリジョーがこのようにサインしているのか気になる"とし、"アンドロメダスタイルのハイクオリティなギャグなので、私には理解できないのでしょうか..."と不快感を現わした。

これに関連し、オダギリジョーは12月13日"マイウェイ"のマスコミ試写会直後の記者懇談会で"韓国では最近、私のサインのために論議になったことを知っている"とし"私もそのように報道されたことに対して衝撃を受けた"と言及した。"韓国を侮辱しようとしたことは絶にない。悪意があったわけでもない。日本でもサインをしてくれというと、絵を描いたこともあって、それから思い浮かぶ言葉を書くこともした"とし、"誤解があった場合は、本当に申し訳なく思う"とし"私もそのニュースを聞いて深く反省することになった。申し訳ない"と公式謝罪した。

"マイウェイ"の広報のためにクリスマス、年末、年始の休日の間、休憩を取らずに、全国で舞台挨拶に回ったオダギリジョーは今回の舞台挨拶を最後に日本に出国する。一方、今回の舞台挨拶はオダギリジョーだけではなく、チャンドンゴンも気兼ねなく、観客たちに近寄って一人一人にサインと握手はもちろん、写真まで撮ってくれるファンサービスを敢行、韓国のトムクルーズというニックネームを得たという裏話だ。(チョ・ヨンギョン記者/ニュースエン)

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<魅力的なチャン・ドンゴン、オダギリジョーの正確な演技>

韓国と日本のトップスターが一緒に呼吸を合わせたのは確かに珍しいことだ。映画"マイウェイ"でチャン・ドンゴンとオダギリジョーの出会いを置いてのことだ。これと共に映画を輝かせた助演も、文字通り盛りだくさんの名品俳優たちだった。

監督の立場としては、主演でも助演でも、一様に映画のための貴重な俳優たちなのは明らかだろう。ここに彼が精魂を込めたキャラクターを引き受けた俳優ならば、監督自ら、それらをより綿密に考えて観察したのだ。このことについて、カン・ジェギュ監督が口を開いた。

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◆監督から見た韓日トップ俳優たちの姿

"まず、一緒に仕事をした俳優たちの共通点は皆、自分の準備が徹底した人々だということです。各自の領域で引き受けたキャラクターを消化するために努力する俳優たちということです。"

カンジェギュ監督がまず先に挙げた俳優はまさにファン・ビンビンだ。映画の中で多くの場面に登場するわけではないが、彼女は序盤に一級射手"シュエライ"役で強烈な印象を残すのに十分な演技を披露した。カン・ジェギュ監督はファン・ビンビンを"二つの顔を持った俳優"と表現した。"シュエライは冷静な射手だが、一方で家族性を持った人物だとファン・ビンビンにそのような部分について十分に話をしました""その二種類の感じをよく生かした"と評した。

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次にはオダギリジョーの順だった。カン・ジェギュ監督は彼を置いて、"とても良い"と表現した。

"繊細さよりも正確さという言葉が最も似合います、コンパクトな感じがあります。シーンごとの感情の計算が非常に高精度なのです。撮影する時はそれを認識していないがモニターを見て発見出来たことである。私の注文を、この友人はそう理解してそう演技を貯めていたのかと。フレーム単位で演技する俳優だと現場で納得したことがあります。"

"フレーム単位で演技する俳優"という修飾語を捧げるだけに、監督が見たオダギリジョーは、徹底的に演技派俳優だった。監督は、"その人が気難しく自己中心的なキャラクターを持った人なら、私たちの映画を一緒に作り上げられなかっただろう。"と付け加えた。巷でいわゆる"倖田來未サイン事件"で膨らんだオダギリジョーへの失望、あるいは人々がそれに対して持っている誤解を示唆したものだ。

そしてチャン・ドンゴンはどうだろうか。すでに7年前に"ブラザーフッド"で共に作業した経験があり誰よりも彼をよく知っているのがまさにカン・ジェギュ監督だろう。

監督は、自分を料理人にたとえ、チャン・ドンゴンを置いて、"本当に魅力的な材料"と表現した。

"こんなふうに触れればこのように変わっているし、自ら余白も多いです。いつでも何かを受け入れる準備ができている俳優でしょう。もちろん俳優が自分の主観と色を持つのが重要だが、その点も明確に持っている。俳優が開いていて余白が多いので、監督としては、コミュニケーションを図りやすい。
そして、実際に映画の準備をしながら心配した点が日本語のセリフを話さなければならないという言語的な部分だった。

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日本語が多いため、日本人がセリフや俳優の感情をどのように感じるかが重要だったが、チャン・ドンゴンは私達が考えたレベルをぴったり実現してくれた。準備する期間が長くて心配をしながらプレッシャーもたくさんあったろう。中間ごとに指導の先生からよくやっているという言葉を聞いたが、実際に会って聞いたところ、本当に上手になっていた。"

チャン・ドンゴンが日本語を勉強するのにかかった時間は約3ヶ月ほどだった。通常、この程度の期間であれば話はある程度出来るだろうが感情を乗せて演技いうにはどうしても不足している時間である。映画に反映されたジュンシク(チャン・ドンゴン)のどっしりとした心境が、日本語を通じて提供されるのは、チャン・ドンゴン、自ら刻苦の努力があったからだろう。

"キム・イングォンの役割が大きかった""今後、様々なジャンルをやってみたい"

映画を見た多くの人々は、キム・イングォンのことを欠かさず話した。映画の中で最も劇的な変化が見られる立体的な人物ジョンテ役を演じた彼の演技は十分に高い評価を受けている。日帝植民地統治下に過小評価を受けたジョンテは、ロシアの捕虜収容所では"アントン"として捕虜の上で狂気を抱いてま君臨する姿を見せるキャラクターだった。キム・イングォンとの最近のインタビューで、彼が監督に感謝の言葉を惜しまなかったことを伝えるとカン・ジェギュ監督の口元に満足げな微笑が広がった。

"これまで私の前作たちをずっと見てみると私の映画で何か足りないという気がしました。脇役が持っているキャラがおいしそうに表現されたことがないという考えでした。その意味で、アントンというキャラクターが作られたんです。"ブラザーフッド"の時は監督で、気を使わなければ役割があまりにも多く、俳優と対話の時間があまりなかったんです。その時戦争映画が初めてでもあったんです。

いつも脇役の感じが惜しかったです。それで今度はイングォンさんにシナリオどおりに動かずに話し続けるようにしようと言いました。衣装、ヘアー、小物一つまで話しあおうとしたんです。イングォンさんはそのような部分で非常に研究している友人です。アイディアも多く現場で、朝ごとに"これはどうですか?あれはどうですか"と言いながら提案をしてくれます。今回の映画で、イングォンさんの役割は本当に大きかったんですよ。"

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監督として成功後も製作者の容貌で多くの映画を演出し、米国でも勉強をしたカン・ジェギュ監督、今後の彼の抱負は何だろうか。最後の時間を体験して彼が学んだの資産は、まさに"何をしてもオールインでなければならないという考え"だった。"いい加減にやっていては成ることも成らない、すべてを投げてこそ良い結果があることを知りました"と語っていた彼は、心機一転することを明らかにした。

"これまでは、素材やキャラクター、物語の構造は、極端な、お互いのコントラストが強いのを好んだが、そのうちに、映画のスケールが大きくなるのを避けることができなかった"と言ったカン・ジェギュ監督は"これからは私に付いている軸を色々と開いて、多くのジャンルを気にしないようにしたい。"と考えを伝えた。メローやコミックをしようとしているカン・ジェギュ監督の姿を見ることができるだろうか。今後の彼のまた別の姿を期待して見るに値する。(オーマイニュース・Star)

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2012年1月 1日 (日)

明けましておめでとうございます

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昨年のご厚情に深く御礼申し上げますとともに、本年も変わらぬご厚誼のほどお願い申し上げます。

2012年と言う年は皆が少しでも前に進めていることを感じられ、ときどき何かに癒されて、激しい出来事はあまり起きない・・・そんな年になってほしいと願う元旦です。

前職の時は比較的正月休みをゆったり取れていたのですが、今年は三が日しか休みはありません。年末もけっこうぎりぎりでしたので、いつにもまして正月気分から乗り遅れております。

縁あってパートで入った今の職場でこの年明けから正社員にしていただけることになりました。先日社長さまより「辞令」なるものを受け取ったのですが、この期に及んで不安であります。情けないのですが、新しいことがいっぺんに覚えられず、思うようにカラダは付いていかず、一体ワタクシのような人間を何を思って社員にしようと思ったのさ?とバチあたりに心の中で呟いたりもする始末。しかし、ま、余計な人生経験だけは長いものですから(汗)早くももうなるようになれ、という気分です。(焦っても仕方ないですよね。)

買うには買ったもののなかなか見られないでいた神戸のファンミのDVDをやっと見ました。

自分が映っている場面はさておき・・・(大汗。コンプレックスのカタマリなので、美しいものと一緒に自分が写っていると現実に引き戻されて恥ずかしくてならず。普通に写真に写ることも大の苦手なんですヨ。自意識過剰っすよね。写真好きの韓国の人みたいに自然に写りたいものですが。)

・・・ところどころ挟まれているインタビュー映像@木工所のドンゴンさんが、撮影中だったので当たり前と言えば当たり前なんですがマイウェイの「ジュンシク」モードなのが感慨深かったです。

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自分に付いて語る時・・・・この人はいつもちゃんと正直に一生懸命答えているんだなあ、と今回も思いました。「自分の性格を家具に例えると何?」「ロッキングチェアかな・・・あっちに揺れたり戻ってきたり」

カン・ジェギュ監督がジュンシクと言う役をドンゴンさんしかないと思って説得したわけについて、「自分が彼を好きだからかもしれないけど」(笑)「彼のすべてを包容するようなところ」「起こったことをすべて吸収していくような存在感」みたいにインタビューで答えていたこととドンゴンさん本人が自分に付いて言っていることがワタシの中で不意に一致を見たのでした。ドンゴンさん本人にどんな悩みや苦しみがあったとしても、『そういう役回り』でなくてはならない、彼でなくてはならない俳優、チャン・ドンゴン・・・。

今年も出来る範囲でブログを通して応援していきたいと思います。まずは『マイウェイ』14日公開、どうぞ何度でも見に行ってくださいませ。

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