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2007年7月

2007年7月31日 (火)

久々に、JDGのロング・インタビューを読む・・・②

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※SKの壁紙より。とっても細腰。髪がソナタの時より短いけれど、いつ撮ったのだろ?

「善良で、意志強く、巨大な」チャン・ドンゴン・・・・これが彼を表す3大キーワードなのだと記者は書く。
善良・・・・これは素顔。意志が強い・・・これはプロの職業人として。そして巨大・・・時代のアイコンとして、企業が選ぶ、彼のイメージ。
ひとたび仕事としてスケジュールを組まれたならば、黙々と真摯にその仕事の成就に向かって努力する。気の遠くなるような作業を乗り越え、出会う人には穏やかに接し、漣のように浸透していく彼への大いなる「信頼」は業界のみならず大衆からのものへ行き着く。
かくしてたとえ映画出演の間があいても、韓国国民は毎日何がしかの広告でチャン・ドンゴンの姿に接することができる。(ウラヤマシイ。)広告での彼の姿を見ると、大衆はものによっては微笑ましかったりすると同時に、この美しい個体が同じ国に生まれ育った人間であるということに喜びを感じ、何やら自信めいたものがふつふつ沸き起こるのに違いない。最近のCMの造りを見ていると。(これもひとつの癒し効果なのか?)

Wallpapersk もしかして鬘とか?

「チャン・ドンゴンマーケティング効果という論文を見ましたよ。」と記者が言うと、その大きな目をさらに見開いて、信じられないなあ、といわんばかりの顔で「そんなのがほんとうにあるんですか。」と彼は言った。
「それは俳優としては光栄だけれど、枷になりそうな気がします。良い方に受け取りたいものですが・・・」
人々にその言動が及ぼす影響が大きいからといって、俳優が「公人」だとされることには彼は同意が出来ないのだと言う。それでは、「正義社会具現に貢献する映画、善良な映画」にだけ出演しなければいけないのではないか・・・。現実に彼の悩み、ジレンマがそこにある。

考えてみれば、「情け容赦なし」以降、JDGが出演してきた作品群には、円満に成就する恋愛や、笑い交わせる日常は無いに等しく、悲しみと怒りと狂気が交錯し、怒涛の運命に翻弄され、主人公の人生は悲劇的に終わるものが殆どである。(それだけに余計ファンはメロドラマを渇望してしまうのか?)
救いようの無い悲しい生き方をした主人公たちの後ろにはしかし、「兄弟愛」「家族愛」や「友情」「こうすることがやむにやまれなかった理由」を巡る深く暖い精神性がある。(“ワルイ人”を演じても愛されるワケはそこにあるのね。)

「チング」を撮っている時は、この映画がやがて世間にどんなふうに受け入れられ、どんな影響を及ぼすものか、JDGにはまだよく認識できていなかったと言う。公開され、大ヒットした時、同窓会がブームになった等々の大歓迎のほかに、思いもよらぬオマケが付いてきた。「未成年者観覧禁止」だったにもかかわらず、影響された学生が刃物を振り回し友達を傷つける事件が起こるに及んで、JDGは自分が演じたものが「一人歩き」すること、偶像、虚像入り混じる苦悩を背負っていることを意識する。それまでだって、高視聴率のドラマに出演しアイドルとして活動してきているのだから、様々の影響が無かったわけではないだろう。しかし、本人まさに山を登っているさなかのことで、あまり自分の身の上に切実には考える余裕もなかったのかもしれない。(自分のことで、せ~いっぱい。)

Wall_3_1024この眠そうな涙ぶくろが、しゅき・・・

今の彼は、巨大化した自分の偶像と付き合う、折り合うことにおいて、相当な辛抱強さ、慎重さを強いられていると想像する。中味はちょっと真面目で素直なお兄さんが、常識外の柔軟性と、規格外の外貌を持っている、といったところ・・・??
(JDGとて、私人としての感情が揺れ動く瞬間を見せることがあるのを、私も知っている。とても用心深くしているけれども。)

“幸いにも私は睦まじい家で育ちました。暴力の前に、子供たちは無力でしょう。そんな場面を見ながら育つ時どんな人間になってしまうだろうかと・・・・。子供たちが好きです。私の親しい友人たちは皆結婚して子供を育てています。弟にも子供が生まれて、私は誕生100日記念を祝う伯父になりました。そんなことで、子供たちに自然と関心が向くのです。”(家庭内暴力根絶キャンペーンについて。)

“私は人を憎むことができません。憎むより、多分この人にはなにか(こうなる)事情があるのだろう、と思う・・・そうしてやりすごしてしまうんです。日常生活で感情表現をたくさんしないものだから、反対に映画では感情が爆発するような場面をもっと好むようで・・・。普段には火をほとんど出さないです。感情的には怠けものになります。 怒るのが大変で疲れるんです。 (笑) 一人でいる時は主に任天堂のゲーム、インターネットゲーム、(ゲームは疲れないのね^^)読書などして過ごします。”

“10月のはじめにニュージーランドに発ちます。「砂漠の天使(戦士)」・・・・(洒落。日本語でも発音すると一字ちがいだけれど、ハングルの天使と戦士の表記もとてもよく似ている。)殺し屋ではなくて剣士の役です。 チャン・ツィイーは最終的な契約がどうなったか・・・まだわからないですが。映画のプロットがとても独特で面白いんですよ・・・・”

・・・・ 彼が女性のそばに立つスーツ姿に帰って来る事は今後ともなさそうだ。 泥の中に転がる自分を想像して、チャン・ドンゴンが夕暮れ頃の百合みたいなほお骨で満足げに笑った。活火山のように火を噴く怒りの裏面に、静かな魂の光をおさめた、ここにひとりの男がいる。
(以上、記者さんの美しい表現。)

今日ちょうどむこうに注文していたVOGUE8月号が届いた。チョ・ソンヒ女史の静謐で美しいJDGのすぐあとが、スペインのピくんのページであった。これも今日知ったことなのだが、ジオダノのページからピくんだけが消えてしまったこと・・・・詳細はわからないのだけれど、あのコンビは微笑ましくて見目がとっても!!嬉しかっただけに残念だ。

P7210052

SKの壁紙、スクリーンセーバーはこちらへ。

※今日のオマケ、再登場のあゆちゃん。いつもこんなふうにおばちゃんを誘惑します。う~~ん、この「すあま」のようなぴんくの鼻がたまらんぜっ!!!(しかし、人間で言えば彼も、アジョシなんである。)

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2007年7月27日 (金)

久々に、JDGのロング・インタビューを読む・・・①

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私生活の忙しいのに取り紛れ、ここのところすっかり更新が滞ってしまった。
ちょこちょこネタがあったにもかかわらず、暑さと忙しさについに真っ白な豆腐になってしまったか、脳味噌よ。とほっ・・・・どうせそんなに世間に待たれてもいないだろうしなあ・・・などと自分に言い訳したりもしたが、そもそもブログたあ自ら勝手に呟いてなんぼなんだから、んなこと言うのはお門違いだすわな。
『教訓』・・・ちょこっと一言でもいいから間をあけずに書く。(・・・・ま、日記とは本来そういうものだ・・・。反省)

と言うわけで、まだ完全に豆腐状態から復活できていないのだが、今日はJDG久々の長いインタビューを読んだ。(「VOGUE Korea8月号」に掲載。この雑誌も久々に、ぽちっとな・・・。)

写真はお馴染みの、チョ・ソンヒ女史。
前レビューに取り上げた「家庭内暴力根絶キャンペーン」のジオダノTシャツを着用してのボランティアの撮影現場で、ひたすら終わるのを待つ記者の筆はどうしても「偉大なり、美しきわが国の奇跡チャン・ドンゴン」調になる。
小生、普段はちょっと抜け穴のある写真を見てはぷぷっ・・・と心が暖かくなり、スカスカの股関節を見ては勝手に心配しているような黄金王子教「非」信者ファンでアル。が、いろんな有名人に接しているはずの一流雑誌の記者さんをして、最上級の言葉を紡ぎたくなる気持ちはおこがましいが、非常に良くワカル。いちどでも近くでチャン・ドンゴンという個体を目の当たりにしたものならばなおのこと・・・・かくいうmiyukiも一瞬目が眩みましたとも。まさに眩んだとしか言いようがないっす。そして、見たものをなんとか文章にしようと思うと、たぶん殆んどそうなるしかないんだね。冷静にと思えば思うほど、水面下で燃えちゃう(萌えちゃう?おっと・・・。)果てしなく限りなくそそる存在。

“振りかえって見れば 「チング」以後すべての映画でチャン・ドンゴンは巨大な国家暴力に錫牲された個人の抵抗を狂気じみた話法で表現した。‘暴力の近代史’を全身でぶつかって吠えて浄化させて来たチャン・ドンゴン。一体この美しい男の魂の成分は何だろう?”(本文より)

どうやら映画撮影の現場に居たスタッフをはじめとする面々は、チャン・ドンゴンがああいう人な故に、(それに引きずられて?)困難な状況を気が付いたら乗り切っていた、みたいなことを言うらしい。(ほら、ドンゴンさんが何にも言わないで頑張ってるんですから・・・ってところだろうか。)
「写真撮られてる時は王子病なのに、彼のふだんのクタクタのへにょへにょ加減たらないねっ」とかバラエティーですっかりネタにしている婆やことコン・ヒョンジンにして、以下のように答えている。
“静かに笑って搖れることなく座っている途中、何でもないというように数十番(回)も爆薬の中に跳びこみます。清い魂を持った年寄りみたいです、チャン・ドンゴンと言う人は。”
(上手いっ、さすがです、ヨンマン兄貴。「清い魂を持った年寄り」ね。)
雨が降って、風が吹いて、ものすごく寒くて、ロケを止めたかったくらいなのに。JDGが
「大丈夫」と言って立っている。(から止められなくなった。)とはカメラマン、チョ・ソンヒ女史。

映画俳優として現場でこうあるべきという行動様式を、「情け容赦なし」の時、アン・ソンギ先生とパク・チュンフン先輩の姿から学んだのだと彼は言う。
「われらの天国」でデビューし、何もわからずおろおろしながら撮影に参加したころのことをものすごく鮮明に覚えているらしい。知識も経験も足りず、そのころは自分の性格が俳優と言う自意識の強い仕事に付いていけずに苦しかった・・・・まったく同じようなことをウォンビンくんも語っていたっけ。
(演技はともかく)あんな現実離れした(秀ですぎた)風貌の男と誰が一緒に画面に映りたいものかね・・・とかなんとか言われながら、「目の保養」とばかりにアイドル路線ドラマに起用され続けた頃、彼は「無意識の向こうからの声」を聞く。(このまま顔かたちだけチヤホヤされて終わっていいものか・・・??)

それまで4作の映画には出演しているものの、TVも映画も演技もなにも自分にとっては曖昧なままだったため、イ・ミョンセ監督に言われるままなすがままだった彼を、チュンフン先輩がとにかく「オマエ、ほんとによかったで~~」とかなんとか励まし続けてくれたらしい。誤って人を撃ってしまい落ち込むキム刑事(JDG)にウ刑事(チュンフン先輩)が雪玉をぶつける公園のシーンが好きなのだと言う。

“そして彼は砂利に押し寄せる波音みたいな声で言った。「映画俳優としてここまでやって来たけれど、悩みが本当に多かったです。 演技は私がすべきことではないのかと・・・。ところで私が信じる言葉一つがあります。‘人間はすべての事に人慣れ解約期なのものと決まっている’(自動翻訳機のまま。意味不明。彼が良く言う、人間避けられないことなら楽しもう、と同じようなことだろうか。) その言葉が本当に真実だと信じます。 当時私としては本当に上手くできなかった演技だけれど、 今は本当に楽しみながらするんですよ。私の撮った映画たちが大部分大作だから、肉体的に心理的にはたしかに苦しいです。でももうそれが恐ろしくないです。 (苦しくとも)近づいていき、現場にあってはただ耐えて、いつかそれも過ぎ去る・・・。これからどんな作品をするかは分からないけれど、 一番大変な瞬間だけ我慢して過ぎ去ればすぐ慣れるさ、というそんな信念なんです。”

う~~む、ほんとにMの権化。

Jdgint2 SKテレコムのCMより。なんだか妙に可愛くぴんくに塗られたおちょぼ唇が乙女度をさらにあっぷ・・・???^^;
・・・・・というわけで、インタビューはまだまだ続く。(②へドウジョ。ちゃんと書けるのか?汗。)きちんと翻訳が出来るわけではないので、意訳まじりで申しわけない。素晴らしいインタビューなので、興味のある方はいちどご自身で本文から翻訳機をかけて読んでみてください。そもそも日本でインタビューされてると、プロモの映画の内容とか、日本のファンはどうですか、とかから始まるあまりにもあたりさわりのないものばかりだし、こういうインタビューを読める機会はまあ、皆無でしょう。こちらへ。(サイトの見出し「IN MAGAZINE」、出てきた画面の小さいJDGの写真をクリック。)

VOGUEロング・インタビューの話題に先立って、SKテレコムの通信サービス(?)「24:hours T」のCMが世間の話題に。赤いビーニー帽から外はね髪を覗かせて、お皿廻してDJのお兄さん。なぜかとってもノリは「乙女」(笑)(JDGて、KTFもCYONも、ひととおり携帯関係のCMやってましたが、日本ではあまり考えられない状況っすね。)CMはこちらから。

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この瞬間だけ見るとものすごくアブナイ・・・??(クンちゃん、どした、うっとりして。笑。)

「日曜洋画劇場」で放送になった「プロミス」の切られ放題は口あんぐりモノだったが、もともとファンが真面目に何度見ても途中で「ええと・・・」になりかねなかった、所謂お爺ちゃんの昔話及び愛の薀蓄的ストーリー。数々の愛をそそるシーンたちが無くなっていたり、台詞の意味が変わっていたりはちと悲しかったが、改めて画面を見るに「監督が見た夢」を映像化したのか?ということでは日本の巨匠の作品にも(よくわからないのは)たしかにあったっけなあ(おっと)・・・みたいな、それはそれで美しく印象的な各場面たち。せめてこの放送ではじめて「プロミス」に接した視聴者が、もういちど見たいワ、と願ってレンタルビデオ屋さんにでも足を運んでくれれば、と願ってみたりする私であった。^^;
しかし、クンちゃん。もう私の頭の中ではすっかりJDGのあの声で愛らしく「オラ、肉がしゅきだ・・・」(んな台詞はないんだが)になっていたものだから、いきなり朗々とした声で「将軍様!」には腰砕けて正座してられませんでしたわい。(笑)8月12日放送の「台風」果たしてどんな姿に・・・??

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※きょうのオマケ。カラダ・バランス飲料「DAKARA」のCMで華麗にバレエを踊る姿が印象的だった「ピグリン」のフィギュア。良く出来てる。バレエのポーズ、完璧。こういうものが付いてるとつい買ってしまうんだなあ・・・。(たはっ)台座に磁石が入っていて、ペアになってる冷蔵庫かボトルを近づけるとくるくる廻る。わけもなく可笑しくて癒される。ちなみに、ピグリンちゃんは、ピーター・ラビットのお仲間らしい。

ウチの茶箪笥(いちお、カップボード)の中は地震で揺れるとすごいことになります。チョコエッグの動物フィギュア、キューピーちゃんはじめ、細々細々とまあ盛りだくさん・・・・ひょええ!Σ( ̄ロ ̄lll)

16日に起きた新潟中越沖地震・・・・関東でもあちこちばらばらみたいな妙な揺れ方をして、仕事のお客様のとある社長は「ああ、俺とうとう脳梗塞になっちゃったのか?と思ったのよ。眩暈みたいなヘンな揺れ方だったもん。」と言っていた。被害にあわれた地域の一日も早い復興をお祈りしております。

さて、被害が最も大きかった「柏崎市」の名を聞いてふと心に浮かんだのがあの蓮池薫氏のことだった。氏は翻訳家として、あの「マラソン」の原作「走れ、ヒョンジン!」や「孤将」などを手がけておられる。最近ではカン・ドンウォンくん主演の「私たちの幸せな時間」の原作本を翻訳、作家コン・ジヨンさんとの対談をご自身のブログに連載されていたが、それを中断して地震の詳細な報告が書かれていた。(こちらへ。)

こんな文章を書かれる人が、「かの国」でどんな思いを噛み締めた24年だったことだろう。

※コン・ジヨンさんとは、JDGも読んだといっていた「愛のあとにくるもの」の作者。

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2007年7月15日 (日)

心にうつりゆくよしなしごと・・・②

Tsubuyaki1_1

7月になると「タイフーン」釜山ロケを思い出すので、久々にシンさんを連れてきて貼
ってみる。
あれからもう丸2年たったのか・・・。(遠い目)その間、日本の韓流や、韓国映画界の様子もかなり状況が変わった。この世に変わらないものは確かにある。しかし、それを巡る世界はいつも蠢いて変化しているもんなのだな・・・・。
私が珍しく(?)仕事でヘロヘロになって、Happyの更新もままならなかった間、JDGは一体ドコでなにをしていたのだろう。
とりあえず今月もCM撮影は2社入っていたようだ。(公式情報)あちらのネット上で、ブルーのカーディガン姿のへもカワJDGが、「これっ、買って帰るっ」とMAXビール瓶6本カートンを死守していると思しきお写真が見られたが、とりあえず元気にしてはいるようで何より。

Tsubuyaki2 ‘Stop Violence In The Home’(家庭内暴力根絶)キャンペーンジオダノTシャツ。なんか、前の日泣いたみたいな目ですが・・・??

こうしてCMにたくさん出ているのはいいんだが、さて肝心の映画といえば。漠然と想像していたことだったが、やっぱりそうだったのか・・・と思ったのが、最近のスポーツソウルの記事で、これはスターM様のサイトのJDG関連のニュースのところにもちゃんと挙げられていた。(しかしこんな真面目な話題の上だか下だかが、例のうつみ○土理さんの「キンキンはたまにセクシーと思うけど、追っかけたいのはチャン・ドンゴン・・・云々」て記事だったのはどうなのさ?スターMさま。^^;)

それは「なぜ最近スターの映画がないのか」というシビアな内容。韓国映画界は今不況に陥っており、一人分で制作費を圧迫するような高額のギャラが必要なスター様を使う企画が「無い!」そもそも今スターを真ん中に据えても、お金が調達できない。無理に作って制作費が回収できなかったらどうなる???それを考えるとおいそれと企画できない・・・と大まかに言うとこんな話なのだ。こんな事態に陥った原因は一言で説明できない気もするし、誰が悪いと特定も出来ないような気がする。(日本およびアジアの)韓流商売を意識して視野に入れて失敗したかも・・・等々、みんながみんなまともな考えを失くして、映画の企画にまで歪みが出たと言うことかもしれない。先日も、あのパク・チャノク監督にして「今は、どのようにしたらお金がかからないか?というのが悩みだ。お金を使う映画は恐ろしい。そのお金をどのようにして全て回収するのか心配になる。」なんつう発言をしている。

ファンがやきもきするのとは別の次元で、スター本人、こりゃあいろいろ悩みも深かろう。努力してナンバーワンになったところがこんどは諸事情が足を引っ張り場所がないなどという事態。おととしからいくつか続いたブロックバスター大作映画の失敗で流れがココまで来たというなら、あの「タイフーン」がやっぱり・・・・。切ないぞ。興行成績がどうであれ、ファンにとっては「シンさんは不滅」の愛の対象なんだもの。(涙)だけど、残念ながらファンのアツい愛が及ばない現実的な話なんだねえ。

スターにはスターの事情もあり、小回りも利かなくなっているから、スター本人がコレに出たいと思ったところでなかなか難しいこともあるだろう。しかし、ハリウッド進出も日本での商売も本国あってこそ。どんな役にも突っこんで行くべく体制整えたほうがいいよ、とはべつに素人アジュンマだけの所感でなく、実際記者さんもそう書いているのであった。

(私もやっぱり一ファンだから・・・頑張れ!JDG!!)

Tsubuyaki3「ご近所のヨン様」(眼鏡市場店舗・開店前) 写真撮影の怪しいアジュンマ(笑)

仕事のことで無い脳味噌をグルグルさせながら車を運転していた午後、うちの片田舎な地元にも見つけてしまった。あの「眼鏡市場」の白いお店。オープンはまだのようだが、赤い蛇の目傘をバックに余裕の微笑みのヨン様の大きな写真がすでに存在感を放っているではないか。ヨン様カジョクでなくともたしかに「おっ」と目に付いて、一回くらいは覗いてみようか(おばちゃんばっかり溢れてなければ・・・)と思うかもしれない。

韓流沈静化の声はあるものの、ヨン様のところは相変わらず強いのであろうか。最近よそ様の事情はほんとうにわからない。裾野は広がったかもしれないが、きちんと根付いたのか?韓国映画自体はあんまり当たっていないというのに、テレビドラマ「ホテリアー」を映画館で上映するよ、といえばたちまちカジョクご一行様でいっぱいになったというニュースには、すごいなあと思いつつ、やっぱり別世界を感じずにはいられないんだが。

先日うちの母の三回忌で、久しぶりに親戚と顔を合わせた。私が物心ついたころから小田急線沿線某有名セレブ住宅街エリアを抱える商店街にて小さなレコード店(今はCDショップっつうべきだが。)を細々経営してきた叔母んちも、「まったくもって、韓流の恩恵など蒙っていないもんね。」と言い切っていた。怖くてDVD・BOXなんぞ一小売店では仕入れられないというのだ。仕入れても売れないからだそうで。たまに予約受けると仕方なく発注するのだが、「ごめんなさい、お友達がダビングしてくれて見ちゃったの・・・」とかなんとか無責任なキャンセルが入ったりする。DVDは返品が出来ないらしく、店で在庫として抱える羽目になるわけで。
韓流ブームで、情報を見たいその余り、一気に中高年にパソコンが普及したのはたしかなんだが、ネチケットやら、著作権のルールは自覚なし。仲間内でイケナイ情報共有し捲くり、そこで満足して、「お商売の消費者」には思ったほどならなかったということなのね。(ごめんなさい、ワタクシもけして胸は張れません。汗。)
「さらんへよ~~~」とは叫んでも、高いブツは買わない。シッカリしてるというべきなのか?ここらへん、頭の痛いところだ。よほどのお金持ちでないかぎり、何でもかんでも買えるものではないが、愛しいスターの公式商品、きっちり購入するのが韓流の弥栄のために正しいファンが取るべき正しい道なのか?
・・・miyukiにはもうわけわかんなくなってきたし。

Tsubuyaki4 見事に判別できる人文字。(ビョン兄さまのファンミ会場@日本武道館、7月12日)

イ・ビョンホン兄様がJDGに続いてあの武道館で、新写真集発売と37歳のお誕生を記念し、2回のファンミを開催した。いろいろ読んで廻ってみたが、あの武道館でファンミ、やっぱり仕切りの面ではどっかの誰かさんと同じく上手く行ったとは言い切れないようで、ファンの感じ方もまたさまざまだったようだ。(短くとも出ずっぱりで歌ってたJDG、やっぱり偉かったかも。)よそ様のことなので、多くは触れまい・・・しかし、あの甲子園を彷彿とする赤と白のハートの人文字に、ちょっと思い出したことがある。去年ソウルでのファンミで、同じようなことにチャレンジさせられたものの、いまひとつ練習からまとまらずばらばらだったJDGファン。(泣^^;)

ま・・・・そもそもおなじ人のファンでも見ているところ、理想の姿、価値観がぜんぜん違うのだ。JDGはとくに演じている役によってかなりのイメージの差を生じる俳優で、普段のふかふか・ヤワヤワ感はファンの「勝手に暴走してもイイ」的欲求に歯止めをかけないらしく、抜け駆け・団結・怖い縄張り・・・と水面下はけっこうイロイロだ。(大変申しわけないが、やっぱり私は近づきたくない。極力。)JDGファンには無かったまとまりが、ビョン兄のところにはとりあえず、あったんだな・・・ということで。

Tsubuyaki5 「エアシティ」ジョンジェくんのキスシーンはやっぱりごっつう上手かった。アヤシイ手錠プレイ(こらっ!)オトナのカップル。(笑)

先週まで言葉も分からないと言うのに、楽しみにネット視聴していたドラマ「エアシティ」が終わってしまった。なんだか寂しい。とっても寂しい。
視聴率は残念ながら芳しくなかった。イ・ジョンジェ、チェ・ジウという2大スターを起用し、大空港を舞台にしたスケールの大きい作品・・・になるはずが、どうにもうまく着陸できず。どんなにいい素材を用意しても作り方の要領がワルければ料理が台無し、とは映画もドラマもいっしょなんだなあ・・・とても勿体無い作品だったと思うのは「タイフーン」と同じ。特にジョンジェくん演じた国家情報院要員キム・ジソン、すげえ想像力を喚起させてくれるいいキャラだったのに。このキャラのありようだけは、台本のよしあしでなく、ジョンジェくんというひとから滲み出た物なのだ。(一般ウケはしなかったものの、熱烈マニアが存在する作品てまあ、こういうふうにキャラが出来上がっているってことなのね。前に「キャラが立つ」って話題があったけども。)

お楽しみが終わってしまったので、またこつこつDVD鑑賞に戻ろうかい・・・・(溜息)
おお、そうだ、最後になったが、来週はあの「プロミス」(のクンちゃん)が地上波に登場するんだった。皆様「日曜洋画劇場」をどうぞお忘れなくネ。^^

Tsubuyaki6

※(おまけ)コレはなにかといえば・・・・「羊頭」(ヤンモリ、羊巻きとも言う。)そう、韓ドラに出てくるサウナのシーンで、登場人物たちが頭に載せているアレ。作り方がわかったのでやってみた。うちの「あゆちゃん(♂・7歳)」固まってます、たいへん迷惑げです。ははは。脇のぐるぐる部分の割合がどうしてもでっかいよね。

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2007年7月 8日 (日)

ファンミ廃人は更に深みに嵌ったか・・・「2007 JANG DONG GUN’s STORY」

3月8日に日本武道館で催されたJDGの今年のファンミーティング(ミニライブ)のDVDが届いた。高いのか安いのか、日々の暮らしの励みになるか、美味しいか、はたまたそうでもないのか、レア度はどうなの?・・・・・それはまさにファン個人の深層心理を映す鏡。なんちって。(大げさ^^;?)

Budokan1_1スタジオでお歌のお稽古中?のカワイイ笑顔。
素直に「素敵ィ~~(@はあと)」と浸れる人は幸いである。
当日は良く分からない進行で、広い武道館、ちょっと置いてきぼりになったと感じたファンが少なからずいたけれど、こうしてずっとアップで歌っているJDGが映ったり、カンニング・ペーパーならぬモニターでちらちら横目になって英語の歌詞など確認している人間らしいお姿やら(笑)10分程度だけれどもメイキングでリハや楽屋の姿を見られたなら、きっと新たな妄想も楽しさも湧いてくることだろう。前レビューからこっち、miyukiは日本の韓流ファン文化というものをめっこり考え中で、それがどうもイマイチ良い処へ納まりがつかないものだから、つい余計なことまで湧いてきて困っているのだが。

以下は、あくまでmiyuki個人の抱いた感想なので、見方感じ方が違っておられる向きもあろうかと思うがどうかご了承を。

エンディングでエグゼクティブ・プロデューサー(製作総指揮)として一番上にJDGの実の弟さんの名が、クレジットされていた。(過去に購入した2回分のファンミDVDはどうだったっけ・・・)昔、韓国芸能界のことを良く知らなかった頃はJDG COMPANYってどういう業務をしているのやらと思っていたが、よく見れば随分直接的で分かりやすい会社名である。(もしアルファベットでなくカタカナ表記で、よそ様がぜんぶ同じようにタレント本人の名使ってたら分かりやすいけどちょっと笑えるかも。)最近韓国、日本、インターナショナルの各アドニスが同じトップページに統合されたりしたが、要は対ファンクラブ関係窓口モロモロ調整業務みたいな・・・?(限定グッズ、企画とか販促とかも、だな。)

Budokan2_2ファンの看護学生からの手紙に答えて自身の手紙を読んでいるシーン。
韓国では本人と、本人身の回り関係と、所属事務所三つ巴だったりして、なにか問題が起こると一体ダレと交渉するんだ~~???ってな話になることもままあるようで。マネージャーと話がついていても本人は知らないなんてこともあるというからちょっと驚き。そういう慣習から、家族、親しい友人など身内で一番近いところを固めているタレントさんも多いと聞く。JDG弟ドンウクさんも、なんとなく昔はぜんぜんちがう業界のサラリーマンをやってそうなイメージを勝手に持っていたが、やっぱり一緒に働いておられたのね。

それにしても、今年のファンミDVDは、特にその「JDG」という商品を巡る世界がこれだけグルグルしています、というところがおおいに偲ばれ(ヘンな表現だなあ。汗。)画面を見ながらちっとばかし複雑になった。
そこに映っているのはみんなの素敵なJDGであることに間違いはない。頷き笑い、真剣にリハを繰り返し。が、本番の照明の中にあるのは、「今こうあるべきJDG」企画。その立ち位置に居ることで、本人が気張っている悲壮な様子は、特に無い。例によっていつものように無防備へもへも。今まで少なからずいろんな人を見てきたが、このへんの天性のキャラのありようがまず奇跡的。(笑)しかし、流れ作業のように進んでいく開演前の時間の後姿には、大勢の人間のオモワクがキッチリ絡んでいるのが見て取れるのである。
なにも今に始まったことではない。たぶん昔からそうだったのだ。勿論真剣に仕事に努力し取り組んだJDG本人の辿った道程が、今の「唯一無二の価値」を持つ存在を作り上げたわけで。“JDGの前に道は無い。JDGの後ろに道は出来る・・・・”だった、と。う~~ん・・・。

Budokan3_1糟糠の妻(笑)JDGのマネージャー、チョン・ヨンウォンさんは「ソナタ」CMですっかりメジャーデビュー?^^日々お疲れ様でございます。
今は、なんだか「大型車」みたいに小道を曲る時はたぶん大変。もう、おいそれと軽自動車に乗り換えるわけにはいかないんだろうなあ。(例え話っすよ。)
カメラマン、チョ・ソンヒ女史も(伝説の公式写真集「J」・スペイン編担当)ご自身のインタビューで、「スターは、彼らの意思だけでは自由に撮影できないの。」と言っている。

ヤワな精神の持ち主であったなら、もっと浅はかにワガママになってつけ上がったりしてとっくの昔に消滅しちゃうとか、少なくとも今の姿は出来上がっていないだろう。そんなところで受身でばかりいられるわけはないだろうから、何気なくやっているように見える一連のことの水面下には、キッチリ本人の意思が働いているはず。
武道館にいて「こんな姿を見てもらいたい」という無言の“意志表示”を感じとれたファンがあの時どのくらいいたかはわからないが。

かくして、途中に挟まる、今がピークと思うばかりの「お仕事ショット」の美しさ、完成度、存在感に安らぎを見出す。俳優JDGが、誰も一緒に立つことの出来ない場所で見せているのがそういうショットだから、少なくともいちファンとして、きちんと見ていく姿がそこにあると私には思えるのだ。

そういう孤独な場所をともに理解できるのは、やっぱり同じように「勝負の場」で、結局は自分ひとりでやるしかないという孤独を感じることがある者のみなんだろうなあ。

※追伸・トコロでJANG DONG GUN is FOREVER って?タイトルみたいにスクリーンに映っていたんですが、なんか長嶋さんの「巨人軍は永久に不滅です!」みたい??^^;

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2007年7月 5日 (木)

懐かしくて 慕わしい世界・・・韓国映画

久しぶりに韓国エンタメ関係の本を購入した。(我の師匠おススメの本)
「映画ファンのための」韓国映画読本  “男目線”のコリアン・ムービー・ガイド

文字通り、執筆・スタッフ共に殆んどが男性によって作られている本。
最近、大きな声では言えないんだが、所謂「韓流」の可能性を縮め、足を引っ張っているのってもしかして他でもない「韓流大好きアジュンマ・アガシ」たちなんではないだろうか・・・という考えに嵌り、ソレに捕らわれてグルグルしているのだけれども、これはまさにそんなワタシの苦しい胸のうちを整理してくれるような本なのであった。

Screen1 ジンテ兄さん・・・最近ポルシェ・カレラが愛車だと判明。ふうん・・・(え?)“「ブラザーフッド」力技の演出は観る者に有無を言わせない迫力”ほんとその通り。しかしい・・・男同士、手、絡んでますなあ。(笑)
だいたい女というもの、自分の好きなもの、興味のあるもの以外の世界をたぶんあんまり、見ない。瞬間ものすごいエネルギーは発散されるものの、ディープなマニアまで掘り下がって到達しちゃうファンとは少し違っていて、大抵はほぼ同じところをぐるぐると巡っているに過ぎない。ワタシは、ちゃうわい!と宣言したいところなれど、やっぱりとんと自信がない。

本書の前書きに「作品としての存在意義に冷静かつニュートラルな態度でアプローチしていきます。」とある。純粋に映画ファンとして、(賛否はさておき)確固たる力を持った韓国映画というものが、なまじ昨今の韓流ブームによってもしかすると正当な評価を受けていないのではないか、(非常に残念だ。だから・・・)というところから企画されたということなのだ。
もちろんディープな映画ファンは女性にもいるし、アイドルのようになってしまった俳優以外の、シブいところを評価できる冷静な人もいるはず・・・・なんだけどもね・・・。(しかし、流れはあまりに湾曲し、結構激しかった・・・・溜息。)

ここに出てくるヨン様や、ビニや、サンウくん、ウチのJDGの姿は、「黄金王子教信者」には「絶賛度」は足りないが、俳優としての立ち位置、そうそう、そうなんだよ・・・と私には深く頷けた。ヨン様の「四月の雪」に関してなど、なんだか「やっぱりヨン様よねっ!韓流の運命背負って奮闘期待」的な流れを思うにちょっと泣けそうになったりして。

で、男目線だと「ソル・ギョング」「チェ・ミンシク」「ソン・ガンホ」がビッグ3らしい。これもとっても頷ける。なんだかやっぱり、「発酵」してるなあ・・・(笑)
当ブログにおいては、ミンシク先輩を以前、「ホンオフェ」(発酵させたエイの刺身。アンモニア臭がすごいらしい。)扱いしたことがあるんだが、本書にそれが正しかったんだ!という記述が。爆笑。

Screen2ミンシク先輩~~、お元気ですか?ポゴシッポヨ^^
韓国映画大好きの俳優竹中直人さんのインタビューで、全州映画祭で昨年3日間一緒に過ごしたミンシク先輩のことが触れられている。「元気で明るいオジさん」・・・て竹中さんのほうが6つ上なんですが。(笑)
・・・エネルギッシュで元気で良く喋り、良く食べる。アンモニアの匂いがする臭い魚みたいなのをムシャムシャ・・・・おおおお!!!!これはまさにホンオフェ!やっぱり好きだったんだああ。(竹中さんに、美味いから食え食えって勧めたそうな。)おまけに「すごい可愛かったな」発言。ぶはははは。

エネルギーに溢れ、強引な力技を見せながらも、懐かしく、慕わしい隣の国の映画・・・。
ミンシク先輩の「パイラン」などは、日本のものより韓国の圧勝、としている。いやほんま。センチでも、泣いても、えねるぎっしゅ。
しかし今年に入って各所いろんな雑音やらあり、、韓国映画界、芸能界、韓流含め過渡期迷走中というのは見て取れるところ。ファンも今が踏ん張りどころかも。
ともあれ、どうも近視眼的になりがちな自分のレビューもちょっと反省。おりしもこれから約4年にわたる、己の韓流何だった?を振り返ってみるか、などと考えていたところなんである。(え?アンタの韓流なんてどうでもエエってか。)

映画も好きなお客様へ、ぜひ紐解いてみて欲しい本デス。
(なんだかんだ言いましたが、ファン稼業はやっぱり楽しくないとね。^^)

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2007年7月 2日 (月)

こんなことやってて大丈夫なのか?

◆歌手ピ(Rain)の米ロサンゼルス公演が取り消された中、公演を主催したスターエムが公式的な立場を明らかにした。
スターエムは1日午前の報道資料を通じて「6月7日、RAIN名称使用問題で、アメリカ洲ツアーの全延期を決めたが、LAプローモーターV2Bグローバルの意志によりLA公演敢行を決めた」と伝えた。しかし公演開始1時間半前まで舞台構造物が揃わなかったし、LA市の電気安全法及び消防法に基づくLAステイプルスセンターの規定のため、韓国から空輸して行った電気関連のツアー装備を使うことができなくなったと説明した。

Raingio ご本人たちはこんなに微笑ましい兄弟愛ってかんじなんだが・・・どうかこれ以上こじれないでと願うのみ。
スターエム側は「ULマークがある装備だけにしか電気を供給してくれないという重要な事実についても、現地プロダクションマネージャーとプローモーターは、一度もスターエムとツアープロダクションチームに伝達しなかった」と指摘した後、「短い全体日程のため、プロダクションはセットアップのための時間が絶対的に不足し、すべてのツアースタッフたちが一晩中セットアップ作業にかかっていたにもかかわらず、公演開始3時間前にLA市安全検査官から、セッティングした装備をすべて撤収するよう指示を受けた」と述べた。引き続き「どんな悪条件の中でもピ(Rain)本人は公演を進行させたがった。ピ(Rain)ワールドツアー最後の公演である今回の公演のために、2週前にL.Aに入国し最善の努力をつくした。更には、もし一曲でも舞台で歌うことができれば、公演を進行するという意思を明らかにした」と伝えた。

しかしスターエムは「舞台基本構造物さえまともに準備されない状態で、公演を敢行することはできなかった。その状況は出演者とスタッフ、更に観客の安全を保障することができない状況だった」と説明した。
最後に「ワールドツアー最後の公演のために遠くから来てくれたファンに、本当に申し訳ない」と謝罪の意を伝えた。(7月1日・innolife-netより)

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ハワイ公演キャンセルについても現地プロモーターと訴訟問題になったという話に続いて今回のこのような事態。私はピくんのFCにも入っていないのでファンの反応等、詳細はわからないけれども、ピくん自身、しばらく泣いていた言うニュースなど読んで、いろんな人の気持ちを思うに大変胸が痛むことだ。

「なにも聞いていなかった」とスターMさまは言ったようだが、これだけ大規模な公演の計画でそれはないだろう。いったい大丈夫なんだろうか。
韓国芸能界の考え方、やりかたの不思議はいままでにいろんな不手際の発覚やらの積み重ねもあり、日本のファンも周知のところとなっているが、それではいったい何を信じればよいと言うのだろう?タレントさん本人をどんなに信じていても、ファンが直に話ができるわけでなし、代理となっている事務所の発表を信じるしかないというのに。
皆が皆アメリカへの進出を望むのであれば、こういう契約、進行関係の不手際を防ぐノウハウでも誰かが作らないことには信用無くし続けるだけとちがうのか?

韓国ではタレントが事務所を移籍したり、独立したりすることも珍しくなく、そのことでまた、訴訟になったりもずいぶんあるんだな。日本とのお仕事でのトラブルも大小さまざま、ファンが巻き込まれた昨年の韓流イベントのキャンセルをはじめ、公式FCの運営やら権利関係やら、こんないち韓流ファンでも思い出せることはけっこういっぱいなんである。

ピくん自身はいまフリーのはずで、スターMはワールドツアーを仕切る立場だったわけだが、スターMといえばあくまで所属タレントの一人ではあるものの、JDGの名前が一番大きいところがJDGファンとしては更なる心配なのである。それでなくとも水面下、ピくんのファンからはもう大変な言われようらしく、事務所のあれこれとタレントの人間性は無関係だから、などと甘く見てもいられない状況かもしれないのだ。JDG自身もご存知の通りこれからハリウッド映画の撮影を控えている身。ちゃんとできたらご喝采、てなレベルではよもやないとは思うが、なんだかとっても気がかりなのだ。

韓国芸能界よ、よってたかって大事なお宝を潰さないでください。どうかくれぐれも、お願いしますよ。

※なお、ピくんは映画撮影のスケジュールのため、傷心抱いてドイツに向かったとのことだ。頑張れ!

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2007年7月 1日 (日)

「後悔しない」をDVD鑑賞する

※「Happy Together」は全てのレビューにおいてネタバレに配慮しておりません。作品を未見の方で、内容を知りたくない方は充分にご注意下さいますようお願い申し上げます。(管理人)

昨年、韓国映画界は100を超える作品が制作されたが、数が多すぎて作品の質はどうなんだ?的な議論も出たりで、この「玉石混交」話には、韓国映画好きのmiyukiもちょっと頷けるところはある。最近はめっきり日本での公開も減ってしまったけれど、たまに日本映画を見て、その「ユル・アマ」度合いに大抵がっくりさせられている身には、やっぱりまだまだいろんな力や面白さを韓国映画のほうに感じてしまう・・・って贔屓の引き倒しだろうか。ううむ・・・

No_regret1「後悔しない」ポスター。内緒話に微笑む印象的なカット。
もっとも、視点立脚点にはそれぞれの国ならではの事情もあろうし、逆に向こうでも熱烈なる「日本映画ファン」がいるわけで、まあ互いに自分には無いものに惹かれてる、ってところなのかもしれない。
「こんな映画を見た」ということの、人の心に落とし込まれているシーンや台詞には、多分評価や、その映画が当たったか当たらないかなどは関係なくて、普段映画を余り見ない人にとっても一つや二つは大事な、映画にまつわる思い出があるのではないかと思う。
一人で見た・・・誰かと一緒に見た・・・・そのときの自分が何をしていた・・・と。

「後悔しない」は今年の春「アジアン・クイア フィルム&ビデオフェスティバルin Japan 2007」で公開された。(「悔いなき恋」「後悔しないで」という日本題があるようだが、英題「No Regret」と、内容を鑑みるに、「後悔しない」が一番しっくりくるか?)本国では「グエムル」狂騒曲だった昨年の11月に公開されて、インディーズ映画としては異例の観客動員を記録し、各所で話題になった。その記事を目にして、私もちょっと気になっていた作品である。ほんとうはスクリーンで見たかったのだが、日本での上映の機会を知らず残念だった。そこで発売になった韓国版のDVDを購入、紐解いてみる。

No_regret2スミンを演じたイ・ヨンフンは第26回韓国映画評論家協会新人男優賞を受賞。映画の中で純粋なかわいい笑顔を見せる。
田舎の孤児院で育ったスミン(イ・ヨンフン)は大学進学を目指してソウルへ出てくるが、昼は工場で働き、夜は運転代行のバイトの日々。ある夜、仕事でジェミン(イ・ハン)という金持ちの青年の車の運転をする。なにか感じるものがあったか、ジェミンはいきなり「忙しい?」とスミンを誘うのだった。その場は取り合わず帰ってくるものの、スミンは工場を不当解雇される面々の中に入れられ、副社長の息子であるジェミンと再会する。ジェミンはスミンに良くしてくれようとするが、スミンは工場をやめ、さりとて帰るところも無く、結局ゲイバーのホストとして働くようになる。

ジェミンは本当の自分の姿を心の奥に隠し、敷かれたレールの上を生きなければならない自分の人生に絶望していた。スミンも何かジェミンの心から流れ出す糸を感じ取り、惹かれながらも簡単に素直になることが出来ない。互いに生きてきた世界が違いすぎる。

・・・冒頭、緑の美しい田舎の川を、全裸で泳いでいるスミンのカットからこの映画は始まる。そしてかなり始めから、「運命の相手」として2人は出会ってしまう。ずいぶん簡単だな、と思うが、出会ってから、互いの間に築かれた見えない壁と格闘し、真に余計なもので包まれていない心を見せて触れ合うことが出来るまでの描写のほうが多分重要なのだ。

No_regret3ジェミン役のイ・ハンは作中ではこの写真よりオトナっぽく見える。ドラマ出演に「頑張れ!クムスン」「グッバイ・ソロ」 など
片や孤児院育ち、片やお金持ちの青年という設定、大学進学事情、打ち解けてきた相手が、弱みを見せたときの「おんぶ」等々、ちゃんと韓国の恋愛映画のモチーフが散りばめられている。ゲイバーの場面や情事のシーンなどはなかなかに衝撃的だが、繊細な心のやり取りの描写は、あくまで優しいままに、気負わない。
屋根部屋に住むスミンが、空の一角の高層ビル群を見ながら煙草を吸っているシーンや、夜明け前のソウルの青色の街が美しく印象的だ。何気ないこんな景色が、「この映画が存在した空間」としてなぜかずっと心に残るものなのだ。

しかし、触れ合うことが出来たのもつかの間、愛だけではどうにもならない現実と事件が後半2人を翻弄する。やっぱりこのまま破滅してしまうのか・・・???とハラハラしながら迎えたクライマックスとエンディング。おおおっ!!こう来たか、と思うと同時に暖かい希望のような思いに満たされる観客。(これって、やっぱり・・・「萌え」の御約束?笑)

その設定と内容から、90年代初めに見た「二十歳の微熱」を思い出した。「後悔しない」のほうがもうちょっとリアルな感じはしたし、登場人物2人もなんぼかシッカリして見えたかな。(カラダも立派だし。)日本においてはこういうテーマのときは「大人になる前の頼りなさ」が前面に出ることが多くて、「二十歳の微熱」もそういう部分は大だったが、どういうわけだか同じ若いもんが主人公でも韓国映画からは、モラトリアム的ふなふな感をあまり感じることがない。

No_regret4懇ろになったカップルは、なぜか必ずといっていいほど海を見に行くんだな。綺麗で、可愛くて、切ないシーン。
ともあれ、両作品ともに丁寧に込められた、生きていくこと愛することの、切なくていじらしくて哀しくて、みたいなものを敏感に感じとった観客たちに熱く支持され受け入れられ、メディアにも取り上げられたことは共通している。(両作品とも、監督自身はゲイであることをカミングアウトしている。)

日本の韓流からはいかんせん遠く離れた世界だけれども、韓流のクレイジーさを横目に見たからこそ、こんな作品に接するとかえって普通の映画ファンに立ち戻れたような気がして妙にほっとする。

出来れば日本語字幕で、2人の会話の中味をちゃんと知りたかった。(かな~~りいいかげんな理解の英語字幕鑑賞が残念。)

DVDにはメイキングのほかに、ファンミーティングや、ファンによって撮られたとっても良く出来た「後悔しない・外伝」なども収められていた。そこにこの映画が深く心に根付いた若い人たちの素敵な情熱と、それを受け取ったイソン・ヒイル監督の嬉しく楽しかったのだろう気持ちが伺われて興味深い。

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No_regret5 7月になった。あのJDG武道館ライブから4ヶ月。もうじき予約したDVDも届くことだろう。去年6月に除隊になったビニも、約一年続けたリハビリのプログラムが終了しました、と本人がFCにメッセージを出した。年内には活動再開の知らせが聞けるかもしれない。二人の新しい映画が完成してプロモが盛り上がるころ、ハラボジ・miyukiはいったい何をしていることやら。

皆様、いつもご訪問ありがとうございます。今後ともHappy Togetherをよろしくお願いいたします。^^

※ソナタCF撮影中の1コマ。全身黒かと思ったら、けっこう微妙な色あわせだったのねん。

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