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2007年5月

2007年5月30日 (水)

B女の懺悔

【Written by miyuki】

世の中のだいたいの皆さんが大好きな血液型の話・・・・。
血液型でその人のすべてが判るわけではもちろん、ない。
しかし、大人ならたとえ密かに「それだけで括られてたまったもんじゃないでえっ!!」と思いはしても、①その場の会話のきっかけ、円滑な進行のための共通の話題として ②自虐的にネタにする ③おなじく自虐的に言い訳に使う・・・等々の使い道もよく分かっている。だからたまにマジになられてもちょっと引く。

B1 B男代表(私の中で)イ・ジョンジェ^^

自虐的に使われる血液型ナンバーワン(つってもおおまかには4種類しかないけど)はダントツB型だろうか。かくいう私もB女のひとり。今の仕事を始めた時、某会社の一営業所内にしては、あまりのB型率の高さには驚いた。この人はもしや、という波長をキャッチすると案の定B女、B男。これは立派な会社の特徴というべきか?たんなる偶然か?本社や他の営業所でもかなり多かったようだ。今は当時ほどB色は濃ゆくなくなったが、仮にも業界ではちょっとは知られた「なにかと言いだしっぺ」「新しい事好き」にしては、「(我が社の)遺伝子」とか「(我が社)体質」とかいう表現が残っているところをみると、採用の面接の時になにか一定の法則があるのかもしれない。聞いてみたことはないが。

韓国ドラマや映画を見るようになって、興味ある役者さんのプロフィールなど調べていてこれまた驚いた。なんとB型率の高い芸能界なんだろう・・・・日本はここまで極端ではなく、もう少し満遍なく穏やかな配置図だと思うのだが。
ううむ・・・ちょっとばかり表現が難しい。
私がこれは、と思う俳優さんがBなのか、ほんとうに統計的にBの割合が高いのか。どなたか何か、ご存知で?

B2_1  Bの帝王(私の中で)^^;;チェ・ミンシク
そんな韓国で「B型の彼氏」という映画が作られた時、ああ、かの国でも「B男って迷惑」と思われているのね、と思った。そして、かの国のB男たちからもさすがに「Bに生まれただけで罪なのか?」「Bというだけで差別するのか」「名誉毀損問題では?」と抗議の声が上がったらしい。きっと職場などで「そうよねえ、だからBは・・・」云々のネタにされたに違いない。これもまた微妙なんだが、Bはだいたいプライドが高いので、自虐はいいが、人からあれこれいじられるのは嫌なのである。勝手だよねえ。
その映画で自己チュ~なB男を演じていたのはイ・ドンゴン、自身はAで、主人公とは全く違います、と会見で発言していたっけ。

では、どのくらいBが目に付くのか・・・・ということでちょっと挙げてみよう。
● B男・・・・チェ・ミンシク、イ・ジョンジェ、イ・ジュンギ、カン・ドンウォン、カンタ、チョ・インソン、キム・スロ、キム・ジェウォン、キム・ナムジン、エリック、SE7EN、ソン・スンホン、カム・ウソン、チ・ジニ、ダニエル・へニー、チャ・スンウォン、パク・シニャン、パク・チュンフン、パク・ヨンハ、MCモン、ユ・オソン、ヤン・ドングン、リュ・スンボム、ヒョンビン・・・・・(う~~ん、すごすぎ)

● B女・・・・イ・ナヨン、チョン・ジヒョン、キム・ヒョンジュ、キム・ハヌル、キム・へスク、キム・ミスク、クム・ボラ、コン・ヒョンジョン、シム・ウナ、パク・イエジン、パク・ソルミ、ムン・グニョン、ユン・ウネ・・・・なるほど。

● ちなみに、ABの男女。チョン・ジョンミョン、イ・ヨンエ、キム・ナムジュ、コン・ヒョンジン(JDGの婆や^^ヨンマン兄貴)、シン・ヒョンジュン(てふぁおっぱ~)、スエ、ユ・ジテ、BOA、ハン・ソッキュ、アン・ソンギ・・・・頷けるなあ。

かつての四天王は全員O。それに次ぐエエ男キャラのみなさんにもOが多い。(チョン・ウソン、サンウ、ジソプ、ジンモ等・・・あ、ピくんもだった。)

B3_1 ナ・ムニ様素敵です!
んでもって、なんたって、同じB女の私が妙にわくわくして嬉しかったB女の鑑は、ほかでもない「ナ・ムニ」さんなのである。いろんなドラマや映画で毒舌を吐きまくる強烈おばちゃん。「愛の群像」の長屋のシンジャおばさんはシングルマザーで、おりおり若いもんにむかって深い薀蓄を垂れ、時には笑わせしんみりさせ、その格好たるや、もしかして地のセンスでっか?と思うほどに馴染んだ完璧なアジュンマコーディネイト。
B女miyukiの韓ドラ名台詞ベストセレクション10いや堂々5本の指に入るのがこのシンジャおばさんの「人生には困難なことが3つある。(中略。そのうちの一つが・・・)出掛かったウ○コを引っ込めることだ。」なんである。3日たっても思い出し笑いで腹捻じれたし。いつまでも元気で頑張っていただきたい。

先日上野樹里ちゃんの密着番組を見ていたら、こんなことを言っていた。
“ドラマの衣装の人も、現場のスタッフの人も、監督さんも、私個人でなく、私をそのドラマのキャラとして見ていて、そのキャラのことは良く知っているけれど、私個人を知っているわけではない。”
これは俳優と言う仕事をズバリ表現している名言だ。
長屋のシンジャおばさんがいかに素晴らしくとも、それはナ・ムニさん本人ではなくドラマのキャラクターであり、台詞は脚本家が書くもので、演出は監督が・・・・。
たしかにそうだが、シンジャおばさんはやはり、ナ・ムニさんとは姉妹か親戚で、同じ成分で出来ていて、多分B型にちがいない。
その俳優がこの世に送り出すキャラクターが、血と肉を持った一人の人間として視聴者の心にいつまでも残ること・・・これってやっぱり俳優冥利なんだろうなあ。
(記事中の血液型にもし間違いがありましたら申しわけありません。そして、世のA女A男の皆様、今回記事では触れておりませんが、いつもご迷惑をおかけしております。Aのスター様たちはなぜか皆、若くても常識的に見えます。はい。^^;)

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B4 去年のJDGですが。(O男)
そろそろ枝豆にビールが恋しい季節。(ここんところ肌寒いけど)いつも小指を微妙にふるふるさせながら、可愛いがっつきぶりを披露しているJDGのMaxビールCMのメイキングが公開になった。こちらへ。サイトではあちこち、大きな瞳ウルウルさせて無防備笑顔全開。癒されてくだされ~~。

なお、「洗濯戦士ヤンくん」撮影地がニューメキシコより、ニュージーランドへ変更になった模様。やっぱ、旅の仲間なのか?撮影は8月ないし9月から、公開は来年(涙)

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2007年5月28日 (月)

「青春」の断片・・・Love Story in 韓流ドラマ

【Witten by miyuki】

久しぶりに韓流の企画モノDVDを購入した。
それが、これ↓

Love story in 韓流ドラマ Love story in 韓流ドラマ

販売元:CCRE
発売日:2007/05/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する

Love2「青春」共演は「ガラスの靴」のキム・ヒョンジュ
ひとえに(日本で)DVD初収録の「青春」を一部でも字幕つきで見たかったからなのだが、これがまたほんとに「ごく一部」で。
最近の韓流ものには解説の“ぺらイチ”もついていないものなんだろうか。外箱と本体ケースのジャケット部分の、俳優の写真の下に名前が添えてあるくらいで、作品については殆ど不明。以前まじめにへそくりはたいてDVD・BOXなど購入していた頃、たしかに出した会社や企画、ドラマにもよるけれど、ちょっとした記事も入ったブックレットがついていたのもあったと記憶している。業界のことはよく分からないけれど、最近はそういうものなのかな。

Love3「愛の群像」ジェホとシニョン。俳優の熱演もさることながら、大変よく練られたキャラクター。
もともとが連続ドラマで、「愛の群像」に至っては40話以上もあるというのに、各30数分にまとめるのもさぞ大変だったろうが、ナレーションをオンにすると、どっかの教材みたいな男声ナレーションで淡々とストーリーラインの説明が入るのがなかなか秀逸・・・(?)。各話の台詞を使った短いハングル講座が付いていて、テユという「宮」のシンがちょっとフランクになったみたいなお兄ちゃんが奮闘していたが、じゃあ、以前出た「ドラマで学ぶ韓国語」みたいな企画かというとちょっと違う気がする。(あれはもっとドラマのダイジェストも長かったし。)

三つ選ばれた作品を「愛の形」ということを軸に纏める企画なのか、それとも各ドラマ本編のDVDへのナビゲートなのか。しかし「この世の果てまで」と「愛の群像」は日本でBOXが出ているからいいが、「青春」は今のところ、無い。これでちょろっと見せられたぶん、かえって気になるではないか。くう~~。とうとう密かに購入してある「台湾版」BOXを紐解く時が来たのか?

三作品に共通しているのは、それぞれの片割れが病気で死んじゃうって事だろうか。
なかでも名作「愛の群像」こんなに短くされながら、この作品で「廃人」になった既往症のせいかもしれないけども、ドラマの中に流れていた曲と、2人の姿を見たらもう条件反射みたいにボロボロと・・・・。
泣けたのもさることながら、名作といわれる脚本は短いシーンの一つの台詞が持つ力が半端じゃないんだな、ということを再認識させられた。「愛した相手がこの世からいなくなる」それは現実としては、ある日事故などで突然、理不尽に訪れることもあろうし、ドラマ以上のドラマが存在しているかもしれない。
別れはこの世に星の数ほど生まれ、星よりたくさんのそれぞれの涙が日々流されているのであり、わざわざドラマとして描く以上は、相当の作品力が必要とされるというものだ。俳優さんの努力もあろうし、現場も苦労は多かろう。

Love4これは風邪で寝込んでいる場面。「青春」だったんだ^^なるほど。
「愛の群像」のハングル講座部分で、「鼻血が出るほど(頑張った)」という表現を知った。「コピ トジゲ・・・」(鼻血がでるほど)他に「目が抜けるほど」という表現もあるようだ。作中、ジェホは病気でも鼻血を出していたが、「鼻血が出るほど仕事を頑張った」という台詞はほんとうなのである。そういやあ、JDGのクンちゃんも、頑張ると鼻血出てたっけな・・・(これはちょっと違うか・・・)

JDGの「青春」・・・・99年制作で、ユン理事直前のせいか、丸さと貫禄が増してきていたが、ヒョヌというキャラクターはまたナカナカ可愛い部分全開のようだ。いろいろ経緯があったドラマのようだが、とりあえずまた本編(字幕、日本語じゃないからどこまで理解できるか不安だけど)見たらそのあとで。

キム・ヒソンとリュ・シウォンの「この世の果てまで」これはもう、抜粋だけ見ても「暗い、暗すぎる・・・・」(どっと肩こり)設定は韓国ドラマの基本がてんこ盛りだった。(三角関係、白血病、失明、孤児院出身等々・・・)
韓ドラの名脚本家にも女性が多いようだが、(「ホテリアー」のカン・ウンギョン、「秋の童話」のオ・スヨン、「愛の群像」「花より美しく」のノ・ヒギョン等々・・・)向こうは向こうで、問題点や、日本のドラマの良さなども的確に感じているようで、ちょっと面白い報告があった。興味のある方はこちらへ。このセミナーのことはいつか朝鮮日報でも取り上げていたっけ。

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2007年5月26日 (土)

ドラマ考察⑥・・・「ファイナル・ジャンプ」そのⅡ

【Written by miyuki】

まだチョルチュンとドンミンが仲良く行動を共にしていた高校生のころ出会った女子高生タスル(シム・ウナ)とミジュ(イ・サンア)。女子高生時代のタスルはJDGの上をいくと言って良いくらいの初々しさだった。当時の韓国ドラマの女優さんたちの黒っぽい口紅くっきりの中にあって、ほとんどノーメイクに見えるタスルの天然の美しさに、皆さんが夢中になったのは非常に頷ける。

Final21_2ドラマ後半はこんな短髪に。
首都ソウル市内で一戸建ての家に住めるタスルの一家。片や坂だの階段だのの多い狭苦しい道に面した長屋住まいのチョルチュンの家。何か問題が起こるたびにこの「生きる場所の違い」というやつが、若いもんたちに悲しい思いをさせ、苦しめるというのがだいたいの韓国ドラマの恋の御約束。これが、ほんとに切ないのだ。タスルの家に初めて招きいれられたものの、詮索好きのオンマにいろいろ聞かれてモゴモゴしているうちにドンミンの名前を出されて、途端にむっつり機嫌が悪くなり、タスルの家を後にするチョルチュン。タスルの部屋を「お前みたいに可愛いな」といちおう褒めるが、チョルチュンにはタスルは生きる世界が違うのではないか、ドンミンのほうが彼女には相応しいのではないか、と思われてならない。

とにかくバスケで身を立てようと思った矢先に、ミョンソン大とハニョン大の間に試合中乱闘騒ぎが起き、ハニョン大バスケ部は廃部になってしまう。
またしても自分には何もなくなってしまった、いつも幸せは逃げていってしまう、生きているのがつらい、いっそ死んでしまいたい、とアボジに泣きすがるチョルチュン・・・このシーンは非常に胸を打つものがあった。「ある場面を演じる」と言うこと以上の、痛いような感情の磁力線が放出されていた。

Final22_2 このシーンは一押し(涙)

その時目の前のアボジ役のハンソンさんをほんとうの父親として感じ、アボジのほうもがっつりそれに応える涙。あれは上手い下手では括れない、演技の神様がほんのたまにくれるありがたい瞬間だったのではなかろうか。そういうのって、多分芸事一般に共通していることなんだわよね。多少の表現の違いはあるけれど、「滅多にはやってこないそういう瞬間」のことを語っているインタビューはいろいろ読んだ気がする。

紆余曲折の末に、部の再結成が叶い、リーグ戦に向けての合宿は、桟橋も無く漁船で浜に上陸するという、さながら「シルミド」みたいなロケーション。このころはまだ健在だったのね・・・のうさぎ跳び、浜のマラソン、タイヤ引き・・・12話のエンドロールでメイキング・シーンのショットがちょっと流されていたが、ものすごく寒かったらしく、足がどうにかなった俳優さん続出??JDGもスタッフに運ばれていたし。韓国ドラマの撮影、ほんとにハードなんだねえ。

さて、恋も三角で切なかったけれど、もう一つ、重要なテーマがドラマの終盤浮上してくる。「勝負には終わりがない」というやつである。人はどこまで勝負にとらわれて生きるものなのか・・・挑んでも挑んでもミョンソン大に勝てないチョルチュンたち。失望しながらもそのたび立ち上がり、チョルチュンはミョンソン大の、今はOBとなったプロ選手マンジェも褒めるまでに。その時マンジェ先輩は名言を吐く。
「意地でバスケが出来るかよ。」
けして意地だけで上手くなったわけではないのだ。
もうやめた、やめてやる、と思いながら続けてきたのはなぜか。
終わりの無い勝負に、這い蹲りながらもみんなで挑んでいるその理由は何なのか・・・・。

Final23_2彼女が相手よりよっぽどアツいぞ、野郎同士の抱擁。たはっ。
リーグ戦でもバスケの祭典でもどうしてもミョンソン大に勝てなかったハニョン大がやっとミョンソン大に勝った試合。その試合で、ソンジェは膝に二度とバスケが出来なくなるほどの怪我を負ってしまう。ソンジェの代わりに出場したのはアメリカの高校を出て、アメリカ式のバスケとダンクシュートが上手い新入生のウク。(もしかしてソ・ジソプ?と思うくらい似ていたので笑った。)悪いやつではなさそうだけれど、コーチは「育つか、五分五分だな。」と呟く。コイツはなんで思わせぶりに出てきたのかな、と考えてみたが、たぶん「一人だけが上手くても勝てない。チームワークがなくては勝利もない。」ということだったのかな。
ソンジェは自暴自棄になってもっと荒れるのかな、と思ったら、育った孤児院を救うためにやくざの金を持ち逃げし、精神的に極限の生活をしたことで人として肝が据わったのか、妙に穏やかに、見舞いに来たチョルチュンに「もし韓国代表選手になれたら、俺の番号をつけて欲しい」と託す。チョルチュン、初めて自分で花なんて買った、とか言ってるし。(彼女にやるより、男友達に花かよ、おい。^^)

Final24_2ハニョン大シルミドもどきの地獄の特訓。スタッフに運ばれているのはエンドロールのメイキングショット。
一方すべては母親の喜ぶ顔のため、と頑張ってきたドンミンは、とうとう母親が亡くなるに及んで、バスケを続け勝負に挑む意味を見失ってしまう。ママボイ丸出しのヘロへロずぶずぶの落ち込みようだったが、「だれもが代表選手になれるわけではない。お前を目指すものたちのためにも頑張れ」というミョンソン大の監督の励ましや、すべて母親の治療費のためだったことをタスルに聞かされて訪ねてきたチョルチュンとの和解に、ドンミンの心もやっと救われるのだった。
そうして2人は韓国代表選手となった。

数年後、もうすぐ引退しようかというドンミンが、小学校の教師になったタスルを訪ねてくる。チョルチュンは、ソンジェと同じように子供たちにバスケを教えている。(ちゃんと結婚したのね。)
ファイナル・ジャンプの原題は「最後の勝負」。
子供たちに、先生とドンミンどっちがバスケ上手いの?と聞かれ、勝負することにしたこのラストシーンに繋がる題名なのかもしれない。たしかに人生にはいつも勝負はつきものだけれど、答えが出ない勝負もあり、人生は続いていくものだ。そんなことを自然に思わされるいいラストだったと思う。ドンミンは小学生の頃の先生の言葉を思い出す。
「負け方が大事なんだよ。」

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Final25_3お菓子の広告写真で4人仲良く。バナナ味かな?

※驚愕の、飲酒運転シーンを見た!・・・・・プロになったマンジェ先輩(ホ・ジュノ)が後輩ドンミンとヨンホをつれて屋台で気持ちよく酔っ払い、「送ってやる!」と一言。えええ~~~???あんなに飲んだのに、と思うまもなく、あっというまに運転して去る、ドンミン「気をつけて」っていいのかよっ!!と驚いたこのシーン。

全国放送でこんな場面が許されていたのね。今はさすがに韓国も飲酒運転厳しいようだけど、これじゃドラマに交通事故のシーンも多いはずだと妙に納得。もうやめましょう~~。ぜひ。

※若かりしヨンさまが、直訴するほどやりたかった役を「若者のひなた」(1995年KBS制作)と言うドラマで演じたのはソンジェ役のイ・ジョンウォンだった。ヨン様はそのときはまだ陰のある役が出来るとは評価されておらず、ぼんぼんの役。

Final26_3 1998年の「裸足の青春」(KBS)では晴れて主演のヨソク=ヨン様、イ・ジョンウォンは異母兄弟の兄で、やくざの2代目を演じた。このサンヨプ兄さんはウェービーでワンレンのロングヘアで、ファッションはバブルなベルサーチ系という超弩級な濃ゆさ。その印象が強かった私には、青春ドラマの彼の可愛さは意外で、すっかりヤラレタ。

左上、マンジェ先輩(ホ・ジュノ。このTシャツ姿がツボ。大学生ですからね。^^)右上、イヴすべでは貫禄たっぷりのアナウンサー・ソンダル先輩だったホソン(パク・チョル)下、左のチームメイトはアイシングではコーチをやってた。右はソ・ジソプ似(だけど別人)の一年生ウク。案外素直でいいやつだった。

※ドンミンのチームメイト、ヨンホ役の俳優さんの名前判明~~。パク・ヒョンジュンさん。「青春」でJDGの同僚役やってたのね。^^

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2007年5月24日 (木)

ドラマ考察⑥・・・「ファイナル・ジャンプ」そのⅠ

【Written by miyuki】

1994年MBC制作・全16話、当時社会現象にまでなり、ドラマ出演3作目にしてJDGが一躍スターとして成長を遂げたドラマ。アイシングと同じチャン・ドゥイク演出で、共演はソン・ジチャン、イ・ジョンウォン、シム・ウナ、イ・サンア。

ドンミン(ソン・ジチャン)とチョルチュン(JDG)は子供の時からともにバスケではチームメイトでライバル。高校ですでに注目されていたドンミンは名門シルラ大からの誘いを受け進学する予定で、チョルチュンやホソン(パク・チョル)もオマケとして推薦入学出来ることがほぼ決まっていた。しかし、直前でドンミンがミョンソン大に進路を変えてしまい、チョルチュンとホソンは大学進学が出来なくなってしまう。大学進学がバスケはもとより人生を変える大きな意味を持っていたチョルチュンとホソンは、裏切ったドンミンを憎み、失望する。

Final2_1

※ファイナルジャンプのころとは多少ズレているかもしれないが、ジャニなJDGのポーズ集。(ぷぷっ)ポケットに両手突っこむのはどうやら癖みたいだ。ドラマの中でも気になってつい注目。ジーンズぴちぴちだったし。

つい最近プロ野球裏金問題などなど、選手獲得に関するお金の不透明な問題が日本でも表面化していたけれども、成績が優秀だったり、スポーツの実力を提供する代わりにさまざまな援助を受けるというような特待生の制度は特に珍しくは無い。特待生がいなかったら、各大会での成績が期待できないなどと言う話もあり、選手獲得には目の色を変える水面下の世界がどこにでもある。
韓国もまた事情は同じだろう。もっと熾烈かも。日本よりも学歴優先社会だから。
「アイシング」でもチャンは兄さんとセットで大学への道が開けたという設定だったが、「ファイナル・ジャンプ」のチョルチュンたちの場合、家庭の事情はもっと大変そうだ。

チョルチュンの家は母親を亡くし、妹が家事をこなして兄の学費も支えていたりして健気だ。酔っ払うとちょっと酒乱の父ちゃん(チャン・ハンソン。ゴーストのあの課長さん)も、なんだかんだ言いながら、もう一度受験勉強をして大学に合格した息子のために、八百屋の商売に使っていたトラックを売って援助する。「大学へ行かなければ、道は開けない」という厳然たる社会の御約束なので、そうすることには「お前だけは頑張って、一旗揚げてくれ。」と言う親の切ない願い期待が込められているのだ。
これは私のなかで傑作韓ドラ5本の指に入る「愛の群像」でとっても詳しく描かれていた世界でもある。(これもヨン様のだけど「初恋」などもそうかな。)貧しさから抜け出すために、昼は大学生だが、蟹の仲買人として市場で働くジェホの野心と苦労。ジェホが住んでいるのと同じような長屋にチョルチュンも大きな体を丸めるようにして暮らしている。韓国ドラマの偉いところは、キャラクターをこういう部分からきっちり描いていることだろうか。どんなテーマのドラマでも。

Final1_1

※なんとまあ、可愛らしいこと。右からJDG、イ・ジョンウォン、ソン・ジチャン、一番左はドンミンと仲のいいヨンホというキャラなのだが、役者さんの名前が不明。

チョルチュンが進学したハニョン大で出会ったソンジェ(イ・ジョンウォン)もまた、何も持たずに懸命に生きる若者だった。ソンジェは孤児院出身で、そのためにのちのち、バスケだけをしていられないハードな道を歩まなければならなくなる。初めはなかなかうちとけないチョルチュンとソンジェだったが、やがてともにハニョン大バスケ部を支えて行くかけがえの無い仲間に。
チョルチュンが再受験を決心した理由は、一緒に挫折したホソンが「お前は大学に行け」と言った直後に目の前で事故にあい、亡くなったからだった。ホソン・・・誰かと思ったらイヴすべのソンダル先輩(パク・チョル)。高校生ってアナタ。^^;亡くなったあと、チョルチュンとドンミンそれぞれの夢に笑いながら出てきてちょっと怖かったぞ。

キャラとして、アイシングのユン・チャンではJDGは、最初からすでに他の俳優より頭一つ出た存在感を発揮しているが、ファイナル・ジャンプのころは他の登場人物といい具合で交ざっていて、けして突出していない。そのチョルチュンが頑張って頑張って、ドラマの最後のほうではすっかり大学バスケのスターになるのである。見ていて、チャンのようにアヤシクて美味しいオカズが特に無く健全なため、(オイオイ)うっかり居眠りなど出ちゃったりしながらののんびり鑑賞。JDGマニアとしては、「ちょっと地味だけど若いJDGの初々しい姿を見る」という楽しみなのだろうが、じつはなかなか深いテーマをちゃんと含んでいるドラマのように思えた。

当時バスケブームでもあったとはいえ、視聴率が爆発するほど世の中にこのドラマが受け入れられた理由もだから、なるほど見ていたらよく分かる。
壊れた友情の再生の物語、努力する姿に共感でき、恋愛はとてもストイックで清らか。これは共演のシム・ウナのキャラクターにも拠るところ大だろうか。控えめで、上品だけれども芯は強い。かつてちょっとまんざらでもなさそうな発言もあったらしいから、なんとなく当時のJDGの好みが分かろうと言うものである。(でもウナさん、B女だぞい。笑。)

余談だが、MBC制作のドラマを見ていると、脇を固める面々で毎回かなり同じ面子に出会えるのが楽しい。今回も、チョルチュンの通うハニョン大コーチ役のチョン・インテク(チャングムの医局長)、ドンミンの病弱なお母さんのオム・ユジン(チャングムの皇太后さま)、ミョンソン大の先輩マンジェのホ・ジュノ(どう見ても30過ぎてる大学生。バスケ、上手い。吃驚。)ハニョン大総長にチョン・ウク(アイシングのチャン・父。)などなど。
チャングムの医局長って、どこで見たのか記憶が定かでなくて大変申しわけないのだが、たしかMBC所属の俳優さんの組合長?という情報を読んだことがある。(う~~思い出せん。ぐるぐる)

・・・・とうわけで、古いドラマのネタだけれどもうちょっと語らせてくだされ。(Ⅱに続く)

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2007年5月23日 (水)

GIORDANO・2007 Summer

【Written by miyuki】

GIORDANO、先月撮影したアリガタイお写真たちでサイトが夏仕様に・・・・しかし、この一枚・・・。(このタンクトップの下、ユン・チャンの無防備カエル腹のころとおんなじ だよね。)

GIORDANOはこちらへ・・・・

Giosummer2007_4

※微妙なS字ラインだわ・・・

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2007年5月21日 (月)

新ドラマ「エアシティ」をネット視聴してみた

【Written by miyuki】

何を隠そう(いや、隠さなくとも)ウチのJDG兄さんと「台風」で共演したカン・セジョンことイ・ジョンジェさん、彼は私の大好きな俳優の5本の指に入る存在である。今まで出演された映画のどれもが印象深く、JDGにはない類の色気を感じる。

Air1_1ジウ姫、ヒールが何センチあるのかな、大きいね。ああ、ジョンジェくん、この後頭部。
週末、いつもお世話になっているpianonさんのHPの掲示板(うちの左側のリンクから行ってくださいね。)で「今夜は一緒に見ようね」と盛り上がっていたのを見て、ふと私もリアルタイムのネット視聴をしてみたくなった。
ちょっと前まで今の時代に考えられないような不自由なネット環境だったため、PCの知識にはハナから意欲が出ず、たまに出ても何のことやら・・・の状況だったのだが、今年に入ってかなり環境が改善された。
しかし、長年ネット音痴生活だったのが祟って、感覚的に踏み出せなかったのと、そこまでしてドラマを見るに至る、そそる人材がいなかった。なにせ、若いお子にはいまひとつ盛り上がれないもので。ちょっといいな、くらいで終わっちゃうのよ。いやあ、もしも10代や20代のはじめのものすご~~くそそられるお子に出会ったなら・・・いやもう、やっぱり世間の流れにはついていけないかもなあ。弱腰。^^;

かつて韓流は、知らなかった過去を遡って見るというのがアツいうねりの始まりだった。数少ない昔からのファンは当然いたけれど。ネット大国韓国に及ばないながらも、今の日本の韓流はネットに詳しいのと詳しくないのではきっと多分見ている場所がぜんぜん違う。ネットにあまり足突っこんでいない韓流アジュンマは今もたぶん、買うか、レンタルのDVDが大事な出会いの場。いきおい過去の作品が多くなる。ネット韓流の皆さんは、いち早い情報ゲットと、生の鑑賞、ふれあいがメイン。DVDでは録画はする。場合によってはご贔屓の出演作を買ったりすることもあるが、基本お金は行動するほうにかける。そしてたまのイベントのチケット代の高さには文句言いつつ、日本に飽き足らずあっちへどんどん出かける。

Air2_1ポスターのショット。ジウ姫の同僚役、イ・ジヌクくんも可愛かった。
かくして、日本で高いお金を出して買った映画を公開しても思うように客足は伸びず、いろいろBOXを出してみても昔みたいには売れない。よって市場は縮小した。(ということでいいのかな。)人によっては相当年齢層高くてもがんがん行動派だから、日本の商売するひとたち、韓流アジュンマの行動パターン、要求するポイント、着地点などすっかり見誤ったのかもね。
しかし、TVはちゃんとTVで見てなんぼ(視聴率)、お金が落とされてこその市場じゃによって・・・・そんなわけで、オンタイムで見ることの喜びを得るのはいいのだが、これじゃ目に見える韓流、盛り上がりようがないよね。う~~ん。これってまあ、ちっぽけな存在の私一人、悩んでみてもしょうがないとは思うんだけどね。せめて話題だけでも、盛り上げて、と・・・。
(皆さん、マナーにはくれぐれもご注意を。いくらネット最前線でも、おばちゃん丸出し行動の始末はその人自身の人格にかかってるっす。世間には、見られてますからね、韓国でも。)

Air3空港ターミナルの屋根の上でスチールの撮影。ひいい~~コワイ。
というわけで、土曜の夜、教えてもらったサイトにアクセスしてみる。ほんとにMBCのニュースと、ビールやらマンションやら、牛乳飲もうのCMが流れ出し、遠い目になった。PCの小さい画面で、時々固まる紙芝居みたいになっての鑑賞、当然言葉は殆ど理解できず。

でも、むちゃ面白かった。ぐったり疲れた。いっぺん見たら気になるからたぶん今週末も見ちゃうよね。あああ、仁川空港、懐かしいなあ。
以下、「エアシティ」の大まかなところ解説。(イノライフより)

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14日午後、龍山CGVで開かれたMBC週末特別企画『エアーシティ』のプレミア試写会でイ・ジョンジェは、迫力あふれるアクションシーンを直接こなしながら、彼ならではのカリスマあふれる演技を披露した。イ・ジョンジェは劇中、香港で仲間の殺害現場を目撃した国情院要員キム・ジソンに変身、“デーライト”という新技術を盗み取ろうとする犯人を捕まえるために勤務地を離脱、仁川国際空港に来て空港ホテルで犯人として推定される人物を一人ずつ追跡する。

彼はここで、 仁川空港運営本部室長として赴任したハン・ドギョン(チェ・ジウ)と空港状況管理チーム長であるカン・ジュナ(イ・ジヌク)の協力で犯人を探し出し追撃シーンまで展開するが、結局容疑が立証せず、逃がすようになる。

イ・ジョンジェはドラマで、空港の隅々を走り、仲間を殺害した犯人を追い掛ける孤独な国政院要員のカリスマ演技を表現した。イ・ジョンジェは共演するチェ・ジウに対して「今までジウさんと共演する機会がなくて残念だった。色々助けられている。もう少し濃厚なラブシーンがあって欲しい」とユーモラスに語った。

イ・ジョンジェは、中低音の声を演技したことと関連「声には少し気を遣ったが、まだぎこちないようだ」と語った。制作コスト60億ウォンが投入されたドラマ『エアーシティ』は、仁川国際空港を舞台に起る新技術流出、偽札など各種事件事故とラブストーリーを描いた大作」。

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Air4_1ソムチャイ。上は弁護士役をやった映画から。胸毛、すごいのよ。ひょおお~・・
ジソンは国情院要員なので、海軍から出向した「台風」のカン・セジョンをどうしても思い出す。空港内を走る姿が、「セジョン、あのあと軍人復帰せず、次長の下に残って仕事しとるんか?」などと思わず錯覚してしまう。追ってきた犯人、シンのパパだったし。(チェ・ジウン)滑走路カーチェイスだよ、シン・パパ。んでもって悪い人仲間(上司か?)は海に落っこちて行方不明だったソムチャイだしい~~。(デイヴィッド、髪短いほうがいいよ、やっぱ。笑。)ソムチャイ、ずいぶん台詞あったね。ジウ姫は、なにやら長屋のインスクさん(@愛の群像)にめっこり嫌味言われていたし。あ、冬ソナのキム次長も健在。お変わりなくって、次長。

秋に日本でも放送予定のエアシティ。さて本国の熾烈な視聴率争いを戦い抜けるか?いい評価を得られるか。請うご期待。

それにしても、日本の韓流ドコへ行く・・・。(私自身は韓流、流れはなくとも興味があるうちは見続けますとも。ボケない限り。)

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2007年5月19日 (土)

ドラマ考察⑤「アイシング」

Written by miyuki】

大ヒットドラマ「ファイナルジャンプ」のあと休学して韓国芸術総合学校演劇院で演技の勉強していたJDGが2年ぶりに出演したのが「アイシング」前作と同様のスポーツ青春ドラマである。(MBC制作1996年・全17話)

Icing1シュートしたのか、パス送ったのか。なかなかそれらしい姿。お口は例によって開いてますが。
ユン・チャンは、真面目で実力も人望もある兄ユン・ヒョクとともにキョンウン大学アイスホッケー部に所属しているが、いまひとつ、いや三つも四つも不真面目なので、当然いつも補欠。プライドだけは天より高く、兄さんとは違う自分だけの才能を認めてほしくて、いつもじりじりしている甘えん坊丸出しの弟である。反抗ばかり突っ張ってばかりだが、心の底では兄さんが大好き。なのに、その兄さんとセットで大学に入れた、自分のために兄が友との約束を破ってまで今の大学に・・・なんだってええ~~~??!!と知るやもう、荒れる荒れる。眉毛も下がる。(その演技が時々かなりオーバーなので笑える。つか、和む。)荒れると部屋にあるドラムセット叩くんだけれども、これがまだ武道館ミニライブの時より何倍も下手で・・・・(涙)それなのに、「俺のやりたいのは音楽なんだ!父さん、留学させてけろ!」とまあハナから目標見誤っちゃって。そんなへタレ弟なのに、なんだか存在感だけはたっぷり。この弟、何か持ってそう、やらかしそうみたいな、ある種の落ち着き無さがよく出ている。これって当時のJDGの計算なのか?
このあと順番は逆なんだが2年先に作られた「ファイナルジャンプ」を見たので、その差はとてもよく分かった。2年の休学・勉強、伊達じゃなかったのね。
もっとも、私に言わせると「学んだのは、なんかヘンなお~らの操り方だね。」になっちゃうっすよ。ごめんね、JDG。

Icing2眉毛下がりまくりのユン・チャン。いつもこんなかんじ。お腹は、無防備すぎですから。(シンさんが海賊ボートに乗ってるときもこんな腹だった・・・・ずっと無防備なのか。)
というわけで、ブラザーフッドで永遠の弟ジンソクの存在によって大韓民国「理想のヒョン(兄さん)」代表が決定した(え?)JDGだけれども、このころは自分のほうが何不自由なく弟キャラにずっぽり嵌り込んでいた。これがまた、ジンソクを心配する余り眉毛が下がっているのとぜんぜん違いますから。(笑)ふふふ。

ライバルのヨンシン大学アイスホッケー部には、ヒョクの高校時代からの親友チャンウとテホがいた。(ヨンシン=ヨンセ大、キョンウン=キョンヒ大かな?)3人は同じ大学に行こうと約束していた。しかし今は2つの大学に分かれて、リーグ戦で対決する関係。
じつはこのドラマを見始めたとき、区別が明確に出来たのは、チャン(JDG)とテホ(イ・ジョンウォン)の2人で、チャンウとヒョク兄ちゃんそのほかの部員たちが両校入り混じりいまひとつ判別出来ず。2話途中くらいまで。(とほほ)
ヨンシン大監督はゴーストのぺク班長(オ・ウクチョル)だわ、とか、ヒョクとチャンのアボジは我天と同じでドクターズの爺様院長(チョン・ウク、最近だとソドンヨの百済王、チェオクの剣の悪い人等・・)とか、チャンのもとカノがユン・ソナちゃんだわ、おお、フィギュアスケートの選手なのね、コーチは・・・ををを~~!!誰かと思えば「愛の群像」長屋のインスクさん(ヤン・ヒギョン)じゃないの・・・なんてことでグルグルしちゃういつものマニアごころ。食堂の親父さんは、イヴすべのソンミのパパ(ヒョン・ソク)だし。

Icing3ヒョク兄さん(上)とチャンウ、テホ。ヒョク兄さん、チャンウは特に今見たらすっかり別人。
フィギュアスケートといえば最近でこそ韓国代表にキム・ヨナちゃんという美しい選手がいるけれど、選手層そのものは日本に比べると極端に少ないらしい。チャンもとカノのジヨン(ユン・ソナ)の友だちが劇中アイスダンスの練習をしているが、この女優さんもその貴重な選手層の中にいたのかも・・・
アイスホッケー自体も当時は前作「ファイナルジャンプ」のバスケほどには知られた世界ではなかったようだ。

「モデル」の中でも、キム・ナムジュ、ハン・ジェソクと3人スケート場で遊ぶシーンがあって、たしかにJDGはホッケー習った滑り方なのがよく分かった。
アイシングの中のホッケーのシーンはちゃんとリアリティがある。ゴールを攻めるシーンの攻防の後姿などは、本物の選手がスタントしているようだが、練習のシーンなどは引きで撮っていてもかなり本人率が高く、えらいなあ~~と感心。みんな相当頑張ったよね、スケート。

俳優の中で一番スケートが上手かったのは、テホ役イ・ジョンウォンかも。最近ではかな~~りいい貫禄になってしまったが、この頃の彼はとっても可愛い。手出すと吠えて噛み付く闘犬みたいで、怒り出すと手が付けられない乱暴モノの役なんだが、よくハマってて。彼は今や幻のJDGのMV「My Lady」に、とっても思わせぶりに顔を見せていたのだが・・・ああ、もう一回見たい、アレ。今でも仲良しなのかな。

とかく気を廻し過ぎる優等生の兄のヒョク(キム・ミョンス)にはソヨンという彼女が出来る。イ・スンヨン、我らの天国でもJDGを振り回す先輩で共演している。このソヨン、なぜか仕事の都合を理由になかなかカレシの試合を見に来ない。ホッケーに興味がないらしいんだが。それでもやっと見に来たと思ったら、その日が運命の事故の日。ヘルメットが運悪く外れたまま転倒したヒョクは、氷の表面に頭を強打し結局還らぬ人となってしまう。死の前に一度意識が戻った兄ちゃんは、チャンに自分が愛していたホッケーを続けて欲しいと言い残す。これが5話目。

Icing4チャン・・・このドラマでは途中で髪、短くならなかったね。(笑)
ここからチャンはやおら心を入れ替えて、目標も定まりホッケーに打ち込むようになる。しかし、ヒョクの死はチャンだけでなくチャンウ(ユ・テウン)にも、テホにも、ソヨンにも大きな傷を残していた。特にヒョクと試合中にぶつかり、転倒の直接の原因となったチャンウと、それを許せないチャンは、ソヨンを巡っても切ない3角を描いてしまうのだった。
テホも、そもそも最初に仕掛けたのは自分だということや、家庭の問題からイライラが爆発、暴力事件を起こし、家からは勘当、協会も除名になってしまい、実母のいるオーストラリアにやってくる。そこで成長したテホは、実業団に入ってからも苦しむチャンウを助け支えるまで大人に。(涙)

兄と恋仲だった女性とはなかなか許してもらえないのも仕方ないのか。チャンも困難のたびすぐやる気を無くしたりして分かりやすい。ホテルでバスローブ姿のソヨンと上半身裸のチャンというシーンがあるのだが、あれって、ちゃんとコトに及んだのだろうか、それともまさかの未遂?「そんなつもりじゃない」とかソヨンに向かって言ってるしなあ。もうココロの汚れ切った身にはどっちとも不明だわ~~。韓ドラ、これでやらないのって、かえってヘンですからっ!!てシーンいくらもあるもんね。隣に寝てたって、致さなかった「ごめん愛してる」とか。(アノ年頃の男子、出たモンは引っ込まないと思うがのう・・・。^^;;)

紆余曲折・蛇行しながら、ヒョクの遺言どおりにがんばったチャンは韓国代表選手となり、兄が目標としていた「日本チームに勝つ」ということを友と一緒に成し遂げる。かくて恋と友情の青春ドラマ大団円。

例によって、10年以上前の韓ドラ、女子のお化粧や男子では髪型なんぞにどうしても古さを感じてしまうが、アイスホッケーの格好をしている限り余り関係ないかも。だからといって、防具とセットのユニフォームのまま、車運転するチャンにはさすがに吃驚だったす。よく運転席に座れたなあ。
ユン家息子の車の白のいぼいぼ仕様ハンドル・・・もともとは兄ちゃんの車だったから、兄ちゃんの意外にヤンキーな趣味なんだろうか。チャンの「小学生男子用スクール海水パンツ着用姿」と、シャワーシーンのケロちゃん腹もちょっといいオカズ。しかし、大きな声では呼ばわれないが、ほんとに小さい水着(ぱんつ)には自信が無いんだねい、JDGよ。(爆)それからチャンの片耳ピアスの穴は本物だったのでしょうかね、ダミーですかね。ちなみに、弟ジンソクことビニは親から貰ったカラダなので、自分で穴あけるなんてとんでもねえっす、とたしかピアス穴は開いていなかったと記憶。

ユン・チャン。その可愛さ美しさ、危なっかしさ五月蝿さに於いて、目下私の中のキャラ・ランキング、とっても上昇中である。

※日本チームは、まあしょうがないんだが、かなりいいかげんでナサケナイ描き方されてしまって。あの「あったっけ~」と妙なカマ言葉になってしまう日本チーム監督(イ・ジェポ)、ドクターズのヨ会計課長さんだったし(柔道の達人らしい)・・・・韓国人から見た日本人ってやっぱりいつもよくわからない顔で、へらへら笑っているってことだったのね、当時。む~~・・・・(-_-#)約一名、柳沢慎吾似。

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2007年5月16日 (水)

韓ドラと少女漫画のお話

【Written by miyuki】

このテーマは世に韓ドラブームが起きてからというもの、各所で言い古されたことだけれども、先日の「イヴのすべて」の時に皆様のコメントでちょっと出ていたのと、ふと思い出したことあったので・・・。
今現在らいぶの少女漫画は遠い世界の事とて、まったくわからない。よって昔のイメージの独断と偏見かもしれないが、いまだに私が子供時代の漫画がドラマの原作になり続けているところを見ると、世に受け入れられている要素は普遍なのだと思う。

縁あって昔ある時期、miyukiはとても業界に近しいことがあったのだが、そのとき知っていた某先生が呟いていたのをよく覚えている。今は亡き「週刊マーガレット」。その昔少女漫画も週刊誌だった時代があったのだ。世の女の子は「少女フレンド」か「マーガレット」のどっちかだった。やがて「りぼん」「なかよし」ちょっと下って「花とゆめ」(今見てもベタな誌名・・・)という月刊誌の時代に突入するのだが。もっとも私は小学生の時分から、付録に釣られて「りぼん」派だったなあ。
「マーガレット誌上、最高の男性キャラは宗方仁なんだって。」とまあ、当時マーガレットの女王を目指していた(と思う)その先生は言った。
「へええ、アンドレでなく?」と私は間の抜けた返事を返したのを覚えている。当時のマーガレット編集部、未だ破られぬ金字塔の「ベルばら」のほうでなく「エースをねらえ!」の宗方コーチを最高の男キャラとしていたらしいのだ。・・・もしかしたら単にその先生の担当の編集者さんの言ったことで、編集部としての公の見解だったかどうかは確かめていないので、あしからず・・・・先生はそのころけっこう読者アンケートが上位に行くような連載漫画を描いていらしたのだが、思い出すに人気だった要因は、妙に禁欲的な高校の先生と女子生徒の恋愛だったけ。「先生が禁欲的」って、ここ、重要なとこね。見る側の夢に繋がっている部分だから。(いや、その登場人物が実際にコトに及ぶかどうか、とかそういう問題は・・・また別だす。)

Kanryu1みんなの理事様。目に星が。
なんだか、ほんとにイ・ミニョンさんか、ユン・ヒョンチョル理事か、って話だすな・・・
しかし、この説には妙に説得力があると思った私。

年末やっていた「のだめカンタービレ」は、昔から実写で漫画をドラマ化したときの「ちがう・・・」という不満をかなり解消していたと思う。・・・つか、最近のお子達の見かけの成長完成度が著しくてギャップが狭まったのか?原作は少女漫画ではないが、映画「デスノート」なども、原作に激似キャラがいたりして。

しかし、斯様に見かけ面で進歩したにも関わらず、日本のTVドラマ、最近は見ていてもいまひとつ盛り上がらない。もともと集中力を著しく欠いているB女のワタシ。そんな私が見始めて15分たってもちゃんとヨソ見せず画面を見ていたら、そのドラマはアタリ。(なんちって)このへんは好み、鑑賞モチベーションの問題もあるから、一概には面白さを云々できないけれど、私に限って言えば、最終回まで見続けるかどうかのひとつの判断材料なのである。
キャラクターの行動パターン、濃ゆい感情の発露・・・ヘンだろう、と思っても逆らえない展開の速さ。「そうだよね?」と同意を求められたら、思わずウンと頷いてしまうような押しの強さ、熱さ。
熱くなければ、視聴者(読者)は振り向かない。淡々と洒落た語り口を好む人も居るけれど、はじめはマニアだけの楽しみも、ひとたびそれが目を付けられ、ブームになった時点で、こんどは別の「熱さ」がやってくる。
テンションだけではよく出来たドラマにはならないので、そこに計算や、ニーズやらちょっと先の流行?なんかを見抜く勘なんかも必要。そして何より、キャラにオーラがあること・・・ベタでおっけ~。こういう段取りにおいて、残念ながら今は韓国ドラマのほうがなんぼか上手なんだなあ。段取りがすべてにおいて巧みに一致した日には、もう「主人公が死んでしまうという最大の理不尽」も、皆の心を骨抜きにする涙と成り代わり、最高の花道で見送ってもらえる。でもこれはまあ、一番成功した例でしょうなあ。なんたって、萌え話はハッピーエンドが基本だから。ねっ。

Kanryu2こちらも理事様。う~~ん、こうして見ると少女漫画だ・・・。
「エースをねらえ!」でいうと、萌えは非常に巧みに藤堂先輩のほうへ受け渡されている。自身の運命を知る宗方コーチは、こと恋愛においては身を引く形なんだが、「愛している」と言う言葉をヒロインのひろみにでなく、たぶんあれは読者に向かって残しているんだな。(今思った。取って付けたように。笑。)形としては、目の前にいないひろみのことを「愛している」と藤堂さんに言ってるシーンなんだけども。
こんな言葉を聞かされたうえに、ちょっと曖昧な記憶なんだけども、たしか「お前が岡を守ってやれ」みたいなこと、言われた藤堂さん、あのひとにどうして勝てる?みたいに非常に悩んでいたような・・・・。(もしも宗方ファンの、ディープに詳しい方が読んでいらしたら、いい加減でごめんなさいまし。)

「愛って何?」かくして、読者は考え続ける・・・・。
有名なラスト、ひろみは宗方コーチがもうこの世にいないことを知らずに飛行機に乗っているが、きっと読者もどこかへ向かって「離陸した気分」。
宗方コーチのことをふと思い出したので例にあげたけれども、ほかにも魅力的な男キャラはたくさんいた。
そしてその描き方の成功例は、韓ドラの人気キャラの成功例に似ているような気がする。
虚構の上に構築する、そのドラマにとっての理想。これがいかに上手く出来てるか。

Kanryu3_12004年ドラマ版の宗方仁(内野聖陽)漫画ではどうもライン入りジャージのイメージが強い宗方コーチ。内野さんは気合入ってましたわ。
現実的である、と言う点では、今の日本のドラマのキャラはある意味現実的なところに着地しちゃってて半端。どうせドラマなんだから、思い切り非現実から生まれる現実的な説得力まで行き着かなくちゃいけないのね。日本のドラマは日本ならではの良さもあるはず。そろそろのめりこんで見たくなる傑作、出て欲しいな。日本TV界頑張ってくだされや。ちょっと前に話題だったキム○ク主演の「華麗なる一族」。あれで私がイッチャン盛り上がった相手は黄金の鯉「将軍」様だったもんね。

※将軍様はこちら・・・

「主人公が死ぬこと」では、カタルシスが廃人現象へ向かうこともある。そうそう、日本のドラマでも最近珍しくキャラクター作りが成功して一人歩きし、廃人現象生み出していたドラマがありましたわ。中居正広くんの「白い影」という・・・。

ところで、ユン・ヒョンチョル理事は「紫の薔薇の人」的立ち位置・・・でよかったでしょうか~~~???(安達祐美ちゃんの「ガラスの仮面」も野際陽子さんの月影先生があまりにそっくりで、久々に萌え・・・じゃなく燃えたっけな。)

※「エースをねらえ!」おおざっぱなところはこちらから・・・・

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2007年5月13日 (日)

10年前の傑作ドラマ「コムタン」を見た

【Written by miyuki】

家柄はいいが、貧しい家の少女スンニョは、20世紀初頭13歳で、株成金のお金持ちの家に売られていく。両親、兄弟たちに食べさせるお米のために。のちに夫となるインソンは3歳年下の、まだ子供だった・・・・

Kom1ドラマを通じて何度も出てくる印象的な一本道。広大な婚家の土地にあって、お屋敷まで続いている。
1996年SBS制作の2部構成、2時間ほどのドラマで、演出は「美しき日々」「天国の階段」のイ・ジャンス。まだ20代の始めのチョン・ウソン、ハン・ジェソク、リュ・シウォンの初々しい姿が見られる貴重なドラマだが、(日本で発売のDVDもそれをうたっているかんじだが)10代後半から50代はじめくらいまでをキム・ヘスが演じるスンニョの姿を通して描かれる、女性の一生と、その愛のお話。

同じキム・へスの「細腕繁盛記」的な傑作ドラマに韓国初の女性起業家を描いた「クッキ」がある。朝鮮戦争をはさんだ時代を生きるヒロインというところは同じだけれども、クッキのほうが若い。
以前、ヨン様ファンの文章で、「頭の中で自分が演じているヒロインは殆ど例外なくキム・へスに似た姿をしている。」というのを読んでなるほどわかるなあ~~~・・・と印象的だったものだ。(イヴの萌え話じゃないが。)キム・へスにはヨン様と共演した「愛の群像」という超傑作もある。最近は映画などでセクシーな姿がずいぶん話題になるが、素顔だとほんとに飾らなくて、私も大好きな女優さんだ。

Kom2_1旦那インソン、子役のお子が王子とよく似ていた。
「コムタン」には当時の朝鮮半島のちょっと田舎のお金持ちの家の様子や考え方が過不足なく描かれて興味深い。なんと言っても生活は「男中心」。女たちは、毎日家の男たちの健康と子孫繁栄のためにひたすらコムタンを作り続ける。何を作って食べさせるかはやっぱり地方によって違うのかな。嫁いできたスンニョも、厳しく仕込まれる。そうして覚えたコムタンとともに彼女は戦後を生きて行く。
没落した婚家は家も土地も無くしてしまい、チェボンとソウルに出てきた彼女は「コムタン屋」を開く。

その間、旦那は何をしていたかと言うと、ろくに家に寄り付かず、外に囲った未亡人に子供まで生ませている。スンニョは、旦那インソンを追いかけて現れた愛人1号女優のチェボン(のちに不思議な連帯感で結ばれて、いっしょにコムタン屋で働く。)だのモロモロの心痛が祟って子供を死産、それきり家に縛られたままだというのに、である。シウォン王子のファンにしてみたら、なんでこんな役なのとムチャ腹たつに違いないような、どうしようもない根っからのぼんぼん。(俳優さん、そうしてみんな大きくなったのね。)

Kom3_1初恋の(?)アジョシと、学生運動家二役のウソンくん。存在感たっぷり。
反対にウソンくんは出演場面はものすごく少ないのだが、それこそ「あれは誰なの?」の問い合わせ殺到的な印象に残る役。少女スンニョの乗った輿を、雪の山を越え谷越え付き添って、婚家に送り届ける無口な背の高いアジョシ・・・。じつは独立運動の闘士で、スンニョの父が「わしの兄弟みたいな・・・」と言っているところから、スンニョのお父ちゃんも、ドラマには描かれないが多分貧しいながら心ある運動家だったのかも、と。
アジョシの姿は初恋のようにスンニョの胸に焼きついてずっと残ることになる。途中日本の憲兵隊?と運動家たちの衝突に市で遭遇するスンニョの婚家の女たち。アジョシが手刷りの太極旗を掲げ民衆の先頭を雄々しく駆け、そしてあっけなく斃れるのをスンニョは目撃するのだった。

Kom4天真爛漫のチェボン。若い頃をやった女優さんも可愛かったが、キム・スミさんがやはりスゴイ。
スンニョがろくでもない旦那の仕打ちを、黙々と耐えて待てた理由のひとつ、というか心の支えになった密かな想いの相手に、夫の友達のジェフンの存在があった。どんな人物かは殆ど描かれないのだが、スンニョに心から同情する心ある男なのが一目で理解できる「役得」。これをハン・ジェソクが演じている。彼は新聞記者になるも、共産党に身を投じ、やがて朝鮮戦争に行って帰らなかった。(多分北に行った?)
訪ねてきたジェフンに、スンニョは心づくしのコムタンをひさしぶりに作って甲斐甲斐しく振舞うのだった。これが牛でなく犬肉なんだけど。なけなしのお金で肉をわけてくれるのが、これまたマニアな話題で申しわけないが、「脇役ず」のおっちゃんの一人で、思わず反応しちゃった私。(「冬のソナタ」でミニョンさんに、頭に出来た血腫の位置が悪い、失明するかも、と告げているあのお医者さん。あ~~なんて極地的話題~~。笑。ほんの一瞬なのにね。)

Kom5洗濯物を中に見つめあう、古式ゆかしい2人。ジェフンは旦那様のお友だち。
理不尽な人生でも、根に持つでもなく淡々とその時を乗り越えていくヒロインの強さが、日ごろの小さな不満ばかりの心に沁みてくる。スンニョを守ってくれるのはあとにも先にも姑たちに教えてもらった極上のコムタンだけ。それを正直に作り続けることが一生の支えだったのだ。

時代は流れ、ヒロインのコムタン屋は大きくなるが、皆すっかり年をとる。一緒に支えあって生きてきたチェボンも、童女のようなおばあちゃんになる。(でも、強烈。キム・スミさんがえもいわれず素晴らしい。)街では学生運動のデモ隊が戦闘警察に追われ、スンニョたちの店に助けを求める。スンニョは匿ってやり、コムタンを食べさせるのだが、学生の一人があのアジョシ本人と思うほどに生き写しだった。スンニョは時を遡り、自分の生きてきた道を思う。ウソンくん、超役得。今とちっとも変わらない存在感だ。一年前の95年、ジャンス監督はイ・ビョンホン氏、ウソンくんの「アスファルトの男」というドラマを撮っているが、その関係での起用かも。

Kom6一目見ただけでわかっちゃうわ、冬ソナ「血腫のお医者さん」こと、キム・ジャンボンさん。今回は市場の肉売り。
監督自身も「コムタン」の時はまだ30代のなかば。時代背景ゆえに当然のこと、日本人は悪者であり、ちょっとつらい歴史でもあるが、強烈な悪という描き方もされておらず、歴史描写はあくまで脇役なので、すこし気が楽。レンタルで出ていると思うので、長い連続ドラマは疲れるけれど何か見たいと思った日にはお勧めの一本。地味なのでそのうちとっとと無くなっちゃうかもしれないから、思い立ったらお早めに。淡々と物語は進み、けして声高ではないけれど、そっと背中を押してもらった気分になれる。

年老いて、ずっと自分には添ってくれなかったことを目で詫びるだんなのインソンを前に、スンニョはしみじみ思う。「私も、悪かった。なぜなら別の愛を見ていたこともあったのだから・・・」この時代、その愛はひたすらに、プラトニックだった。

・・・・・ああ、コムタン、こんど新大久保行ったらぜひ!いただきたいものだ。

※ ニューヨークフェスティバル・TV部門特別賞(1996年)
※ ヒューストン国際映画祭TVドラマ部門金賞(1997年)

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2007年5月10日 (木)

ドラマ考察④今更ですが、「イヴのすべて」・・・そのⅡ

【Written by miyuki】

Eve21同じ人ですから。(笑)よく見てると、理事さんもこういう上目遣いの可愛い顔することも・・・
さて、すべての女性の理想、すてきな理事様にも突っ込みどころは満載である。始めのころ、女性関係で生母を悲しませた父に対する憎しみを口にはするけれど、そうは言いつつあまり自ら苦労しているとも思えない。留学生活を送るモラトリアムっぽいお坊ちゃん。留学していられるのも多分お金持ちの家のおかげだし。そしてTV局会長であるお父ちゃんが病気で倒れるに及んで、義理の伯父(後妻さんの兄)の存在にも煽られMBSに企画理事として入社する。誰もこの七光りを突っ込まないのかよう・・・と思っていたところ、途中で目の上の瘤である伯父さんに一応ちゃんと突っ込まれていた。(お前だから、企画にこれだけ金を使えるんだ、云々。)さすが、抜け目ない脚本デアル。あ、そうそう、まだ小学生と思しきヒョンチョルの腹違いの弟といっしょに映ってた後妻さんは、チャングムのチェ尚宮さまことキョン・ミリさんでしたな。ヒョンチョルの生母は、イ・ギョンジンさん。綺麗なお母さんといえば、この人。

Eve223月に除隊してきた後のウジンおっぱのスチール。痩せた?大丈夫?
2004年の秋、はじめて出掛けたソウルは「ブラザーフッド」がきっかけで転んだウォンビンくん絡みのイベントでだった。その年の暮れ、ファンシーなMに変身して現れたジンテ兄さん、いや、シンさんというべきか、の姿にも急速によろめいて行ったわけだが、その時は私の中ではまだビ二の存在のほうがなんぼか大きかった。泊まったホテルでテレビを点けると「イヴのすべて」を放送していた。しかもロンドンでいきなりソンミを車で撥ねちゃうという強烈な場面。字幕がなかったので台詞は「おっぱ~~」(こればっか)しか聞き取れなかったが、ソンミ役のチェリムの個性的な顔を覚えていたのでそれが「イヴのすべて」だとわかった。私の中のJDGの知識がそんなレベルだった頃の話である。
Eve23チェリムは歌手イ・スンファンと結婚3年で破局、キム・ソヨンは東国大学を6年がかりで卒業、ともに去年の話。
大好きな初恋のウジンおっぱをヨンミに強奪された女子大生ソンミが、短期語学留学をしたロンドンで出会ったヒョンチョルは自称「プー太郎」だったが、次にMBS新米アナのソンミの前に現れたヒョンチョルは、オールバックとスーツ姿も大人な理事様としてだった。あ、まだ理事とは言ってない時にデートしてたけどね。ちなみにあの池はプンダンてとこの近くのユルドン公園らしい。後ろに映ってたのはバンジージャンプ台。プンダンはソウル郊外の高級住宅地。(ユルドン、て・・・すんません、自らウケていい?ぶははは!!!)
泣きたい時にはおしげもなく、ふかふかの胸(多分)を貸して黙って慰めてくれ、陰に日向に見守る王子。萌えポイントがっつり上昇。しかし、そこは韓ドラ。口さがない周囲の「贔屓じゃないの?実力も無いのに」のやっかみ突っ込み攻撃に晒され、ギクシャクする2人。意地を張るソンミの八つ当たり的態度にも、じっと我慢、長い目で見る大人の対応。足長おじさんか、マイフェアレディかってなもんである。
Eve24病院で徹夜でソンミの看病居眠り、と横断歩道キスシーン。ともに萌えポイント高し。横断歩道、撮影隊はその場にいなかったので恥ずかしかったらしい。
結論から言うに、理事様もやっぱりりっぱなM。ウジンおっぱ、言うに及ばす。理事さんは一体いくつの設定なのだろうか。当時の年齢とおなじ28歳?貫禄満点だったけど。
つか、大きなぬいぐるみのクマさん的癒しってほうでないかのう・・・?ひゃ~~~・・・(逃げる逃げる)
一応、父親のことがトラウマで、恋愛には慎重になっている・・・ということらしいが、ふつうあれだけ若い子に振り回されたらとっとと醒めちゃいそうだけど。(・・じゃ、ドラマにならんて。)

何をやってもちょっと抜けてるが、真面目で、正直で、皆に愛されて結局はフォローしてもらえるソンミに対し、歪んだ野心にとりつかれたようなヨンミの呆れるばかりのあの手この手。キモチは、まあ、理解は出来る。そうなった理由もわかりやすく描かれているし、ソンミへの嫉妬など、同じ女だったらちょっとは同情も出来ようというもの。そこらへん、ジュヒ先輩が絶妙に体現していたっすな。昔からジュヒがあれだけモーションかけてたのに鈍感なのか、なびかないあたり、やっぱ理事は女性恐怖症・・・・(ま、ソンミが運命の相手だったのよ・・・と言いたいのか。く・・・苦しい・・・^^;;)
ちょっと興味深かった、ヨンミに猛烈な接近を仕掛けられている理事様の場面。理事の曖昧顔は百戦錬磨が見通して、というよりも、ほんのちょっとだけ素がほの透けていたような・・・と言ったらファンの穿ちすぎだろうか。(ほんとうにああいうふうに若い女子にがんがん来られたら、たぶんとっても困惑するクチだろうなあ。)

Eve25ホジュン、ことチョン・グァンニョルさん。ちゃんと最終回のエンドロールにも出ていた。またの名をデザイナー、ユ・ジャンヒョク(笑)
ジュヒとソンダル先輩コンビなどは、土曜ワイドな2時間ドラマ一本軽くやれそうである。ソンダル先輩、船越テイストだし。(じゃ、ジュヒは片平なぎさ・・・?)
「ちょっと、どういうの?あの女、綺麗な顔してえげつないっ!!」とドラマなのに思わず真剣に隣の人と語っちゃう・・・・これはまさに橋田壽賀子な脚本手腕。放送当時はそんな風に視聴者が巻き込まれていたのではと推察できる。ああ高視聴率の極意。しかしそういう作品てだいたい型にはまったことを要求されるから、役者さんは時には自分のイマジネーションの持って行き方なんかも制限されて大変なんだろうなあ。(たとえば、男性陣はなんでかみんなころっと簡単にヨンミにだまされたりほだされたりしちゃう。ウジンオンマだけがよくないものに気づいて嫌う、じつにわかりやすい!てなところね。)
JDGの、「今までのドラマと違って最大限心安らかに演じた」とは、王子様のおおらかさを指しているのだろうか。
そうそう、理事様までがプロポーズの予習に映画見てる場面ありましたな。韓国では男子にとってプロポーズがそこまでプレッシャーのかかる一大イベントなのか。彼女の成長を黙って見守ろうと思ってたけど、この時ばかりは自分の心に従い、冷静さをかなぐり捨てて理事様プロポーズに駆けつけるっ!そうなの、ソンミはずっとそれをまっていたの~~~っ!!!てわけで目出度く萌えの頂点到達の横断歩道。

Eve26スターMエンタテインメントのサイトのギャラリーから。最近とみにこんなぽよん顔が増えた気がするんだけど。可愛い・・・^^
心置きなく悪女に没頭、役になりきるという快感に至れたのはひょっとするとヨンミ役のキム・ソヨンだけかもしれない。いやあ、正統派の美人だけにほんと、怖かった。

余談なんだが、ソンミたちがMBSに入社した時会社で「ホジュン」を見つけ、チョジェがサインを貰いに行くシーン、ちゃんと本物のホジュンだったんで笑った。チョジェの脈をとって「生理痛
ですな。」なんて洒落も言う。「ホジュン」は当時のMBCの人気番組で、「モデル」ではエキセントリックなデザイナー、ユ・ジャンヒョクを演じていたチョン・グァンニョル氏なんだが、時代劇の扮装とキザなデザイナー先生、ぜんぜん違うんでワカランかったっす。

・・・・というわけで、やっぱり黄金王子礼賛にはならなかったけれど、ヒョンチョルが「素敵過ぎる」と言われ続ける理由はよくわかった。ドラマの流行が一回りしたころ、いつかまた巷にこんな王子様が出現することもあるのかもしれない。
そういやあ、ヒョンジン婆やが「JDGは王子病」と言っていたが、これはまたちょっと違う意味のようだ。(爆)

※「王女病・王子病」参照はこちらへ・・・・

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※ 洗濯戦士・ヤンくんの情報・・・ちょっと心配(こちらへ)

※翻訳された記事はこちらから・・・・

STARNEWSによると、アクションシーンの練習中に背中に怪我をして今月はじめに帰国した模様。幸いたいしたことはないらしい。韓国で休養をとるとのこと。制作発表はタイミングを待っているのかな。ニュースには、発表後本格的撮影に入るように書いてあった。ロケには季節お天気の関係もあるし、上手く進むといいね、ヤンくん。頑張れ!

(追加・どうやらほんとうにたいしたことはなさそうなので、まずは一安心。「CM撮影と母の日のために・・・」って。もう~~^^;もう若いとは言えないンだから、ほんとうに気をつけるように!!)

※ ジソプくん発言・・・デビューの頃一番人気があったJDGみたいに二重に整形しようと真剣に悩んだ、って話。そのままでいて、よかったね。あの目は彼ならではだもの。(こちらへ)

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2007年5月 8日 (火)

ドラマ考察④今更ですが、「イヴのすべて」・・・そのⅠ

【Written by miyuki】

2000年放送、韓国トレンディドラマ史上最高の視聴率45.2%を取ったというMBC制作の伝説のドラマ、である。テレビ局を舞台に花形アナウンサーを目指す2人の女性の葛藤確執と、それを見守る男性2人の愛情のありかたを軸に展開する20話完結のドラマ。
特にユン・ヒョンチョル理事をJDGファンの目線で語ることは難しい、というより恐ろしい。それほど愛されている満月理事様って一体・・・・

Eve11イヴ、といえばこの写真よね。
日本においては、地上波で放送されたのも、発売されているDVDも全10話の短縮バージョンである。ファンだと言う割には「JDGあっとM」萌えのmiyuki、つい最近やっとこの「正しい20話バージョン」を見終わったので、かねてより課題の理事様ワールドに足を踏み入れるべく・・・・うう~~ん・・・・・・(・・とか、さっそくつまづいているし。笑。^^;;)
以前のレビューでtartan姐さんが、「萌え話の必須条件はハッピーエンドであること」と言っていた。そして、萌えポイント・ストライクの人は、主人公に自分を投影しながら見るため、ポイントをずらすことが出来ない、とも。もともと私の場合、映画やドラマを見るときに、誰かに思い入れることはたまにあるものの、自分を投影しながら見るということがない。よって、ヒョンチョル理事に愛されるソンミな気分になってうっとりすることはなかった。きっぱり。つらつら思い起こしてみるに、私がそういう見方でドラマの世界にどっぷり出来たのって、10代以前の話かも。(可愛げないかしら?へへっ^^;)
Eve12留学時代、ソンミとヒョンチョルのお買い物。
「う~~~ん、丸い・・・」とか「理事様、いまひとつ、会議と見回り以外のお仕事内容がよく把握できません。」とか、「あ、パン焼いて食べるのね。」「部屋に置いてあるギターは理事の趣味?」とかそんなところには反応しちゃったんだが。(すみません)
ドラマのあとに見たメイキングではソンミ役のチェリムが「こんな純粋な性格の女性がいまどきいるでしょうか。」と発言し、ドラマ公式HP(日本)に於いては他でもないヒョンチョル理事のJDGが「ヒョンチョルのような人物が実際に存在するのかどうかは疑問ですが・・・」と言っている。なるほど、登場人物を演じた俳優自身がそう思うほど「夢の世界のキャラクター」たちだったのか・・・・?

「イヴのすべて」とはつまり「女性の生きる道」みたいなことを表したタイトルなんだな、というのはまじめにドラマを見ていると解かってくる。
「こんな時、貴女はどうしますか」を説いているのだと言ってもいいくらいである。それでこのドラマは成功したのだと思うのだ。

Eve13_2これも理事さんのころでしょうか。前髪降りてるほうが好きなもんで・・・
向こうの女性コラムニストだかは、このドラマが成功した理由はJDGにある、と言い切ったそうだけども。それからどこで読んだか忘れたのだが、例の「タチュルコヤ」をカラオケで歌う姿は夢のように美しかった・・・という証言も読んだ記憶がある。(スタッフ?脚本家?女性であることは確か。)JDGってばほんとに女子にはたっぷり幻想を抱かせるヤツなんですな。
・・・・まあ、たしかに素敵なんだろうけども、我思うにヒョンチョル理事は、あくまで正しい道を全うしたあとに、暖く優しい手を差し伸べて待っていてくれる存在なのであって。やはり成功は、あの「最後まで真剣に鑑賞した後に訪れる怒涛のカタルシス」「絶妙のツボ押し」あってこそではなかろうか。
「勧善懲悪の水戸黄門」「渡る世間は鬼ばかり」ここらへんと並べてもいいかもしれない「正しい婦女子の生きる道」。(腐女子じゃないよ。爆。)あまりに現実的すぎてもつまらないが、非現実の彼方でもない。どれだけ視聴者を掴んで離さない計算がちゃんと出来ているか・・・・韓国ドラマを見るたびに、このサービス精神のあり方の、日韓の違いというのもちょっと思わされるのである。

Eve14_1ヤマンバ・ヘアは髪、痛んだでしょうねえ。小ぶりの数珠も理事様の大事な小道具。
最終回まで行って、私め、あの女の子2人のそれぞれの行き着いた先には自分でも意外なほど素直に泣けましたとも。意地悪ヨンミはどこへ行くのだ?とすっかり手の内に嵌り、ノリノリになってたわけで。それから、ウジンおっぱのオンマの姿は一番胸に堪えるものがあった。(これはやっぱ、年のせいと王子萌えじゃないからだよな。)ウジナ~・・・気持ちはわかるがこの親不孝モノ。

多様な世を生きる若いお子たちの虚無をドラッグ系なアブナイフェロモンを放つ男優が演じるまでにはまだちょっと間があった2000年。
2007年現在の韓国ドラマ事情は、もはや視聴率40%超えというどころでなく、さまざまな悩みを抱えて過渡期なのか?とも思えるのだが。(というわけで、Ⅱに続く)

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2007年5月 6日 (日)

ドラマ考察③「モデル」・・・そのⅡ

【Written by miyuki】

Model21隣の女子は誰かと言うと、ジョンのもとカノのユジン。バックはサイパンの海。(ほんと)
ジョンくんがじつはこんな野望をモロ出しにするやつだったのかい、と驚くのがドラマ中盤からである。せっかくジョンを支えて頑張るキョンリンの愛もついには利用するのかよ、おいおい、って強烈な展開。キョンリンはデザイナーとしても才能が開きかけ、ジョンは実業家として良くも悪くも手腕を発揮し出す。欲得づくで当然邪魔なんかも入りまくり。2人ともちゃんと自分の道があるんじゃないのか?と思うのだけど、なんでかモデル道にはこだわるものだから、当然モデル仲間ともいらぬ摩擦が。
この「摩擦」とか「失敗」とかのゴタゴタ、よく見ていると、これも韓ドラのお約束なんだろうけども、往々にして主人公の強引な行動が引き起こしているんだな。ジョンくんは特に。(やれやれ)

Model22キョンリンとラブラブだったころ。
モデル仲間も会社の人々も、ジョンを取り巻く悪い人々も、人物描写はとっても巧み。ジョンの叔父ビンがジョンをあそこまで嫌う理由も、なるほどとってもわかりやすい。(早い話が、コンプレックス。)
審美眼社長がガソリンスタンドで一発スカウトしたアジアンビューティー・ピルスンや、ジョンを慕っているちょっと頭が軽い(え?)けど純情なヒジュ、のちにジョンの婚約者になる叶恭子姐さん似のチェヨン等は、女優さんでなく当時の韓国のトップクラスのモデルさんたちらしい。
とにかく女子たちは「おっぱぁ~~」「おっぱ~~」の鼻にかかった連呼大会。当ドラマに於いては「先輩」と「大好きな年上の男子」の両方の意味の「おっぱ」なのね。

Model23上、チャン・ヒョクくん。右上はジソプくん。左下、いわっしことヨム・ジョンア、右下、スアの旦那を演じたイ・ヨンボム。
そんな中唯一子持ち主婦のスア。(弱々しかったあのいわっしお嬢様は何処・・・)ライバルのキョンリンとは、互いに仲が良いとは思えないくらい、足ひっぱりあったり鼻明かしあったりプライドの挫きあい。日本人だったらここまで行ったらもう絶対口もきかないよなあ、と思うんだが・・・互いにピンチになるとなんでか庇い合うのよ。ああ言えばこう言う。とりあえず、言い返すのが韓国流。(やっぱ、友情なんだろうなあ、妙だけど。)しかし、スアは自分の人生を必死に歩いているのだ。泣いて喚いて旦那に八つ当たりしまくっても、私は彼女のキャラ、けっこう好きだった。
皆の人望も厚く、頼れる先輩の(頼れるのか?)ウォンジュンは、キョンリンがジョンとくっついてからも彼女のことが好き。曲がったことが大嫌いで、愚直なくらいに頑固者。女子に負けずに男子たちもまあ、大変。ジョンの意地っ張りは屈折してるので、ぜんぜん素直じゃないんだが、ウォンジュンはどん底に転げたジョンのこともちゃんと気にかけてくれるいいヤツなのだ。

Model24左上、ナ社長(チョン・ドンファン)右上、ジョンの叔父ビン(イ・ソク)左下、デザイナー、ユ・ジャンヒョク(チョン・グァンニョル)右下、やくざのチョ会長(チョン・ホジン)
お約束の海外ロケをしたかっただけなのか、女子たちを水着にしてサービスだったのか、途中で舞台がちょっとだけ「モデル大会」を口実にサイパンに。(笑)
そこにアメリカ地区代表で参加してきた「ユジン」というちょっとミシェル・ウィーに似た彼女が登場。実はジョンのアメリカ時代の暗い過去を知るモトカノだった。(えええっ???)ジョンはそれこそ彼女に毛虫を払うような態度で思い切り冷たく当たり、結局自殺に追い込んでしまう。身もフタもない、救われもしない不幸キャラってのも韓ドラならではの存在。まあとにかく都合良過ぎっす。ここではジョンくん、どうも彼女を力ずくで「いいように」しちゃったと思しきシーンも。(男の子だったんだね。)ひどいぞ、ジョン!
彼女の死がきっかけでジョンの過去はともかく隠れて為した悪行や、自分のことまで利用していたという事実を知ったキョンリン狂乱(ほんと怖かった)、ラストに向かってはジョンと彼女は憎みあいながら話が進んでいく。ウォンジュンが「お前たちは、似たもの同士」という台詞を言っていたと思うが、そこらへんが二人の仲の肝だったかも。
それにしても、皆どうしてこんなに「強い」のやらねえ。

Model25これが問題の「悪魔くん」死ぬほど笑いました。ごめんねJDG。隣で笑ってるのはなすび・・・じゃなくジソプくん。下はいわっしといっしょのウォーキング。ひ~~(泣)
「モデル」は身体ひとつで勝負。ジョンがモデルにずっとこだわったのも、このへんだったんだろうな。ウォンジュン・・・・いいやつだった・・・・o(ToT)o (気になる方は、レンタルもあるので、ちょっと見てみてね。)
直前の「ドクターズ」のスヒョンも「悪」テイストが最初は強かったけれど、JDGという人、本人はあれだけ底の抜けた人にも関わらず、この頃から演技に於いて、曖昧なおとなしい普通の男の役をさせるのは、どうも「面白くない」とか思われていたのかも。
「ワルなのに、可愛い!」
「ワルだけど、キモチはワカル!」
・・・という、視聴者を錯覚に追い込む罠はナンなんだ?やっぱ、あのウルウルの目?
微妙な要素のブレンド具合がここまで効く俳優、JDG。(大きな声では言えないんだが、コト20代のものに於いては、演技が上手いとか、計算とかでそうなったのではなさそうなあたり・・・んがが。。。)
今ではそれこそ韓国の国民的俳優なので、セレブなCMやらかっこええ画像ばかりだが、貧乏長屋のシーンだの、屋台で仲間と飲んでる姿などはこういう昔のドラマならではで、微笑ましい。

Model26何困った顔して・・??と思ったらくるんの前髪だった。
余談だが、なんでこうも頻繁に、都合よく行く先々で会いたくない人物に会っちゃうシーンが多いのかな、とか思わんでもないが、ソウルという街は東京よりエリア分けみたいなのがはっきりしている。「芸能人有名人御用達」といえばご存知の通り狎鴎亭(アックジョン)だ、清潭洞(チョンダムドン)だと限られたエリアになるので、この「モデル」に関しても、登場人物たちが出入りするデザイナーの店などが同じで、偶然出会う確率がムチャ高いって設定はちょっと頷けるかも・・・
miyukiがはじめてソウルに行った時泊まったホテルは、今思うとチョンダムドンに近かった。怒涛のイベント絡みツアーだったので自由時間など無いに等しかったが、それでもうろうろしたのがよくドラマがロケされているアックジョンの大通り。知らないって、怖いものなしってことなのね。自分がどこにいるのかも把握できずによく行動出来たもんだよね。(笑)

※最後の写真は、MISSHA男性用ラインの日焼け止めリキッドのページにあったもの。これはいつ撮ったのかな^^(こちらから探してね・・・)

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2007年5月 2日 (水)

ドラマ考察③「モデル」・・・そのⅠ

【Written by miyuki】

Model1ドラマ一回目の初々しいジョン。こんな可愛かったのに。
 97年、死ぬほど忙しそうだったJDGが「ドクターズ」のあとに出演したSBS制作の36話完結のドラマである。
主な共演者は、今はキム・スンウ嫁で一児の母となったキム・ナムジュ、こちらもお嫁に行ったJDG元カノのヨム・ジョンア、ウジンおっぱことハン・ジェソク。最近発売になったBOXでも「出世作」と書かれたソ・ジソプはキム・ナムジュの弟役で、それなりに台詞もある。たまにクラブでハジけて踊り狂う姿なども見られ、ファンにとってはレアといえばレアかも。顔は基本変わらないからすぐわかるが、やっぱりぴちぴちで可愛い。(笑)モデル仲間には長髪のチャン・ヒョクの姿も。とっても綺麗な兄ちゃんなんだが、こちらは思い切り地味。台詞はほとんどなくて、暗い。(ははは・・・^^;)

JDG演じるイ・ジョンは、財閥の次男坊の息子だが、母親は工場のお針子出身で、父が死んだあと母とともにアメリカに渡り、苦労して大人になった。父の死んだ事故(ボートから落ちて溺れた。)を目撃しており、泳げなくて兄を助けなかった三男坊の叔父ビン(イ・ソク)を恨んでいる。その叔父からすべてを奪うために帰国したところからドラマは始まる。

デザイン学校の作品発表のモデルを探していたキョンリン(キム・ナムジュ)はトップモデルのウォンジュン(ハン・ジェソク)に頼み込むがウォンジュンが寝過ごして当日遅刻したことから、たまたまうろうろしていたジョンに目をつけ、代役を頼み込む。これが3人の出会い。
一方子持ちの主婦ながら現役モデル復帰を望むスア(ヨム・ジョンア)。母親業に適性がなく、姑やステージ監督の旦那が止めるのも振り切り、モデル・エージェントの「グレード・トップ」のオーディションを受けに行く。そこにはウォンジュンと一緒に自分の作った服をステージで着てライトを浴びた感覚が忘れがたいキョンリンと、業界へ入り込むべく身ひとつで挑むジョンの姿も・・・・

Model2モデルとしてはウォンジュンに勝てない。(でも、先輩もダンスはすごくヘン。笑。)
冒頭のジョンは、育ちかけの犬みたいでとっても可愛い。叔父さんにいじめられて思わずウチに拾ってあげたくなるような健気な目。そのまんま何話目かまでは、厳しい業界に揉まれる青春群像ドラマ、という感じで進んでいく。ドラマ後半のジョンの屈折したやなやつ振りは別人かと思わされるほどである。このドラマも途中から夏の格好になりジョンくん、長かったぱらり前髪がスダレ状になり、うしろは「刈り上げくん」に・・・・(おいおい・・・泣)不規則な忙しいスケジュールで、へんな時間にいっぱいご飯でも食べたのか、明らかに丸くなっちゃうし。
JDGよ、もしかして丸かったときはやっぱ「暑がり」だったんか?

何が笑えるといって、エージェント社長役チョン・ドンファン氏。今でこそ韓ドラの良心、アボジーズのお一人だけれども、このころはこんな役でハジケていたんだね・・・・チンピラから独特の審美眼を武器に身を起こし、モデルに対してはどこぞのJ事務所社長みたいに「ユ~~、ダメじゃないのォ~~」とオカ○言葉ながらもとってもキビシイ対応で容赦なし。足抜きするときに詰めた小指には西太后みたいな銀の付け指(?)もみ上げくるんとカールに可愛く塗った口紅。!Σ( ̄ロ ̄lll)
写真だけ見たときには某デザイナーのK巨匠大先生のパロディかと思い込んでいたのだが、そればかりではなかった。ちなみにK先生ご本人のショーはドラマ一話目にほんもののステージの場面が使われ、挨拶に出てくる先生のお姿もちらりと見られる。(約10年前というのにもう今と同じ真っ白のお衣装)ショーのシーンには可愛いさかりのビニも・・・。(俳優デビューしたて。あっという間なので目をこらして探してね。すぐわかるけど。)

Model3ショーのメイク、こんなの序の口っす。
ジョンが憎んでいる、オールバックもテカテカのアパレルメーカー「神話」イ・ビン社長。演じているのはイ・ソクといって、最近は見ないけれどmiyukiはじつはけっこうこんなタイプ、好き。(ぽっ・・・)「モデル」ではやなやつなんだが、ヨンさまの「愛の群像」ではユン・ソナちゃん演じるわがままお嬢様ヒョンスが事業を始めたときに、それを支える禁欲的な秘書をやっていてとっても素敵だったんだなっ。

かくして華やかなファッション業界を巡るドロドロにどんどん足を突っ込んでいく登場人物たち。あまりに駆け引き裏取引描写が多すぎて、誰が敵なのか味方なのか、これほどわけわからんドラマも珍しく、途中からもう余り気にしないことにした。(笑)じっさい確かにいろいろある世界なんだろうが、その上から「90年代韓ドラ」テイスト思い切りぶん撒いて爆走なんだもの。

ジョンはモデルとして、ちょっと頭角を現すものの、ウォンジュンを抜くことはできない。しかし、ショーのシーンのJDGには、毎回思い切り笑かしてもらった。歩き方は「のしのし」(このころからドンスと同じ)ダンスは無理やり、腰へなへな。当時の流行なのか、演劇の舞台化粧のようなアヴァンギャルドなメイクを施したところで隠れようもない「まん丸顔」。悪魔くんみたいな角の生えた鬘被っていたときにはもう、涙出ましたともさ。おまい、何者・・・??“♪・・・あんな時代も あったねと~~きっと笑って 話せるわ~だから・・・♪”
当時オンタイムで見たってやっぱり笑ったと思うス。

Model4お~~い、膝頭ユルユル~~^^
ジョンのお爺ちゃんの会長は、「チャングムの誓い」のオ・ギョモことチョ・ギョンファン、ジョン母に横恋慕してイケナイ行為に及び、ジョンのことを息子だと思い込んでいる会長側近ピョ氏には同じくチェ・パンスルことイ・ヒド。いろんなドラマで見てるあの顔この顔、他にはジョンの仕事仲間カン室長のチェ・ヨンミン(ホテリアーのドンヒョクのパートナー、レオ)、やくざのチョ会長のチョン・ホジン(デイジー、ロスト・メモリーズ)など・・・・。(女優さんのほうは顔の区別がいまひとつつかないmiyuki。すまん。)
女子のモデル仲間の面々はほんとうにスーパーモデルとのことで、こんなゴージャスなスタイルの女子たちをずっと見ていたら、JDGもかえって感覚マヒしちゃったかも。

キョンリンとジョンはやがてラブラブに。ジョンがエージェント社長にもちかけた「独自のブランドで一儲け」話あたりから、ジョンのアブナイ道への幕がおごそかに・・・というわけで、続く。
(ブランド名、「サルバトーレ」ですって。濃ゆいわ~~・・・)

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お馴染みPARKLANDの各ブランド、カタログが一斉に夏仕様に更新された模様.
上はmiyukiが思わず腰砕けになって「もお~~・・・」と笑った一枚。どうもなんかいまひとつぴりっとしませんなあ。・・・ガニで内股も更新なのね、JDG。ぼんやりお母ちゃん待ってる小学生じゃないんだからネ。(爆)

カタログはこちらから・・・

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