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2006年10月

2006年10月30日 (月)

心の隙間に出没する人・・・ちょっと来日&お仕事

【Written by miyuki】

どうやら来日していたようだ、JDG。サムソン・カードの何かの撮影と言うこと以外はよく分からない。福岡のホテルと、あのハウステンボスで真冬の格好で撮影、日本には一泊で、次のお仕事の地、北京へ福岡から飛び立って行った・・・と、いうようなコトのあらましが、ネット音痴の私のようなおばさんにもかろうじて入手できた。なるほど。(関東にいてしかもネットの情報なので、詳細は、あしからず・・・)

すごいなあ、と思ったのが、韓流ファンの怒涛の情報網。「現代ののろし」ならぬ携帯メールは矢の如く、どこまで巡って行ったものやら、ともかく夜の福岡空港に何十人からのファンが集合しちゃったのだ。(元気だ・・・)
ハウステンボスにおいてはさすがに観光地だから、きゃ~~~偶然撮影見ちゃった~~!!!・・・というのはわかる。「来ることがわかっていて」見に行ったという人なども中にはあるのかもしれないのだが、伝達のきっかけ、中味、経路については、遠くのことなので、不明。ということにしておこう。(笑)

1028beijin1北京のMISSHA店頭のイベント(?)にて。となりのガードマンさんについ目が行ってしまうわ。ドンゴンさん、この細ベルトの意味は?(笑)
ハウステンボス・・・オープン当時、あのピーター・オトゥールがCMをしていたっけな。そうして外人さんが佇んでいると、そこが日本とは思えないよく出来た外国の街並みが再現されたテーマパーク。韓国からの観光も多いと聞く。
その運河で、ヨーロッパのロケさながら、可愛らしく船に乗っている画像などが発見出来たが、それは個人の方々のページなので、さすがに拝借するわけにはいかない。

スター様というのは、(特にこの一年のJDGなどは)普段はどこにいてどうしているのか、どういう企画や仕事の話が進んでいるのか、あたりまえだが普通はファンには分からないものである。それだけに元気で仕事をしているという消息がわかることは、たしかに嬉しい。スターといっても、やんごとないお身の上とは違うのだから、そういう現場で触れ合う人間は普通にいるわけだし、そこからいろんな情報は意識無意識含めて漏れ出すものだ。で、敏感な情報網張っているファンにはどこかしらで引っかかってくるものらしい。

あまり使いたくない言葉だけども、「韓流ブーム」にて各スター様がたを巡って日本に起きた現象はここで改めて言わずとも周知のこと。
ぶっちゃけた話、対象がどういうジャンルの人であっても、現場が大きくても小さくても、もったいぶった理屈を捏ねようとも、そこに見られるファン心理と行動に大きな差はない。ファンにとってはその時その人が唯一無二の存在であるし、「会いたい!」ただこれだけが原動力だ。理由なんて無い、ってよくドラマに出てくるセリフだけれど。

1028bijin2北京空港で捉えられた、謎のマスタードイエローのコート姿(爆)と、同じくMISSHA関連イベントにて女性(モデルさん?女優さん?)をご機嫌でエスコート。
スターはファンを大切にしないことには成り立たない。ぜんぜん騒がれないのも張り合いがないものだろうし、度を越したストーカー行為にでも発展しない限り、大抵はやさしく接してくれようし、ファンのほうもそれが免罪符みたいなものだ。
だれかと幸せを共有したい。しかし、感情は人それぞれで、他人の幸せを喜べない者も悲しいけれど中にはいるだろう。自分が知らないところで、「彼」が愛想を振りまいて、優しくしてくれて、自分の関係ない幸せな時間があった・・・・見たくない、腹立たしい、しかし、気になる、知りたい、どんなことでも・・・・もうぐるぐる無限地獄みたいでキリがない。何がしたいのか、何が目的なのか、よく分からなくなっても、ただただ追いかけている。「心の隙間」の成せるわざなのだろうか、現実逃避なのだろうか。
考え方はいろいろだから、私はここで「追っかけ」そのものをどうこうするつもりはないけれど、それで幸せなのはあくまで、自分たちだけの事情なのである。何度も同じことを繰り返すのも大人としては恥ずかしいから、せめても「理由なんて無い」でなく、自分なりの理由を胸に抱くくらいにはなったら良いと思うのだが、そんなのはまあ、余計なお世話なんだろうな。

ただひとつ、ものすごくハラが立ったことがある、
「タイフーン・ジャパンプレミア」の時に私の後ろにいた女性の言った脳天気な言葉である。JDGたちの舞台挨拶が済んで、本編上映という時、
「映画は、いいやあ・・・」
そう言ったのである。

何が見たくてあんたはファンをやっておるのだ!!??エエッ??

思わずそう言って胸倉つかんでユサユサしたい衝動に駆られた。この胸糞悪い言葉でその後の本編に集中できなくなりそうで本当に迷惑した。「追っかけの迷惑」ののっぴきならない被害として、ここに発表しておこうと思う。(追っかけはお静かに、ってそりゃ無理な相談か。^^;;)

※「i Super Star Festival2006」という、韓国芸能界最大手のサイダス所属の俳優さん方が出演予定の催しが、11月7日にあのさいたまスーパーアリーナで行われる予定でチケット販売もとっくに終ったというのに、ぎりぎりの段階にきて中止になった模様・・・何があったのだろう。このところいろんな方面のいろんなトラブルが聞こえてくるが、楽しみに待っていたファンが気の毒だし、心の痛いことである。(去年のオールスターサミットは幻だったのだろうか?今から思うと嘘みたいな規模だったな・・・遠い目・・・)

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2006年10月25日 (水)

ソムチャイの謎

【Written by miyuki】

前レビューに引き続き、「台風キャラ」のネタである。
スワロさんがご紹介くださったサイトにて、彼のデビュー当時の画像に触れることが出来、とても興味深かった。ありがとうございます。(早速使用させていただきます。)

David1台風スチール集。エエ男や・・・・
ソムチャイことデイヴィッド・リー・マッキニス。
プロモのハイライトではトトさんはとっても目立っていて、シンさん率いる海賊団のナンバー2か、というイキオイであったが、実際のナンバー2は誰がどう見ても、ソムチャイなのであった。シンさんは、ぶっちゃけた話、たぶんソムチャイがいないと仕事にならない。冒頭、ジェイソン号の金庫を銃でぶち壊しても、中身の書類の確認はソムチャイでないとわからんのか、覗き込んですぐ「ソムチャイ!」のお声掛かり。
ソムチャイの日常はむちゃむちゃ忙しいのに違いない。
書類偽造から、海賊仲間の厳しい管理、ピーターさんとの商談の仕切りや、シンさんのための荷造り(釜山密航時にシンさんが持っていた荷物の中身。あれはきっと変装用の衣装。ソムチャイのお見立てのスーツ一式。とかね。)情報収集に海賊団の武器調達、使い方の教育なんかもやっているかもしれない。シンさんが使用していた携帯(ワールドフォンなのか?)の購入その他手続きやら、使用方法なんかも懇切丁寧にレクチャー。それからミョンジュ姉さんのためのヤク調達にビデオテープ付き犯行声明の発送まで・・・・とまあ、思いついたらキリが無い。(って、ほとんど妄想の域でんがな。おいおい^^;;)

David2デビュー映画「the Cut Runs Deep」のポスターと場面。あまり変わってないといえば変わってないのかな、ソムチャイ。
ついこんな妄想をしてしまうのも、おそらくは最初は時系列どおりに書かれていた台本なりプロットに存在しただろうエピソード、ノベライズはそれに沿って書かれているのではないかということ・・・・もしかしたら実際に撮られたものの結果的にあえなく没になったのかも、と思われる海賊村の場面あれこれや、ウラジオストックへ向かう列車の中のトトとソムチャイの会話などが、思わずもったいないお化けが出そうな美味しさだからである。
ソウルタワーの台風館には、海賊村の詳細なセットデザイン画がいくつもあって面白かったし、韓国で出版された写真集には見たことの無いカットなどもいくつかある。

トトやソムチャイたちの人物設定も、きっと多分かなり詳細なものが存在しているはずである。ノベライズによればトトは捨て子のストリートチルドレンで学校に行った気配はないが、ソムチャイは親に死なれて親戚に預けられ、馴染めず家出した、とある。
国情院での海賊事情の会話の中に「軍隊経験者もいる」云々というのがあったと思うが、ソムチャイももしかして意図的に軍に行ってたりはしなかったろうか。途中までは学校に通ったのだろうし、英語も話せるようだし、あの風体からすると、片方の親はピーターさんと同じくヨーロッパ系とか、アメリカ人とかの混血だろう。妹のノックちゃんにはそういう血は混ざっていなさそうだから、きっとお父ちゃんが違うんだわ、とか勝手にぐるぐる考えているともう際限がなくて楽しい。(へへ。)

David3これはモデルさんとしての仕事?謎の遊牧民スタイル。胸毛に目が行くってば。汗。
ウラジオストックのソムチャイは、シンさんを守る影のようだった。ロシアのおネエちゃんとカップルを装って駅にいたりするが、女子なんてほんとはどうでもよさそうだし。(爆)
「これでお別れだな。」というシンの言葉を聞いたときの、何か言いたげな精一杯の眼差し・・・・もう、トトにだって負けないひたむきな愛である。強い絆なんである。兄弟のように、家族のように・・・。そんでもって影は、もう「本体」に何処までも付き従うと決めている。
くう~~~~(滝涙)(T^T)
・・・おお、いかんいかん、つい興奮してしまって。

トト・レビューでもちょっと触れたが、シンの個人的復讐に皆が死をも厭わず付いてきてくれるということはどういうこっちゃと言えば、海賊村のシンさんには実績と人望があったのだということに他ならない。核ミサイル誘導装置と引き換えに入手したあのおんぼろタイフーン号(バラ積み貨物船、という部類の船だそうだ。)の船倉で揺れていたシンさん特製風船爆弾。あのコワモテ海賊さんたち総出で風船を膨らまし、核廃棄物のドラム缶をぶら下げて時限装置をセットする地道な作業をお手伝いしたのだろうか。いったいいつ?どの段階で?(ロシアから村に帰ってくる時?)
風船をヘリウムで膨らませるトトさん、なんて光景は「似合いすぎ~~夜店のテキヤさんだわ~~」などと思わないでもないけれど、命知らずにもほどがありますから、皆さんっ。^^;;

デイヴィッド・リー・マッキニス・・・・1973年12月12日ウィスコンシン州グリーンベイ生まれ・射手座。ベトナム戦争時、韓国に駐留していたドイツ系アメリカ軍人と韓国女性の間に生まれたハーフ。一見したところ、頭蓋骨の形も体つきも胸毛の生え方もヘソの位置も(笑)外人さんそのものだが、顔をじっと見るに、ちょっと重たげな目元が東洋の面影を宿している。
台風のソムチャイはどこぞの傭兵部隊の放出品みたいな格好が多くて、よく似合っていたけれど、例えば昔のドイツ軍の親衛隊の制服なんかも、とっても似合いそうなんだよなあ~~~。(「地獄に堕ちた勇者ども」みたいなのね。)
韓国軍のエリート、ユ・ジュンギ大尉と嵐の甲板で対決のシーンはスタントなしで死ぬかと思った、と発言していたが、メイキングで見たら、なるほど、地上ですでに溺れそうな水の勢いだし、容赦なくマットレスの上に放り出されて落ちているし。しかし、あの頭のシルエットなんかでくっきりバレそうだからうっかり代役も使えまいて。

David4_1上はイ・ジェハン監督と一緒の1コマ。なんでか可愛いじ。デイヴィッド。下はタイフーンの日本での記者会見。(シンさん、別人?)
レストランでアルバイトをしていたニューヨークで、のちに「私の頭の中の消しゴム」を撮るイ・ジェハン監督と出会う。
「あの人はいつか大物になるねえ。」とデイヴィッドの母親は言ったそうである。
ジェハン監督はJohn.H.Leeという英語名の示す通り、12歳の時にアメリカに移民しており、顔を見てもデイヴィッドと同じ佇まい。ニューヨーク大学映画学科を卒業し、98年にデビュー映画を撮った。これがデイヴィッドにとってもデビュー作である。

「the Cut Runs Deep 」2000 NEWYORK ・NEO COOL NOIR とポスターにある。(さしずめチング・ニューヨーク版て感じ?)ジェハン監督はその後2本ほどのMVに彼を起用している。(うち一曲は、サランの「ひとつの愛」を歌っていたパク・サンミンさんの「恋人」)デイヴィッドはSKテレコムなどの広告モデルで韓国でも仕事をするようになる。
「私の頭の中の消しゴム」ではファッションモデル役のカメオ出演。あの映画を見たときは当然まだデイヴィッドを知らない私。あれ?ダニエル・へニーが出てる?と思っていたくらいで。すまんこって、デイヴィッド。(ソン・イェジンちゃん扮するヒロインがまだ仕事を辞める前に広告写真を撮影するシーンがあるが、そこでバスケットをしていたのが、デイヴィッドである。)

次作は「Never Forever」という来春公開予定の米韓合作映画だそうだ。(キム・ジナ脚本・監督)妻(ヴェラ・ファーミガ)とその愛人との三角関係に悩む弁護士アンドリュー・・・・同じ三角でもほんとうは、野郎どものむさ苦しくも濃ゆく美しい世界のほうがなんぼか嬉しいんだけどなあ。なんちって。(やっぱり、どうしてもチングかい・・・・笑。)

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2006年10月22日 (日)

トトさんの出演映画「マッハ!」を見た

※「Happy Together」は全てのレビューにおいてネタバレに配慮しておりません。作品を未見の方で、内容を知りたくない方は充分にご注意下さいますようお願い申し上げます。(管理人)

【Written by miyuki】

2003年製作で、世界中でヒットしたタイ映画である。「CG、ワイヤー、スタント、早回し一切なし」なんですよ、とたしかに「王様のブランチ」(だったと思う)の映画コーナーで紹介されてゲストの皆さんが驚いていたのを私も覚えている。
miyukiはタイのファブリックやエスニックなアクセサリー類が昔から大好きで、夏はそういうテイストの格好になることが多く、映画「台風」ではシンさんやソムチャイの衣装に密かにわくわくしたクチである。(といっても、実際暑いところはバリ島しか行ったことがないんだが。)
・・・・というわけで、忘れた頃に、「台風カテゴリ」行ってみよう。

Mach1主演のトニー・ジャーさん。ストイックなベビー・フェイス。しかし、アクションにはひたすら驚愕。死ぬなよ~~~!!
釜山のロケツアーのあと催された宴会にて、「台風」のプロモ映像を大きなスクリーンで初めて見た。船爆発炎上、大量の水が降るわ噴き出すわ、怒るシンさんの八方睨み等々口開けて見ている私の目に、横からぐいぐい飛び込んできたマシンガンぶっ放す「ドレッドヘアのコワモテの謎の彼」・・・・それがトトさんであった。同行のSちゃん曰く「あれはやっぱ、シンらぶ、だよね・・・」(爆)そう、そんな予告段階から、海賊トトさんのシンへの愛(ふふっ)は隠しようもなく溢れていたのであった。
ソムチャイとトト・・・二人の幼馴染兼部下と、覚悟の船出に付いてきてくれた海賊さんたちは、孤独だったシンさんの人生の唯一の宝みたいなものだった。タイの海賊村のシーンは、ほんとうはもっとたくさん撮られたのだろうに、ずいぶんカットになってしまったのが、返す返すも惜しい。海賊村でのシンさんのエピソードなどを、あとほんの少しだけでも入れてくれれば、爆走テロリストの側面だけでないキャラクターの膨らみと、人としての哀しみがもっと籠められただろうに・・・。

私どものブログの師匠がアップした台風の記事の中にもラブリー・トトさんの項があり、そこで「マッハ!」にトトさんが出ていたことを知った。(不親切な日本のプログラムにはキャストの名前も殆ど出ておらず、エンドロールに目を凝らし、なんとか判ったのは、トトさんが「チャタポン・パンタナアンクーン」という名前であることくらいであった。)
で、イキオイあまってDVDまで購入してしまったというのに、やっと見られたのはつい最近のこと。ごめんね、トト・・・・

Mach2トトさん・・・じゃなかった、悪の用心棒サミン。なんか台風の時よりだいぶ細い?
※マッハ! (原題・Ong-Bak)
のどかなノンプラドゥ村の寺院で育てられた孤児のティン。ある日不心得者に村の守護神オンバク様の首を盗まれてしまい、彼は首を奪還すべく、バンコクへ。オンバク様の首を巡って、アブナイ密輸団との攻防が始まる。首を盗んだ若いもんも、ティンが怪しげなファイトクラブで賭けの対象になってしまうきっかけをつくったジョージというおっちゃんも、じつは同郷の出身なのだった。ティンは寺院で学んだ最強のムエタイを武器に快進撃。困ったような顔で次々現れる相手を倒し、当人知らないままに密輸団のボスの面子をつぶしてしまう。ついにボスの用心棒サミンがぶち切れて・・・??

・・・・と、おおざっぱなストーリーはこんなかんじ。主人公ティンはトニー・ジャーという、信じられないくらいの身体能力をした可愛いお兄さんである。この人のアクション逃亡劇が始まるや、もうそれだけでこの映画、一見の価値があろうというくらいすんごい。物静かな青年が見せる驚異のムエタイと、村の大切な仏像に対する一途な信仰心がこの映画の2大テーマということで。トニーさんはジャッキー・チェンに憧れてスタントから出発した人とのことだが、メイキングを見ても眉間がぴくぴくするくらいの身体を張ったアクションシーンの連続である。両脚炎に包まれて宙を跳び、それがなかなか消えなかった時にはドキドキだった。脚を捻挫して痛そうな姿に、「ああ、やっぱり生身なんだわ・・・。」と思わず安堵したくなったり。この人、格闘技でなく、たとえば器械体操やってもオリンピック選手級になれたに違いないというところは、上海雑技団のスターといっしょじゃなかろうか。

・・・で、悪の用心棒サミンが我らのトトさん。セリフは、無い。いつもボスのコム・タン(え?スープのことでっか?笑。)のうしろで黙って腕組みしてガン飛ばしている。対決の前になると厳かにヤクの注射。(おいっ!)その不死身っぷりは半端でない。主人公の純朴ぶりに対し、サミン、かなりの「悪役美」。わくわく。

Mach3ロクなご飯も食べず(え?)妙に非力なシンさんをいそいそお手伝いのトト。ソムチャイなんて一人で筏引っ張ってるのにね。
先日当ブログに遊びに来ていただいたお客様から教えていただいたのだが、「マッハ!」は韓国でも公開され話題を呼んだとの事で、それを見たキョンテク監督のたってのご指名にて、チャタポン氏はトト役に抜擢されたのだそうだ。
いつもシンさんを愛して止まなかったと思って見ているせいか、この映画で用心棒サミンが黙って怒っている場面の表情がシンさんに似ているのには驚いた。・・・というか、切れる時に放つちょっとヤバい磁力線みたいなのがキョンテク監督のお眼鏡にまっすぐ 叶っちゃったに違いないと私は確信したのだ。(あ~~~なるほど、やっぱ、「男の世界・キョン監督の好みだったんだよね、てか。)

かくして韓国映画「台風」(邦題・タイフーン)に役を得たチャタポン氏。本編画面にはシンさんより先に登場し、劇中では狙いなんて定めないマシンガンぶっ放し。おんぼろ車を操ってシンさん姉弟を救出、一人船出したシンさんに、水臭いとばかり黙って付き従う男気を見せ、軍人セジョンとの勝負にて華々しく弾切れするや、最後の武器は「ナタ」(涙)
ソムチャイに見つからなかったら肉だってきっと多めにくれちゃう。(あ、可愛いノックだからか。あの戦利品山分けシーン、大好き。)
カッコいいというより、妙に愛らしかったトトさんが、シンさんの痛ましかった人生を、海賊とはいえ厚い友情で彩ってくれたことに、JDGファンもなんぼか安堵したことだろう。
「水祭りの歌」など、検索件数増えちゃったかもしれないしっ。(笑)

Mach4ウラジオストックでも、うっかりすると何処かへふらふら行っちゃいそうなシンさんをお守りしてます。ほら、愛の黒タンクトップもお揃いだぜ。(笑)
トトさんのタイでの愛称は「ルイス」。長年アメリカに住んで、カリフォルニアの大学を出たインテリなのである。米韓ハーフのソムチャイことデイヴィッドとの流暢な英語の会話には、きっと入れずにJDGも寂しかったことだろう。(妄想です。)トトさんのタイ語の特訓の甲斐あって、シンさんのタイ語、かなりイケテルらしい。
「アナタガ、シュキデ~~スッ!」とタイ語で叫んでも、お笑いのネタにされないであろうか。トトさん、ノムノム、コマスム二ダよ・・・。

※お断り・・本来ならひとつ映画のレビューとしなくてはいけないところ、「台風」のトトさんを表題に持ってきてしまったため、「台風カテゴリー」に入れることに致しました。もしこの映画のファンの方がご覧になって不快に思われたら申し訳ありません。別視点レビューということでお許しくださいませ。m(_ _)m

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2006年10月18日 (水)

職業は、「チャン・ド○ゴン」

*お詫びです。昨日ココログのメンテナンスが入り、一時書き込みが出来ない状態になりました。事前に告知できなくて、ご迷惑おかけいたしましたこと、お詫び申し上げます。<(_ _)>
(っつうか、すっかり忘れていた管理人(^^ゞ)

【Written by miyuki】

まずは、月9で始まった「のだめカンタービレ」の話なんであるが・・・。
miyukiは原作を読んでいないもので、あれは似ているとかこれは腹立つ、等の原作に関わる話には参加できないのだが、きっと原作の深いマニアにはいろいろ言い分があって今頃はなかなか大変なことになっているのではないかと想像される。思い入れはファンが10人いれば10態(10色と言うべき?)であろう。自分も昔はそんなふうに、原作のあるものに対して思い入れたことも果たしてあっただろうか・・・。(思い出せない・・・・^^;;)
今はもっぱら、映画なりドラマなりを作った人間何を思ってこうしたか、的なことにどうしても興味が向いてしまい、しかも、基本作り手に甘くなにか文句つける元気も無いものだから、逆にmiyukiが「こりゃないだろう」と原作も知った上で言う時は、相当のことなんである。(世間にはどうでもいいことなのだけどね。へへへ。)

Syokugyo1_1左のジオダノの広告写真の二人が、こんなフィギュアに。あれ、JDG時計が左右逆だわ。右は江南本店の店頭ディスプレイの二人。
・・・というわけで、「最近のドラマでこれは面白い、最後までちゃんと見ようってのもなかなか無いよなあ・・・」などと考えながら見ていたのだが、ひとつ頭を巡っていたのが「指揮者の役」「指揮する演技」のことだった。昨夜の「のだめ・・」の中ではフジのアナウンサー軽部氏はそこそこそれらしく見えて頑張っていたように思う。番宣で見た竹中さんのシュトレーゼマンも、見かけはともかく、演技のツボは押さえていた・・・と思う。「千秋」これはでんでん「だめ!!」だったなあ。まあ、仕方ないか・・・。(千秋の子供時代演じたお子のぺらぺら英語と演技はブラボーであった。こういうのって、非常に本流から外れたB型的ヨロコビかのう・・・と自虐的に思いつつ。)

「交渉人 真下正義」で見た西村雅彦氏、まあまあ。「春が来れば」のエイのおっさんミンシク先輩、指揮する手つきがとっても素敵。しかし、私の中で指揮者役ナンバーワンに輝いているのは、調べたら97年製作だったのだが、なんたって「それが答えだ!」というドラマの主人公成瀬望を演じた三上博史さんなのである。
彼はほんとうに素晴らしかった。実際に指導したのはたしか韓国系の若いマエストロだったと記憶している。ナニが上手かったといって、「恍惚顔」だろうか。
「のだめ」のセリフにも出てきたが、「身震いするほどの演奏には(演奏者にだって)一生のうちそうそう出会えるものではないんだよ。」みたいな瞬間。きっと指揮者の皆様にも、イイ時とそうでもなかった時といろいろなんだろうが、この「恍惚顔」と俳優が演じる上のツボが見事一致していた稀少な一例であったろうと思われる。
このドラマ、私には印象深く残っている作品なのだが、DVDやビデオにはなっていないようなのが残念だ。

Syokugyo2_1どっから見ても本物消防士のウソンくんと、セ○ム・ヨン様。ヨン様の着ているスタッフの制服はあの身体に合うものがなくて特注だとか。髪は鬘。結構自然?(ウソンくんのポスターは東京消防庁バージョン。)
ウチのJDGもいろんな職業の人を演じている。学生、刑事、デザイナー、モデル、医者、TV局の理事さん、サラリーマン、葬儀店の息子兼893さん、タクシー運転手、獣医、靴職人、軍人、海賊・・・・(ん?職業?)どれが好きかということでなくて、言えるのはひとこと、「なんの仕事してても、チャン・ド○ゴン」てやつで。(^^)なんだか発言的に誉めているとは思えないかもしれない微妙さかしら・・・(汗)

たまたま目にした広告で買ってきた角川の「野生時代」10月号・「韓流の真風」特集に海賊ソムチャイことデイヴィッド・リー・マッキニス氏のインタビューが載っていて、そこには、ちょっと伸びた髪に、マッチョな身体をシャツとネクタイに包んだ(役名は不明)写真が。妻とその愛人と、三角関係に悩む弁護士さん役で、韓米合作映画なんだそうだ。(日本では見られないか。残念。)デイヴィッドは在韓米軍人の父親と韓国人の母の間に生まれたハーフだそうだ。ああいう顔で「ソムチャイ」てタイの名前で、海賊って設定にはいろいろ理由が妄想出来て楽しかったが、今度は小さい写真でもちゃんと弁護士に見えたし。
ちなみに、「JDGからは粘り強さを学んだ」とも。

Syokugyo3左、ヒョンビンくん、右、東方神起のユンホくん。ヒョンビンくんは新しいドラマ「雪の女王」ではちょっと小汚いJDGテイスト?
先日の話だが、関西在住の友から、チョン・ウソン氏の写真を使った秋の火災予防運動のレアなポスターを分けていただいた。(ありがとう~~~Mさん^^)「サッド・ムービー」で、彼が演じた消防士の扮装の1カット・・・・あまりに馴染んでいて、知らない人が見たらたぶんちょっといい男の本物の消防士さんとしか思わなそうだから、わざわざ彼を起用したありがた味はヨン様のセ○ムに比べてどうなのよ?というところかもしれないけど。(爆)
消防士も、セ○ムも、やれと言われれば、ちゃんとやるだろう、JDGだって。しかし、制服着てても、ヘルメットの下の大きな目がうるうると怪しく主張(?)していて、きっと一人だけ妙に浮いている消防士に違いない。興信所の人とか、プロのいかさま師とか、詐欺師とか、ほんとうは地味で目立たない職業(職業なんか?これ^^;;)なんてのをキャスティングしたとしたら絶対ムリがあるんだろうなあ。

チャングムのチ・ジニさんは前職がたしかカメラマンだったというし、チョ・ハンソンくんのサッカー選手等、最初は俳優さんなどとまったく縁のない職業だった人も結構いると思うのだが、もしJDGが俳優にならずにサラリーマンにでもなっていたら今頃・・・と想像すると、つくづく、大変そうだけど、俳優という仕事にたどり着いてくれてよかった、と思うしかない。(きっと、ちょっとはハンサムかもしれないが人のいい、ぜんぜんイケテない営業マンかなんかで、パク・テヒくんよろしく、あまり主張も出来ない奴だったに違いない。と決め付けるmiyuki。)
彼の場合、職業は、「JDG」という言い方が一番ぴったりのような気もするのだが、どうだろうか。

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※JDGの所属事務所である「スターMエンターテインメント」に、このたびあのヒョンビンくんが移籍してくる運びとなった。(前所属社はあのパク・チュンフンさんとおなじポラム映画社。)野球チームでもばかに仲良しさんだな、とは思ったが。仲良しさん移籍では、ヨンマン兄貴、当ブログでは時々婆や、ことコン・ヒョンジンさんもそうである。まだまだあるのか?びっくり移籍。

※GIORDANOの広告の二人が女性アーティストのチョ・ジョンファさんの手により、等身大フィギュアになって江南本店や、鐘路の新店に展示されたらしい。ちょっと惜しい箇所もあるが、よく出来ている。特にピくんのほう。私もいっしょに写真撮りたかったわあ。
ピくんはワールドツアーを前に新しいアルバムも発売になり、ジャケットでは天使姿。このくらい大きさが無いと人間の身体の大きさを飛ばすことが出来ないからだろうが、羽根大きすぎてちょっと怖いっす。(やっぱランドセルみたいに羽根背負ってたJDG天使くらいのがいいなあ。)
ピくんの生い立ちはよく知らないけれども、この間読んだインタビュー記事はぐっときた。19の時にお金がなくて治療費が払えず病気で亡くなった母親のことを思うと、時間を無駄には出来ない、というもの。彼が寸暇を惜しんでダンスの練習をするのはそういうことらしい。まだ24の彼のお母さんなら若かったのだろうに。(涙)CMで見せる屈託ない笑顔もちょっと違って見えたわ。

Syokugyo4アジアの子供たちの幸せと、平和を願うピ君天使・・・というコンセプトらしい。
※私もいちど生で見せていただいたことのある「東方神起」のリーダー、ユンホ君が14日公開放送の収録時に、警備の目を潜り抜けたアンチファンの女性に渡された「接着剤入りジュース」入りを飲んでしまい病院に運ばれた、というニュースは15日日本の各ワイドショーやニュースでも思いのほか取り上げられて、驚いた。まあ、日本ではたしかに「アンチファン」がそこまでの暴挙って事件が珍しいかもしれないのだが。アンチは日本にだって巷にはいろいろ存在はするだろうけども、何よりアンチファンが集う「結構大きな」サイトってのが怖い。2ちゃ○の屈折したヲタのごたくなんてもんでなく、団結しちゃってるんだから。芸能人て大変だなあ・・・・ユンホ君は昨日になって自身の気持ちをファンサイトかどこかに書き込みしたというが、ファンでなくともショックを思うと痛ましい。
(ここはメンバーに何かあると、バックダンサーが仮面つけて代わりにポジションに収まって舞台を勤めるのだが、うっかりするとメンバーより上手かったりして。^^;;)・・・でも、すんません、未だメンバーの顔が私の中では朧。m(_ _)m

※この12日から開催中の釜山映画祭にて、また一部日本のファンがちょっと暴走したらしいとのニュースを読んだ。本来はプレス等関係者しか持っていないバッジ(?)をつけていたり、イベントに強行入場を試みたり(?)等々の華々しい武勇伝だが、ハタから見ていると、関係者とそうでない人、残念ながらよく分かっちゃうんだよなあ・・・・最近は悲しいかなオークションに何でも出品されているし、ほかに入手の手段はいくらもあるのかもしれないが、せめて徒党を組むのは目立つからやめよう~~~(こんなところで叫んでも虚しいけどもさ。)

へタレている間に記事がすっかり古くなってしまって申し訳ないことです。とほっ・・・・

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2006年10月11日 (水)

タガメのヒレ

【Written by tartan】

※「Happy Together」は全てのレビューにおいてネタバレに配慮しておりません。作品を未見の方で、内容を知りたくない方は充分にご注意下さいますようお願い申し上げます。(管理人)

先週からずっと、死んでおりました(笑)
先月末から、やたらアウトプットに偏った暮らしをしていたところ、とうとう力尽き、朦朧として、置き忘れするわ車ぶっけるわ熱出すわ寝込むわ・・・・。この10日ほどは、カーコンビニ倶楽部以外(笑)ろくに外出もせずにいた。
そんな超ヘタレ出がらし状態だったのが今週に入ってようやく、『オー!ブラザーズ』で笑い『ダンサーの純情』でホロッとし『アニヨンお兄ちゃん』で号泣。健全なインプット生活を取り戻しつつある。ついでにひと月以上積んであった文庫新書等7~8冊をやっつけ・・・・・そして極めつけ。今巷で話題の『のだめカンタービレ』(二ノ宮知子 最新巻15巻)をほぼ一晩で読みきった^^ 先日どこかの記事で「タガメのヒレ」と発言した挙句、「のだめのカンタービレ」とタイトルを間違え、miyukiひょんに指摘された(笑)アレ。
今日はtartanにはめずらしい、コミックのお話だす。

最初にお断りです。tartanコミックの世界は、全っっ然詳しくない。昔も今も。
本当はコミック大好きで、実は二つ年下の妹がわさわさと買い込んでくるの(一番好きだったのは一条ゆかり先生の『有閑倶楽部』^^)をこっそり拝借して読んでいたりもしたのだが、自分ではほとんど買わなかった。買わなくても妹の部屋に行けば大抵読みたいものがあったからかもしれないが、自分の物ではない分、フリークにはなれなかったなあ・・・・・・今思えば残念でもある。
そしてそんな妹頼みの状態は大人になってからも続いていて、「ねえねえ、くらもちふさこの『いつもポケットにショパン』とか『東京のカサノバ』とか、まだ手元にある? あったら貸して~」だの「『テニスの王子様』全巻貸して~~」だの、ついでに調子に乗ったチャンまでが「『ワンピース』の最新刊、こずかい足りなくて買えないから貸してくんろ~~~」とかお願いしてるし。実にハタ迷惑な親子だ。
・・・・・というわけで先週我が家に届いた『のだめカンタービレ』1~15巻。
「タガメのヒレとか呆けたこと言ってると貸してやらんぞ!」と貸主にどやされつつ、死に体なのに速攻読破。面白かった。

Chiakinodameストーリーはこんな感じ。
指揮者を目指す音大生千秋真一(ちあきしんいち)は、恵まれた音楽の才能を持ちながらも自身の将来について思い悩む日々を過ごしていた。担当教授との口論、おまけに別れた恋人から手厳しい言葉を浴びたりと、すっかり自暴自棄に。そんなある日千秋は、ゴミだらけの部屋の中、美しいピアノソナタを奏でる、ある女性の姿を目にする。それが野田恵(のだめぐみ 通称:のだめ)。“変態”のだめの言動にあきれる一方で、彼女の持つピアノの才能を感じた千秋は、のだめや、大学内オーケストラの面々との交流を深めてゆく・・・・・・といったクラシックコメディーだ。
何が面白いって、終始千秋目線でもって描かれているところの、のだめ他登場人物たちの“アリエナイ”ぶっとび(死語)キャラである。
のだめは楽譜を読むのが苦手なのだが一度耳で聴くとその旋律をほとんど覚えられるという天才。しかし、恋する千秋の吸殻を収集したり、千秋の部屋で勝手にパソコンの有料エロサイトを覗いたり(笑)する変態な一面も。しかも彼を振り回すのはのだめのみならず、故郷山形に帰りたいのだが千秋を想うあまりに帰れないオカマの真澄ちゃんや、ドイツからやってきた世界的有名指揮者のはずなのにどこをどう見てもただのエロおやじシュトレーゼマン・・・・皆で寄ってたかって千秋を翻弄する。

来週からフジテレビの月9で実写版が始まるのだが、その配役がちょっと笑える。主人公の千秋真一とのだめに玉木宏と上野樹里(『スウィングガールズ』の)。そのあたりは順当かと。
しかし!シュトレーゼマン(ドイツ人)に竹中直人ってのはどうよ?(笑) ありなのか、それは?(爆) キャラ的にはとっても合っていると思うのだが・・・・・でもドイツ人だし・・・・・真澄ちゃんの小出恵介ってのも想像がつかない・・・・
まま、とにかく、放映を楽しみにしよう。

Orcheクラシックの世界というのはとかく敷居が高く、tartanも最近ではなかなかクラシックのコンサートに行く機会もない。吹奏楽が関の山である。
tartanの長男(通称チャン兄)はずっとピアノをやっていたのだが(一応リトルピアニストコンクールとやらで入賞などもしておる)中学入学を機にきっぱりとやめ(このへん、やめると言ったら絶対やめる頑固なB型)、今は部活の吹奏楽に専念している。やめる折ピアノの先生から「どんな楽器でもいいけど、将来オケ(オーケストラ)に入ることを考えて楽器を選びなさいね」と言われた。にも拘わらず彼が選んだのはテナーサックス^^; わざわざサックス。「喧嘩売っとんのか?」という感じだ(笑)
そして部活が本格化したある日、チャン兄がどんよりと一言。「やっとわかったよ。吹奏楽のメインはペット(トランペット)だったんだね。サックスは主旋律とは無縁なパートだった・・・・毎日が地味」
あれほどトランペット薦められたのに・・・・(笑) 目立ちたかったらもはやジャズに転向するしかあるまい。

日本のみならず台湾や韓国でも最近はコミック原作のドラマが多数放送されている。日本のコミックが原作のものもある。魅力的な台本を書ける脚本家が少なくなってきたというのは各国共通の悩みなのかと思う。
テレビなど見なくても、パソコンや携帯でいくらでも情報は得られるし、映画もドラマも音楽も、もはや「配信」の時代。CDもDVDも、多分そのうちなくなってしまうかもしれない。そんな厳しい状況の中で一定以上の視聴率を取りたいとなれば、すでにかなり人気のあるコミックを映像化して・・・・・というのはまあ短絡的とは思うが、気持ちは分からなくもない。
面白ければウケル時代というのはとっくに終わってるし・・・・などと疲れきった頭で徒然なるまま考える、午後のひとときでありました(^^ゞ
とにかく。のだめ、楽しみです。

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2006年10月 1日 (日)

イルマーレ de フラガール

※「Happy Together」は全てのレビューにおいてネタバレに配慮しておりません。作品を未見の方で、内容を知りたくない方は充分にご注意下さいますようお願い申し上げます。(管理人)

【Written by miyuki】

Il_mare 韓国版では実際にソンヒョンとウンジュが抱き合うカットは無い。しかし、miyukiはこの写真を見ると、ジョンジェくんの何とも言えず清潔な色気を感じる。
どうも、意味不明のタイトルですんません^^;;。
やっと秋気分突入、年寄りが行動する元気もちょっと戻ってきたが、この秋は全国展開で見られる韓国映画がめっきり少なくなっていて淋しい。
今回鑑賞の「イルマーレ」はご存知の通り、ハリウッドリメイク版である。

引き潮には潮干狩りの出来そうな海辺にいかにも頼りなげに建っている「イルマーレ」・・・韓国版はあの家の佇まいそのままに、シンプルで軽やかで、初々しかった。ソンヒョンを演じたイ・ジョンジェ、ウンジュのチョン・ジヒョン然り。
2年の時を隔てて同じ家に住んだ二人を結んでいるのは古めかしい郵便受け。同じ時を生きていない二人が交わしている手紙に綴られた言葉は、どこかモラトリアムな感じがしなくもない。
少しだけ(いや、かなりか?)説明不足な代わりに、想像力を掻き立てられ、きゅんと切なくなるよな情景がたくさん散りばめられていた。
そして「触れ合えない恋」を最後まで通す。

リメイク版はというと、おお、こんなところまで!と膝を打ちたくなるくらいに、韓国版のエピソードを見事に生かしつつも、「地に足のついた大人の純愛」として描かれている。舞台はシカゴであり、アレックス(ソンヒョン・・・キアヌ・リーブス)は学生ではなく、すでにひとり立ちした建築家、ケイト(ウンジュ・・・サンドラ・ブロック)は駆け出しの声優ではなく、大病院の医師。
なんだか背景はとってもゴージャスであり、海辺の家は、ヴィクトリアン風の温室みたいな「湖の家」(The Lake House・・・リメイク版の原題。)作中で、アレックスがこの家についての薀蓄を弟に語っているが、家の真ん中には木が生えていたりして、美しいけれど、こちらもじっさいどうやって暮らす?と言う感じではある。(上下水道、電気とも、やっぱり謎。笑。)

とにかく時間を隔てた二人の関係が、とっても分かりやすく説明されているのだ。オリジナルより本体は重厚な「湖の家」だがポストのほうは典型的なアメリカの「銀色メイルボックス」で、赤いレバーがカチャンと上下して、手紙を受け取る別次元の相手の存在をイヤでも分からせてくれる。ジャック(コルラの何倍もある大きなわんこ。これもしっかり目にとめさせるためかな?)はご丁寧に、ポストに向かって吠えてくれたりして。(笑)

Il_mare2リメイク版の家はこんなかんじ。
アメリカの大人の恋としては、まず語り合い、触れ合い、チュウのひとつも無いのはやはりリアリティがないとばかり、アレックスはちゃんと文通を始める前のケイトに会いに行き、(韓国版でもソンヒョンは、駅で電車を待つウンジュに会いに出かけてはいるが、一方的に“彼女を見る”にとどまっている。)会話を交わし、ダンスなんかも踊る。そして、いいところで互いの当時の恋人に目撃されて、気まずいお預け状態に。それはのちにケイトの中でも蘇り、互いに募っていく思いを必然のものとしている。

アレックスが事故で亡くなる(が~~~んっ!!!)と言う事実を思い出したケイトは、その極限盛り上がった状況のままで、自らが送った手紙によって救われたアレックスと出会い、「やっと会えたのね~~~(涙)」うあああ~~~カタルシス~~~!
・・・・というような、ちゃんと腑に落ちるラストとなっていたわけだが、(ネタバレ、ほんとうにすんません・・・)エンドロールが流れ出した時、近くに座っていたカップルの女のほうが呟いた。
「ねえ、あの時いっぺん死んだって事実はどうなっちゃうわけ?」
・・・・はいはい・・・^^;;(このヒト、オリジナル見たらどんだけ悩むことやら。)

オリジナルのほうは、一度途切れてしまい、少し巻き戻った時間にソンヒョンが現れ、そこから新たに始まっていく、というラスト。このちょっとひんやりした微風に触れるような、二人の清清しさ無くしてこの話も無い!くらいに思っているファンもあろうから、これだけ元ネタ生かしたリメイクながら、まったく別物であると思っているほうがやっぱり双方の幸せかもしれない。

それにしても、キアヌ。たしかにもともとあっさり系の顔なれど、姿はほんとに「ソンヒョン」してたなあ・・・。(私はといえば、オリジナルのソンヒョンの方が硬質な色気を感じてやっぱり好きかも。)

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Hulagirl1まどか先生と紀美子、巨人の星な一場面。「やるからには、私の言うことを聞きなさい。」
さて話題の、泣けて元気の出る映画「フラガール」である。
今はスパリゾート・ハワイアンズと名を変えた、かつての常磐ハワイアンセンター誕生の物語。まだ30代の若い監督、生まれる前の話だというのに、よくぞここまで昭和40年代したものである。記憶は朧ながら、うちも私が子供の時に揃って出かけたことがあり、どんなふうに遊んだかはよく覚えていないのだけれど、一家ぶんの土産、お揃いのハイビスカス柄アロハ&ムームーというシロモノが証拠として残っていた。その後幾夏か、それをラジオ体操に出かける際などに着用した覚えもあって、劇中の岸辺一徳さんのアロハ姿がむちゃ懐かしかった。(微妙に赤の色合いが違う気もしたが。)

たったひとつはっきり今も脳裏に残る光景・・・・高いドームのガラス天井の下、汗をかきながら、木のベンチにぎっしり腰掛けて見た、タヒチアンダンスの大団円。映画のラスト、フラガールの皆さんが勢ぞろいでキメるあの光景を、私も確かに見たぞ、という遥かな記憶。東京近郊で育ったいい年の身に懐かしいその名は、「船橋ヘルスセンター」と「常磐ハワイアンセンター」である。もちろんほかに遊園地などはたくさんあったのだが、爺ちゃん婆ちゃん含めた一家で行くぷちバカンスといえば、何をおいても「プールのようなお風呂」だったんである。今ご近所にある「○○温泉」みたいなお風呂とはまたちィと意味が違う。

いつか、TVで現在のフラガールのみなさんの生活が紹介されていたが、始まりはこうであったのか、と興味深く見た。
クサい演出だよう~~~監督、と思いながらも、すっかり他愛無くころころと泣かされるアジュンマ。当然、普段から素直なアジュンマがた、大泣きである。
何が泣きのツボかといえば、フラガールさんたちが、ズブの素人の炭鉱娘から立派なプロになる過程で団結していく姿だ。女・星一徹のような猛烈先生(松雪泰子)もいるしね。(爆)

Hulagirl2そうそう、こういうふうに座ってショーを見たんだよなあ・・・(遠い目)
「炭鉱人の、炭鉱人による、炭鉱人のための」常磐ハワイアンセンター。斜陽の一途をたどるばかりの炭鉱に生きる人々を救うため、日本初の温泉テーマパークとして始まった企画の、核であったフラガールのショー。当時の社長さんは、「東北の宝塚」という志を抱いていたそうであるが、なるほどこの形態、この精神は日本人ならではかもしれない。
そういえば、宝塚も、その昔宝塚温泉のショーから始まったんだもんねえ・・・
「いつかここを抜け出したい」しかし、ここを捨てられない。ここで生きる。各世代がそんな思いを抱えてそれぞれの場所で頑張る、そんな姿がこれ以上ないというくらいに素直に描かれていた。

フラガールのリーダー紀美子(蒼井優)は可憐に頑張っていたけれど、なんと言っても目が釘付けになったのが、巨大な小百合ことしずちゃんと、子持ちのはっちゃん(池津祥子)である。しずちゃん、180センチあるんだそうだが、なるほど妙に可愛いし。(爆)
紀美子の兄洋二朗役の豊川悦史氏の裸のお尻などのオマケもついたりしたが(あはは)、豊川さん年齢不詳な風情で、登場した時紀美子の兄なのか父なのか一瞬分からなかった。ほんとうは父豊川、祖母富司純子、というのが自然な設定の気もしなくも無いが。(富司さんは「洋次朗と紀美子の母」)

鑑賞したのが水曜日のレディスデイということもあったが、いつにもまして「騒がしかった」シネコンである。例によって、「3人組の法則」にて、主婦グループがいっぱい。鑑賞後のトイレが女子高生の団体よりうるさかったのは何故?(・・・まあ、感動を口々に語り合っていたということで。^^;;)

ところで、某韓タレフリークの母方の従妹はなかなか立派なフラダンスが踊れる。なんとなく悔しい。

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