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2006年8月

2006年8月29日 (火)

舎弟よりどりみどり・・・最近の話題

【Written by miyuki】

2006082828日、龍山cgvにて。手前はキム・スンウ、キム・ナムジュ夫妻。ヒョンビンくん、なんだか地味にしてますね。(STAR NEWSより)
8月は、本業関係ではハリウッドへ何やら営業活動に出たのでは、云々聞こえてきたJDGだが、出かける前に撮って行ったお馴染み各社のCM、および広告写真が次々お披露目になっている。元気そうで、アゴのラインもキープ、何よりであるよ。

一番最近のお姿は28日、キム・スンウさんの新しい映画「恋愛、その耐えられない軽さ」(監督キム・ヘゴン、共演チャン・ジニョン)のVIP試写会だろうか。(ソウルに帰って来てたのね。)30日にはもう一本のスンウさんの映画「浜辺の女」も試写があるとのことだが、連チャンでお出ましになるかな?スンウ兄さん、美人の奥様、可愛いお嬢様の存在が力になったか、日本映画にもお出になるとかで。

Pa12_1PARKLAND、2006年秋のフォーマルの広告写真。なんか妙に接近しすぎでない?上司と部下。^^;;組んだ下のほうの足内股すぎですよお~~JDGさんっ。(いわゆるこれが、隙?)
それにしても、この写真。隣にいるのはヒョンビンくん。写ってないが、もう片方の隣はジンモくんだったようだ。(んでもって、ヒョンジン婆やは言うに及ばず。笑。)ほんとに、可愛い舎弟よりどりみどりだよねえ・・・。もし私がJDGのオンマで、連れてくるチング全部が全部こんなに可愛いコばかりだったら、もう、さぞや誇らしかろうもん。張り切って接待しちゃうわ~~。

Gio2006a1_1「あ~~~つまらん!」て、キミは大滝秀治さんか?ぶぶぶ。この顔最高。(JOY NEWS24より)
・・・と呟いていたところ、今日はジオダノのツーショットの新しい写真公開。来月1日から本国で放送される新CMに登場するのは、オレンジの繋ぎの自動車整備工の兄貴と弟分。冴えない日常にうんざりする二人。よっしゃ、ジオダノのブラック・スタイルに身を固め、羽目を外しに行こう、「逸脱」だっ!!というのがコンセプト。なんだか、「傷だらけの天使」のコンビ思い出したり。「あ~~にき~~~ィ」・・・と甘えた口調でピくんが言うかどうかはワカランけども、なんだかとっても幸せそうな二人である。(ピくんがつるつるなもんだから、目尻に貫禄たっぷりに見えちゃいますな。こんな貫禄なのに、自動車整備工って。せめて整備工場の若社長にしてやってくれえ。

Gio2006a2「兄貴ぃ~~~・・・」「ナンだよ」「・・・えへ・・・」こらっ!!(笑)
海賊シンさんのためにダイエットしてからこっち、広告でのJDGの姿はさらに引力が増し、俄然お洒落さんになった。それでも突っ込みどころを忘れずちゃんと残しておいてくれるし。(え?)丸いJDG大好きという向きも大勢おられることと思うし、丸かろうが、細かろうが、JDGはJDGである。しかし、miyukiが初めて生で見たスーツ姿は、ふくふくのジンテ兄さんや、ガン飛ばすドンスの上に、細く儚くふわりと降臨しちゃったんだなあ。(大袈裟)人間、7kg減っただけでここまで変わるものなのか・・・・(結論。勿論、それだけではない、新しい姿を求めての努力の賜物なのだと思う。)

いいなあ。毎日こんなCM見て暮らせたなら・・・やっぱり仕事にならないや。

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2006年8月25日 (金)

天然眉毛

【Written by miyuki】

Tyanご好評につき(え?)瑞々シリーズ、「アイシング」のユン・チャン。眉毛太いぞ、目でかいぞ、白目なんでこんなに広い?ひょ~~~
先日、このくそ暑いのに飲み会・・・じゃなかった送別会に出かけた私は、すっかり眉毛を描くのを忘れる、というボケをやらかした。・・・らしい。はっきりしないのだ。帰宅後ちょっと居眠りしてしまい、参ったな~~~などと一人親爺みたいに呟きつつ、化粧を落とそうとして初めて「あら、今日もしかして眉毛描いてなかったかえ?が~~~ん!!」と、気がついたんである。とほほ~~。
なんともいえない情けない気分になった。普段前髪が降りているので、静かにしてりゃ、多少眉毛が短くともワカランだろうが、歩いてるとき、ちょっと前髪捲れたとき、へんだったろーなあ。なんでこんなボケを・・・と己の物忘れ進行度に不安を抱く片方で、べつにこんなおばさんが眉毛描き忘れよ~~が誰も気にしちゃいないわ、とも思ふ私・・・。
しかし。アジュンマの最大にして最後の“崖”は、この「どうせ誰も見ちゃいないわよ。(私のことは)」らしい。先月いつも行っている美容院の店長がそんなことを言っていた。その開き直りのもとに、やがて好きなものを好きに着るようになり、好きに振舞うようにもなり、結果としてやっぱり目立つ、迷惑なおばちゃんになってしまう。なるほど。

Mayuge1_1ヨン様もよく見ると変わった眉毛デス。ビニなんてばこれだもの~~~。(爆)微笑ましいわ、ボーボー。
たしかにこのごろ、ちょっとでも良く見えるような服を選ばなくては、ということより、
「どうせ服が似合わなくなったもの~~~気合入らないわ~~。」「誰も気にしていないしね~~。」と、多少投げやり??そういうことだから、大事な眉毛を忘れちゃうんだ。
崖っぷちボケオバサン・・・・(ちょっと自虐的かのう・・・)

私の眉毛は放置すると、メリハリのない下がり眉なので、元の形にある程度逆らった眉毛を構築している。よって、描かないと眉尻が短くてヘンなんである。眉毛を刺青で描いちゃうアジュンマの悩みもワカランではない。(不自然なので、やろうとは思わないが、描き忘れるという間抜けな事態は免れるわよね。^^;;)

ダルビッシュくんが活躍していたころと記憶しているが、かつて高校野球児の眉にやたら剃りが入っている時期があった。丸刈り坊主アタマに細い細い眉。そこだけが残されたオシャレの砦だったんだろうに、高野連のツルの一声で(か?)「あまりに度を越した細眉はやめるように」ってことになったように思う。世間の話題の「ハンカチ王子」も、だからそんなに吃驚するようなやくざな細眉じゃなかったけど、眉毛くらいいじっていても、日本ではとくに今更驚くことではないっすよね。

Mayuge3プレーボーイズの舎弟、ヒョンビンくん(左)と、最近日本でもファンミを開催したコン・ユくん(右)の天然ものをご鑑賞ください。ヒョンビンくんも「ビニ」ですなあ。最近東京では「アイルランド」放送開始。
韓国映画やドラマを見始めたある日、ふと気がついたこと。
「韓国の男優さんて、眉天然だなあ!」
アイドルグループの写真を並べてみれば一目瞭然。眉いじってるのが日本。どんなお洒落
な格好してようが、眉だけはいじってなさげなのが韓国。韓国においては男子が眉をいじることは何がしかのタブーなんだろか?(知ってる人、ぜひ教えて下せえ。)
映画俳優さんがたも、それぞれが見事な天然ぼ~ぼ~を保っている。撮影時などには多少、ブラシで流れを整えたりはするようだけれど。

Sanwoo_1極め付き、サンウくんの三角眉毛。立派です
うちのJDGくんも、立派な眉だ。目も鼻も眉も立派。(唇だけが、アンバランスなくらい、おちょぼ。笑。)眉毛といえばソン・スンホンくんを即座に思い出すが、グォン・サンウくんなども相当である。半端にいじりようがないし、いじったらもう、きっとその時点で別人だもの。「青春漫画」では彼はおかっぱアタマをしているれど、髪型が変わることよりも、眉毛の形を変えることのほうがもしかしてリスキーなのかも・・・。
「男は髪型」とかさんざ言っていたが、「男は眉毛」なのか?

・・・で、ここまで書いて思ったが、miyukiは眉毛に関しては、ふぇち度が低いようだ。何かと注目はしちゃうんだが。皆様も、注目の殿の眉毛、改めてチェックしてみて下され。(笑)

細眉のJDG、どうでしょう。・・・・う~~ん、想像出来ない。

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2006年8月20日 (日)

神様が降りた顔・・・「われらの天国」

【Written by miyuki】

※いつからか関心を集めて来た「フンナム(心の暖かい男)」に続き最近は「完全 貴重な男(以下「ワンソナム」)」が最新の「魅力的な男」として浮上している。これと関連して Mnet『トレンドレポート必』が『大韓民国 ワンソ・シングル・ナム100』を選んだ。一ヶ月の間進行したチャートをまとめて15日に大韓民国最高の『ワンソナム』の1位を選び出した。
100人の『ワンソナム』の中の最高は果たして誰か。待望の1位は『大韓民国代表キングカー』チャン・ドンゴンが占めた。彼は‘神さまが降りた顔’‘天上の被造物’と絶賛されて『大韓民国最高のワンソナム』1位の座についた。
すでに公認されている‘美貌’にカリスマあふれる演技力まで備えて「完全貴重な結晶体」という(ちょっと誇張された)評価。とにかく最高の‘ワンソナム’に上げられるには不足のない顔である事は事実だ。

※絶頂期を迎えたチャン・ドンゴンは1972年生まれで30代中盤の年齢になり、年輪は増えたが瑞々しさは消えた。少女たちの歓声を受けるには重厚になり、配役の幅も縮むことがある。しかし花美男俳優も悪役と印象破的な演技を展開することができるという成功事例として一つの前例を作ったチャン・ドンゴンは、後輩俳優たちにとって一つの試金石となったし、今“ポスト、チャン・ドンゴン”を夢見る80年代生まれの花美男俳優たちの熾烈な演技の競争が熱い。
80、81年生まれ20代中盤の人たちは「顔だけがハンサムな俳優」で終わらないために皆同じようにチャン・ドンゴンが選んだ道を追っている。
                                                     (innolife netより)

Jdg1どうでしょう。(笑)口元定まらず。もみ上げないし~~~。
・・・なるほどなあ。今や押しも押されもせぬ韓国最高の映画俳優JDGの素が、実は天然抜けまくりで、立派な態度、素敵な外見とのギャップがタマラン!!というのは、こちらのお客様にもさんざ語り倒しているところである。
「年輪は増えたが瑞々しさは消えた。」ファンはもっぱら「可愛い~~」に行き着くのだが、世間的には、冷静に見ればその通り。「タイフーン」のシンさんのためにダイエットした姿でまたひとつ世界を確立して、さあその次に進む道は、と言うとそれはもう、ご本人が一番選択に苦しむところであろう。鉛筆倒れたほうに行ってみよう、では済まない話なのでのう・・・。

・・・というわけで「瑞々しいJDG」に会いたくなり、どれどれ、と唐突に紐解いたデビュードラマ「われらの天国」である。テレビ局のオーディションに受かり、「合格」という言葉が嬉しくて思わず足を踏み入れてしまった芸能界。まだまだアルバイト気分が抜けなかった、と本人ものちのち言っておられた、今から13年前の姿。

日本で発売のDVDは「スペシャルセレクション」とありJDG出演部分のみ発売になっているので、正確に本国での放送時何話目から出ているのかはよく分からない。長い長い青春群像ドラマで、ハン・ソッキュさんや、元カノのいわっし(ヨム・ジョンアさん)なども出ていた模様。

Jdg3もういっちょ。このFILAのトレーナーを着ているシーンがあったから、これは「われらの天国」のドンゴンくんに間違いないであろう。
我らがJDGは、受験と家族の問題で悩んで家出した19歳の、その名も「チャン・ドンゴン」くんとして登場する。とたんに空腹のあまり、市場で饅頭泥棒。追っかけられてフクロにされて、眉毛が下がってるし。あいご~~~・・・(笑)
親友チャヌは、キム・チャヌさんといって、当時の青春アイドルスターとのことである。(THE 虎舞竜の高橋ジョージさんが可愛くなったみたいなかんじ?)JDG(以下ドンゴンくん)は、たしかに瑞々しいぞっ!!!ほっぺつねったら、露が滴るか?ってなぴちぴち加減だ。
まだケロちゃん状のひざの隙間はほとんど認知されず、スリムジーンズの股上なんかやけに長い。(爆)ヘンな柄モノセーター中にインしちゃうのはやめちくり・・・といっても当時のファッションはこんなもんだったから仕方ないか。(同い年のヨン様も未だにローライズには抵抗がある、と言っていたしな・・・。チノパンきっちり上に上げて穿きたくなるんだそうだ。)
まだあるぞ。携帯が出てこないうえに、家庭の電話の受話器がデカイ。ブルゾンはやたらと肩パット盛り上がってるし、「ラジカセ」聴いてるし。

タイトルバックは、ドンゴンくんとチャヌくんがひたすらサワヤカに追いかけっこでじゃれあい、高層ビルをバックに二人青空を見上げると、韓国ドラマの決まり技、人物の周りをカメラがぐるぐる~~~を存分にやってくれる。実際にドンゴンくん本人が受験のとき入りびたりになって、狭い机に突っ伏して寝たりしていたせいでか「気胸」という病気で入院する羽目にもなったり、悪酔いして吐いて、管理のおじさんに大迷惑をかけたという「自習室」というのも出てくる。なるほど、こういうところなのか。

Jdg57年後、こんなふうにガン付ける高校生役やって脱皮。 
韓国の大学生も、受験からこっちいろいろ大変なのはよく知られていることだが、大人になりかけの青年たちが悩んだり、転んだり、親に心配かけたり、恋愛したり・・・一言で表せばそういう真面目なドラマである。途中参加しても渡鬼みたいにだいたいのストーリーが読めるといったところだろうか。どうもドンゴンくんが出ていない部分など妙に編集されてしまったらしく、間が飛んでいて話のつながりが「??」なところもあるのだが。

ドンゴンくんは、実のお母さんが離婚でドイツにいて、今は父ちゃんと上品な後妻さんに育てられている。おばあちゃんが亡くなって、13年ぶりに再会する実のお母さんが、キム・へスクさん。(若い!)ドンゴンくんが女優生活「初めての息子」だったそうだ。へスクさんのエッセイに書いてあったが、初めてドンゴンくんに会ったとき、あまりの端正さに「どっちに似ているの?」と訊いたんだそうな。同じ俳優にしてそんな反応。オーディションでもじっさい、演技よりルックスで採用になったというし、当時周りがどんな目でドンゴンくんを見ていたかよく分かろうというものだ。
金浦空港にお母さんを見送りに行き、「一度抱きしめていい?」と問われると、、みるみるおでこにタコ八っちゃんの皺が寄って眉が下がったドンゴンくんは、海賊シンさんと同じ顔で泣いた。寝顔と泣き顔、原型が保たれているかぎり、子供に戻ったように同じもんなんだろうな。可愛いぞ。

Photo_8思わず誰?と問いたくなるよな貫禄。「海岸線」のカン上兵。このままオッサン化しちゃうかと危ぶまれたころ。(え?^^;;)隣はキム・ギドク監督。
淡いグレーの長いトレンチに白のタートルネックという「冬のソナタ」ないでたちの大学生ドンゴンくんは、ちょっと笑顔が定まらないけれど、時代劇「イルジメ」みたいに見ているこっちの笑いを誘うたどたどしさ、落ち着きの無さはあまり目立たなくて、(共演陣に助けられてか?現代劇だからかも。)やはりどうしたってこちらの目は吸い寄せられてしまう。たとえそこでぼおっと立っているだけでも、他を排するような妙に圧倒的なオーラが、もうこのころから全開なんである。
このオーラ、決して「神が降りた顔」からばかり出ていたわけではないのだろうが、この結晶体のような顔から、よくも悪くも彼の俳優人生は始まったのである。この初々しさに接すると、ああ、今のドンゴンさんの貫禄ってやっぱり凄いんだなあ、と再認識したmiyukiである。

ちなみに、韓国映画、ドラマファンならおお!!と思う共演陣、例えば、チャヌが世話焼いている彼女はキム・ソイさん。チャングムの「ミン尚宮様」である。可愛い。それから、ドンゴンくん憧れの先輩は、イ・スンヨンさん。のちに「アイシング」でも共演するあの彼女である。驚くことに、あのチョン・ドヨンさんも。立派なおでこはこのころから同じであった。^^

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2006年8月17日 (木)

GIORDANO・こんな話題

【Written by miyuki】

※「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングが、香港の大手カジュアル衣料専門店であるジョルダーノ・インターナショナルに対し買収を提案していることが4日、明らかになった。実現すれば両社を合わせた売上高は5000億円を超す。ジョルダーノはアジアを中心に1700店を展開しており、ファーストリテイリングは出遅れていた海外事業のテコ入れを狙う。
ジョルダーノにはファーストリテイリング以外にも複数の企業が買収を提案しており、ジョルダーノの経営陣はいずれに対しても拒否しているもよう。このためファーストリテイリングの買収交渉は難航する可能性もある。ファーストリテイリングはこれについて「コメントは控えたい」としている。
                                               (NIKKEI NETより)

Logo_tジオダノといえばインパクトの強いのがこのロゴTシャツ。あちこちに着て出てたし。(色違いも。)私が初めて買ったジオダノもこれ。
最近「株式公開買い付け」(TOB)とやらで、紳士服のAOKIさんとコナカさんの攻防がニュースを賑わして、こういうことにはとんと疎いmiyukiは「へえ、コナカって湖中って書くんだわあ・・・」などと能天気なことを呟いていたのだけれど、日ごろ何かとお世話になっている「ユニクロ」と「ジオダノ」の間にこんなニュースもあったとは知らなんだ。哀号・・・・

ご存知の通りJDGが去年からCMに出演している関係で、おおかたのファンは韓国に出かけると一度は現地ジオダノを詣でることになっている。ユニクロは韓国にも進出しているが似ているようだけどやっぱりぜんぜん違うでっ!・・・と私は思っている。もし冒頭挙げたニュースのようなことが実現したとしても、あんまりピンと来ないんだが。

ちなみに、日本では「ジョルダーノ」、香港でもほかのアジア諸国でもジョルダーノだと思うが、日本で「じおだの」と言っている人間が居たら、それはきっと、JDGのファンである。たぶん。(ウソン・ファンやジヒョンちゃんファンがどうなのかは聞いたことがないからわからない。ジュンギくんやヒョリちゃん、ピくんのファン然り。)
去年ソウルのジオダノに初めて足を踏み入れたとき、店員のおねえさんがたが明るくにこやかに「オソオセヨ~~、ジオダノ イムニダ~~~」(いらっしゃいませ、ジオダノで~~~すっ)と迎えてくれた。それで自然に「じおだの」という韓国式呼び方になった。今年のファンミもスポンサーで、気前よくトレーナーをくれたし、ばあやとのトークにも、「服はジオダノで・・・スーツはパークランドだろ?」とか登場してたし。(笑。ほかに、塗るだけできれいになるミシャとか、サムスンカードにKTFワールドフォンね。)

Parkland_casualこちらは「PARKLAND」のカジュアルラインの広告写真。この緑のセーター、ひょんなことから同じの入手したんだが、JDGが着ていないと、ただのおっさんセーターかもなあ。ジオダノよりずっと高い。
今は関西にしか日本の店舗は無くなってしまったが、かつては関東在住のmiyukiの地元にもジオダノはあった。昨年の春その店舗で、当時ネットに写真が出だしたロゴTを購入した。近いのだが、こんな用事でもなければ入らない大型店の一角にあったその店は、(なんとなく普段の生活圏に入ってないので、って店ありますよね?皆さんも。)それから半年後あえなく閉店になり、関東からジオダノは撤退してしまった。
気のいい若い店長が曰く、「お客さんが初めていらしたころからこっち、おかげさまでずいぶんチャンさんのファンだという方がお見えになりまして。」(べつに私が宣伝したわけではないのヨ。)中には、お目当てのシャツが無いと聞くや、「ええ~~~遠くから電車代かけて来たのにい~~~」と拗ねる客もあったらしい。(そのシャツが特別なのは、JDGファンにとってのみですからっ。^^;;)

ジオダノは香港が本家で、日本に入ってくる商品は香港系列だが、韓国のジオダノは韓国だけの独自のルートで作る商品が多いのだと店長は言っていた。宣伝も独自で、使用料が高額のためたとえばJDGらの写真なども、日本の店舗では使わせてもらえないだろう、とも。・・・・とか言いながら、なんでかウソンくん主演「私の頭の中の消しゴム」の映画チラシが大量に置かれていて、困った店長が私にごっそりくれたっけな。(笑)ジヒョンちゃん主演の「僕の彼女を紹介します」公開の時には、映画コラボのシャツなどもあったらしい。(ウソンくんジヒョンちゃんコンビはJDGファンに先立って前の年からCMに出ていて、日本のサイトでも壁紙などダウンロード出来たんだよねえ・・・)

去年見たウソン・ジヒョン・JDGトリオのCMほどの名作にはもう出会えないかもしれない。この秋は、ピくんと共演バージョン。まだどっか海賊さんが残っているようなJDGさんである。
ああ、ソウルのジオダノ、行きたいなあ・・・・

Giodano_autumnこの秋登場の、ピくんと共演バージョン。背中に見えてるのは安全ピンでしょうか?ええと・・・^^;;
※今年のファンミのDVDが届いた。昨年のサミットの登場時使われた映像も入ってて、もう一回見たいと思っていたので嬉しかった。(過去の映画と、写真集のカットで作られているやつね。それから、仰々しいナレーション。)私のところにやってきたのも、例の知らない少年がちら、と映ってるやつであった。しょうがねえなあ~~~、と公式様にメール。
「お歌」のチェックは楽しかった。今年もなんか呟いていたなあ。「今日は上手く歌えませんね」と言っていたバラード「カスムアパド」(ジンモくん主演のドラマ、「ファッション70‘s」で使われたFry to the skyの曲。)は目下miyukiのお気に入り。さんざ車などでスンバらしい歌声を聞いていたので、JDGのあまりにも滑る音程を改めて確認してしまいひざカックン。可愛いから許す。ははは。

※最近当ブログでも話題の、JDGの独身友達ジンモくん。「朱鎮模」は芸名で、本名はなんと、「パク・ジンテ」なんだそうな。ジンテだとお~~??なんか本名のがイメージと違う~\(*T▽T*)/
上が3人姉ちゃんの末っ子、ってビニみたいだけど、あんまりそういう感じもしないし。
高校時代にヘビメタやってて、劇団時代にはダンスも勉強したってのに、カマカマのときはノリが今ひとつ半端でしたなあ。照れたのかな?75年生まれ。JDGより3歳も下でしたか・・・

※最近miyukiが真面目に視聴している韓ドラは、「クッキ」。オープニング聴くだけでもうじ~~ん、なんである。日本で言ったら「おしん」みたいな、ヒロインの女一代記みたいなの。(じっさいおしんの女優さんがキム・へスさんの声やってます。)「ブラザーフッド」の冒頭みたいに、ものすご~~く懐かしい気配漂う画面で、最近の日本ではなかなか見られない硬派ドラマですだ。オープニングの曲ほしいなあ~~~と思っていたら、近く日本でサントラ発売になるらしい。\(*T▽T*)/ワーイ 。予約しちゃったぜいっ。

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2006年8月16日 (水)

JDG愛の川柳。の巻。

【Written by tartan】

突然ですがアドジャ会員の皆様、JDG川柳は本日が締め切りです。
お忘れの方はいらっしゃいませんか? 
どちら様も、お早めにご投稿をお済ませ下さい。
・・・・と、言ってるところのtartanは応募する気、一切ナシなのですが。

FC会員以外の方には何の話だかさっぱり分からないと思います。大変申し訳ございません。JDGのFC、アドニスジャパンで新しく発酵・・・ではなく発行する会報に掲載するための「川柳」を募集しておりまして、その締め切りが本日である、という話でありました。

Jdg_1たくさんのご応募、お待ちしています。えへ。
「川柳を募集します」というお知らせがアップされた日、いきなり友人Sちゃんから、決して人前では口外できないような数々の“傑作”が怒涛のように送られてきて(笑)、tartanも負けずに何作か(多分20個くらいは作った気がする・・・)やっぱり絶対に声に出しては読めないような作品をお返しした。
で、ふたりして、「こんなの応募したらさ、ウチらFC追放だね~~ あははは~~(^^ゞ」
追放になると来年のファンミに参加する権利が剥奪されるので、tartanは今回、川柳は投稿しない旨、決意したのである。(笑)

しかしなあ・・・・
Sちゃんも笑ってたけど、すごいのが来るんだろうな、きっと。
ラブラブ愛の大洪水、出血大サービス、持ってけ泥棒あたしのハート・・・・・そんな句が山ほど^^;;;
だって、【例】としてアドジャが出してきた句からして、ひねりもナンもない。

【例】
四天王? 私にとっては ナンバーワン
   ・・・・・世の中の人が何と言おうと関係ないんです。
チャミスルを 片手に今夜も あの人想う
   ・・・・・CMのドンゴンさん素敵です! ひとりで飲みつつも心は彼に奪われてます。
ハリウッド 進出しても 来日してね
   ・・・・・韓国の俳優さんのなかでもハリウッド進出が一番期待されていると思います。もっともっとビッグになってほしいけど、いつまでも近い存在でいてほしいな~

Keroわりとカッコイイ目の1枚。

根がひねくれ者のtartanには、こんなストレートな句など一生かかっても書けまい。っていうか、2つ目と3つ目、字余り(笑)
これらの句を参考にきっと、 
ユン理事に も一度会いたい 年内に 
   ・・・・・今年は絶対にラブストーリーのドラマ、お願いします!
などと、JDGの年内のスケジュールにまで注文つける方が絶対に現れそうだ。それから、 
王子様 瞳の銀河に 吸い込んで
   ・・・・・あなたとならば宇宙の果てまでも行けます。
などという毛利さんもビックリな句や、
チャミスルを 写真のために 7ケース
   ・・・・・最近手が震えます。
と、川柳など書いていないで病院に行きなさい、と言われそうなアル中まがいの句まで、続々と送られて来るような気が、しないだろうか。(しねぇよ。普通)
心配だ。(だから、大きなお世話だっ!)

公式にはとてもじゃないけど怖くて投稿できないけどぉ、ここは自分のお家なので、ちょっと思いついたの書いちゃお~~っと^^

Anikiついて来るなとは、口が裂けても言えないな・・・
カエル足 股間に涼し 秋の風
   ・・・・・O脚体操しなさ~~い。
投げるたび 膝が笑うよ ケロケロロ~~
   ・・・・・それでも120キロの速球は、ある意味偉いぞ(笑)
教えてよ ヨンマン兄貴 どう思う?
   ・・・・・本心が知りたいの、本心が。あ、言えない?・・・・やっぱりね。
脱がぬなら 脱がせてみせよう JDG
   ・・・・・いつまでも「ハ○カに自信がないの」とか言ってると、羽交い絞めにするぞっ!!
これでもね あなたのことが しゅっきだっから~~!!!
   ・・・・・愛なのよ。怒らないで。(そら無理だべ)

あー、モノは投げないで下さいね。苦情も受け付けません(笑)
送り盆ということで(意味なし)皆様も一句、書いてみては如何でしょうか。

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2006年8月13日 (日)

発酵食品的俳優と映画と楽しみかた

【Written by miyuki】

ふと「発酵食品みたい」と発言したことから、当ブログに於いてはホンオフェ(発酵させたエイの刺身)扱いされるに至った俳優チェ・ミンシク氏である。すみません。
かく言う私、結構、いや、かなり好きかも知れないの。エイのおっさん。(のの字のの字・・・)

おっさん初体験は、ブラザーフッドの人民軍大佐での、ジンテ兄さんとの取っ組み合い。それから劇場で「オールドボーイ」を見て、おっさんの出世作「シュリ」鑑賞はそのあとのことだった。
ジンテ兄さんとくんずほぐれつの時なぜか妙に細かったエイのおっさん。たぶん、「監禁後のオ・デス」役のために、シンさんよろしくダイエットなさった時期と被っていたのだろう。
実際カバンから出て、大股で歩いていくブランドのスーツの後姿にはちょっとくらっと来たんだな。カッコいいかも・・・・おっさん・・・。

Screen_1すっかりスクリーン・クォーター制縮小反対運動の象徴的存在?集会で拳振り上げる姿もさすが、絵になってます。おっさん。
おっさんは脚が長くて真っ直ぐである。(ケロちゃんにアラズ。)太目のときはお腹が遠慮なく出て、あんまり鍛えてるように見えない上半身だが、お尻など妙にきゅっとしてて。(爆) 最近はちょいワル親父風味満載、そそる長めの髪型もお似合いになってるし。証言によれば、生おっさんはむちゃ素敵らしい。しかし、ディープなファンに言わせると、おっさんのほんとうの魅力は「つぶらな瞳」なんだそうだ。なるほど、JDGと違う意味で睫毛が濃くて長い。きっとオンマに怒られて睫毛びしょびしょに濡らす子どもだったんだわ、なんてちょっと目に浮かんだりもするし、笑顔もキュートなのよ。(っても時と場合と役によりけりなんだが。)

発酵食品なだけに、弊害もある。(笑) ここのところ立て続けに鑑賞したためか、すっかり「臭い」にやられて、もしかして自分も臭くなっているのに気がつかない状況だったらどうしよう?
美味しい。癖になる。何よりディープに「漬かって発酵」したその演技世界。

「漬け方」がだいたい「酔っ払う」もしくは「痛い」シーンとセットになっているのが、「いつも同じ味で飽きるし~~~」と言われてしまっては身も蓋もないところだが、もうひとつ、「えっ○シーン」という切り札がある。これがまた、リアル。目がテンになったのが「酔画仙」、情けなくて笑えた(泣けた)のが「ハッピーエンド」結末が怖かったのが「オールドボーイ」・・・大きな声では言えないけれど、シーンとしての「えっ○」がなくとも、例え学校の先生をやってても、ぷんぷんと隠し味として臭っている。(あんまりな表現かのう・・・。^^;;)これって所謂「フェロモン」が濃ゆいってやつだろか。

Happyend2_1「ハッピーエンド」より。この赤ちゃん、おでこがドヨンさんそっくりだな・・・
前レビューの「ゆるゆる」でも話に出た「ハッピーエンド」はシュリと同じ年の制作だ。(1999年) 妻のチェ・ボラと、昔の恋人キム・イルボムのいきなりの激しいシーンから始まって目が釘付けになっているうちに、やがてボラの夫ソ・ミンギのかいがいしくも細かい夫ぶりが視界にぐいぐいと。(笑) 連ドラをチェックし(画面に映っているのはヨン様の名作「愛の群像」)、趣味の読書は古本屋に座り込み、店の親父の顰蹙を買っている。(ちなみにこの本屋の店主、「チング」ではジュンソクの父、「愛の群像」ではシニョンの父。サンヒョク父とともに、輝くアボジーズの一人さ。^^)
妻との口喧嘩で失業の情けなさにプライドが刺激されるや、「パゴダ公園でなく、タプコル公園だ!」と、妻の発言を訂正したり、真剣にはさみを手に牛乳パックのリサイクルに取り組んでいる姿から、「もと銀行員のちまちま細かい父ちゃん」が浮かび上がる。
育児の姿はある意味微笑ましくもやがて鬼気迫る事態に繋がって・・・・と、目下私の中ではこの「いたずらに細かい夫キャラ」が、「酔っ払ってクダ巻くおっさんスタンダード」と双璧を成している。

Suigasen_1「酔画仙」なんかポロリなんですが~~おっさん!
酔っ払いだが芸術家なのが「酔画仙」(2002年) 日本版にはメイキングならぬ、「ドキュメンタリー」がいっしょに入っていていろいろ興味深かった。伝説の天才画家チャン・スンオプを演じるミンシク氏の姿に、生涯の理解者で妓生のメヒャンを演じた女優さんが、
「昨日先輩にお目にかかったら、もうスンオプそのものなんです。歩き方も・・・私はそこまで行けてなくてショックで。」と顔合わせの席で感想を。共演のアン・ソンギ先生が「家に帰って、寝て、また朝になったら仕事、そのくらいでないとね。・・・ま、私は慣れているからね。ははは。」と彼女を励ましていたが、絵描きならまず絵を習い、音楽家なら生演奏で行けるくらいにしようと楽器の特訓、泳げないのに淵に飛び込んで、溺れる狸さながらゲロゲロになり、殴られ屋のボクシング・シーンではぼろぼろになってほんとうに点滴されながら。ジンテさんとの取っ組み合いでは、短い出演ながら、熱く激しくアクション場面の意見の交換・・・・。
「シルミド」のカン・ウソク監督との役者の姿勢を巡っての大摩擦(大喧嘩?)や、スクリーン・クォーター縮小反対での勲章返上などでも分かるとおり、むちゃ「熱い」おっさんなのだ。
まだ売れないころ、前の奥様(だったと記憶している)のお父さんに「それで君はいったい娘を幸せに出来るのかね。」と言われた言葉は今も胸にかなり堪えているらしい。役者なんていつ何時どうなるのかもワカランから、すぐにでも食べ物屋の厨房に入るココロの準備はしといてくれ、と今の美人の奥様にも宣言しているとインタビューで読んだ。演技の話になると一晩中でも目がらんらんとしていそうである。痛いシーンも「痛すぎる」これ、納得。

監督さんはイム・グォンテク。
「スンオプの妻のせりふは私が妻に言われ続けたことさ。」と飄々と監督は言っていたが、なるほど自分の芸術世界最優先、他はハシにも棒にも引っかからない男、酔っ払って屋根の上で奇声を上げて「屋根に上って絵が描けるんなら私だって上る」と先輩画家に呆れられるセリフが笑えた。この実在の画家さんの生涯も最期も謎らしく、ラストは美しいけれど、ちょっと吃驚だった。
打ち上げでは、自分は酔っ払ってなくて、ほかの人のお歌に踊りで参加してたりして。ほんとに現場を愛しているのねえ、おっさん・・・・。

Harugakureba「春が来れば」のヒョヌはトランペット奏者だが、劇中ではスパンコールのジャケットで、サックス演奏を披露。
「かなり情けないが、おおむねいい人」を演じた「春が来れば」(2004年)。彼女とは上手くいかず、演奏家としても不遇を囲っているイ・ヒョヌは、田舎の中学校の吹奏楽部の臨時教師に。しかしこの子供たちを指導、演奏の指揮をしている姿は相当イケてる。子供たちにはそれぞれ切ない事情があって、その中の一人の過酷な現実に、ソウルの母ちゃんと電話で話しながら「人生やり直したい」とべそをかく姿もなんだかじ~~~んときてしまった。おっさんにしては、「痛い」も「えっ○」もない珍しい作品かも。

で、私が今回の「発酵食品」三昧で、不覚にもすっかり泣かされたのが「パイラン」(日本題「ラブ・レター~パイランより~」2001年)であった。「チング」と公開がぶつかって最初は苦戦だったとのことだが、評判はかなりよかったらしい。
原作は浅田次郎氏の「ラブレター」。金目あてで、仁川のやくざ崩れイ・カンジェが偽装結婚した中国人女性パイランを、セシリア・チャンが演じていて、これがとっても美しくて切なくて可愛い。「プロミス」のタカビー傾城と同じ女優さんとは思えない。JDGも、インタビューで「パイランのイメージで見たら、全然違う。」「弟のようなもんだ。」と発言していたが。(なんで弟なのだ?^^;;)
だいたいこんなに綺麗な娘が「偽装結婚、相手求む」だったらなにもこんなチンピラでなくとも、ってもんであるが。孤児パイランは、結婚してくれたカンジェの小さな証明写真を額に入れて机に飾り、孤独な心の拠り所にする。その写真が取って付けたような笑顔なのだが、この笑顔がミソ。おっさんならではの妙に可愛げのある笑顔なんである。
彼女の心からの手紙を、引き取りに行った遺骨を抱いて読んだカンジェは海辺で男泣き。自分の人生も仕切り直そうと決心するが・・・(いっしょに遺骨を引き取りに行くチンピラ仲間を婆やコン・ヒョンジンが好演。婆や、何気に仕事いっぱいしてるんだなあ・・・)

ロクデナシの純情。納豆と白いご飯。(キムチでもOK!)行き着く懐かしくも慕わしい
忘れられない味わい。臭うんだけど・・・・これかのう。つまり。

ウチのJDGは、目下イロイロ悩んで「放牧中」。このミンシク先輩の道を思えば、34歳まだまだ先は長いよ。発酵するかどうかはさておき、良い味出して40代50代いろんな役に挑戦して欲しい。(ビニもね。)

※鑑賞したチェ・ミンシク氏出演映画・・・・「オールドボーイ」「ブラザーフッド」「シュリ」「ハッピーエンド」「春が来れば」「酔画仙」「クライング・フィスト」「パイラン」「親切なクムジャさん」(クムジャさんのぺク先生は、変態って設定だったけど、おっさんマニアとしてみたらちょっとイマイチだったかなあ~~~)

    ◆ おっさん初心者様へ愛のデータベース(え?いらん?) 

チェ・ミンシク(崔岷植)
1962年4月27日 ソウル生まれ
177cm・70kg(もっとあるような気がするが^^;;?)
東国大学 演劇映画科卒業

B型
趣味はビデオ鑑賞(今はDVDだよね?)

1982年 劇団「根」にて演劇活動スタート
1989年 「九老アリラン」で映画デビュー
1999年 大鐘賞 主演男優賞「シュリ」

1999年  百想芸術大賞 主演男優賞「シュリ」
2000年 アジア太平洋映画祭 主演男優賞「ハッピーエンド」
2001年 青龍映画賞 主演男優賞「ラブレター~パイランより~」
2003年 青龍映画賞 主演男優賞「オールドボーイ」
2004年 大鐘賞 主演男優賞「オールドボーイ」
2004年 カンヌ映画祭グランプリ(審査員特別大賞)「オールドボーイ」
2004年 アジア太平洋映画祭 主演男優賞「オールドボーイ」

「不器用でも誠実に生きよう」が座右の銘
 

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2006年8月 9日 (水)

第6回 ゆるゆる対談 「夏の夜・・・・ちょいとオトナの内緒話^^」

○ 『キムチ兄弟』御礼

200608jdgクマちゃん、ありがとう。暑くても頑張ってお仕事するJDG。「ここ終わったら打ち上げの盆踊り大会なんですよ。アウラジ音頭、振り覚えてないんだけど。」
tartan 毎日毎日お暑うございます。暑気払いに、久々のゆるゆる~~。まずはこの場をお借りして、御礼を。長らく応援いただきました『キムチ兄弟』をこのたび無事終わらせることができました。毎回つたない妄想に温かいコメントを頂いた皆様、本当にありがとうございました<(_ _)> 
miyuki 大変お疲れ様でした。毎回何かいっちょカミしたいと思いながら、tartanさん爆走のペースに付いていけず・・・・いやはや申し訳ない。しかし、ほんの「会話」みたいなところからよくあそこまでストーリーが出てきたものだな、と感心いたしましたよ。
tartan その最初の「会話」がなかなか面白かったんで、うまく続いたのかもしれませんね。ホント、何はともあれ皆さんのお陰です。妄想小説っぽいものをこういう形で公開するのって結構勇気がいるというか・・・・当初はこんなふうに一人で長々書くつもりは全然なくて、頂いたコメントをただ小説風に繋げていけばいいかな~とか考えていたんですが。tartan自身は、実のところ他所様の妄想はほとんど読まないクチなので(おいおいっ。笑) よほど作品の完成度が高ければ別ですが、大体、プロの作った映画やドラマでさえも「こういうのは、あたくし、受け付けませんっ!」とか楯突くのがファンという生き物ですよね。それを一ファンの分際で、遊びとはいえあれこれ書いてブログに掲載するなんていうのは、ホント、空恐ろしい行為だという(笑)自覚はありました。長い話を書くこと自体はそれほど苦ではないんですが、今回気になったのはそういう“見えない冷ややかな視線”というか・・・^^; だからこそ、毎回温かく見守って下さった皆さんには本当に感謝しております。ひょんも、毎回写真の手配、ありがとうございました。
miyuki え? そんな視線を感じましたかいな。
tartan 感じるんですよぉ、季節柄。背後にゾワ~~っと。稲川淳二?みたいな(爆)
miyuki あははは・・・・つか、妄想でなくとも、あ、こりゃお客様も突っ込みようがなかったかの・・・と自分でわかってしまうレビューがあったりするよね^^;;反省反省。おうおうにして、書いているときにはわかんなかったりするのよねえ~~。まあ、それはそれでいいのだ、って開き直る向きもあるかと思いますが、とりあえずHappyは、「好き」を追求しつつも、せめて読んでいただいているお客様を忘れないように、こつこつ努力して呟きたいものかと・・・(なんじゃそりゃ・・・)
tartan ホント、まったくその通りです~^^

○ ハダカ、の話 (*^_^*)

Happyendジンモくんとドヨンさんの「ハッピーエンド」冒頭から大爆走驚きのシーンが展開だっ。
miyuki それにしても、ドジンのハ○カは、もうちょっと詳しく見たかったなあ。^^(声が大。)
tartan tartanだって、もっと見たかったです(笑) 相手が発酵したエイの刺身のおっさんでなけりゃ、ちょこっとくらい絡みも書いた・・・・かも^^;(うそ) あ、そうそう、絡みといえばね、最近になってようやく念願の『Hpppy End』観られたんですよ~、ジンモちゃんの(*^_^*) 忙しい忙しいと言いつつ、こういうのだけは万障繰り上げて観るtartan。
miyuki むふふふ・・・・ようやく共通の話題。私も観たわよお~~~ ジンモちゃん、吸い取られるだけ吸い取られ(金ぢゃないっすよ。笑。)報われないよねえ。それにしても、あの子供はいったい本当はどっちの子供だったんだろう???
tartan tartanも分からなかったですわ。どっちの、と匂わせるようなシーンはなかったかに記憶しておりますが。しかしなぁ、率直にジンモちゃん、よくアソコまで頑張ったねえ。偉い!と。あれは勿論、スタッフとか全員いる前で撮影しとるんですよね? 当然^^;;;
miyuki 見るものに「ファンタジー」抱かせる現場はきっと、とっても現実的なのヨね。でも、いくら現実的だといってもふと気がつけば御尻丸出しだもの。役者さんの生きる世界の常識ってやっぱ別世界だわあ。
tartan 「は~い、そこで腰、ぐいぐい動かして!」なんて?(まさかそこまで・・・笑) 前にいろいろ貼ったりして、剥がす時ってアレ、痛いのかな~などとぼんやり考える夏の夜。
miyuki tartanさんは夏でなくても考えていそうだけどさ。
tartan うはは~~。大概、miyukiひょんには読まれてまんな。『スキャンダル』観た時も、ヨ○様大変だったわねぇと思いましたが・・・・果たしてウチのJDG、いつかあんなやらこんなのやら、クリアする日が来るのか? 
miyuki 無理でしょう・・・(含み笑い。)
tartan 多分・・・・・無理でしょうね。んぷぷぷ。
miyuki 絶対無理と思う。「やれ」と言われたらきっと泣くな、JDG。「監督、ここでどうしても必要なんでしょうか。」
tartan 泣く泣く。脱いでみたところまではいいが「監督~~、ここから先、ど、どうしたらいいでしょう?」と(笑) この間のオルチャン祭りで、何年か前の、何かのCM撮影の映像があったの、ひょんはご覧になりました? Sちゃんが送ってくれたんですが。
miyuki 見ました。今の姿を見てると、過去のある時期今より老けてたかも・・・と改めて実感したけど。老けてつうより、貫禄あったのかな。見かけはそうなんだけど、よ~~く観察してればやっぱりいつものJDG。
tartan ひょんの妹さんでなくとも、イ・ジンテさんと写真集の君は、ずえぇ~ったい!同じヒトとは思えんですからね。「うそつき」と呟きたくなります・・・・・あ、でね、そのオルチャン祭りの映像の中で、相手の女優さんが、向かい合ったJDGの肩から胸のとこに色っぽく手を当てるシーンがありましたよね。
miyuki うん。あったあった。
tartan JDGったら、「監督~、この時、僕の手はどこにやればいいんでしょう?」とか聞いてんの(笑) でもって監督に「心臓が動いてるかどうか確認されてるわけじゃないんだから、もうちょっと雰囲気出してっ」とか言われてた。
miyuki なんか、カメラ回ってるとそれなりに頑張って見詰め合って、もうちっとで・・・ってとこでカットになって、あまりにもあっさり離れ去る、と。(爆笑。)もっと女優さんにおもわせぶりぶり引いておけば、後に繋がったかもしれないのにね~~~。
tartan 3歳児にはキツイ仕事でしょうね。ふぇっふぇっ。

○ ふぇち、の話 (*^_^*)

Parkland01この手ですわ、この手。
tartan パーツフェチの話が続いていて、わくわく楽しいです。どんどん続けましょうよ^^
miyuki 途中でネタ切れるかも~~。^^;; このごろますますケロちゃん度合いが増幅しているとおぼしき股関節の角度が気になるところですが、この部位をパーツフェチと呼んでよいものか?へへ。(爆) とにかく無防備な立ち姿。ケロちゃん立ちと、手後ろ組みはセットなんだな。アジョッシだぞう~~~。ジョンジェくんの「捕獲された宇宙人」ポーズってのもなかなか個性的なの。股関節は開いていないが、足は休め、してる。その差は何さ、筋力か?
tartan 股関節の角度フェチでっか? なんかちょっと、っつうかかなり思いっきりアブナイなあ(爆) そういえば旧アドジャで、あの目の下のぷっくりが“なみだぶくろ”という名称だと教えてくれてのがmiyukiひょんで・・・当時は「何でこの人そんなマニアックな名称を知ってるんだろう」と(笑)思いましたっけ。あ、もしかしてその道のマニア?
miyuki 体の部位名マニアか? ひゃひゃっ。最近「なみだぶくろ用美容液」ってドラッグストアで見たのよ。目の下のむくみ対策? クマ対応? 小じわ乾燥か? いまひとつ、美しいなみだぶくろベストの状況がわからない~~~。JDGはそのときの状態が出てるのね、なみだぶくろの色ツヤにも。
tartan 今日のなみだぶくろ加減は、あら、ちょっと睡眠不足ね・・・・とか。JDG、案外愛用してるかもしれないですね「なみだぶくろ用美容液」^^ 最近気付いたことがひとつ。JDG、指は長くてキレイなんですが、爪の形はやっぱり“オトコ”なんだなあ、と。わりと無造作にばっつんと切りそろえてあって、それがあのウツクシイ指のしなやかさとは何やら相容れないような。あの指の長さからすると爪の形状も縦長と思うでしょ? ところが正方形もしくは横長なんですよ。「もぉ、ちまちま爪切りすんの面倒っちいから、切れるところまで切っちゃえ、えい!」ブチッ。と、そんな感じ(笑) あ、もちろん爪のお手入れしているような男はtartan、でぇっ嫌れぇなんで、そんな無造作さ加減も好ましいと、しみじみ感じるのですがね。
miyuki ヨンさまの手はでっかくて、肉が厚いそうだす。ビニは、なにか作業してるとき、ぴいんと筋が浮いて、サバイバル出来ます、って手で、普段は作為なさげなんだけど、色っぽいよ。そんなビニも工業高校で車の整備してるとき、爪に入った油が取れなくて・・・ってなケナゲなハナシがあって。んで、JDGなんですがね、骨ばって大きい手なんだろうと思っていたら、すこしニュアンスちがって、骨まで繊細って感触だったのよ。なんだか私の手のほうがごつかった、絶対。(泣)これって、200%勝手な思い込みの世界かもしれないんだけどお。少なくともあんまり手のひら汗ばんでることはなさそうな、さらさらの感触だった。
Kinema夏服の健気な弟といつも一緒、イ・ジンテさん。(こら!) 3年前のキネマ旬報表紙。
tartan 手は目ほどにモノを言い・・・ですかね。JDGの魅力を語るファンが目の次くらいに挙げる印象的な部位なんですよね、手。
miyuki ぱつぱつMAXの時も、手は妙に繊細。ドンスさんやジンテさん、手を見るたび妙に切ない気分になってね。miyukiは足の指の長いとこも好きさ。
tartan フェチの話はどんどん続く、と。このままだととんでもないフェチ話が続々登場しそうで・・・・きゃっ、嬉しい。
miyuki JDGだけでなく、皆様もいろんな人のいろんなパーツ持ち寄って突っ込んでください~~。^^
tartan そうそう。「実は私の好きなあの俳優さん、ここだけの話、ヘソが3つ、乳首が5つあるんですっっ!」とかね。
miyuki ・・・・ここは、奇人変人コーナーかいな^^;;;
tartan へんなふぇち、ばんざい!
miyuki アブナイからそろそろ今日は、お開きね。
tartan ばんざ~~い\(^0^)/
miyuki はいはい、ず~っとやってなさい・・・・・(呆れて去る)

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2006年8月 7日 (月)

『キムチ兄弟』 最終部 ~希望~

※このレビューは、管理人及びここへおいで頂いているお客様の「妄想」によってのみ、成り立っております。登場人物と、実際の俳優さん方とは一切関係ございません。

「いくら殺したいほど好きだったからってよぉ、その男の土地に“じゃがいもタワー”って発想は、やっぱどう考えてもありえねぇだろ。常人の理解の範疇を超越している」
「確かに」
「挙句、その最上階に秘密の小部屋を作って、心行ゆくまでふたりきりの時間を堪能したかったなんて、ぬけしゃあしゃあと供述したってんだから全く・・・」
呆れ返ってモノも言えねえと、パクウィはその夜3本目の缶ビールのプルタブを引いた。ようやく完全に復帰した市役所からの仕事帰り、この古ぼけた探偵事務所にちょくちょく顔を出すテヒの手土産は大抵、パクウィの好きな銘柄のビールだ。自由業をいいことに、店仕舞いもしないうちからちょいとほろ酔い気分らしい探偵の語りに相槌を打ちながら、テヒも1本頂く。
この日、オ町長の新しい供述が取れたとジュンギから連絡があったのは、テヒが訪れる少し前のことだった。日々、少しずつ明らかになるドジンの両親殺害の動機、じゃがいも村計画の裏工作、そして最後までは隠し通せなかった尋常ならざるその人間性・・・・・そのひとつひとつが、テヒにとってもドジンにとっても、一刻も早く忘れてしまいたいものであることには違いない。しかし、敢えてふたりは真実を知ろうと努めた。町長に洗いざらい真実を語らせ、それを全て受け止めることでしか前に進んでは行けない。そう強く思っていたからだ。

Paku_2P&G探偵事務所にtartanを就職させてくださいっ!
『結局デスは、ドジンの父親とは恋人でも何でもなかった。まともに友達にすらなれなかった美貌の同級生に、勝手に恋心を抱いて、振られて・・・・その腹いせに、当時幸せの絶頂だったであろう彼を、デスは家族ごと不幸のどん底に叩き落とした。挙句その息子が父親そっくりに美しく成長しているのを知るや否や、今度はその息子を我がモノにしようと言葉巧みに接近する。亡き父との思い出話をあれこれ聞かされたり、妹探しを手伝ってもらっているうちに、ドジンはデスにすっかり心を許すようになって・・・・やがてデスに妹探しの資金を出させていることを心苦しく思い始め、じゃがいも畑を手放す決意までする。と、まあこのあたりまでは、デスとしては最初から計算のうちだったんだろう』
ジュンギの淡々とした説明に、テヒはこの数ヶ月の間に点々と起きた様々な出来事が、ひとつの線に繋がってゆくような感覚すら覚えた。
『しかしデスの異常性はここからだ。ドジンの心を手に入れただけでは飽き足らず、殺した男がかつて所有していた土地に、自分の愛の象徴とも言うべき建築物を建てようとした・・・・ここまでいくと、もはや愛だとか恋だとかいう感情だけでは片付けらない。もっと強い、歪んだ征服欲だ。異常な執着心の領域だな』
接見した弁護士にデスが語ったところによると、じゃがいもタワーのデザインは、件のエロ画家によるものだというからもう常識もなにも通用しない。
ヤツにとってドジンの父は、殺して尚、手に入れたい男だったんだろうが、何にしてもゲージツにかぶれた奴の脳みそは俺にはよく分からん。そう言い残してジュンギは帰っていった。
ジュンギと入れ違いにP&G探偵事務所を訪れソファーに腰を下ろしたテヒは、いつもより少し苦く感じるホップの泡をコクリとひと口飲んで、今はもうすっかり元気を取り戻したかのように振舞う弟を思った。

あの日・・・・・
海雲台の町長の別荘から助け出したドジンを、テヒは自分のマンションに連れて帰った。玄関に佇んだまま、なかなか靴を脱ごうとしないドジンの肩に手を当て、どうしたのかと問えば、自分はここには入れないのだと小さく肩を震わせ呟いた。たとえほんの一時期だけであっても、両親を殺した男を愛してしまったか自分を許せない。自分は身体も心も穢れてしまったのだ。兄さんに許されてはいけない人間なのだと、吐き出すようにそう言ってぽろりと涙を零した。どんな理由があっても復讐など考えてはいけないと言った兄さんの言葉も、今なら理解できるのにと、しゃくり上げながら上がり框に崩れ落ちる弟が、以前と比べて随分痩せた気がして・・・・テヒは黙ってその身体を抱き締めた。
『お前は穢れてなんかいないさ。身体も心も。お前は自分の両親を愛していただけだ・・・・ただ、それだけだ』
『だけど兄さん、俺は、あの町長と・・・・』
『ドジン』
テヒは静かに首を振ると、抱いていた弟の身体を離し、俯き加減の濡れそぼる瞳を見詰めた。
『もし、逆の立場だったらお前は俺を軽蔑するか?』
『・・・・・え?』
その質問に、ドジンがおずおずと視線を上げる。
『もしもの話だ。もしも俺が・・・・・・自分のまだ見ぬ肉親を探してくれるという親切な男に出会って、同性ではあるけれど互いに心惹かれ、やがてその男を愛に答えようとしたとする。心も身体も全てをその男に預けて、しかし結果手酷く裏切られて、ボロボロに傷ついて・・・・・・そうなったとしたらお前は、俺を軽蔑するか? 穢れたと思うか?』
ドジンは黙ったまま、ぶんぶんと首を横に振った。テヒはそんなドジンの幼子のような仕草に、ようやくこの手に弟が帰ってきたのだと実感するのだった。
『ドジンはドジンだよ。どんな人間を愛そうと、どんなに傷つこうと。お前は俺の弟だから』
『兄さん・・・』
『それを忘れるな』
くしゃっと髪をやや乱暴にかき回すと、ドジンの大きな瞳からまたひと粒、透明な滴が零れ落ちる。睫毛の先に光る小さな宝石のようなそれを、テヒは心の底からうつくしいと、そしてどこまでも清らかだと思うのだった。

                     *

Otouto_1「ボス!事件ですか」 弟よ・・・・探偵は拳銃携帯してないぞ^^

「ボス、遅くなりました!」
回想に耽っていたテヒの耳に、あまり顔には出さないが実は待ち焦がれていた声は、思ったよりずっと元気で明るいトーンで飛び込んできた。
「おっせぇよ~、新人。写真1枚撮ってくんのに一体何時間かかってんだ!」
「すみません、ボス。マルタイが出てくるのが思ったより遅くて、かなり手間取っちゃって・・・・でも、はい、これ。粘った甲斐あって、かなり鮮明に撮れました」
「ん・・・・どれどれ」
今月、この探偵事務所に入った“新人”からデジカメのメモリーチップを受け取ると、偉そうにボスなどと呼ばれたパクウィは、早速立ち上げてあったPCにそれを挿入した。
「おお。なかなかヤルじゃんか、新人。褒めてつかわすぞ」
「ありがとうございます。それ、あと俺やっときますから、ボスはどうぞ上がって下さい。約束あるんでしょ?」
どうやら思ったよりずっと優秀だったらしい“新人”にそう提案され、パクウィは少なからず動揺をみせる。いつになく視線を事務所内のあちこちにうろつかせては、曖昧なニュアンスで返答する。
「え? いや、そんな、お前・・・・新人ひとりに任せて、経営者の俺が帰るわけにはいかんだろう」
「写真の解析作業だったら、俺がやった方が断然早いし、ギョンジンが今夜はボスとデートだって、さっき嬉しそうに言っていましたよ。いいんですか? 待たせて」
“新人”に、思いっきりストレートに突っ込まれ、うっ、と一瞬返答につまったパクウィは、とうとうバツ悪そうに頭をポリポリと掻いて、照れたように苦笑する。
「そ、そっか? ・・・そうだな、んじゃ、今夜はお言葉に甘えてそうするかな。悪いなあ、新人」

Gyonパクウィ、おせ~よ、と不貞寝のギョンジン。

「こっちは大丈夫ですから。そんなところで兄さんなんかとビール飲んで油売ってないで、早く行って下さい。ギョンジン、下で待ってますよ」
「おいおいドジン、なんかとはなんだ。兄さんなんか、とは」
ソファーでくつろいでいたテヒが、それは聞き捨てならないと半身を起こし、“弟”の暴言に苦笑しながら抗議した。
「兄さんもだよ。今日はヘスクさんのところに行くって言ってたくせに、なんでこんなところにいるのさ?」
「お、俺は、ヘスクさんとの約束の時間までまだ少しあるから・・・・・ちょっとお前の様子を見ようと思って寄っただけだ」
「俺ならこの通り。心配ご無用だよ」
ドジンは両手のひらを天に向け、少しだけ首を竦めるとサラリとした表情で笑った。
「兄さんには分からないだろうけど、俺、これからの時間が結構忙しいんだ。写真の解析が済んだら昨日の“夫の浮気調査”の報告書まとめなきゃないし、その後は明日からの“ストーカーの証拠掴み”の準備しなくちゃならないし・・・・ああそうだ、その後はカン代理からの依頼も・・・・」
「カン代理ぃ?」
テヒは、カンがここを訪れたという事実を初めて知り、吃驚する。
「カン代理が何で、ここに?」
「離婚したんだとさ」
ドジンの代わりにそう答えたのは、すっかり“お帰りモード”で薄手のスウェードジャンパーを肩から羽織った咥え煙草のボス、パクウィだ。
「クレジットカードで例のサッカーグッズ、じゃんじゃん買い捲っていたのが奥さんにバレて、とうとう家を追い出されたらしい。『あんな分からず屋の女房より、サッカーに100万倍理解のある女性をアウラジで見つけました』とか言っちゃってよ。依頼内容ってのも、その買い集めたサッカーグッズを元奥さんの外出中に、隠密裏に自宅から運び出して欲しいっていう・・・・・・ウチは便利屋じゃねえっつうの!」
「・・・・・それ、犯罪だろ」
突っ込みを入れつつテヒは思いを巡らす。
アウラジでカン代理が知り合った“サッカーに理解のある女性”・・・・・?
テヒの脳裏には唯ひとり、うらぶれた居酒屋のカウンターに頬杖をついて日本vsブラジル戦を観戦していた、あの気だるい女主人しか思い浮かばなかった。
「その女とよぉ、なんでも4年後、南アフリカに行く約束までしているらしいぜ・・・・・ったく、とんでもねぇヲタクなおっさんだぜ。じゃ、ドジン、お先な」

『兄さん俺ね、この仕事が本当に性に合うみたい。毎日が楽しいし、とっても充実しているんだ』

忙しいから早く出てってとドジンに事務所を追い出され、ヘスクの元に向かう道すがら、つい先日その弟がふと漏らした言葉を反芻する。
空港で大怪我負ったあの1件から程なくして、まるで責任を取るような形で以前の勤め先を辞めてしまった繊細な弟を、監禁のショックから立ち直るのも待たずに『安月給でよけりゃウチで働け』と誘ってくれたパクウィに、テヒは今でも感謝している。実家に戻り、母の元から元気に仕事に通うドジンの様子を見るにつけ、1日1日、静かに、しかし確実に、自分たち家族が以前の幸せな暮らしを取り戻しつつあることを感じる。しかし、そんなゆるやかで静謐な時の流れの中にあってさえ、ドジンの心の裡にはまだ濾過しきれない澱のようなものが残されていることも、テヒは充分に知っていた。母や自分にそんな胸のうちを覚られまいと、殊更のように仕事に打ち込んでいることも。
(ドジンは、まだ苦しみを乗り越えてなどいない)
ただ純粋に、亡くしてしまった家族を思い、人を愛しただけだったのに、結果として一番あってはならない状況を招いてしまった。その心の傷からすっかり立ち直るには、まだ日が浅すぎる。全ては、時間が解決してくれるのを待つしかないのだ。
(俺は、あいつを哀れとは決して思わない)
望まぬ宿命、押し付けられた運命であっても、時に人はそれを背負って生きて行かなくてはならないのだと思うから。放棄すれば、そこで人生は終わってしまう。そう遠くない未来に、ドジンが心の底から幸せだと感じられる日が来ることを信じて、見守ってやることしか自分にはできない。
「もっともっと、強くなれ。ドジン。兄さんがついてる」
と、口に出してみればやはり、少し照れた。だから続く言葉は心の中にひっそりと浮かべることにする。
俺はいつもお前を思っているから・・・・

「・・・・ヒ・・・ゃん!」
ぼんやりと、すっかり陽の落ちた街角を歩いていると、後ろから誰かに呼ばれた気配を感じた。
「・・・・ちゃん!・・・テヒちゃん、待っとくれ!」
「あっ」
振り向いたテヒの目に飛び込んできたのは、両手にスーパーの買い物袋を提げ、小走りに駆け寄ってくるヘスクの姿だった。

「あぁ、良かったよ。重くて重くてどうしようかと思ってたんだよ。助かったわ」
「一度にこんなにたくさく買い物するからですよ」
「だって、テヒちゃんに、あれも食べさせたい、これも食べさせたいって思ってさ。ついつい買いすぎちゃって」
あまりに大量の食材とその袋の重さに驚きながらも、少女のようにはにかんでそんな事を言われては、テヒは苦笑するしかない。
「今度から荷物が重い時は電話して下さい。俺、ヘスクさんのところに向かう時は必ずスーパーの前、通るんですから」
「わかったよ」
「あぁ、それよりも、今度から買い物、一緒にしましょう。仕事帰りにどこかで待ち合わせして」
そんな、とヘスクはみるみる顔を赤らめ、目の前で両手を振った。
「止しとくれよぉ、それじゃまるで恋人同士のデートみたいじゃないか」
「いいじゃないですか、デート。それとも、相手が俺じゃ不満ですか?」
ヘスクはそんなテヒの冗談めかした台詞に、珍しく少し眇めたような視線を寄越した。
「テヒちゃん」
「はい」
「あのね、あたしゃ前から一度言わなくちゃと思ってたことがあるんだけどね・・・・そんな殺し文句を、あたしなんかに言ってどうするんだい?」
「えっ?」
「殺し文句を言うべき相手が違うだろってことさ。分からないわけじゃなかろ?」
当然、分からなくはなかったテヒは、痛いところを突かれて返答に迷う。
「それは・・・その」

Otubone4天然記念物と付き合うのも楽じゃないのよ、実際・・・
ヘスクは、テヒと同じくやはり元のS市役所に戻って仕事を続けているシニョンとも、ずっと親しく交友している。何かしら彼女から悩みめいた相談を受けているのかもしれない。
「この際だから率直に訊くけどね・・・・どこまでいったのさ、シニョンちゃんと」
意を決したようにそう問いただすヘスクに、テヒは至極真剣な面持ちで答えた。
「どこまでって・・・・この間はちょっと海の方までドライブに行きましたけど、まだあまり遠くまでは行ったことないですね・・・・・あ、それより今度ヘスクさんも一緒に行きません? ドライブ。この間行った海、思ったよりも水が澄んでいてきれいで、今度ヘスクさんも連れて来たいねって彼女と話していたんですよ」
「・・・・・・・」
「ヘスクさん?」
ヘスクの盛大なため息の意味をテヒは解さない。あまりの天然ぶりにすっかり呆れられたことすら気付かず、黙ったまま首を振るヘスクの顔を訝しげに覗きこむことしか出来なかった。

                         *

ふたり、段違いの肩を並べて歩く歩道。
街路樹からは気の早い落ち葉が1枚2枚と、先を争うようにして落ち始め、テヒとヘスクの足元をかさかさと賑わしていた。
気付けば市役所のオンマからの緊急輸血でテヒがその一命をとりとめてから、すでに数ヶ月が経過していた。目眩く勢いでテヒを翻弄した夏が駆け足で過ぎて行き、やがて訪れた秋は、まるでその足元の落ち葉たちのように密やかに、けれどその確かな存在で、次の季節を予感させるものであった。その秋も、間もなく終わる。
市役所で掃除のおばちゃんをしていたヘスクこそが、自分の本当の母親であるとテヒが気付いたのは、やはりあの輸血がきっかけだった。テヒの血液型はO型だがRhマイナスで、テヒ自身その事実を認識してはいたものの、日常生活の中で意識することなどほとんどなかった。アウラジで仕事をしていたあの時期、何かの折にシニョンら事務所仲間に自分が“Rhマイナス”だという話をしたことは確かにあった。しかしあの日、空港で血まみれになった自分に敢えて背を向け勢い駆け出したシニョンが、同じく“O型Rhマイナス”のヘスクを奇跡的なタイミングの良さで病院に連れてきたのだと聞くまで、自分とヘスクの数奇な運命に思いを馳せたことはただの一度もなかった。

ふたりは・・・・・・・紛れもなく、真実の母子だった。

テヒがいつもポケットに忍ばせ、大切に持ち歩いていた数珠。タイガーアイの持つ輝きにも似た大粒のそれは、ヘスクがこの34年もの間、忘れようとしても忘れることなどできなかった過去への重苦しい後悔そのものであり、また一方のテヒにとっては、どこか悲しく切ない生みの母への思慕の象徴でもあった。
精神的にも肉体的にも長く辛い入院生活を支えてくれたのは、育ての母ミスクと恋人のシニョン、そして実母ヘスクその人であった。3人が交代でテヒの元を訪れ、世話をし、励ましてくれた。枕の下に忍ばせ、毎夜取り出しては握り締めて眠っていたその数珠が、ヘスクの目に留まった時、テヒはひとつの決意を固めた。退院まであと数日という日のことだった。
『34年前・・・・・・・この数珠を、ベビーキャリーに入れたのは、あなたですよね』
とても正面から視線を合わせる度胸などなく、四角く切り取られた窓の外の景色にウロウロと視線を這わせながら、それでもテヒは必死で言葉を紡いだ。
『輸血のこと、シニョンさんから聞きました』
その瞬間のヘスクがどんな表情でいたのかをテヒは知らないが、未だかつてないほどに動揺した彼女の手から滑り落ちた花瓶の割れる鈍い音で、入院以来自分がぐるぐると空想していたひとつの繋がりが、あながち無謀な妄想ではなかったのだと知った。
シニョンは多分、かなり前から気付いていたのはずだ。ヘスクも自身に生後すぐ手放した息子がいたことを、シニョンにだけは話していたのだろう。血液型と、数珠と、そして生きていれば34歳になっているはずの息子・・・・・利口な彼女は自分の口から事実を知らしめるようなマネはしなかったが、テヒの生命の危機を察するなり、物も言わずヘスクの元へと駆け出した。あの時の揺れる黒いシッポ・・・・・
考えてみればそれだけでもう、彼女が何かしらの事実を知っていたという、十分すぎるほどの“証拠”と言えるだろう。
『・・・・・』
白い床に砕け散った陶器の破片を無言で拾い集めるヘスクの背中に、一体どんな言葉をかけるべきなのかと思い倦んでいると、小さな肩が微かに震えたように見えた。テヒはベッドから降り、一緒に破片を集めながら言った。
『俺が知りたいことは、ただ・・・・・ひとつだけなんです。あとはもう何も訊きませんから、答えてもらえますか?』
『・・・・・』
忙しなく床の上を動いていたヘスクの手が、止まる。
『俺が生まれた時・・・・嬉しかったですか? それとも・・・』
『・・・・・』

Tehi_4張り込み気取ってみても、およそ探偵に向かないテヒ。わけもなく好きな一枚です(*^_^*) ゆるゆるの口元が。
『父親がどんな人なのかとか、どんな事情で俺を手放したのかとか、いろいろ悩んだりした時期もありましたけど・・・・今この歳になって、純粋に知りたいのは、そのことだけです。自分は望まれてこの世に生まれてきたのかという・・・・』
うっ、と口元を押さえ、ヘスクが嗚咽を漏らした。
『ヘスクさん? ・・・・大丈夫?』
両手で顔を覆い、ごめんなさいとだけ繰り返し、号泣するヘスクの肩にテヒはそっと手を沿わせる。そのまま、ひとりきり泣いた後、彼女は言った。
『謝って、許しを乞うなんてことを、してはいけない人間なんだよ、私は。どんな事情があったにせよ、あんたをこの手で育てられなかったことには違いないんだから』
『だけど・・・』
『あんたの親はね、テヒちゃん、あんたをここまで立派に育ててくれた2人以外にはいないんだよ。ドジンちゃんとあんたの母さんと、亡くなった父さんだけが、あんたのふた親さ』
『それは分かっています。でも・・・』
ゆっくりと立ち上がったヘスクの後姿に、縋るような視線を投げかけてみても、その背中は振り返ってはくれない。テヒは胸の奥に感じるチリチリとした痛みに耐えかねて、ヘスクの細い腕を思わずぎゅっと掴む。
『答えて下さい。お願いします。そうでないと俺・・・・』
これからどうやって生きていけばいいのか分からない。そう呟いたテヒの声のか細さに、しばし黙り込んでいたヘスクが、深い吐息とともに吐露した言葉は、多分長い間彼女の胸の中で熟成された息子への思いをたっぷりと含んだような重みを持っていた。
『子どもが生まれて、嬉しくない親がいるかい。あたしの人生の中で、一番幸せだったのはね、生まれたばかりのあんたをこの手に抱いた瞬間さ・・・』
『ヘスクさん・・・』
もうそれだけで、他に言葉など何もいらないと思った。産まないという選択もきっとできたであろうに、自分をこの世に送り込んでくれた実の母。市役所でドジ踏んで、あたふたしている自分をいつもいつも庇ってくれる優しい女性。その女性に望まれて――――事情で育ててもらうことは叶わなかったにせよ――――この世に誕生したのだという事実だけで、テヒはこれまで誰にもその存在を語ることのなかった、心の奥深くに根付いていた虚のようなものが、温かい何かで満たされてゆくような気がしたのだった。

                     *

不思議なほどに、恨みつらみといった負の感情は、一切湧いてはこなかった。
父親になるはずだった歳若い青年が、自分の存在も知らぬままにあっけなく事故で他界したこと、ひとりで産んだ子を育てたいというヘスクの意志を完全に無視するような形で、彼女の両親が産まれたばかりの小さな息子をどこか遠くへ連れ去って行ったこと。テヒはその後、ぽつりぽつりと聞かされた。
『あんたを抱いて、家出でもすればよかったって、何度悔いたかわからないよ・・・・でもね、あんたを連れて行くって言った両親に、ならばせめてこれをって、その数珠渡したのは、他でもないこのあたしなんだ・・・・』
どこまでも後悔と自責の念から逃れならないヘスクに対し、それでもいいから時々ふたりで会いたいのだと、がんぜない幼な子のように駄々を捏ねたのはテヒだった。自分の心の一体どこに、そんな我儘な感情が存在したのかと、テヒ本人が驚いてしまったこともまた事実で、それもこれも、このところの一連の事件と無関係ではないのかもしれないと、ふと思ったりもする。

「ほらほら、テヒちゃん、ぽろぽろご飯こぼしちゃだめじゃないか」
「あ、ああっ・・・ごめんなさい」
「よそ見してるからだよ、まったくこの子は」
ぶつぶつと文句を言いつつも、時々こうして息子に手料理を振舞うことが、今の彼女の生きがいになっていることをテヒは知っている。そんな彼女との約束はただひとつ。
“ヘスクを、オンマと呼ばないこと”だった。
あんたの母親は、育ててくれたミスクさんだけだよ。それを忘れちゃいけない。あたしは市役所の掃除のおばちゃん。それでもいいなら時々遊びにおいで。あんたの大好きなキムチ、食わせてやるよ。そう言って複雑に笑ったヘスクの元を月に2~3度訪れるのがあの夏以降テヒの習慣となった。勿論、ミスクも承知している。元来、豪放な性格のミスクは、心乱れる様子など微塵も感じさせず、あれこれ逡巡する息子の背を押した。
ミスクとヘスク、ふたりの母を得て今、自分はなんて幸せな人間なのだろうと思うのだった。
「あんたね、そうやって煮え切らない態度でもって、いつまでも待たせてると、逃げられちゃうからね」
「え?」
さっきの話の続きだよと、アパートの狭いキッチンでチヂミを焼くヘスクが、首だけ捩るようにして居間の息子に忠告した。
「大体あんたには女心ってもんが分かってないようだからね。あの人・・・ほら何て言ったっけ、探偵の」
「パクウィ?」
「そうそう! パクウィさんあたりに、女の子のハートを鷲摑みにする極意かなんか、一度伝授してもらっておいで。そうでないといくら気の優しいシニョンちゃんだって・・・」
「な、何で俺がパクウィなんかに、恋のハウツーを伝授されなきゃならないのさ」
テヒはあからさまにムッとした。冗談じゃない。ギョンジンと知り合ってから一体何年間、あいつがウジウジとナイトの役を演じてきたと思ってるんだ。俺よりあいつの方がず~っとずっと、煮え切らない男だというのに。
ところがヘスクの口からその夜、テヒは驚愕の事実を告げられる。
「さっき市役所でシニョンちゃんから聞いたんだけどね、あのふたり、結婚するらしいじゃない?」
「・・・・・えぇっ!!??」
ブーーーーッと盛大に、飲んでいたチャミスルを鼻から噴き出して、テヒはまた叱られる。
「汚い子だねえ・・・ったく。自分で拭きなよ、ほら」
動揺したまま卓袱台の上をせっせと拭くテヒに、ヘスクは更に追い討ちをかける。
「しかしアレだね、最近の若い人たちはみんな順序が逆なんだねえ。デキチャッてから結婚なんだからねえ・・・」
「な、な、な、で、で・・・」
もしかしてあの夜か? 100発100中なのか、あいつは? いや待て、日数が・・・・まさかそんな信じられないと茫然自失するテヒに、ヘスクは厳しい表情で告げた。
「テヒちゃ~ん、あんた負けてる場合じゃないわよっ! デキチャッタでも何でも、好きな娘と結婚したモンの勝ちよ!」
「な、何でもって・・・・勝ちって・・・そんな」
「つべこべ言ってないで、とっとと“すること”しないと、逃げられてからじゃ遅いんだからねっ! 強引なくらいの男に、女は惚れるんだよ」
すること――――その意味を理解することは、もはやオーバーヒート状態のテヒの脳には不可能で、ヘスクのぶんぶん振り回すフライ返しを、ただ呆然と見詰めるのだった。

Brother_3最後はやはりこの1枚^^ 「キムチ兄弟」です。
子どもの頃――――と、テヒは夜空を仰ぐ――――自分が不幸だと思ったことなどなかった。ヘスクの部屋から帰宅したひとりきりの自室。目覚めてしまった夜半に窓を開け放てばもう、少し冷気が厳しい季節だ。テヒは、現在も勿論そうだが、自分が他の人間よりも恵まれないとか幸薄いとか、そんなことを感じたことは一度もなかった。それは教会のシスターや、一番にはやはりミスクとドンファンの愛情によるところが大きいのだろうが、テヒの鷹揚な性格も大いに関係しているのかもしれない。
ただ、自分の求めるものはきっと、何ひとつとして手に入らないのかもしれないという諦念の感は、いつも心のどこかに根強くあった。掬い上げたはずの水が指の隙間からさらさらと零れ落ちてゆくような、音のない虚しさが常に心を支配していた。
だからあの時・・・・ドジンの身代わりになって刺されたあの瞬間、全く恐怖を感じなかったことも、最初はそんな虚無感の延長なのだろうとテヒは考えていた。しかし、それならば、ドジンを傷つけた町長を許すまいと燃え盛る火の中に飛び込んでいった自分の激情は、どう解釈すればよいのだろうか。
なりふり構わず何かを求めるという行為は、それまでのテヒには有り得ないものだった。というよりも、そこまでして手に入れたい、守りたいと思うものが、テヒにはなかったのかもしれない。これみよがしの激しい感情表現は何よりも苦手だし、大体“愛”なんてものは、口に出しした瞬間、半分に減ってしまうのではないかとさえ思っていた。真剣に。
けれど。
隠し持った愛の深さを恥かしげもなく見せつけるようなやり方も、もしかしたら悪くはないのかもしれないと、そんなタチの悪い思いもふと過る。悔しいけれど、あの粋がったニコチン中毒の探偵の生き方にテヒは少なからず憧れを持っていて、そしてまた、認めてもいるから。

今度の週末はまた、シニョンを誘ってドライブに出かけよう。
特別な計画など何もない、ただのドライブだけれど。
助手席で、海の色がきれいだとはしゃぐその手のひらを、黙ってそっと握り締めたら、彼女はどんな顔をするだろうか。

求めなければ傷つくこともないけれど、永遠に手に入れることもない。
けれど、どれほどに傷ついても構わないから手に入れたいものが、今、テヒには確かにある。

満ちた月がうつくしい。
いつかふたりでこんな月を、寄り添い眺めることができればいいと、そう願った。

                                               (了)

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2006年8月 5日 (土)

暑くても頑張るひとたち

【Written by miyuki】

遅い梅雨明けからいきなりの夏本番に突入し、油断してナマっていたカラダが付いて行かないぞう・・・・皆さん大丈夫でしょうか。出来れば涼しい部屋に篭って溜ったDVD鑑賞と行きたいところだけど、そうも行かない。お仕事で頑張っている頭の下がる人たちはべつとして、今日はこんな「よそ様の」ニュースを。(以下、朝鮮日報より)

気温36℃の蒸し暑さもイ・ビョンホンに一目会いたいという日本人ファンの熱気にはかなわないようだ。3日、慶尚北道醴泉郡竜門面ソンドン村。山は屏風のように村を囲んでいる。同日昼の最高気温は36℃。風ひとつなく、まるでサウナのようだ。しかし今年10月末に公開される予定の『夏物語』(チョ・グンシク監督)の主役を演じるイ・ビョンホン(ユン・ソギョン役)を目指す日本人ファンの心は、土用の暑さにもバテることはない。

やはりイ・ビョンホンは最高の韓流スターだった。『夏物語』ロケ現場公開イベントが行われた同日、ソンドン村は日本人ファンであふれていた。100人を軽く超えている。韓国のファンもいれると、山あいの村に外から150人以上の人がやって来ている。

ソンドン村は普通の韓国人でも来るのが難しいほどの奥地。当然、大型バスも入れない。しかしファンたちはイ・ビョンホンを一目見るために観光バスを借り切って村の入口に止めておいたまま、マイクロバスに乗り換えてロケ現場を訪れた。プレゼントまでそれぞれ用意して。自分でハングルで書いたカードに、イ・ビョンホンの好きなワインを持って、その一挙手一投足に歓声を上げていた。

Summerstory_5スポーツ朝鮮より。スエちゃんは現代で、ビョンさまが60年代なのか?どこで買ってきたんだろう、この絶妙な衣装。(爆)
Parkland_1サンウォン先輩、社長さんにしか見えない・・・・(「ドンゴンくん、一人で若返って困るね、キミ。」「いやあ・・・目尻の皺は隠せないんですよ、社長。」)
Maximマキシム広告写真。何をおちょぼ口になっているやら、ドンゴンさん。余談だが、スエちゃんはスタイルがいい。













実際に田んぼのあぜ道にハンカチ握り締めてずらっと並んでロケ見学のご一行の写真も載っていたのだが、個々の皆様のプライバシー保護のため写真は載せられず。(考えてみたら、俳優さんて、職業柄いたしかたないけど、どんな顔でもネットに流れ放題。プライバシーもへったくれも、ほとんど無いに等しいのだよね。まったくもって申し訳ないことで。)
この景色を見て、私は去年の釜山の「タイフーン・ロケツアー」を思い出した。(ビョン様のこのロケ見学も、ツアーなんだろうか。)対象の俳優さんが違うだけで、もう同じと言ったら同じような風景。帽子に傘。荷物いっぱい。(ほんでもって、互いに密かに牽制しあうような、というか、妙な空気というか。^^;;)なんたって、暑い。暑いのだけは伝わってくる。涼しげなのは女優のスエちゃんだけかあ?

一行がなんとも独特なのは、言ってみれば「適度に交ざる男性の姿が無い」からなんだろう、と改めて実感。だから、釜山では、旅行会社の添乗員やJDGのマネージャーさんまでモブシーンに混ざっていたもの。まっかっかに日焼けした若い添乗員の兄ちゃんを見て、あんた偉いね、真面目だね、と思ったアジュンマ。(私め、一年たっても日焼けのアトあり。)
「皆さん、帽子に傘、みんながさしていたらへんですよね~~~。傘、畳んでください~~~。」そんな現場指示の声が飛んだっけ。
傘の海を掻き分けて歩いてくるシンさん、てのも目立って一興だったかも。(笑)

ビョンさま一行の一人一人と握手して、暑い中訪れた熱心なファンたちを労ってくれたそうだ。よかったねえ・・・

撮影されていた映画「夏物語」の情報は下記の通り。スエちゃんはJDGともマキシム・カフェのCMで共演しているので、なんだか親しみが。

*『夏物語』は1969年と2006年という長い歳月を飛び越えて胸の中にしまっておいたおぼろげな記憶の初恋の人を探しに出る主人公ユン・ソギョンの物語。イ・ビョンホンの相手役にはスエ(ソ・ジョンイン役)が抜擢され熱演している。イ・ビョンホンの出演でクランクイン直後に日本の映画輸入配給会社SPOが400万ドル(約4億6000万円)で契約、話題になっている。

JDGも7月末におなじみのPARKLANDの撮影があったようだ。こちらも予定を聞きつけた撮影見学のファンの人垣が。ソウルも相当暑くなったようだが、元気そうで何より。
いずれネット上でクマちゃんが写真を拾ってきてくれるだろう・・・と。(えへへ、よろしくねえ~~。)

PARKLANDでいつもJDGといっしょににっこりしている先輩俳優パク・サンウォンさん。韓国ドラマをよく知らなかったmiyukiは、てっきり「出たがりの社長さん」だと思い込んでいた。したら、ヨンさまの「初恋」にお出になってたんでないの。長編で、放送時に視聴率が高く社会現象になったようなドラマには必ずと言っていいほどそのお顔がある、じつは韓国の国民的俳優さんだったのである。(たとえば「砂時計」とか。)大変失礼いたしました、サンウォン先輩・・・・m(__)m

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2006年8月 3日 (木)

耳フェチの至福

【Written by miyuki】

カミングアウトするほどのことでもないが、miyukiは遠い昔通ったデザイン学校の専攻がアニメーションだった。卒業制作のために自然発生的に組んだグループのメンメンは、今思うとヲタクの域でなく、学生時代からすでに有名プロダクションの動画のアルバイトなんかもやっているような「半プロ」ばかりの、ほんとうに絵の上手い連中だった。そんなところによくも混ざっていたものであるよ、私。出来上がった作品は果たして学生っぽいたどたどしさは殆どなくて、私はそんな仲間のおかげで「学院長賞」なるものをいただき卒業したのだが、同時にその過程で「アニメーターになるのはよそう。」と硬く決心したのであった。

Vluu3クマちゃん、写真いつもありがとう。サムソンの新しいデジカメシリーズの広告写真。海賊さんの副業はモデル。(笑)ああ、この耳、このエラ・・・(遠い目)
今もよく覚えている「耳の後ろのマチが上手くかけない」苦悩。ヒトの耳はいかにして「生えて」いるのか?・・・う~~~ん。(◎_◎;) ヲタクの楽しいお絵かきのように、こっち向いた女の子の内股の制服姿一枚ですまないのがアニメーションというモンである。人間をどんな方向からでも妙なクセなしに描けるということのみならず、モノが転がる、雪がはらはらと無限に舞う、雲が湧く、その自然なありよう・・・・。そういう点からと、こつこつやる、という精神において(爆)miyukiはからきしアニメーター向きではなかった。宮崎アニメの、画面いっぱいにいろんなものがひしめき合って一気にわらわらする場面を見ていると、なんだか妙に苦しいような気分になるのも、そのころのトラウマかもしれない。(笑)

それなら「ミミなんて大嫌いだあ~~~」になってもよさそうなもんだが、私は恥ずかしながら「耳フェチ」人間デアル。人間の耳と耳の後ろも好きだが、猫の耳のうしろなんぞも大好物。漫画を読んでも、耳とそれに続くエラが、一気にためらい無くクールに描けている絵が好きだった。

Sejyonmimi_1なんと正しい耳の裏よ、カン・セジョン。(うっとり)これを絵に描くのって難しいんだ。
映画「タイフーン」において、ジョンジェくん演じるセジョンの「耳の産毛」がシネコンの大画面で見えたときは恍惚だった。(オイ。^^;;)ああうっとり、とりたてのぜんまいの光る産毛のようだ・・・。彼の場合、後頭部も完璧だしっ。(鼻息)彼はマチも立派な素敵な耳を持っていて、耳に触るのが癖らしいが、「イルマ―レ」でやっていたっけ。

で、再びうちのJDGの登場。(笑)顔の前面部分の造作の秀でたことのしわ寄せに、作為なさすぎの後頭部。しかし、その中間に繰り広げられる「耳とエラと頬骨」の黄金トライアングル、これがまた堪らない。皮膚の下にちょっと透けるような頬骨のストイックさは、痩せていないと現れないものなので、本人には気の毒かもしれないのだが、ここはひとつ、「美」のために頑張っていただきたいものである。丸い時にはまた丸い時の別の魅力はあるんだけど。

Vluu2そうそう、この頬よ。(一人完結するアジュンマ。もう放置してくだされ。)
余談なんだが、いい写真が見つけられなかった「コースト・ガード」(海岸線)のベリーショートJDG(ちがうって。^^;;たしかあれは、「ジャーヘッド」とかいう海兵隊員さんカットよね。)で判った、案外凸凹している後頭部の微妙な皮よ。じゃりっぱげのおまけ付き。カワイイ。ぱっつりと短い襟足なもんだから、もう髪が短いと後姿は「誰?」な心許無さ。この心許なさは「ロスト・メモリーズ」の坂本ちゃん、「ブラザーフッド」のイ・ジンテさん参照。そういえばこのところ長めなので、この襟足にお目にかかることがないっすね。いやあ・・・海賊シンさんが風に吹かれてちらり覗かせる、耳の後ろから襟足にかけてのゾーンはつるつるで色っぽくて、もう堪らなかったっす。(馬鹿)

Vluu惜しげもなく、もういっちょ。つべつべの耳の後ろ・・・
最近男性用汗拭きシートのTVCMで、本木くんが「みみのうら~~~」と歌いながら耳の裏をごしごししているのがツボで、見るたび笑える。現在30歳の上司が、かなりいい男なんだけど、無防備にこれをやるんである。
「営業だから、気使ってるんですよ。」ごしごしごし・・・とB型。(この男、鼻をかむのも無防備。)脂ぎった親父がオシボリなんかでやってるのは見たくないんだけど。
風呂上りのJDGが、バスタオルでごしごししているのなんか目撃出来たらもうフェチ本望だなあ。(べつに風呂上りでなくてもいいけどさっ。笑。)耳の裏って防衛力なさそうだしね。

かくして、電車に乗ってはついうっかり一般人の耳ウォッチングにも嵌り、掃除していない耳垢やら、びっしり元気な耳毛にストレスを溜める耳フェチの午後・・・・。(大馬鹿)
やっぱり見るならいいオトコの耳よね。

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最近巷では「ボブ」のバリエーションが流行のようなので、私も久々に襟足を短くして快適生活である。ボブヘアって日本女性の永遠のスタンダードかなあ・・・
電車の旅では耳ウォッチングのほかに、「同世代アジュンマ」チェックというのもあるんだが、昨日目撃したヒトも気合が入っていた。
「夜霧の~~~ハウスマヌカ~~ン」と懐かしい歌がぐるぐるするような襟足刈上げた、いわゆるほんとうのストレートボブ。ワカメちゃん。こういう方はなぜか判で押したように「細い」。きっと、20年来サイズが変わらない体型が自慢なんだろうな。服は黒尽くめで、長くて、コムデギャルソンの川久保先生風。(コムデのディープなファンは怖いらしい。ひょおお・・・うっかりしたこと言えないそうで。)きっと猛暑の日も顔に汗なんかかかないのね。
アジュンマのお洒落な人生ってほんと、難しい。猛暑は大汗。

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