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2006年2月

2006年2月28日 (火)

初めてのソウル ~へっぽこ珍道中~

【Written by tartan】

生ける屍と化した状態で昨夜帰宅してから、20時間が過ぎようとしている。アジュンマの心許ない記憶はすでに薄れ始め、頭の中のあちこちの引き出しでワケのわからんもの同士が合体を始めている(笑) 「あれは(渡韓は)もしかしたら夢だったのかもしれない・・・」などという想いまで去来し出したので、「いかんいかん、早くレポをまとめなければ」と、取り急ぎPCを開いた。

兎にも角にも今回のツアーが、初韓国・初ファンミだったtartan、見るもの聞くもの全てがモノ珍しく、傍から見たら終始キョロキョロとしてかなり挙動不審だった。と思う^^; 
初日の仁川空港からソウル市内への激しい渋滞に対してすら、「これがいわゆる“お決まりの渋滞”ってやつね~ JDG兄さんもいつもこの渋滞にはまっているのね~ あ~ん幸せ」などと間の抜けた発言をかまし、miyukiヒョンらの失笑を買うことに。
渋滞すら嬉しいという・・・・まったくもってファンとは摩訶不思議な生き物である。(「そら、あんただけっ!」 by miyuki)

初日の夜、ホテル到着後からしばし別行動をしていた“miyukiヒョン&S嬢”コンビと“クマさん&tartan”コンビは、いきなり明洞のミリオレ前で待ち合わせするという暴挙に出た。旅慣れているmiyukiヒョンチームに比べ、韓国2回目のクマさんと思いっきり初心者のtartanが、江南のホテルから地下鉄乗り継いで明洞まで行かれるのか?果たして??しかも夜だぜ・・・と一瞬ちょっと不安になったが、「まあ何とかなるってばさ~、あははは~」というmiyukiヒョンのあっけらかんと血も涙もないお言葉(笑)通り、結構何とかなりましたね、はい。
さらにmiyukiヒョンチームが待ち合わせに大遅刻して下さったお陰で(笑)クマさんチームの二人は明洞のジオダノでお買い物ができた。まさに災い転じて福となす・・・これもJDG兄さんのお陰か・・・(明洞の夜の雑踏の中、いきなりポ~ンと目に飛び込んできたジオダノの看板・・・しかも閉店間際。本当に“呼ばれていた”としか思えないほど奇跡的だった。)
その夜は南大門の市場の屋台で食って飲んだ。(一番いっぱい飲みました、tartan。なのに割り勘ですまなかったね^^;;;)

2006_02260024_1台風館内。タイのお祈りのシーン。
明けて26日は午後からのファンミに先立ち、クマさんチームは「台風館見学・オプショナルツアー」に参加^^ 台風館の写真は以前miyukiヒョンがレポをして下さっていたので、すっかり行ったような気分になっていて、今回それほど目新しいものはなかった。
オプショナルツアーで一番印象深かったのは、バスガイドさんの話。
「わたしは以前、ヨン様のツアーを担当したことがあるのですがね、『一度は‘アガっちゃった’にもかかわらず、ヨン様を追ってソウルに来た途端、また○理がきたのよ』っていうお客さんがいらっしゃいました」っていう・・・^^;;; アレはホルモンの関係で来たり止まったりするものだから、きっとヨン様に刺激されたんだろう、というガイドさんの説明。ほんとかよ、と引き攣って半笑い出してたら横でクマさんが冷静に一言、「それは単なる不正出血だからいっぺん病院に行ったほうがいいな」だって。(爆) tartanもそう思う。

(ファンミーティングのレポ、『爆笑!JDG兄さんがへっぴり腰で踊る!』については次の記事(ゆるゆる第3弾)であますところなく語るの予定なので、どうぞご期待下さい・・・・・)

で、ファンミ終了後、ビニのご家族が経営する「おでん屋みなみ」で打ち上げ。そこはmiyukiヒョン曰く「例えば小樽あたりのうらぶれた居酒屋」みたいな不思議なお店。ビニのお姉さんはお世辞にも愛想がいいとはいえなかったが(家系なんだな~血なんだな~・笑)それでも、弟ととてもよく似た風貌で一生懸命立ち回って働いている姿がふと、あの愛想なしの強情な弟とダブってしまって、ちょっとウルウルさ。
お姉さん、ウチらのテーブルまで何度も来ていただいてありがとうございました<(_ _)> 100日休暇には、ビニも訪れるのかなあ・・・・(遠い目)

2006_02260008疑惑の看板・・・(笑)
さて、「みなみ」の帰り道(またしても夜半)、tartanはとんでもないモノを発見した。
このことは今回のツアー参加者400人の、多分誰一人として気づかなかったのではないかと自負しているのだが、どうだろう・・・(tartan、鼻息が荒い。)
初日から、そこここで街の背景となっているJDG兄さんの看板の写真を撮りまくっていたのだが、ほろ酔いの夜道で、ふと何気にCOEXモール(ホテルのすぐ横)の地下にある“KENOX”のでっかい看板を見上げた。すると、昼間は全く気が付かなかったのだが、看板のJDG兄さんの開いた胸元(看板に向かって右側の鎖骨付近。気胸の手術の痕とは明らかに場所が違う・・・)に、どこからどう見てもキ○マークとしか思えないありありと生々しい赤い痣のようなものを発見^^;;;;; 
これにはmiyukiさんもS嬢もtartanもしばし唖然。
「これって・・・・・だよね・・・多分」
「こんなでっかい看板にするなら、普通消すだろよ、メークとかで」
「でも・・・・」

2006_02260011_1 KENOX#1MP3。帰りの免税店でクマさんがお買い上げになったKENOX#11 の前の型。「いいなあ~くれ」(笑) 写真はCOEXモール内の看板。

んなこと信じられないと仰る方、写真でご確認を(*^_^*) ちゃんと写ってましたがな、妖しい痣。蚊に刺されて掻きすぎたのか、はたまた蕁麻疹か^^;; いや、やっぱり・・・と、広がる妄想に歯止めは無い(つうか、誰もストッパーになろうとしないんだよ、このメンバー!)

そんなこんなで本当にあっという間の3日間だったが、ソウルって、何だか東京よりも“勢い”のある街だなあ・・・・・ あっちもこっちも渋谷みたい。若者が多い。で、みんな車の運転が荒い、と^^;;;; 
日常にいろいろ束縛も多い身であるtartanは、きっとこの次ソウルに行かれるとしたら、それは来年のファンミだろうし、それすらもきっちり抽選なわけだから、「次回」は一体何年先になるかわからない。そう思うとますます貴重な3日間だったと、今しみじみ思うのだ。
渋滞すら愛おしかった、JDG兄さんの街ソウル・・・・・心の引き出しに大事に仕舞っておこう。他のいろいろと、ごっちゃにしないように^^

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2006年2月23日 (木)

フレンズ

【Written by miyuki】

Img_1_4 「フレンズ」記者会見 恭子ちゃんはチョゴリが良く似合って鮮やか。ビニのほうは、なんだかちょっとぽおっと見えるが。

2002年の早春に前後編2夜連続で放送された日本のTBSと韓国のMBCによる共同制作ドラマである。主演はウォンビンくんと、深田恭子ちゃん。ブレイク寸前の矢田亜希子ちゃんが、ヒロイン智子の友達、ジフン側のほうには「B型の彼氏」(ほんとは、本人A)のイ・ドンゴンが共演していたりして、振り返るに韓流ずっと前夜の、先駆けのドラマだったと思う。
私も本放送の時、 ちゃんと前後編、TVで見ていたのである。しかし、そこでまだビニに陥ちるには至らなかった。2年後の「ブラザーフッド」まで待った理由はなんだったのか。(え?どうでもいい?ナンにでも、時があるってことで。)
このドラマ はビニのファンのあいだでは、JDGにおける「イブのすべて」と同じような圧倒的な数の信奉者がいるので、「アウトサイダー」の私はうっかりしたことを語れないのだけれど。

Img_2_10
映画マニア、ジフン。香港ロケ。
香港で出会った智子とジフン。片や旅行に来たOL、片や映画マニアの学生。旅のトラブルから軽いタッチで始まって、互いにメールを出しあい、ソウルで再会し、恋は深まっていく。

今も深く印象に残る一つの場面・・・・苦労して日本にやって来たジフンが、智子の職場を訪ねて来る。
そこで智子に好意を抱く上司(小沢征悦)に呼び止められて、
「あなたは、彼女をほんとうに幸せに出来るのか?」と爆弾のように言われて、何も言い返せないのが切ない。デパートの売り場で働く智子に結局声をかけられず、後ずさりながらエレベーターに乗り、その顔の前に扉が閉まる時までの、一連のジフンの表情に現れていたもの・・・・・


Img_3_1 ドラマ「クァンキ」のころの長髪。美しさ追及してた?(嘘)

撮影は韓日それぞれのやり方や考え方のちがいもあって、1999年の最初の企画当時から細かいことはさまざまあったらしい。あれだけ真面目で頑固なビニのことだから、ただまっすぐに恋愛だけに走れなくなる韓国と日本の二人の間の、ちょっとした気持ちや、小さくはない問題の意味について、役を演じる上で納得出来るまでかなり考えただろうことは想像出来る。
実際そういう問題提 起な言葉は前編、智子が語学学校で知り合う在日韓国人の友達(戸田菜穂子)のセリフなど、いくつかに控えめにちりばめられている。(前編の脚本が、あの岡田惠和さんでありました。ほおお・・・)このへんにも、ブームの後に作られたお台場のTV局の某ドラマとは一線を画した企画だったことが伺える。
当時ソウルに住んでいた私のハングルの先生は、 映画やドラマにあんまり興味のない青年だが、このドラマは当時向うでもけっこうな話題だったので見た、と言っていた。
今でこそウォン高の韓国だが、兵役を済ませていない韓国男子 が外国へ出る時、保証人がいることを最近知った。今は前ほど感じなくなったが貨幣価値のちがい、それから、国の歴史、家族をめぐる考え方・・・・

「日本人が思うほど、韓国から日本にくるのは易しいことではない。」
ジフンと智子が自分の夢に対する考え方を話していてすれ違ってしまう場面のセリフ、

Img_4_2モデルをしていた「ZIOZIA」の広告写真。「ガン&トークス」のハヨンが入ってる表情。たまらんッ。(笑)

「親の事なんてどうでもいいじゃない」
「親の事を考えて何が悪いんだよ!!」(すみません、確認していないので細かくは違うかもしれません・・・。)
私の従兄弟が最近韓国から若い綺麗なお 嫁さんをもらったのだが、結婚式に出て先方のご家族の様子を見てもわかったのだが、恋愛は本人たちだけではどうにもならん、という問題が、韓国に於いては日本の何倍もハードルが高いのだ。家族はその人の人生の中心にあるといっていいかも。

ジフンの実家も韓国では、伝統的な韓国家屋に住むような旧家で、将来は父親の事業を継ぐようにとあたりまえのように決められている。それでも映画制作の夢は捨てられず、ふだんはバイトしながら頑張るジフン。智子のことが好きになればなるほど、片方でいろんな問題が現実になり始め・・・・・で、あの上司のひとことに集約していく彼の決心・・・・
膝を抱えて、彼はやっと 思う。
「とりあえず、兵役に行こう」(これも、思い切り韓国の普通の青年の「現実」だ。)

Img_5_1   『追悼、イ・ウンジュさん・・・「ブラ
 ザーフッド」記者会見。兄さん、今と
 は別人のようなぱんぱんほっぺた
 ですな。おっちゃんくさ いです。(笑)
 ビ二のこのくらいの長さの髪は、
 好き。』

演じるプロとしての姿の中に、「素」の戸惑いや思いが透けて揺れているような、絶妙な瞳を感じる時。「素人の揺れ」ではない。どれだけ真剣にその役に入り込んでいるか。同化しているという表現はちょっと違うと思うのだが、ビニと言う人のスタンスに、多くの日本のファンが呼応した。
いまどき日本の役者にはない「堂々とした、純粋」なんで ある。
「僕だって、普段はそれなりに不純です。」
・・・などと、じっくり向かい合ったら、じつは答えるかもしれないのだけれど。(笑)

Img_6_1「ブラザーフッド」日本での記者会見。兄さん、妙にうれしそう。ビニの坊主頭は「マイ・ブラザー」の撮影のため。よく見りゃ、二人、良く似たコーディネイト。(ぷぷぷ)

深田恭子ちゃんという人は、細身で顔の小さいビニにとってはちょっとばかりガタイが立派すぎて、抱き合う時など「手が廻らん」状態に見えなくもなかったけれど、(ははは・・・)このドラマでは「夢の実現を強く願って頑張る」女の子の一途さをよく演じていた。ジフンが従軍している田舎の部隊を捜して出かけて行き、ジフンとのどうしようもない距離を感じ、駅で泣くシーンには、さすがのアジュンマも貰い泣きしたものだった。

ビニがストーリーの中で恋を叶えるのは今の所、この「フレンズ」だけらしい。韓国映画・ドラマに於いて、珍しく「一回も死んだ事がない」彼は、いつも誰かを見送って泣いていた。
慣れない「恋の成就」だから かもしれないが、軍隊から帰り、夢を取り戻し、智子を迎えに来るラストは多少照れくさそうでもあったっけな。

Img_7_1 入隊前最後の来日時の記者会見。質問に耳を傾けている表情。すっかり「大人」の顔になって。(涙)

“僕たちが 一緒に歩いた 道に立っている
この街の色 全てが 君のように感じる
君が 僕を 包んでくれるような 日差し
遠くにいる君が 今日も  傍にいるような手に 触れるような・・・・・・”

劇中で流れるこの歌・・・・英語バージョンがラストに流れ、“ONE”という題がついているが、ハングルバージョンの方が心に沁みる。ジフンの眼差しが浮かんでくる。  

「ブラザーフッド」で年甲斐もなくビニに転び、FC主催の「ウリヒョン」(マイ・ブラザー)試写会で初めてソウルを訪れる前の日、改めてDVDで見直したアジュンマが、今度はすっかりジフンに泣かされたのは言うまでもない。

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2006年2月21日 (火)

私の頭の中の引き出し

【Written by tartan】

別に事務用品の話がしたいわけではない。かと言って映画の話でもない。
以前、キム・レウォン君とキム・ジェウォン君の区別がつかないという話をして、友人に笑い者にされたことがあるのだが、実は件の二人以外にもtartanの脳内には「区別の付かないふたり(或いはふたつ)」が山のように存在する。区別が付かないというよりも、どちらかを思い出そうとすると、もう一方が漏れなく付いてくる、という感じだ。

例えば『ソンミとヨンミ』 こちらのお嬢さん方の場合も二人のイケメンの場合と同様、口の中で「そんみ・・・よんみ・・・そんみ・・・」と、もごもご呟いてみるのだが、呟けば呟くほどわからなくなってしまう。しかしヒョンチョルの「チン・ソンミ!」の一言を思い出しさえすれば、二人はす~っと離れてくれるので、レウォン&ジェウォンの場合ほど重症ではない。(しかし、こうしてみると右の方が好みだな(*^_^*) レウォン君か? 自分で写真探しておきながら、もう混乱している・重症)

Img_1_1 1170_l 名前が全然似ていなくても、うっかり何かの拍子に頭の中で同じ引き出しに入れられてしまうと、後でどんなに整理しようとしても上手く行かない。その“ふたり”ないし“ふたつ”はtartanの頭の中のとっ散らかった引き出しの中で、一生固く抱き合ったまま暮らすことを強いられるのだ。ご愁傷様。

長年薄暗い引き出しの中でガッツリ抱き合っているカップルに『プリンスとデヴィッドボウイ』ってのがある。これは絵的にもかなり妖しい(笑) 何でごっちゃになったのかは不明。顔も声も全然似てないのに・・・不思議だ。
そういえばウチの怪獣2号(オス・8歳)は、『モデムとプロポ(ラジコンのコントローラー)』が一緒の引き出しに入ってしまったらしい。確かにどちらも四角い機械で、何かをコントロールするもので、カタカナ3文字^^;; ヤツが「でさあ、モデムがさあ」という時、大概それはプロポのことだ。あと、よくtartanのことを「先生」と呼ぶ。家なのに。これは単に怪獣2号がバカなだけだろう(笑)

以前、阿川佐和子さんのエッセーで、「うちの夫は近親相姦で亡くなりましたのよ」と言ったご婦人の話ってのを読んで、それこそ死ぬほど腹がよじれたことがある。あろうことか『心筋梗塞と近親相姦』の合体である。以来阿川さんは、ニュースの原稿で“心筋梗塞”という文字を目にするたび、頭の中の引き出しから“近親相姦”も一緒に出てきてしまって困っているそうだ。
(スキー場であっけらかんと「私、正常位で降ります」と言い放ったエエとこの奥様の話も。コチラは『直滑降と正常位』の見事な合体・笑)
頭の中の引き出しの整理は、誰にとっても難しいものらしい。

M0020002_48昆崙ちゃんのご使用は計画的にね

「あの犬、なんだったかしらねえ・・・・ほら、“リメンバー・パールハーバー”みたいな・・・」
「ゴールデンレトリバーでしょ・・・」
「そうそう、それそれ!」
と言ったのは『あたしんち』のお母さん。

「ねえねえ、あの映画面白そうよね・・・・『アイフル』じゃなくて『レイク』じゃなくて・・・」
「・・・・『プロミス』でしょ?」
「そうそう、それそれ」
「主演は確かイ・ドンゴンよね?」
「え? カン・ドンウォンじゃなかったっけ?」
などという会話が、今ごろ、日本のどこかでなされているのかも知れない。

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2006年2月18日 (土)

こんな記事を見た

【Written by miyuki】

※「性交渉時の写真提出せよ」・・・同性愛兵士の人権被害深刻

人権運動愛の部屋など44の社会市民団体の集まりである「人権団体連席会議」は15日、ソウル鍾路区安国洞のヌティナムカフェで記者会見を開き、「軍隊内の同性愛者の人権被害を糾弾する」とし、早急な解決を求めた。
同会議は「昨年6月に入隊したある兵士が、自分が同性愛者であるという事実を明らかにし、軍隊内でカウンセリングを求めたが、軍当局はこのような事実に対し秘密維持の約束を守らなかっただけでなく、同意なしでエイズ検査を受けさせたほか、同性愛者であることを証明するため、性交渉の際の写真まで提出させたという内容が同性愛者人権連帯に受け付けられた」と主張した。
「この報告により、軍隊内で同性愛者がどんなに差別を受け、抑圧的な環境におかれているのかが分かる」とし、軍当局の無責任な行動を批判した。

同性愛者人権連帯の関係者は「男性の同性愛者らが軍入隊を避けることができないという状況の中、同性愛者らはいつもセクハラの加害者として扱われ、自分が同性愛者であるという事実をあたかも罪人のように隠し続け、2年間の兵役に耐えなければならない」と話した。
同会議はまた、「軍当局は同性愛行為の処罰条項である軍刑法第92条と、同性愛を病気または心身障害に規定している国防部令第556号、徴兵身体検査など検査規則を即時廃止し、性的少数者がこれ以上軍隊内で差別と抑圧を受けることがないよう、人権教育と指針、人権ガイドラインをまとめるべき」と主張した。
これに対し軍の関係者は「現在、該当兵士に対する国家人権委員会の真相調査を行われている」とし、「人権委員会の調査結果が出次第、後続措置を取る方針」とした。

朝鮮日報 (2月16日)

***********************************

Bini01_1 昨年11月29日、春川102補充隊に入隊したビニ。なんだかあたかも腕掴まれて、連行されちゃってるみたいだけど。「あら、ツムジ、曲がってるのね~。」とこれを見ながら考えていた。(それでいつもここが寝癖になって立ってたのね、髪。)

言語道断な酷い話だ。徴兵の際、「同性愛者は免除」とどこかで読んだ記憶があったが、よく考えたら、明らかに見かけで判ってしまう場合を除いて、カミングアウトせずに潜在している同性愛者のバアイどうやって判るのだろう?自己申告なのか?という疑問はたしかにあった。
軍隊の共同生活の実際は想像するしかない世界だけれど、現実問題、情けない事態はそれこそいろいろあるのだろう。別に意識しないでいられる身ならそれも普通の事としてやり過ごせるのだろうが、そうもいかずにじっと耐えなければならないココロとカラダを持っていたなら・・・・

「差別されてあたりまえ」などと時代錯誤な話は止めて欲しいものだ。上のニュースのような
無神経な対応も、気の毒すぎる。だいたい「コトの最中の写真」て、あーた、どういう写真なら、確固たる証拠と言い切れるというのだ?エッ?(何を興奮しているのやら、アタシ。)
とんだカミングアウトを強いられたこの兵隊さんの心の傷を思うと、ほんとうに同情を禁じえない。
 
「差別」というのとはまた違う話だけれど、有名芸能人の軍隊生活も大変らしい。我らがウォンビンくんも、広報局勤務の芸能兵でなく、当初から「私は軍隊では、一韓国民キム・ドジンとして、普通に軍隊生活を送り、任務に専念したい。」と表明しているのだが、それでも随分いろいろあったらしい。(上官と記念撮影とか、サイン殺到とか、漏れ聞こえてきたのはそんな話。)もし自分のとなりに、スクリーンやTV画面でよく見ていた顔がいて、これから毎日生活を共にするとしたら・・・・たしかに状況が落ち着くまでにはちょっと時間がかかるのかもしれない。

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【写真上左】新型幕舎と言われる、新築の宿舎の様子。軍用語では「内務班」だったかな。映画「海岸線」「シルミド」などでめざしのように皆が並んで寝ていたオンドルの寝床でなく、いちおう一人一人独立したベッドだけど、ほとんど学生さんの寮ですな。

【写真上中】シャワー。仕切りは・・・・・無いなあ。

【写真上右】同じく、トイレ。花なんて誰が飾るのやら。野郎ばっかしのトイレに。(造花かな?)こういうところに万一女性が見学などに行ったバアイ、大用の個室使わせてもらうのよね???

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2006年2月17日 (金)

GIORDANO新CMと旬の男の子

【Written by miyuki】

Img_1_2新しい広告写真。右・イ・ヒョリ、左・イ・ジュンギ。JDGさん、やっぱ、ポロシャツっすか?(笑)どうもこの格好でオープンカーに乗っていた模様。氷点下のソウルでそりゃ厳しい・・・

当初1年のみかと見られていたJDGのジオダノの契約が継続し、喜ばしい限りだが、去年のわくわく3人バージョンとは大分違う世界のCMのようだ。
面子はJDG、歌手のイ・ヒョリ、モデルのウリ、そしてイ・ジュンギ。スター本人のオフ・スタイル、みたいなコンセプトらしい。このメンバー揃っての撮影が難しかったんだろうか、それとも秘密裏にもう撮られたのだろうか。兄さんだけ一人大ベテランで、「ひとつ屋根の下」状態か?と予想したのだが・・・・

Img_2_2去年話題沸騰だった、チョン・ウソン、チョン・ジヒョンとの三角関係ドラマ仕立てCM。タートルズの「Happy Together」が流れる釜山の風景が素敵だった。

JDGは寒空の下、江南でオープンカーに乗って「接触事故でどきどき」という設定らしいが、それにはちょっと笑えた。あのソウルの道路で、もし隣に乗せて貰えたならば、そりゃ嬉しいけどきっと多分、命がけ(爆)。(かねてより、ドラマ映像から「アブナイお嬢みたいな運転?」疑惑が噂されたJDGだもの。)
ほんとうにオフにサングラスなしで、髪キメキメにしているとは思えない。そんなことしたら、撮影時の大混乱は何度でも繰り返されるし。実際1人で運転もするらしいが、窓にはきっちり黒フィルムなのだろう。しかし、何かするたびいつも大騒ぎで。(大変だね、兄さん。)

Img_3「王の男」ポスター。ジュンギくんは確かに美しい。(左下)

で、イ・ジュンギくんである。残念ながら私の守備範囲外のタイプなんだが、目下の勢いは凄い。昨年末公開の「王の男」が先日1000万人を突破して、スクリーンクォーター縮小反対1人デモに参加するも、JDGより早い「一分で撤収」。
1982年生まれのA型。
「タスケテクダサ~~イ!!」と世界の中心で愛を叫んだ森山未来くんにちょっと似ているか?と思ったが、この彼、実はタカハタ秀太監督、チョナンカン主演の日本映画「ホテル・ビーナス」で、BOY役を演じていた。ホテルの前に置き去りにされて、おかまのオーナー(市村正親)が育てた、ちょっと暗くて鋭い男の子・・・・

Img_4 「ホテル・ビーナス」出演の面々。市村正親の隣にいるのはパク・ジョンウ。「ブラザーフッド」では徴兵官で、ジンテ兄さんと汽車の中で殴り合い。いろんなドラマをよく見ていると、あちこちに出ているお兄さん。その隣にいるのがイ・ジュンギ。ちなみにチョナンカンの隣の女の子は、やはりブラフで、ヨンシン姉さんの妹をやっていたコ・ドヒ。

もう1本の出演映画は「バレエ教習所」こちらは今年の「韓流シネマフェスティバル」のオープニング作品だ。
きっと多分「王の男」も近いうち日本で見られることだろう。カンヌ映画祭で交渉の場を持つ事になるだろう、というニュースだったから、今年の後半か、来年はじめか・・・。
本国でほぼ同時期公開だった「台風」の事を思うとちと複雑だが、とっても興味はある。

旬の勢い、というのは本人にとってどれだけ大変なものだろう・・・・誰もがその波に乗れるわけではなく、じっさい人生の何かを引き換えにするほど苦しいのかもしれないし。
 JDGに聞いたらきっと一番分かっているのに違いない。若いから、新鮮だからの「旬」を越えて本物を目指す道程を・・・・。

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2006年2月16日 (木)

第2回ゆるゆる対談 「PROMISE」

※「Happy Together」は全てのレビューにおいてネタバレに配慮しておりません。作品を未見の方で、内容を知りたくない方は充分にご注意下さいますようお願い申し上げます。(管理人)

  ○ 鬼狼
tartan 先日珍しくひとしきり真面目に語ったんで、今日はちょっと別の角度からいろいろ検証してみましょうかね、「プロミス」。なんせ突っ込みどころ満載だもんで。
miyuki まずは懸案の、「鬼狼!」かねえ。
tartan いきなり^^; しかも“!”付き。(笑)
miyuki アブナイよねえ、鬼狼(笑) ほんとうはそういう資質がある人かどうかはまったく不明なんだけど。リウ・イエさん、ぜんぜんノンケだったらすまん。^^; クンルンちゃんのまっすぐ素直脳天気に対して、1人心でぐるぐる屈折する切なさ満載ってのが・・・・(笑)

Img_2_1「クンちゃん・・・・頑張って生きて頂戴。」 「どうしただか?腹でも痛いのか?」

tartan 確かにあの、クンルンぷち拷問のシーンの鬼狼の視線なんかは・・・アヤシかったなぁ~。間違いなく“愛”ではないかと。それから、「別れの頬擦り」・・・
miyuki バブルの頃、カンヌ映画祭でスペインのペドロ・アルモドバル監督の「欲望の法則」って映画を買い付けてきた小さい映画館の人、ちょっと知ってたの。監督さんはまあ、知る人ぞ知るあっちの世界の人で、担当者はまったくノンケだったから、いろいろ吃驚(爆)したようだったけど、それに出ていたのが、あの「アントニオ・バンデラス」誰?この若いブスは?ってかんじで、まだデビュー間もなさそうな・・・。
tartan ほお・・・いまやハリウッドの大スター・・・
miyuki でしょ? あんなにまっとうな(?)大スターになるとは思わんかったの。そのくらいこてこてのゲイ映画だったけど、突き抜けた美しさ、切なさみたいのがあって。バンデラスくんは「悪女の深情け」みたいなキャラだった。雑誌でおすぎさんが大絶賛してたっけ、この映画。でもおすぎさんは見る目は確かだと思うんで・・・それでのちにこの監督もけっこうブレイクしたよね。それ以来どんなまっとうな世界の大作に出ても、あのバンデラスの捨て身演技は頭にこびりついていますわ。
tartan なるほどねえ。
miyuki ・・・・で、何が言いたかったかってと・・・そうそう、役者さんとしての「可能世界」ね。鬼狼さんみたいなタイプの役者さんて、たぶん自分でそうでないと思ってても、役やる上ではかなりの可能性がありそう、というか・・・。地味そうなんだけど。
tartan 王妃をめぐるファンタジーからは別個に独立した妙にリアルな精神世界だったかと・・・・「自分にだけは顔向け出来ない・・・」って語られて、クンルンちゃん、どう理解したんだ?(笑)ちゃんと気高い雪国人に戻っていたのかな。

Img_1_1リウ・イエさん、こうしてみるとかなりでっかい。真ん中に一人香港マフィアの方が・・・

miyuki  滝涙だったし・・・・「鬼狼」はそんなわけで、胸の痛むとっても切ないキャラでした。しかしさあ・・・ひとくちにゲイっても、女の子の思う綺麗なお兄さん方の「ボーイズ」とはちがうどろどろ世界の愛憎だもんねえ。女から見てると女の存在しようが無い世界で虚しい。
tartan すでにボーイって年じゃないしねえ、リウ・イエさんにしても、兄さんにしても。「OL」だな。
miyuki 「O」ってなに?
tartan おっさん。「おっさんずらぶ」(爆)
miyuki あははは。JDGにもしそういう世界のオファーが来たら、微妙なところだよね。ほんとうはどうであれ(え?)案外意地でも操を守っちゃいそうで・・・
tartan 「海岸線」のえっちシーンみたいにうやむやに・・・
miyuki きのうだかも、「体に自信が無い」ってどっかのインタビューで答えてたっけ。ドコが自信がないんだかねえ・・・まったく、柔軟なようで、そこらへん、何をどうしても、お堅い。
tartan でもでもでも、もし万が一、そんな世界に踏み出しちゃったら、王子教信者どうなりますのん?
miyuki 「踏み絵」だねえ、またしても。

 ○ ノベライズ
miyuki ノベライズは?
tartan 読みました。で、欲求不満になった(笑)
miyuki まあねえ、満足のいくノベライズってのも、なかなかお目にかかれるもんじゃないんだけど。あ、「チング」、あれはとっても、秀逸だったよねえ。
tartan 私もそう思います。監督自身がお書きになっただけあってしっかり小説世界になってましたね。しかしそれにしても「プロミス」はちょっといただけなかったなあ・・・・「ドクターズ」よかはずっとマシだったけど(笑) 文章の上手い下手だけで成り立たないこの気持ち、どうしてくれる?? あはは。
miyuki 書き直したくなるね。
tartan ホント。『時折ちらりと覗く昆崙の両のフトモモは、その薄汚れた外見からは想像できないほど白く細く、妖しいほどにスルリとしていた』とかね。いらんこといっぱい書いちゃう。ぶぶぶ。
miyuki ぶははは。でもさあ・・・・クンルンを文で表現するのも考えると相当結構難しいよ。可愛くて頭のいい大型犬観察して書くといいかも。
tartan 『昆崙は待った。雪の日も風の日も。曇りのない、澄んだ湖のような瞳の奥を揺らし、ただ主人の帰りを待ち続けた。駅の前で・・・・』 あ、違う話になっちゃった。「クン公物語」(笑)

 ○ チェン・カイコー作品
tartan 監督の他の作品て、私は「覇王別姫」「花の影」「北京バイオリン」くらいしか見てないんですが、miyukiさんは?
miyuki 怒んないでくれる? 「覇王別姫」しか見てないのよ。東京国際映画祭に見に行った。生監督と生レスリー付き。お友達の京劇俳優さんが劇団仲間のシーンで写ってたりしたの。
tartan 生レスリー・・・・・今となってはものすごいレアな体験ですよね。
miyuki うん。で、レスリーが劇中で切なく思い詰めてる相手役のでっかいノンケ男がこれまた友達に似てて。
tartan へええ。兄さんが「In Memorium」の中でピアノの前に座っておちゃめに口ずさんでた「A  Thousand dreams  of  you」って覚えてます? 
miyuki あ、あれね。
tartan 以前、旧公式で、アレがレスリー・チャンの曲で「花の影」の挿入歌になってるってのを聞いて、そこからしばらくレスリーの作品を続けて観ましたわ。「恋はあせらず」とか「ブエノスアイレス」とか。
miyuki レスリーのファンなの?
tartan ちゃう。レスリーみたいなタイプって・・・つまりちょっとナルちゃん入ってる人って、どっちかというと基本的にはあんまり得意なタイプじゃないんだけど・・・・あの色っぽさにはちょっと惹かれるものはある。
miyuki tartanさん「ブエノスアイレス」、かなりお勧めなんだよね^^ ふふ。レスリーは共演女優さんにも優しくて、って共演した常盤貴子ちゃんがコメントしてたけど、彼女と絡んでるシーンはあまりリアリティなくて辛そうだった印象がありますわ。あの繊細さ、鋭さはやっぱ、「あの世界」の賜物だったのかもなあ・・・「ブエノスアイレス」のウィンもひりひりしてたよね。振り切っても振り切れない、あれも「深情け」??
tartan 実はこのブログの『Happy Together』も、「ブエノスアイレス」からなんですわ(*^_^*)もちろんジオダノのCMの曲だからってのも半分ありますけどね。あんな切ないストーリーを兄さんにもやってもらいたいんだなあ・・・・ぴちぴち白ブリーフで。(爆) あ、これって爆弾発言だか?
miyuki あははは。ジオダノの最初のCMのあの三人で、まんま映画1本撮らないかなあ。三角関係、しかも、JDGはジヒョンちゃん、どうでもよし、ウソンくんの彼女だから絡んでる、みたいな世界の・・・ムリか?・・・あ、鬼狼さんからすっかりずれちゃった・・・・
tartan  鬼狼さんは、ト二ー、JDG兄さんはレスリーの役をやれるのか、はたして?
・・・・というオチで、無理矢理・・・・^^;;

(※文中の「もしかしてゲイ?」発言等は、管理人たちの勝手な妄想です。あくまで(笑))

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2006年2月14日 (火)

PROMISE

【Written by tartan】

※「Happy Together」は全てのレビューにおいてネタバレに配慮しておりません。作品を未見の方で、内容を知りたくない方は充分にご注意下さいますようお願い申し上げます。(管理人)

M0020006_70_2 公開から3日目の昨日、やっとスクリーンのクンルンちゃんを拝むことができた。かなり出足が遅れたせいで、すでに公式をはじめあっちでもこっちでも感想やら分析やらが飛び交っちゃってるけど、まあここはひとつ、tartanの独断と偏見に満ち満ちた「プロミス」考、てか、ほとんど「クンルンだけ」考を^^

ここ数年、特にドラマ界からきっぱり足を洗って映画に専念するようになってからというもの、兄さんの選ぶ役柄ってのは、何かの“権化”みたいなものばかりだった。嫉妬(笑)の権化だったり、復讐の権化だったり・・・・と。一つの感情にとり憑かれて、挙句自己コントロール不能に陥り、アイデンティティを崩壊させていくという、パターンとまでは言わないまでも本人曰く「そういう役が好き」という役柄が続いていた。(いる。)

Kunnrunn しかし、クンルンって、そんな流れとは全く違ったポジショニングで突然現れたのね。「台風」と公開が重なったことで、必然「『プロミス』と『台風』どっちが楽しみ?」みたいな会話になってしまったのだけど、きっぱり「あたしゃ『プロミス』!」と答えていた人が果たして何人いただろう。「クンルンは・・・別にいいや。はは」という人も実際大勢いたと思う。
だって、奴隷だもんね(笑)ドレッドで這い蹲って、へこへこして、「はい、ご主人様」だもん。「ええ・・・ちょっとねえ・・・」的な雰囲気も確かにあった。
ところがしかし、だ。公開になるやいなや、あらあらそっちでもこっちでも「クンルン、かわいい~」の声が。おいこら、tartanは声を大にして言いたいぞ。んだからずっと前から『クンルンは可愛い』って言ってたべっっ!」と(笑) 唾飛んだらすんまそん。

権化とは対極にある役どころ。そう・・・・いわば『人間、不必要なものをどんどん削ぎ落としていくと、最後に何が残るのか』ということを証明しているような存在なんだな、クンルンて。パンフレットにも“神話的世界に秘められた現実的なメッセージ”と記されていたけど、まさにその通りで、究極のファンタジーでありながらもどこか超現実的な感覚にとらわれてしまうという、不思議な余韻が残った。ま、それがカイコー監督の狙いだったのだろうけれども。監督、さすがですわ。

Img_1「台風」にゲスト出演中のクンルンちゃん。(うそ・笑)

ファンタジーでないこの世界で生きていると、嫌でも身につく裏表とか、欺瞞とか・・・・もちろんそれがないと世の中渡って行けないんだけど、ちょっと疲れて厭世的な気分になっちゃったり、もっと疲れて露悪的になったりするときがある。「な~んか、要らんモノいっぱい背負ってるな、あたし・・・」みたいなになることもあるんだよね、実際たまに。tartanがクンルンてキャラを最初に聞いた時、まだどんな外見なのかも全然わからないうちからもんのすご~~く惹かれたのは多分、そんな“ホントはこんなじゃなかったはずの自分”に、ふと気づかせてくれたからなんじゃないかと、今思った(今かよ! はは^^;)
最初から削ぎ落とすものなんか、何にも身につけていないクンルン。その潔いまでの純真さと健気さと、ある種の強さ・・・・
またそれが兄さん自身とオーバーラップするもんだから、たまらないんだよ。

兄さんて強い人だと思う。心一番奥の奥の、絶対に手垢を付けたくない部分を、その強さでちゃんと守っているのだと思う。あの立場にいながらね。(本人が意識してそうしているか、については不明。多分無意識・笑) 
でもって、兄さんのそういった「クンルン的」要素が、今回カイコー監督の手腕によって遺憾なく発揮(発掘)されて、“兄さん=素敵な王子様”という鋼鉄の図式の呪縛から逃れられずにいた人々を解放へと導いた。これは監督の素晴らしい功績・・・・なのか?^^ 
よく観察していると、たまに兄さんの瞳の奥に、チョコンといるのが見えるんだけどね、クンルン。

んもお、可愛くて仕方なかったクンルンちゃんを、ずだ袋にでも押し込んで(入らんっちゅうの)お持ち帰りして、「オラ、恥かしい・・・」とか言うのを無理矢理脱がして風呂に入れて、「痛てえよぉぉ!」と泣くのを押さえつけてごゴシゴシ石鹸で洗って、「もうこれ以上食えねえだよ」とにっこり微笑むのを見届けるまで、肉、食わしてやりたい・・・・・とかぼんやり考えていたら、帰りの地下鉄、すんでのところで乗り過ごすところでやんした^^ ばかだねえ。

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2006年2月12日 (日)

第一回 ゆるゆる対談 

tartan  「第1回 ゆるゆる対談」のお時間です。
miyuki  ゆるゆる・・・・^^;;
tartan  “プライベートはゆるゆる?疑惑” の兄さんに因んで。
miyuki  あはは。で、お題は?
tartan  特になし。第1回だからフリートークです。

 ○ 雑誌の嵐
Img1_1 Img2 miyuki  このところ雑誌が立て続けに出たね。日本でもほんとにマスコミ出放題。さすが、アミューズさま効果なのかねえ。「タイフ~ン」の時も同じ位出られたら身が持たん・・・
tartan  もお、雑誌貧乏。てか兄さん貧乏(笑) 「W」「ELLE」「PREMIERE」あたりはホント、良かったですよね~  
miyuki  私が兄さんにどっぷり嵌ったきっかけになったのが、一昨年のあの写真集だったんだけど・・・・アートの「パーツ」として目いっぱい活用されている肉体(え??)でありながら、ちゃんと「演技世界」として完結してるのね。上手く言えないけどさ・・・ヨーロッパ編は特にツボ。韓国編は、可愛かった。
tartan  あれは今でも妄想の泉。で、このところ雑誌のゲージツ品な兄さんを立て続けに見せられて、突然あのデモの映像見たら、なんだかすげぇ‘普通’だったのがまた良くて^^; デモの意味考えるとほんとは笑ってられないんだけど。

Img_6元気ならどちらでもいいです。男の子でも女の子でも……(笑)

miyuki  ジオダノのセールで売ってるみたいなセーター着て。(笑)
tartan  でもって、朝○日報の写真は‘オメデタ会見’。兄さんやっぱどんな時も隙だらけ。(笑)
miyuki  実際今年の「韓流シネマフェスティバル」のラインナップ見てたら凄いなあ・・・って思うもの。過去一年分に限っては居ないけど、数年の間でも、日本映画じゃこれだけの品揃えはない。「男たちの大和」で、やっと350万人動員とか広告に書くわけだし。(台風より少ないぞ。)映画を娯楽として成り立たせて、結果作り手が切磋琢磨して、ということにスクリーン・クォーター制がどれだけ重要かって、これ見ても良くわかる。政府ももういいだろ、とか甘く見ちゃいけないっすね。
tartan  あれは兄さん、自分のためのデモじゃないですもんね。映画って文化全体のため。後輩たちのため。自分の置かれてる立場とか、よくわかってる人だから、悩んだろうと思うよ~相当。政治的なことにはあえて突っ込まないけど・・・・兄さんの守らんとしているものはよくわかる。

 ○ 浮世離れ
miyuki  兄さんてさ、世間のことどれくらい分かってるんだか?
tartan  世間の常識?
miyuki  うん。デモで街に立ったらあんなに大騒ぎじゃ、自分でも言ってるけど、本国じゃうっかり1人歩きも出来ないし、きっとどんどんズレてく一方だね。(笑)
tartan  ある意味“仙人”みたいなもんだからなあ、兄さん。何年か前に「地下鉄の初乗り料金は? バスは?」って聞かれて、全然トンチンカンな答えしてたっけ。「だってぇ・・・地下鉄に乗る機会がないんですぅ~」とか言って。普通にジャージにつっかけサンダルとかで、コンビニとか・・・・・
miyuki  多分無理だろうね。すごく不自由。しかしなんでジャージって決めてんのさ?(笑)
tartan  絶対オフはジャージ!(笑) しかもグレーで、れろれろにゴム伸びてる、と。
miyuki  見たんかい。
tartan  見てきたように鮮明に目に浮かぶさ。
miyuki  で、ソファーにゴロンとして、溜まりに溜まったDVDとか見ながら・・・・・
tartan  リモコン握ったまま寝ちゃうんだね。疲れてるから。
miyuki  なんか、生命力なさそう~~(爆)
tartan  兄さん、健康診断とか、定期的にしてるのかなあ・・・・
miyuki  どうだろう・・・・34歳になるもんね、もう少しで。あっ、昔さ、健診の検尿でコップになみなみとおしっこ入れてる男を見たことがある(笑) 
tartan  ええっ? 紙コップになみなみと??
miyuki  うん。なみなみと^^; 兄さん、きっと健診とか慣れてないから、もしかしたら適量知らないかも・・・・・

09a_2「なみなみ入れたらあかんのか? あん?」

tartan  適量わかんなくて、兄さんもコップになみなみと? うははは(爆)
miyuki  「あらあら、ドンゴンさ~ん、よく出ましたね~~~~」とか言われてはじめて適量に気付く。自分だけほかのとちがう。(爆)
tartan  「あ、あ、ああ・・・」って視線がうろうろ。捨てるに捨てられない中身。ぶぶぶ・・・・
miyuki  ありえそうだな。紙カップに名前がまじっくで黒々書いてあったりして、急に恥ずかしくなって、長い睫毛をふるふると伏せる。
tartan  妄想妄想(笑) 
miyuki  「なみなみ」を見て嬉しいかどうかっかって妄想はやっぱ、王子様好きには殴られるかなあ・・・(爆~~)可愛いと思うのもヤバい世界だけんども・・・。まあ・・・せめて内側にここまでの線、てのしっかり上書きしておいてあげないと。うひゃひゃひゃ・・・
tartan   検査技師は、誰のだろうと、んなこと知ったこっちゃない、誰よこんな危ない入れ方して!!と。ぶははは。
miyuki   私が検査技師だったら、人によっては誰のかとっても気になるぞい。んでもって、眉毛下げて血圧測られ、困ったように血採られて青タンになって、「はあい、揉んじゃいけませんよ、押さえといてください」とか、絆創膏貼ってあげて、それから「息吸って~~~、はい止めて~~~」って・・・何やっても、素直なんだろねえ、態度が。どれでもいいからやって失敗して困らせてみたいわあ~~。(嘘です。)
tartan  シチュエイション 細かすぎ~~~。(笑)
miyuki  体だけは本当に大切にして下さい。(マジ)

・・・・・というわけで、こんな調子で、ゆるゆる対談は次回「PROMISE」に続く・・・・

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2006年2月11日 (土)

BINUS

【Written by miyuki】

・・・とは、ウォンビンくんの公式ファンクラブの名である。JDGが「ADONIS」なのと、名前だけはちょっとシンクロ?もっともこちらは「BIN」(ウォンビン)と「US」(ファンの皆が自分を差していう「私たち」)だから意味合いはちょっと違うけれど。

Img_l_1ビニも黒目が大きい。茶色に透けている。JDGのように揺れてない。じっと見詰めるこのかんじ・・・11月の来日会見。
Img_n 数日後、潔くこんな兵隊さん頭で入隊した。「コマスムニダ!」と大きな声で礼を言って。

韓ドラがまだまだ一部愛好者のみの間でしか見られておらず、世間的には「冬のソナタ」一つしかなかったころ、私も真面目に鑑賞して、「ヨン様」の、今思えば一つの集大成の姿「イ・ミニョン」理事(これも理事だなあ。)に、へええ・・・と驚いていた。公式の来日があってから世間には嵐のようなブームが押し寄せ、B型人間的に息苦しくなった頃、ふと見たCMに何故かとっても心惹かれ、「ブラザーフッド」を見に行った。そして、私は「ヨン様ぢごく」からあっさり抜け出し、まず兄弟のうち「ビニ」にハマったのである。
日本に於いては「ぺ様は誰もが通る道」なんだろか、と同じ道通ってすっかり立派なドラマフリークになった友がいみじくも言っていたけれど・・・・あ、なんか、カミングアウトした気分だ。あんなにおばちゃんたちを巻き込んだ「家族」形成されるともう、わけワカラン新興宗教か?状態だと思わんでもないけれど、ああいうカタマリ抜きに「ホテリアー」や、「愛の群像」の演技はいいよな、と思う。

Img_j永遠の、ジンソク。(大泣)

・・・で、ビニ。ジンソクは、可愛かった。本当に泣かされた。後からわかったことだけれど、「頑固なひとすじの道」は初めからその眼差しでひしひしと伝わってきた。(道一筋なんだけど、おもいのほかハタが心配するほど柔軟だったのはJDG兄さんのほうであったよ。笑。)「ブラザーフッド」以来、マスコミに出る時は必ず「兵役」のことをセットで聞かれていた彼は、とうとう昨年の11月29日に入隊、大韓民国陸軍の義務兵の1人「キム・ドジン二兵」となった。最近、服務中の姿の写真が出て、ファンの皆の涙を誘った。そう、なんでか「泣ける」んである。皆「泣けた」とまず言う。ジンソクも兄さんと言い合いしちゃあ泣いてばかりいたけれど、この「人を泣かせる」が実際5人きょうだいの末っ子でもある彼の「永遠の弟」たる所以なのかもしれない。

Img_g マスコミに発表された、任務に就いている「キム・ドジン二兵」鉄条網を精査中。

江原道華川の陸軍七星部隊で非武装地帯の鉄条網を警戒する「最前線」GOPで、年下の同僚たちの「ヒョン」となり、「俳優ウォンビンは今はいません。」と言った彼だが、写真の彼はやっぱり「ウォンビン」には違いない。なんだかイ・ジンソクがまんま現代の陸軍にいるような・・・。(BINUSにおいて、ADNISのユン・ヒョンチョル理事と同じで圧倒的に支持されているのが「フレンズ」のジフンなんだけども。ジフンは作中でやはり兵役に応じて軍人姿が見られたが、私にしてみりゃジンソク、なんだなあ。)

Img_k写真展の中の一枚。ばれると怒られるもんで、小さいサイズで。どうかご内密に。「ファンが展示写真を撮っていても、そのままにしてあげて」と本人主催者に頼んだという。(泣)ありがとう・・・人工的なプロテインは抜きで鍛えました、と言う感じの、細いけど強靭そうな体。

ビニは、頑固だ。決めたことはやり抜くけれど、納得出来ないことは死んでもやりたくない、と自分でも言っていた。「ブラザーフッド」の時、役の上で納得出来なくなると、ジェギュ監督にとことん質問しに行ったというが、その中のひとつに、きっと「どうして、僕は兄さんの手を放さなくてはならないんですか?」というのがあっただろうと勝手に妄想している。監督は言ったに違いない。
「君の気持ちはよくわかる。誰だって胸が痛む。でも、そうでないと話がうまく完結しないんだよ。」

そうやって出来上がった映画のラスト近くの彼の、兄さんの作った靴を見てぽろぽろと泣くアップで、私はまんまとFCに入ってしまったわけである。

昨年の入隊前の最後の来日は、「BINUS」というDVDの発表と、写真展の開催絡みだった。夏の間に故郷の江原道で撮影されたという映像と写真には、妙に大人の男を感じさせるビニが映っている。DVDが先に発売され、写真集は夏ごろ、ということだ。その顔も、カラダも、ほんとうに美しい。

BINUS / ウォンビン DVD BINUS / ウォンビン

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2006/03/03
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JDG 雑誌三昧

【Written by miyuki】

いやあ、本当に「PROMISE」関係では雑誌に出捲っていただいた。これもアミューズ様所属の賜物だろうか。
一月末からこっち、女性週刊誌含め、ADJにアップされていた日本で出た物だけで一山、という勢いである。見ると買ってきてしまう悲しいサガ。衣装が同じだったり、記事の内容的にはまあ、似たり寄ったりなのは否めないけれども、写真の使い方にはその記者の思い入れの度合い(JDG感染度?笑)が微妙に現れていたり。先月出た「JJ」などは、目も眩むネイル特集記事の合間に「いい人伝説」なんちゅう見出しだもの。この本買って見るおねいちゃんにも、「いい人」度合い、アピールするんだろか・・・

 
_2_3これって、わざと袖が短いデザイン・・よね?ananも同じ衣装だった。
 
Photo_5 tartanさんご贔屓のなみだぶくろの下もクマになって皺入ってるけれど、頑張って可愛い表情になってる。よしよし。

さて、昨日は美容院で、ちょっと前の女性週刊誌出されてなんとなく読んでいたら、ウラジオストックの革コートシンさんがにっと笑って座っている後ろに、見覚えのあるヘアメイクの女の子、という気の置けない写真が。(彼女が釜山のロケで仕事をしている姿を見た。大柄で明るそうな女の子だった。)ロケ中のスナップらしい。内容はシンの刺青のエピソードと、ロケ中のキムチの話などなど・・・。

本屋さんで一気に購入の雑誌群。「CREA」「FRaU」「anan」「25ans」内2冊は占い特集
(関係ないか・・・笑)

個人的には写真は「CREA」のが好きだ。疲れていそうだけれど、綺麗な横顔などなど。「FRaU」では、例によって、共演男優凭れかかりの図。(ジョンジェくんとの絵のがそそられたっす。)

 
Frau22

将軍様、頑張って脚めいっぱい延ばしてみたけど、膝から下のズボン丈でばれちゃった??記事は対談形式。

韓国内で出た雑誌の写真はみなロケや衣装、メイクともども「凝った世界」を演出した作品と言う感じだったが、日本での写真はおおむね「ナチュラル」。こうしてみると、まだまだ細い、JDG。来月の「CREA」にも何か出るらしいので、要チェック。某カメラマンが「早撮り」したのって、これだろうか・・・。ファインダーの中の彼のセクシーさに驚嘆した、という話の。

じつは香港版など中華圏の雑誌なども買ってみた。山は大きくなる一方だ。新しい雑誌に鋏を入れるのがどうも躊躇われる性格なものだから、この調子では、表紙になっているんでもない限り「なんでこの雑誌買ったんだっけ?」状態で、玉砕するに違いない。
「今日出来ることは明日に延ばすな」を実践できないB型、雑誌の山ぢごくである。とほほ。

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2006年2月 9日 (木)

僕が9歳だったころ

【Written by miyuki】

※「Happy Together」は全てのレビューにおいてネタバレに配慮しておりません。作品を未見の方で、内容を知りたくない方は充分にご注意下さいますようお願い申し上げます。(管理人)

Img1キム・ソクくんと、イ・セヨンちゃん。ソクくんはウォンビンくんの少年時代などやったけれど、どちらかというと、ヨン様系列の御顔だと思う。メガネかけてない短髪のヨン様見ると納得かも。「愛の群像」とか。

仕事のミーティングがあって銀座へ出たついでに、地元の映画館ではやっていないこの映画を見ることにした。原題は「9歳の人生」。韓国で発売から10年の間に130万部を売ったベストセラーだそうだ。
2004年ユン・イノ監督作品。日本公開においては文部科学省選定作品(家庭向け)となっている。

主演はキム・ソクくん。「マイ・ブラザー」(原題ウリヒョン)では、ウォンビン演じるやんちゃな弟ジョンヒョンの子供時代もやっていて、「おばあちゃんの家」のユ・スンホくんとともに、韓国の名子役だと思う。
そのソクくん演じる主人公ヨミンが心を寄せる、都会からの転校生ウリムに、「大長今」(テジャングム)のクミョンの少女時代を演じたイ・セヨンちゃん。美人だ。

70年代の韓国・・・・なんだか泣ける程懐かしい片田舎の小学校の風景が繰り広げられる。むりやり二人一組の木の机、木の椅子。(私の小学校時代もあったよなあ、この机・・・)つぎはぎの屋根で、丘の斜面にやっと建っているような小さな家に一家肩寄せ合って暮らすヨミン。お母さんの目が仕事のせいで不自由になり、ヨミンは子供ながらに学校を終えたあと小さなバイトをしては、カメの中に小銭を貯めている。
「お母さんの目はいつか僕が治す。」
ヨミンの両親は貧しいながらも心正しく生きている夫婦で、そんなお父さんを尊敬しているヨミンも9歳ながらに男気溢れる少年なのだ。男子にも女子にも人望があつい。

そのヨミンの初恋は、結果としてはいちおう両想いで成就するのだけれど、切ない別れも待っていて、このへんに至る9歳なりの「人生」が、声高なストーリーではないけど、泣かされる。近くに座っていた若いサラリーマンなんか、鼻啜っていたもの。

9歳の「世間」といっても当然、学校が中心。韓国人は、言われたら言い返す、が信条だと何かに付けそう思うが、子供もしっかりそうなので笑えた。いじめられても、言い返している。中には言い返せない韓国人も居るのかもしれないのだけれど、とにかく「返して返して返し」捲る。陰に籠って居なくてよろしい。(笑)

「男は女を守るものだ」というお父ちゃんの教え、それを実践するヨミン。もうモテてあたりまえなんだけど、そんなヨミンも、かくれてバイトしていたのがバレて、それがナサケナイ、と怒るオンマに叱られながらおいおいと泣き出すシーンは胸に沁みた。オンマのために頑張ったのに。でも、オンマはオンマで、いろいろの切なさがあって。このシーン見ていたら、こんな男の子のオンマなら(ここがミソか?)やってみたいなあ・・・としみじみ思った。(泣)

美少女ウリムも、それなりの小さな屈折があって、ヨミンが好きになったのに素直に接する事が出来ないあたり、んまいっ!!でもってそんな二人にヤキモチやいてじりじりした気持ちを持て余しちゃうおかっぱのクムボクや、ヨミンの弟分ギジョンの可愛いこと。

裕福とはいえない家庭や、70年代の社会に生きるヨミンには、原題の「9歳の人生」というほうがほんとうはしっくり来ていると思う。子供時代ながらに、すでに「人生」だもの。

16年前の篠田正浩監督作品「少年時代」をちょっと思い出した。あれは日本の戦時中のハナシだったけれど、主人公の2人の少年のうち、片方がやっぱりみょうに男気のあるお子だったっけなあ・・・・。(あの映画もつい最近、やっとDVDが出たのだよね。井上陽水の歌う主題歌は、聴くだけで遠い目になれる。)子供時代の思い出が圧倒的に「夏の風景」なのって、何故だろう。「僕が・・・」の冒頭も、背景が夏だ。

先日の(今も続行中か)スクリーンクォーター制縮小反対デモの話ではないけれど、こういう掌中の玉みたいな美しい作品が、たとえば公開する場を得られないとか、企画そのものから通らなくなったり・・・というような事態を思うとやはり嘆かわしい。心配なことである。

9歳の人生 Book 9歳の人生

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2006年2月 8日 (水)

『タータンの部屋』

【Written by tartan】

タータン みなさんこんにちは。「タータンの部屋」の時間です。本日のゲストは、日本での公開を今週末に控えた映画『アイフル』で・・・・・あ、あ、いきなり間違えましたすみません、『プロミス』で主演をなさっている奴隷クンルンさんと、え~、4月公開の『タイフ~ン☆』で主演されている海賊シンさんのお二人です。クンルンさん、シンさん、いらっしゃいませ。初めまして。

Img_kクンルンさん。奴隷。好物はお肉

クンルン ・・・・肉・・・・
タータン は?
クンルン ・・・・その肉くれろ。
タータン ・・・肉? ですか? クンルンさんはお肉がお好きなんですか?
クンルン あんたの、その腹に隠してる肉、くれ。
タータン なっ! こっ、これは別に隠してるんじゃありません(ーー;; 私の自前の贅肉です。
クンルン なんだ・・・・そうだか。ああ、肉食いてえ。
タータン シンさん、こんにちは。
シン ・・・・が・・・ちがう・・・・
タータン え? あの、ちょっとお声が小さいようですが、何と?
シン ・・・・タイトルが・・・・違う。
タータン え? 違ってましたか?(資料をバサバサ)・・・あの、シンさん、タイトル『タイフ~ン☆』でいいはずな・・・・・

Photo05_2シンさん。海賊。チャームポイントは金歯

シン ちがあああ~~~うっ!! タイフ~ンって何だ! フ~ンって! そんな腰抜けなタイトルの映画に出た覚えはない! 『テプン』と言え。そうしなければ取引には一切応じない。
タータン と、取引って^^;;;; わかりました。『テプン』ですね。言います言います。ちゃんとそう言いますからお願い、突然激昂しないで下さい。それからそのサバイバルナイフ、鞘に収めて下さい。
シン ふん・・・・最初からそういえばいいんだ。
タータン (汗)ところでクンルンさん、何でも聞くところによるととっても足が速いんだそうですが?
クンルン んだよ。
タータン 50メートルは何秒くらい?
クンルン ごじゅうめえとる? それは、食えるのか? 
タータン ・・・・・食べられません。もういいです。
クンルン 腹減った。あんたの腹の肉でいいから、食わせろ。
タータン ダメです! タータン死んじゃうじゃないですかっ! もお・・・・
シン ふん・・・・ほら、これでも食え。
クンルン 海賊様、コレは?
シン ピロシキ。ウラジオストックで買ったやつだ。あの時、さあ食べようと思ったらデイビッドがソフトクリームを買ってきやがって・・・・クソ寒かったのに。食べ損ねたのがずっとコートのポケットに入っていたから、お前にやる。
クンルン あ、ありがとうごぜえますだ、海賊様。はぐはぐ・・・
タータン ウラジオストックって、シンさん一体何ヶ月ポケットに入れっぱなしだったんです? あ!クンルンさん、そんなの食べたらお腹が・・・・
クンルン うまいずら! こんなにうまいもの、オラ今まで食ったことがねえ。ううっ・・・・(涙)
タータン んなあほな。
シン 本場モノだからな。
クンルン オラ、海賊になりてえ。

58325loshui37_5タータンの持参した写真。

タータン どうぞ勝手にして下さい。ところでシンさん、タータン今日はお気に入りの写真を一枚持ってきたんですが・・・・・・これです。このハンモックのシーンは結局本編では使われなかったんですよね? いいショットなのに何ででしょうね。
シン そ、それは・・・・その・・・
タータン それは?
シン それは・・・・乳首がだめだって。監督が。
タータン 乳首が?
シン そう。立ちすぎだと言われた。
タータン そう言われると確かに・・・・乳首立ちやすいんですか?
シン ・・・・・・・・
タータン あ、シンさん、赤くなってる(笑) 
シン そ、その質問は、取引と何の関係がある?
タータン 別に。てか、取引じゃなくてインタビューです。対談です。
シン とにかく恥かしいから乳首の件には触れるな。いいな。その写真も早く仕舞え。さもないと・・・
タータン わわっ! 分かりました。写真は仕舞いますからナイフも仕舞ってください!
クンルン おかわりは、ねえだか?
タータン クンルンさん、まだ食べてたんですか? お腹大丈夫ですか?
クンルン 酸っぱくてうまかった。
タータン おえええ。どうなっても知りませんからね。
シン ところでさっきから妙な臭いがする。
クンルン くんくん・・・オラはしねえだよ。
タータン この臭いは・・・多分クンルンさんのドレッドの臭いかと^^;;;;
シン めちゃくちゃ臭い。
タータン 確かにかなり・・・
クンルン オラは平気だ。それより海賊様の吐き出す煙が目に沁みるだよ。なんとかしてけろ。
シン 何だと! 自分の臭いを棚に上げて、オレの煙草に文句言うとはいい度胸だ!
クンルン たばこ? それは食えるのか?
タータン クンルンさん! 煙草は絶対に食べちゃだめです!
クンルン 目が痛いよお・・・・・
タータン あ、クンルンさんの大粒の涙! 生で見られて超ラッキー。
シン おい、早くこの臭いを何とかしろ! 臭くて吐きそうだ! さもないと・・・・・
タータン わわわわっ!! シンさん落ち着いて。そんなことでいちいちナイフを抜かないで下さい。お願いします。
クンルン 煙、やめてけろ~ 
シン うるさい黙れ。死にてえのか!
クンルン 海賊様は、なんと情け容赦のない方なんだ。将軍様はもっとお優しかった。
シン それ以上オレに楯突くと・・・・ 
タータン ま、ま、まさかシンさん・・・・
シン 外の車に積んである。
タータン ひょええええ~~! 核弾頭!
クンルン かくだんとう? それは食えるだか?
タータン ちょっと急に用事を思い出しましたので、今日の『タータンの部屋』はこれにておしまいです。お二人とも、お忙しいところどうもありがとうございました! では失礼いたします。
(すったかたったった~)

クンルン あらら、いっちまっただよ。なあ海賊様、かくなんとかってのは、食えるだか?
シン ・・・・・・・・ 

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2006年2月 7日 (火)

“新しい選択”の行方

【Written by miyuki】

Main_2

「小さな恋のステップ」チョン・ジェヨンとイ・ナヨン

なんとなく週末の夕刊を見ていたら、チャン・ジン監督の映画が公開になるのを知った。
「小さな恋のステップ」主演はチョン・ジェヨンとイ・ナヨン、韓国での公開は2004年だから、実際撮られたのは約2年前ということになろうか。余命三ヶ月と言われた野球選手と近所の女の子のラブコメらしい。

この監督の傑作に、我が愛する兄さんの弟(ん?へんな言い回し。笑。)ウォンビンくんの映画デビューでもあった「ガン&トークス」という作品がある。「小さな・・・」は3年ぶりの作品ということだ。

「オフビートな笑いが癖になる」「韓国のクドカン、チャン・ジンが送る・・・」・・・なるほどねえ・・・昨年のスマッシュヒット映画「ウエルカム・トウ・トンマッコル」はもともと演劇作品で、脚本を書いたのがジン監督だというのを初めて知った。へえええ~~~~。

80_4「ガン&トークス」撮影現場。左から、チョン・ジョヨン。ウォンビン、シン・ヒョンジュン、シン・ハギュン。

兄さんに負けず劣らずのマヂメの権化、舎弟ウォンビンくんの「愛とは~~~」と涙ながらに語る名シーンを思い出す。可愛かった。3人の「兄さんたち」に笑われるハヨン・・・
あのシーンはなんと一発でOKだったらしい。監督があまりに真面目なウォンビンくんの姿から、いぢり方を考えた挙句の作戦だったらしい。なるほど・・・・
余談だけれど、撮影があのホン・ギョンピョさんだった。「純愛譜」や「ブラザーフッド」や、「台風」を撮った強面兄ちゃん。台風ロケ現場で、下手すると役者さんよりへんな存在感があったっけ。
映画の中で、ジン監督とは、肺がんなので殺して欲しい、と依頼に来るへんなゲイカップルとしてちょっと顔を出して遊んでいた。   

ガン&トークス DVD ガン&トークス

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発売日:2003/08/25
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ジン監督、ドンゴン兄さんより一才年長の71年生まれ。(若い・・・)

・・・・で、ナニが言いたかったかというと・・・・
この監督さん、マルチな活躍をする人で、いわゆる正面きっての大作を企画する人ではないけれど、わかる人にはわかる、時には広い世間にきっちりアピールする、あまり予算の張らない作品を撮る、キラリ才能なお人。何より、「オフビート」この感覚。
次はこういう監督さんに、真面目な兄さんをうまくイジって、小洒落た映画を撮って貰いたい・・・そんなのを見たい・・とちょこっと思ったんである。

日本の片隅で無責任なおばちゃんは、こんなふうに思ったのだけれど、当の兄さん、さてさてどんな選択をするのだろう。

Img4

光化門で、JDGデモ開始(6日午後1時ころ。大混乱に困惑、思い切り泳ぐ視線。)

Img5_2

国会議事堂前に移動して、デモ続行。こんなにたくさんの取材陣が。

悩み多き(?)兄さんは、スクリーン・クオーター制度緩和反対の一人デモ・リレーの3日目に出て、街を大混乱させた。日テレのニュースで映像が流れて、吃驚した。
アン・ソンギ先生やパク・チュンフン先輩とはちょっと別次元に行っちゃったかも?果たして本人はどう思っていたか解らんけども、注目されすぎたことは確かであった。

Img6_1しかし、始めの頃の困惑顔は何処、こんなに可愛い笑顔も。
このデモの意味と、今の兄さんの行き方がかみ合っているかはさておき、先輩たちの姿を見て、自分もどうにかしたいっ、と思ってのことだろう。忙しい合間を縫って。健気なことだった・・・・(涙)

次の選択は、重い。重いけれど、我儘な観客としては、やっぱりその姿をスクリーンでずっと見ていたいのだな。頑張れ、兄さん!

※参考・・・“韓国映画発展基金設立へ 国が2000億ウォン、入場料に5% ”
2006-01-27(KBSワールドニュースより) 
 
政府は、一定の割合で韓国映画の上映を義務づけた映画のスクリーン・クォーター制度を現在の年146日以上から半分に減らす方針を決めたことを受けて、向こう5年間に4000億ウォンの基金を韓国映画産業の育成にあてる計画を27、発表しました。
鄭東采(チョン・ドンチェ)文化観光部長官が記者会見で発表したところによりますと、映画発展基金4000億ウォンのうち、2000億ウォンは国庫から支出し、残りの2000億ウォンは、映画館の入場料に5%の賦課基金を新設して得られる収益でまかなう計画を明らかにしました。このため政府は、関係法の改正手続きを経て来年1月1日から映画館の入場料に5%を賦課する計画です。こうした作られた映画発展基金は、芸術映画、独立映画、ドキュメンタリー映画の制作支援に当てるほか、韓国映画の海外進出のシステムを整備するのに使われる見通しです。

Img3_3光化門のアン・ソンギ先生と、パク・チュンフン先輩。うしろにイ・スンシンの銅像が見える。

※この内容を一方的に決めちゃったと問題に・・・どんなもんなんだろう。
 なんにしてもお話し合いは基本だと思うんですが・・・・
(韓国映画界も、けっこう転機なのではないかいな。)

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追記

7日の1人デモは、オールドボーイのチェ・ミンシク先輩。
こんな時はやけにカッコいい先輩、ミゾレにコートの襟を立てて。8日大規模集会が予定され、イ・ビョンホン、イ・ジョンジェの両俳優さんも参加表明の模様。

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2006年2月 4日 (土)

ソウル兄さん三昧2006 ~miyukiのソウルレポ~

【Written by miyuki】

   ☆miyukiさんの「兄さん三昧」レポ 第一弾です^^☆ 

ソウルを見下ろす南山タワーで催されていた、映画「台風」の体験館(以下、台風館)。miyukiはこれがとっても気になっていた。しかし、思わぬ映画の興行不振で、開催存続が危ぶまれているというニュース。行ったヒト誰もが、「平日はスカスカだった・・・」
もしかして、韓国人は映画のセットとか、衣装とか、あんまり興味無いのんか????

だいたい「台風」だって、あんなに金かけて、あんなに目標値さえ高くなければ、そこそこの観客集めたでないの。(韓国って、駄目だと思うと一週間で打ち切り、なんてザラみたい。せっかちなお国柄はここにも・・・・)

私と同行者S嬢(最強Bコンビと言われておるのだった。笑。)は、その情報に揺らいだ。おりしも、「プロミス」ジャパンプレミアの応募抽選なんてのに翻弄され、「ソウル行き、どうするよ!?」
ジャパンプレミアにはずれたな、と言う時点で、私たちは決心した。
「よし、ソウルだっ!!」
釜山のロケに参加し、しかるのちに完成した映画を見た私とS嬢は「台風」には思い入れがたっぷりなのだ。
S嬢、速攻でエアとホテルをネットで予約。こんどは念願の成田発のアシアナ。こんなことでばたばた打ち合わせしていたら、あろうことか「ファンクラブ限定レッドカーペットお迎え」にS嬢だけが当選。プレミア24日、出発25日夕方、29日帰国・・・とまあ、瞬く間に怒涛のスケジュールが出来上がった。

24日のS嬢のメール「怖いよう・・・初めて一人で兄さん見学だよお・・・」
彼女とは、去年のファンミ、釜山ロケツアー、台風ワールドプレミア鑑賞ツアーに続き今回で4回目のソウル同行だが、大きな声では言えないけど、ほんとうにファンの集団、怖いんだよ。不機嫌そうなのもいるし、眉間にしわ寄せて「話かけんな!」って顔してる人もいるし、おかしなオーラ出してるのもいる。そのくせ、ちょっとしたオリジナルグッズなんて持っていようものなら、(S嬢はグッズ制作も上手い。売り物みたいなの、作る。)
「それっ!ど、どこで買いました?」
なんでだろう。満たされて無いのか?兄さんに何求めているのだ?寒風にゴールド兄さん真田さんともども吹き晒されて、レッドカーペット終了。やっぱ、プレミアにもカーペットにも参加出来ないのに遠巻きにファンに混じって待っている元気はあたしゃもうないっすよ。ごめんね、Sちゃん、よく一人で頑張った!(なんのこっちゃ・・・)

さてさて、何とか無事にソウルに着き、翌朝まずはソウルタワーに向かう二人。(あ、そのまえに朝一で、教保文庫に一連の雑誌購入に出かけたんだっけ。何でも揃う脅威の教保文庫。)  
タワーは、事前に調べた情報では、「模範タクシー」しか入れない・・・どういうこっちゃ。その答えは、「途中にゲートがあるから」なのだった。ソウルタワー、東京タワーと同じく電波塔でもある。軍人さんが見回ってるところなど、やっぱ、韓国。
タクシーから降りて、さらに上まで登る坂道、これは結構キツイ。
一日目にしてヨレヨレで、展示スペースのチケット売り場に到着。
「テプン、まだやってますかね?」
「やってますよ」
や、やった~~~!(滝涙!)チケット売り場の姉ちゃんが女神に見えましたがな。(ここでセットでタワー展望台のチケット買うと、タワーのうえに上がれる。うちらはこの日はタワーには上がらなかったんだけれど。)

P10100022_4
【写真】タンカー「台風号
船倉。サビがいい感じ。

念願の「台風館」は開いていた!で、ほんとに私たちのほかに客はいなかった・・・。^ ^;;
 大統領執務室や、ミョンシンとミョンジュのきょうだいが写真撮られてた暖炉のある部屋や、タイの占い婆さんの蝋燭の間(勝手に命名)などのセットが再現されている。なんといっても、シンが最後に網焼きになっちゃった

P10100062_3【写真】姉弟の子供時代、写真撮られてた部屋。唯一幸せそうなのが切ない。

(ネタバレだ)タンカー台風号の船倉ブリッジはウルウルもの。映画の小道具や、セットのスケッチ、そして登場人物の衣装コーナーでは、レプリカなのか、何着かあった控えなの かわからんが、展示のほかにおなじ服がハンガーラックに下がっていて、客はそれを着てコスプレが出来る。

シンさんの革コート(バナナ・リパブリック製)は重くて革臭かった・・・袖は長かったけれど、思ったより余裕がなかったし、(身幅)・・って、miyukiがでぶなだけなんだけどさっ。一緒に展示されていた茶色の靴は映画では履いていなかったと思う。(本編ではウエスタンブーツ。きっと、足首の靴下が見えておかしかったに違いない、と想像。あのブーツは年季が入っていたから、JDGの私物かもしれない。)印象的だった蚊帳のようなパーカーもあった。こちらもまた袖がむちゃむちゃ長かった。セジョンがポスターで着用した士官服も着てみた。おば

P10100382_2【写真】海賊シンさんのお馴染みの衣装。高円寺のエスニックショップで売っていそうな生地。
 P10100402_2  【写真】バナナ・リパブリック製の革コート。ウラジオストックのシーンで着ていた。
ちゃんが着たら、昔の肩幅の広い紺ブレみたいだったけど、どうにか前は合わさった。ほっ・・・・
海賊シンさんのお洒落のポリシーを聞いてみたいものだ。一応好みははっきりしてそう。(笑)あれこれ写真撮ったり、セットのイスに座ったり、ブリッジで網焼き実演(?)などして遊ぶ二人。あまり出て来ないので気になったのか、スタッフに見に来られちゃったよ。
しかし、ソウルタワー。たしかにいくらソウルの真ん中といっても、なかなかここまで登って くる暇はソウルの人にもないのかも・・・。この催し、もっと街なかでやればよかったのにね。
タワーをケーブルカーで下り、さらになんとなく降りて行くとあっさりミョンドンのミリオレの近 くに出た。
P10100532_6【写真】釜山・ヘウンデグランドホテルのシンさん。ものすごく怪しい。(笑)スーツはPARKLANDか?宴会場のあるフロアからロビーを見下ろしている。私も同じ場所から同じことした。
次に目指すは忠武路のシネコン「大韓(テハン)劇場」。 出発前、朝鮮日報でなにげに目にしたニュース・・・帰国したJDGがソウルで28日に「プロミス」の舞台挨拶に望むという話。頭の中でぐるぐるしたのが、旧アドジャのニュースにあった「台風」舞台挨拶時のスケジュール。あの時と同じようなルートを辿るのだろうか・・・。とりあえず、シネ・ソウルという韓国のサイトにアクセスし、上映スケジュールと劇場を調べると、私の頭でも読めたハングルは「ムグ(無極)」と「テハングックヂャン」だけ。「大韓劇場」には多分来るだろう、とあたりを付け、チケット売り場のねえちゃんに聞いてみよう、といういきあたりばったりな計画。

P10100622_2【写真】セットデザイン画。あのハンモックはこの家にあると思われる。野郎の棲家。
「チャン・ドンゴンさんの挨拶は何時でっか?」(思い切り、片言。)
「舞台挨拶ですか?2回ありますネエ」(あっ・・・通じた・・・涙)
この回です、と予約画面を示してくれる。
「Sちゃん、どっちにする?」
「2回とも。」(目が座ってるS嬢)
「え?!!そ、そうか・・・んじゃ・・」

2時の回と4時の回、そんなわけで2回分を購入。奇跡だ・・・・。
(まったく日本人、なんだって言葉もよくわからないのに2回も見るのかね、わっかんないわ~~~、とねえちゃんが思ったかどうか。えへへ。)

余談だが、着いたその日の夜中、なんとなくTVをつけたら、いきなり寝ながら歌い出す兵士のシーン。「・・・い~~ったみょ~~ん・・・」って、「海岸線」ではないの。帰国前の旧正月大晦日の晩には「チング」をやっていた。
「サジャン二ム、アンニョンハシムニッカ。」(えっちな社長の写真撮って脅すドンスね。)
今回の旅、兄さんに呼ばれて振り回されてるのか?と思わず勘違いしたくなったし。

ツアーで無いゆえに時間は余裕がある。次の日はおもいきりいい加減に街の真ん中付近でだらだら過ごし、夜はウォンビンくんのご家族がやっているおでん屋さんの「みなみ」に行った。

P10100862_3【写真】 戦争記念館正面。ロストメモリーズのロケにも使われている。

さて、ついに4日目。午前中は三角地(サムガクチ)の「戦争記念館」へ。一度は来てみ たかった場所だ。ひたすら広い敷地。映画「ロストメモリーズ」では「いのうえじゃいだん」の外観に使われていた、記念館の正面入り口から突入。係りのお姉さんのチョゴリがとっても美しい。朝鮮戦争の展示には、ただしみじみ・・・。まんまブラザーフッドの世界だった。あの映画の、戦争の悲劇の背景の半島の歴史を理 解するのにはやはり勉強がいる。

P10100882_2【写真】朝鮮戦争時の軍服の展示。おお!ジンテ兄さんに大隊長(顔は似てないけど、妙にリアル・・・)
けれど、日本も無縁ではない。ちゃんと広い視野で、自分なりに見詰めて考えてみたいものだ。
売店、ここにも私たちを呼んだものがあった。
「海岸線」特大ポスターに書かれた兄さんのサイン。
 売店には記念館オリジナル・ブラザーフッドグッズはじめ、非武装地帯Tシャツとか、カン上兵の迷彩帽子レプリカとか、ピンバッジとか、そそられるものがけっこうある。
P10100902_2【写真】売店にあった兄さんの生サイン。肌色なのは「海岸線」の上半身裸のポスターの上にしてあるから。

さて、別にせかされる事も無い時間なのだが、ついせかされるようにして映画館へ。ちゃんと埋まっているといいな、席が。最前列はアドニス・コリアとおぼしきメンメンが陣取っている。韓国のファンはおおむね若い。おばちゃんはおっかけなんかしないんだな、と思ったら、中にはすんばらしい光モノの衣装のアジュンマ・ファンも。(旧正月だったからかな?)
そうこうしているうちに席はおおむね埋まり、2時の回。何もアナウンスはなかったが、ここで2回挨拶するということは、2時の回は終わってから、4時の回では始めに、だろうと思っていたら、当たりだった。(ちなみに、テハン劇場のあとは、すぐ近くのロッテシネマ?へ向った模様・・・)

始めに出てきたお姉さんが(映画会社の人)「ドンゴンさんは、日本での忙しいプロモーションを終えて帰ったばかりです。」みたいな事を言っているようだ。
「さあ、皆さん、チャン・ドンゴンさんで~~す。」
ヒュウ~~~♪(と、セクションTVの時バックで聞こえてるのと同じ声援。)

だいたいがハングル初心者、約5分くらいの最後の方で「たくさんご飯食べて、お元気で、いいお正月をお迎えくださいね。」というあたりしか理解出来ない。
あとでアドジャに書いていた、わかるお方によれば、
「見にきてくださって有難う。お正月にここにいるってことはソウルの方なんですね、お年玉たくさん貰ってください。」などと言っていたようだ。(お年玉、貰える年でないんですが・・・汗)

P10101042_4【写真】おもわず手ぶれで、ピントが甘い兄さん。可愛い。(こればっか。)

兄さん、髪をセットする時間もなかったか、黒のニット帽を目深に被り、Tシャツ、穴あきジーンズ、厚手のツイードみたいな生地のグレーのジャケット。例によって、膝の間は隙隙だ。よく見ると小洒落た白いラインなんぞが入っている。しかし、靴は外れ・・・・よく会見の時に履いていた、ちゃんとした黒のショートブーツかなんかのように見えたが、スーツでなくてこのジーンズにはちょっと合わないだろう・・・
しかし、その笑顔はむちゃむちゃ可愛かった。チェン・カイコー監督の「三歳児の目」という名言を引き出したでっかい黒目と、これまた広~い「余白」がセットになって、うるうるうる~~っと、客席を見渡している。サングラス無かったしな、直撃だい。

P10100922_2【写真】舞台挨拶を見た「大韓劇場」。話題の作品をずらっと上映中。あの「王の男」も。
で、ナマで見たら、あまりリバウンドしているようにも思えなかった。(忙しいものねえ・・)服に隠れてたのかしら。(どうも、顕著なのはまずほっぺと顎の下なんだな。)
前の晩、ふたりして急遽作った応援メッセージの紙を振っていたら、ちゃんと見ていたようだ。S嬢の声にも頷いてくれた。席、前の方だったもんなあ。ああ、これで、帰りの飛行機落ちてもいいや・・・(んなわけないか・・・)やっぱ、ちょっと恥ずかしかったじょ、Sちゃん。(笑)

いつものように、ナマJDGを目の当たりにすると、それはもう、夢のような別次元の時間である。王妃様の凧みたいに腹に縄結んで繋いでおきたいものであるが、そうもいかない。
時は止まってはくれずに、手を振りながら、脇の出入り口から消えていく兄さん。ほんとうに罪な人だ・・・・

P10101152_2【写真】ソウル市庁舎前の広場のルミナリエ。スケートリンクもある。先月も見た。クリスマスから旧正月に開催なのね。

「プロミス」をそんなわけで、ハングル字幕で2回見た。中国版ではあったシーンが無かったりしたのはちょっと興ざめだったが、なにせ大韓民国を代表する俳優が「奴隷」の役なのだから、映倫の審査(か?)も微妙なところなのだろう。カットされたシーンのクンルン、可愛いのに。(一番問題になったのって、やっぱりクンルンが、王妃様のためにお布団敷いてあげてるシーンだろうか。)
クンルンには突っ込みどころがとにかく一杯。酒の肴できっとひとしきり盛り上がれる。

夜ミョンドンで無事この兄さん三昧の旅を「打ち上げ」た私とS嬢。
帰国した途端に誕生日ファンミツアーのお知らせでまたぞろ兄さんに振り回されるとは・・・・。
・・・というわけで、続く。(続くのか???)

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2006年2月 2日 (木)

雑誌「PREMIERE」

Img3_2 ありがとうございます(笑) たった今パラパラ見たばかりなので見落としがあるやもしれませぬが、←↓コレらは没カットでしょうかね・・・・。「載ってたよ」という方、ご報告お願いします。・・・ってか、ちゃんと見てから記事書けって^^;;;

いつも思う。ハングル読めたらな~雑誌も100倍楽しめるのにな~と。でもさっぱり勉強してない。未だ「ちゃん」と「どん」と「ごん」しか読めない(笑) これではいかんな。反省。Img4_1

付録のPhoto GalleryのJDG、ショットによってシンだったりクンルンだったりと、二つのキャラが瞳の中に微妙に共存しているように見える。いつ頃撮ったんだろう・・・・当然どっちの撮影も終わってからには違いないが。そういえば、シンだった真っ只中のスンウ兄貴の結婚式の司会で、超極悪人だったのを思い出してしまった。やっぱどっぷり役に“入ってる”最中は切り替えって難しかっただろうし、役を抜けてさえもやっぱりどこかにいるんだな。シンとかクンルンとかドンスとかが・・・・・

さて、そろそろ「次」に向かって始動かな? 
頑張れ!JDG!

【Written by tartan】

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